2016年7月21日木曜日

ハルカトミユキの”球根”カバーを聴いて思うこと







少し前になりますが、FM802の「THE YELLOW MONKEY×FM802 ラジヲカラ ウロコ」という色々なアーティストがカバーするという企画がありました。

大阪のラジオの企画な上に流れる時間も不定期ということで、東京住まいの自分は諦めてたんですが、YouTubeに上がっていたハルカトミユキの"球根"カバーは聴くことができました。

そこで、思ったことを簡単に。









・まず聴いてみよう








聴いてもらえれば分かるようにハルカさんによる弾き語り、おそらく一発録りかな。

ハルカさんの声質もあって、イエモンの原曲と比べるとかなり儚げな曲になっている印象を受ける。



・もったいないポイント1





このカバーを初めて聴いたときに思ったことだ。

正直なとこいくつも惜しいなと思う箇所がある。

まず、今年復活して話題となったイエモンのカバーだ。やはりこの企画もイエモンのファンの中では期待されている部分もそれなりに大きくあるはずだ。

なので、まず弾き語りの一発録りというやり方は非常にもったいないと思う。

THE YELLOW MONKEYという冠を使えるのであれはそれを惜しげもなく使ってしまえばいい。

ハルカトミユキという存在を売り出すのであれば、こういう機会はリリースする曲と同じくらいのクオリティで応えるべきじゃないか。

一発録りのため歌声も少し安定に欠けるように聞こえる。

それがある意味曲の儚さを体言しているとも言えなくはないけど、これを聴いてハルカトミユキに興味を持たせるためには、やはりしっかりとした録音と歌録りした方が良かったんじゃないかと思う。




・もったいないポイント2




もうひとつが、ミユキさんの演奏がないことだ。

やはりハルカトミユキということで音を出すならミユキさんのキーボードも欲しいところ。

以前フラワーカンパニーの"感情7号線"をカバーしたときには、ライヴでは2人、CDではバンド編成での演奏だった。

"球根"はキーボードが目立つ曲ではないが、やっぱりミユキさんの不在は寂しいところ。

ハルカトミユキとしてのカバーを楽しみにしていたので、アレンジを練って2人での演奏が聴きたかったなぁと。




・トリビュートアルバムはあるか?




2009年に一度、イエモンのトリビュートアルバムが発売日している。

果たしてラジオの一時的な企画か、これがトリビュートアルバムに繋がるかは今のところ分からない。
というか他のアーティストのも聴きたいから発売してくれ。

もしトリビュートアルバムが出るなら、このままではなくあらためて録音し直して欲しいなと思う。
こういうチャンスでしっかり結果を残せることも売れるバンドの条件だと思うんだよね。

ハルカトミユキは本当に売れて欲しいし、たくさんの人に届いてほしい。

だからこそ、頑張ってくれ!











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