晴一さんの使用機材を調べてみようシリーズ、今回はSagoのギターに迫ってみよう。
正式には、
Sago New Material Guitars
という兵庫県尼崎にあるギター(ベース)工房である。
公式ホームページでも晴一さんのギターとコメントが紹介されている。
http://www.sago-nmg.com/artist/detail/37/
(Black)
つま恋で行われたつま恋ロマンスポルノ'11に向けてオリジナルモデルのギターが作成された。
ちょっと間に合うかギリギリだったみたいだけど、無事間に合い、“EXIT”と“∠RECEIVER”で印象的に使用された。
その時のものは歪ませるのではなく、クリーントーンを活かしたサウンドで、その音色はとても美しかった。特に“∠RECEIVER”ではかなりシンプルな単音弾きをしていかしたけれど、この大切な一曲に味わいを持たせる効果を発揮した。
その後も同年の幕張ロマンスポルノでも“サボテン”で使用。
晴一さんも「オリジナルギターでこの曲を弾く日がくるとは」と語っていた記憶がある。
それが最初に作られた黒のテレキャスターがモデルのギター。
このギターは
BKP Stormy Monday
というピックアップが搭載されている。BKPというのは Bare Knuckle Pickupsという名前のイギリス製のハンドメイドによるピックアップ。くまパーンチ!
ベースは クローンP.A.F系、まぁ平たく言えばGibsonのヴィンテージのピックアップが元になっている。
でもこのStormy Mondayという機種は、音を聴いた限りではGibson特有のクセのある音じゃなくて、かなり素直でクリアなトーンを出してるように感じる。
ピックアップカバーの色合いも不思議な色。この辺はラバップ会報で語られてたけど、その会報が見つからないので、記憶が定かではない。
シグネチャータイプ(Vintage White)
そしてSagoのギターがお気に召したような晴一さんは新たに2本のシグネチャーモデルを作成。
ブログでも語られてたね。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/158116/140321/72451653
シースルーブルーの方はFCUW4で一回だけ使われたけど、あとはライヴでは使用してないかな?
なので、ちょっと割愛。
シースルーブルーのはPRSのBLUE JEANのカラーリングがモデルだろう。
シグネチャーモデルの中で最も登場頻度が高いのがこのヴィンテージホワイトのモデル。
こちらのモデルもBKPのピックアップが使用されてるが、こちらはThe Muleというタイプ。くまパーンチ2!
音としては歪ませて使用するケースが多い。けど、やっぱりレスポールよりはアクが強くってもないかな。
澄んだ音を歪ませてるというか。レスポールのクセがある歪みとは違う魅力。
レスポールはそのクセが良さだからね。
晴一さんも気に入っているのか“瞬く星の下で”のMVに登場する。さらに今でもライヴでたまに見かける。惑ワ不ノ森の"Mugen"も良かった。
PANORAMA×42ツアーで“Truly”~“カシオペアの後悔”のギタープレイがとても素晴らしい。あそこだけでご飯何杯でもいける。
ギタリストとしてオリジナルギターは憧れである。
いつか一本くらい作ってみたいもんだ。
☆新藤晴一使用機材
ギター
- レスポール(1960年製)編
- テレキャスター編
- Sagoギター編
- ポール・リード・スミス編
- ES-335(クリス・コーネルモデル)編
- レスポールカスタム(1958年製)編
- ホワイトファルコン編
- レスポールJr. TVイエロー編
- ストラトキャスター編(1)
アンプ
エフェクター
ツイート