2018年12月7日金曜日

【UNFADED開幕直前】ポルノグラフィティは、過去のバンドじゃない







新藤晴一の言葉の中で印象に残ってるものがある。

「現役のバンドとして、ライヴでは新しい曲もやっていかなければ意味がない」

その言葉と最近のポルノグラフィティについて書きたい。

できれば、昔のポルノグラフィティしか知らないという方にまで届けばいいと思う。



音楽コラム「音楽はなぜ「希望」なのか」31才児が考えた答えはこちら







タイトルを書いて深く溜め息をついた。

僕のようなミジンコのような生活を送っている人間が扱うには、あまりに壮大なテーマだ。

7歳児が数学のミレニアム懸賞問題解くようなものだ。

あ、いたわ。









それはさておき「人はなぜ音楽に感動するのか」というテーマについて、考えてみたい。


なぜ唐突にこんなテーマを考えたかというと、ロッキングオンの編集長である山崎洋一郎氏のコラムに音楽はなぜ「希望」なのかというタイトルを見たからである。

どんな内容か読む前に、自分でも考えてみようと思った。

なぜなら、僕にとって音楽とは『希望』であるからだ。


2018年12月5日水曜日

"朱いオレンジ"と"愛なき…"は精神的双子ではないか








ポルノグラフィティの楽曲"朱いオレンジ"について考えていた。

それは、亀のように進む全アルバムレビューで、ようやく「WORLDILLIA」に取りかかっているからである。
※先日アップしました

ポルノ全アルバムレビュー4th「WORLDILLIA」

"朱いオレンジ"について考えて歌詞と向き合った時に、"愛なき…"と通じるものを感じた。もちろん、同じ人間が歌詞を書いているのだから、通ずるものがあっても不思議ではない。

しかし、全アルバムレビューでやってしまうと、あまりにマニアックだし、長くなってしまうので、記事を書くことにした。こういうことをしてるから進まないのである。

それが色々なものに繋がってしまったので、少し長いがお付き合いいただきたい。


2018年12月4日火曜日

正直、コース料理って翌日何食べたか忘れる








タイトルの通りである。

と言いつつも、何を言いたいんだお前はお前がアホなだけだろう、とお思いになるだろうが、その通りである。

たとえば結婚式に参列したとする。

披露宴では様々な料理がコースとして振る舞われる。

前菜からデザートまで1品1品、こだわりのメニューが並ぶのだ。

そんな料理だが、その場その場で美味しく味わって食べても、翌日にはどんな料理を食べたのか覚えていない。
メニュー表を見ても、「ブリニ」って何だ?頭を巡らせても、ブリニが何か思い出せない。

美味しかったはずのブリニが頭から欠落する。

僕がシェフだったら、こんなポンコツは排水口に捨てた人参の切れ端でも喰わせた方がマシだと思うだろう。


というか絶対ぶっ飛ばしたいと思う。


手間ひま掛けられた料理たちが、なぜ思い出せないのだろうか。

想像するに人間はどれほどの数感動しても、ひとつの大きな感動の前には霞んでしまうのではないだろうか。

僕はブルジョワな生活をしているので、コース料理に接する機会はある。

たとえば、先日もサイゼリヤという高級イタリアンレストランでサラダからドリアにいき、ティラミスで締める完璧なコースを味わった。

寝言はさておき。コース料理を食べるとしたら結婚式や誕生日、クリスマスなど何かしらのイベントがある場合が多い。

そうした時には、食事よりもイベントやお祝いが優先される。
なので、料理が主役とならないのだ。


これが日常繰り返される日々の食事であれば、何を食べるかが本題となり中心に据えられる。

自ら選び注文して食べたものなので、印象に残る可能性は高い。

思い返してみる。








シチュエーションが優先される時には「あそこのレストラン素敵だった」という記憶、食事に行って美味しいものに当たると「あれ美味しかったよね」という会話になる。

そう考えると、お祝いや友人たちと集まるという目的の結婚式で、料理の印象が後回しになってしまうのは、決しておかしくないではないか。


人間の感動の数には限界がある、という説を高らかに唱えたい。


そうはいっても他にも理由がありそうなので、それを踏まえてあらためて原因を考えてみた。


ポンコツだから
アホだから
味オンチだから
酒飲み過ぎ


おかしい。どれも心当たりがある。

思えばポンコツすぎてメニュー名が長いと覚えられない。「ミラノ風ドリア」が限界ギリギリである。

たとえば「ブルターニュ産 オマール海老のコンソメゼリー寄せ キャヴィアと滑らかなカリフラワーのムースリーヌ」のように「食材+調理方法+ソース」みたいな組み合わせがポンコツの僕に覚えられるわけないだろう。

「海老のゼリー キャビアとクリームで食え」みたいな方が分かりやすい。

そうした料理、馴染みのない調理方法やソース名が並ぶのでお手上げである。

文句があるならフェンダーのギター並べて片っ端から機種名答えてもらう。


味オンチも然り。味の受け止め方に対して「美味い」「甘い」「うめぇ」「肉!」くらいしか語彙がない。なので、ちょっと凝ったソースなど、頭が理解に追い付かない。

ということで、料理をしている方には本当に申し訳ない食べ方をしているという懺悔の念を込めてここに記してきた。

こんなポンコツのために、丹精込めて料理を作っていただいて、本当にすみません。美味しかったです。


これからは、ちゃんとブリニを噛みしめて味わいます。


SVB東京で新藤晴一考案オリジナルビール「THE BAY」を呑んだのでレポする
【疑問】アーティストグッズの缶バッジってどうしてますか?
吉野家の牛丼の味が変わったという話



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2018年12月2日日曜日

ポルノ全アルバムレビュー4th「WORLDILLIA」








亀の歩みでお馴染みのこのシリーズ。ようやく4thアルバムに取り掛かる。

せっかく全曲配信も始まったので、ポルノを聴く人が増えた今、なるべく書いていかねば。


ポルノグラフィティ全アルバムレビュー
4th「WORLDILLIA」