「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」は困った映画だ。
原作ものの映画化、というのは得てして難しい。
特に反感を買うのが「オトナの都合」で色々と改変されてしまい、原作の良さがすべてなくなってしまう映画だ。
しかしながら「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」はそういう映画ではない。むしろ画面には原作への愛情がしかと表わされている、でもそれがほとんどの人の愛し方と違っているのだ。
モヤモヤは言葉にするしかないので、書いていこう。
ということでネタバレありです。
ちなみに劇中に出るタイトルが「RESIDENT
EVIL」となっているのは「バイオハザード」の英語圏のタイトルだからである。商標とかの都合で使えないためタイトルが変わっている。「やっぱりあれはバイオじゃなかったんだ」と思わないように。