2017年1月27日金曜日

ジョン・レノンのimagineに感動する世界はあまりに悲しい





※過去記事を再掲したものです



相変わらず世界中でテロが起きている。

こうしたテロのニュースは流れるたびに苦しくなる。特に何の罪もない人が巻き込まれて亡くなったりすると。

ここ最近でもバングラデシュやトルコでのテロがあった。


そんなテロや戦争は、エンターテイメントの世界にも影響を及ぼす。


そんな話である。







悲劇への反発から生まれたもの









映画やアートなど他にも色々とあるけれど、今回は音楽に焦点をあてたい。


痛ましい戦争やテロがあったからこそアンチテーゼとして生まれた音楽がある。

それが名曲として後世まで受け継がれていく。名曲として受け取れてしまうのはそれが今でも変わらない悲劇を歌っているからではないだろうか。


たとえば有名なのはジョン・レノンの"imagine"
僕が例に出すのは恐れ多いところではあるけど、この曲が今でも強い意味を持って受け継がれているのは、終わることのない紛争があるからだ。


この曲の歌詞が当たり前になることはない、悲しいことにそれがこの曲を永久に色褪せることのない名曲とたらしめているのである。

僕はジョン・レノンの


戦争になったら兵隊は全員ズボンをおろして戦ってみなよ。
どんなにくだらないことかわかるだろう


という名言が好きなんだけど、まさにそのとおりだと思う。


神の名のもとに、神のそばへ行くために人を殺めていいことなんてあっていいはずがない。



悲劇がなかったら生まれなかったもの









ロックというのは社会に対しての若者の反発から起きたものである。
だからこそ、社会に対しての憤りがなければ、ロックは成立しなくなってしまう。


現在は解散してしまったが My Chemical Romanseというバンドが大好きであった。


そのマイケミは911テロが起きたことに衝撃を受けたヴォーカルのジェラルドがバンドを結成したことに始まった。


当時アメリカではマイケミに救われたという若者も確かにいたのだ。


ということは911がなくて、My Chemical Romanseというバンドが誕生していなかったら、救われることがなかった人間もいるはずなのである。
こうした皮肉でしかないような現実が世界に溢れている。


怒れるからこそ、ロックが力を持つ。


もちろんテロなんかあっていいわけがない。
悲劇は悲劇しか生まないのだ。


だけど、悲劇の副産物として生まれてきた作品に今日も僕らは心を寄せてしまう。





At the end of the world
Or the last thing I see
You are
Never coming home
Never coming home
Could I? Should I?

世界が終わったあと、俺が最後に気付くこと
お前は
もう家には帰らない
家に帰るこはないんだ
俺にできただろうか?俺がすべきだったんだろうか?



世界が壊れていくとき、僕らはいったいどうすればいいんだろう。


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ここまで書いたところで保存していたこの記事。
今日公開しようと思っていた矢先に、パリではトラックが暴走し、今度はトルコでクーデター。

なんでこんなことになってしまったんだろう。

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【追記】

トランプ政権の誕生を始め、世界が少しずつ変わってきているのを感じてしまう。

果たしてそこからどういった音楽が生まれるだろうか。









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