2019年12月30日月曜日

ブログ「飴玉の街」2019年回顧録 1年を記事で振り返ってみよう






2019年が終わろうとしている。

今年もよく書いた。

趣味で書いてるのか、職務ではない義務感で書いているのか最近わからなくなってきた。

そんな2019年も色々なことがあった。

記事とともに振り返りたい。


2019年12月22日日曜日

【感想】ポルノグラフィティ 20th ANNIVERSARY SPECIAL BOOK







ポルノグラフィティの20周年を記念して発売されたSPECIAL BOOK。

その内容があまりに濃くてたまらなかったので、感想を書いておきたい。

受注生産だし、大体みんな届いてきているようなのでネタバレも何もないかもしれないけど、まだ読めてないという人もいると思うので、一応ネタバレ注意です。

読んでない人には一言しかないです。


読め、すごいから。



2019年12月20日金曜日

ポルノ「神vs神」のライヴ音源がヤバすぎて危険ドラッグに認定されかねない







ポルノグラフィティの20周年のスペシャルライヴ「NIPPON ロマンスポルノ'19〜神vs神〜」

ライヴ当日の感動たちは云わずもがな、WOWOWによる放送、ディレイ・ビューイングの開催などで、幾度となく目にする機会があった。

そのライヴ音源が配信された。

そもそも生で見ているライヴであり、WOWOWの再生ボタンを押せば見られるライヴであり、映画館の音響で見たライヴであり、だから正直楽しみではあったけど、そこまで大きく期待値を上げるほどではなかった。

けれど、そのライヴ音源がとてつもなくて、サブスクでも聴けるので全人類聴けばいいと思う。そして全人類、僕の音楽文を読んで欲しい。





何度となく味わったはずのライヴ、その興奮。

その理由。



2019年12月19日木曜日

アナと雪の女王2 クリストフ"恋の迷子(Lost in the Woods)の歌詞とWeezerについて語る









先日「アナと雪の女王2」を観てきた。

世間的な評価はさておき、僕は正直1より楽しんだし、音楽に関しては断然今回の2の方が好きである。もちろん1もかなりの上位の中での話ではあるが。

その中でもクリストフの唄う"恋の迷子"("Lost in the Woods")がロックバラード好きにはあまりにもドストライクで、その魅力を紐解きたい。



アナと雪の女王2 クリストフ"恋の迷子(Lost in the Woods)
歌詞とWeezerについて語る




2019年12月17日火曜日

新藤晴一が渋谷で育ったらポルノグラフィティは生まれたか







実は、以前ある方のツイートから思いついた記事である。
(その上でかなり寝かせてしまったので今さら感がありすみません)


因島出身のポルノグラフィティ。

もし、それが違っていたら。



2019年12月10日火曜日

【名曲アルバム⑤】宇徳敬子「光と影のロマン」歌詞解釈 (名探偵コナンエンディングテーマ)








iPodを全曲シャッフルにして聴いていて、不意に掛かった曲に、うっかり号泣しそうになった。

タイトルに書いているので、本題に入ろう。

宇徳敬子の"光と影のロマン"である。

僕くらいの世代(1987年生まれ)であれば、ほぼみんな聴けば「あ!あの曲!」となるはずだ。

「名探偵コナン」のアニメで3代目のエンディングとなった曲である。

今の世代の人にもきっと伝わる名曲なので、是非紹介しておきたい。


宇徳敬子「光と影のロマン」
(名探偵コナンエンディングテーマ)




2019年12月4日水曜日

ポルノグラフィティがいなくて寂しい、恋かもしれない








ポルノグラフィティの活動が少ないため、当ブログとしてもかなり書くことがない。

いや、あるけど、モチベーションの問題である。

しかしながら、「ない」という気持ちもまた後生のために残しておくことも必要だと思い、何もないということを書こうと思う。

2019年12月を迎えたポルノファンの気持ちを残したい。



2019年12月2日月曜日

【ライヴレポ】なきごと「夜のつくり方」 Release Tour 2019 @ 新代田FEVER










それぞれの夜のつくり方。


ハルカトミユキのツアーファイナルを見届けた翌日、僕はなきごとのツアーファイナルを新代田FEVERで見届けた。

大好きで大切なミュージシャンのライヴ、しかもどちらもツアーファイナルを見届けられる幸せ。

ひとつだけ懸念があるのは、2つ一気に見たことでどちらも受け止めきらず中途半端になってしまうという恐れだった。それはポンコツでキャパの少ない僕の頭が100%悪いだけである。

見終わった今、それは杞憂に終わり、どちらも生きてて良かったと思えるほどの幸せに満ちたライヴを体感することができた。消化不良を起こしたのは昼に食べた油淋鶏定食だけである(自分がオッサンになったことを忘れて8個くらい唐揚げ乗った奴を食べてしまった)

兎も角。本当に素晴らしいライヴだった。

僕は日本で誰よりなきごとを長々語り倒す非公式、非公認ブログにしてやると意気込んでいるので、先日のハルカトミユキの熱に負けないレポを書こう。



【ライヴレポ】なきごと「夜のつくり方」
Release Tour 2019 @ 新代田FEVER




2019年11月27日水曜日

【ライヴレポ】ハルカトミユキ Best Album Release Special Live “7 DOORS” @日本橋三井ホール








集大成という扉はゴールではない。


ハルカトミユキのベストアルバムツアー、その最終公演となったのが、日本橋三井ホールで行われた「7 DOORS」である。

7年間の全てを出し切った、あまりにも見事なライヴ、そこに見た未来に泣いた夜。


ハルカトミユキ Best Album Release Special Live
“7 DOORS” @日本橋三井ホール 2019.11.23




2019年11月25日月曜日

ポルノグラフィティの「この一行がスゴイ」10選








いつものように「関ジャム」を見ていた。

今回の特集は「この曲の『この一行がスゴイ』」特集である。

いつにも増して僕に対して挑戦的なタイトルではないか。案の定、世間はどこを見ているのか、ポルノグラフィティは出てこない。

ならば、いつものように、自分でやるしかないではないか。

正直、今までこれだけ歌詞について書いてきたので、被るものも出てくるかもしれないが、なるべく今この瞬間の目線で捉えたもの一行として挙げているのでご了承願いたい。川谷絵音のように叩かないで。



2019年11月23日土曜日

「失恋」という言葉はあっても、「失愛」という言葉はない







水上バスの中から僕を見つけて
観光客に混じって笑って手を振る
そんな透き通った景色を
僕の全部で守りたいと思った
~Mr.Children/水上バス


嗚呼 あなたに愛されることで僕は
輪郭を縁取られ色が付いてここにいる
そして僕もまたあなたを色付けて行く事が出来るはず
だから聞いてよ 僕が生きる理由を
~ポルノグラフィティ/小説のように



2019年11月20日水曜日

応援ソングが苦手だけどポルノグラフィティのギフトは泣ける







世にいう「応援ソング」というものが苦手だ。

全てが嫌いというわけではないし、大好きなものも沢山あるが、得手不得手で言えば後者になってしまう。

メロディとか歌が好きということはあっても、そこに強い共感を抱くというのがあまりない。

なぜかと思った時に、自分の人生がそこまで励まされるほどのものではないということもあるが、その言葉がプレッシャーになってしまうこともあるのだ。

そんな自分にも励まされて泣いてしまう曲がある。




2019年11月18日月曜日

ドレスコーズもハルカトミユキも、ゴッホになって欲しくない








上野の森美術館で「ゴッホ展」が開催されている。

その特集を見ていたのだが、あることが思い浮かんだ。

ハルカトミユキやドレスコーズがゴッホにならないで欲しい。



2019年11月13日水曜日

新藤晴一の距離感と生きていく








ポルノグラフィティの"ブレス"において、最も胸を打たれたのは新藤晴一の「ありのまま 君のままでいいんじゃない?」というメッセージだった。

「ありのまま」とは、2014年には世界中で老若男女が聴いていたあの曲でも伝えられたメッセージである。

しかし、僕は新藤晴一という男の紡ぐ言葉に心の琴線を毒されて育ったので、同じ言葉であっても、それをこの男が書き、岡野昭仁が歌うことで、その意味合いはとても大きなものになる。

改めて考えると、実はこのメッセージは初期からずっと受け継がれてきているのではないかと思えた。



2019年11月7日木曜日

なぜポルノグラフィティは東京ドームで "n.t."を演奏したのか








ポルノグラフィティの20周年ライヴ「NIPPONロマンスポルノ'19〜神vs神〜”」。

2日間の中でトピックを挙げればキリがなくなってしまうが、ひとつには"n.t."が挙げられるだろう。

初日は岡野昭仁による弾き語り、2日目はバンドでの演奏という、贅沢なアレンジ違いで堪能することができた。

改めて力強い楽曲だと思わされた訳だが、今一度歌詞の解釈から東京ドームで演奏された意義を問いたいと思う。



なぜポルノグラフィティは東京ドームで"n.t."を演奏したのか

※TOP画は『蒼天航路』より引用


2019年10月27日日曜日

ほんとにあった!呪いのビデオ81 ネタバレ感想











ほんとにあった!呪いのビデオ81 ネタバレ感想

2019年4月3日リリース
演出:KANEDA 
演出協力:福田陽平、美濃良偲、藤本裕貴、細沼孝之 
ナレーション:中村義洋







2019年10月26日土曜日

ドレスコーズ「ジャズ」日本一遅い感想レビュー







ドレスコーズのアルバム「ジャズ」について書きたい。
発売されたのは2019年5月1日。つまりは令和と共に世に放たれたアルバムである。

もちろんリアルタイムで購入し、今日まで何度となく聴いてきた。しかし、このアルバム何度書こうにも、途中でめげてしまっていた。それだけ情景量が多くまとまりきらなかったのだ。

なので敬愛する番組「山田玲司のヤングサンデー」で玲司先生とおっくんにまた死ぬほど語り倒してもらい、僕はそれをじゃがりこでもかじりながら見れば良いやと思っていた。
実は玲司先生に白亜のイベントで挨拶させていただく機会があり、「ジャズ回楽しみにしてます。何時間でもやってください」と伝えていたのだ。全力で他力本願していくスタイルだ。

ところが結果的にタイミングが合わずに、「ジャズ回」はどうやらないようだということが伝えられた。いよいよそうなると、僕のない頭で考えるしかない。

ということで今に至った、というのが言い訳である。

しかしながら、やはりこの傑作に対して、何も触れずにはいられない。正直まとまらない記事になると思うが、ご了承いただきお読みいただきたい。


ドレスコーズ「ジャズ」日本一遅い感想レビュー








2019年10月19日土曜日

"ヒトリノ夜"歌詞解釈 100万人のために歌われたラブソング









先日"ヒトリノ夜"を聴いていて、そういえばこの曲の視点は不思議だなと思うことがあった。

今まで普通に聴いていただけに、その引っ掛かりについて考えるほど、深みにハマってしまった。

答えが出るかわからないが、書きながら考えていきたい。


ポルノグラフィティ "ヒトリノ夜"歌詞解釈




2019年10月17日木曜日

ほんとにあった!呪いのビデオ80 ネタバレ感想









この感想はスカパーで放送されたタイミングで書いている。
なのでレンタル版とのタイムラグが生じる。

世間では82~84の夏の三部作がとっくに終わっている。

そんななかスカパーはようやく81が放送された。

ということで見ながら書いていたのだが、途中で80アップしてないやんと気づいてようやくアップした次第である。

前からタイムラグのこともあるからレンタル派にしようか迷っている。ただ評判が芳しくないらしい夏の三部作を一気に見る気力が湧かないというどうでもいい葛藤はさておき感想に移ろう。


ほんとにあった!呪いのビデオ80 ネタバレ感想








2019年1月9日リリース
演出:川居尚美、福田陽平 ナレーション:中村義洋




2019年10月16日水曜日

尊敬してるドラマー~その2「﨑山龍男(スピッツ)」







ドラムはバンドの礎となり、根幹を支える楽器である。

どうしても花形とは言い難い。

何より、端的に凄さが掴み辛いということはないだろうか。

たとえばYOSHIKIくらい派手だったり、とにかく手数が多かったりするが、得てしてポップスではドラムに注目する機会はドラムソロとかしかないのではないかと思う。

音楽好きとして、様々なドラマーを見てきた。そんな中で、「あ、この人凄い」「上手い」と思わされたドラマーがいる。

それがスピッツのドラマー﨑山龍男(﨑ちゃん)である。


ニューアルバムも出たので、このタイミングからで改めてその凄さを語りたい。

ただ、僕はドラマーではないのでドラムについての語彙はない。たとえば﨑山龍男を語る上で「モーラー奏法」が話題となるが、それはいくつか語られてるし、専門の方に任せる。

純粋に音楽好きとして感じた凄さを語りたい。


尊敬してるドラマー~その2「﨑山龍男(スピッツ)」



※文中の敬称略


2019年10月11日金曜日

病的ポルノファンの男が嵐(ジャニーズ) のコンサートに行くとこうなるという記録






※この記事は昔の記事を消してーリライトしたーものです
なので多少時間軸が前後します


ポルノグラフィティ関連のブログさんの記事を見ていて「ジャニオタがポルノグラフィティのファンになって驚いたこと」(翼さん「明日の忘れ物は今日にある。」)というのがあった。
※Bloggerはトラックバック機能がないためリンクにさせていただいている

これはジャニーズファンの方がポルノグラフィティのファンになって気づいたことをまとめた興味深いものだ。

これを読ませていただいて思い出したことがある。

そうだ俺、嵐のコンサート行ったことあるわ。

ということで、本題となる。


病的ポルノファンの男が嵐(ジャニーズ) のコンサートに行くとこうなるという記録



2019年10月9日水曜日

【ネタバレ感想】映画「ジョーカー」 それは妄想か虚言か 狂気の傑作








ホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」を見る。

一応ネタバレとは銘打ったものの、ストーリーはもうすでに明示されている。

バットマンのヴィランであるジョーカーがどのように誕生したのか。つまりは最初から結末はもうわかっているのだ。

それでも「なぜジョーカーとなったか」に至る過程にこそ、この作品の魅力はある。

思いつくままに綴るので散漫としてしまうが、感想をここに記す。



【ネタバレ感想】映画「ジョーカー」
それは妄想か虚言か 狂気の傑作




2019年10月5日土曜日

ポルノ全アルバムレビュー5th「THUMPχ」









ポルノグラフィティ全アルバムレビューも早くも5枚目のオリジナルアルバムとなった。11th「BUTTERFLY EFFECT」は書いているので、早くも折り返しである。

と思っていたのに、前回あるオチをやりたいがためにベストアルバムにまで言及してしまったので全く折り返しにはならなかった。

それはさておき。5枚目「THUMPχ」はベースTamaの脱退で2人体制となったポルノグラフィティが初めてリリースしたアルバムという、一つの節目となった大切な作品である。

見ていこう。
アルバムついでに言うけど12thアルバムがどうなるか、まだ見ぬ未来が楽しみで仕方ない。


ポルノ全アルバムレビュー

5th「THUMPχ」




2019年9月30日月曜日

なきごと「夜のつくり方」全曲感想・歌詞解釈







ギリギリ昭和生まれの人間として、CDを買うことはやはり楽しみである。それはもはや性癖ともいえる。

ストリーミングで音楽がいくらでもお手軽に聴けるようになったとはいえ、CDを買いに行く、パッケージを開ける、ディスクをコンポに入れる、再生ボタンを押す、その過程が必要なのだ。

なぜか。それは「過程」にこそ魅力があるからだ。再生ボタンを押す、その瞬間までの過程が、自分を焦らすプレイそのものなのだ。

只でさえ発表されてから数ヶ月待ち侘びる。それからすれば、たかが数時間かもしれない。しかし、その数時間の焦らしこそが、自分を高める上で欠くことのできない行為なのだ。

いきなり本筋と全く関係ない話を書いてしまったが、なきごとのミニアルバム「夜のつくり方」が素晴らしい、あまりに素晴らしいということを伝えたい。




なきごと
ミニアルバム「夜のつくり方」






2019年9月26日木曜日

「ポルノグラフィティがどんな曲を出してもついて行きますか?」








ポルノグラフィティの東京ドーム公演を受け、本間昭光とのMCが興味深かった。

その中でファンの中で今も話題になっているもの。

「ポルノグラフィティがどんな曲を出してもついて行きますか?」

という問い掛け。

Twitterでは流れてしまうので、ここに記録として思うことを残しておきたい。



2019年9月25日水曜日

ポルノグラフィティの生存戦略 描く未来図としての海外進出








少し前のカフェイン11で「これからのポルノグラフィティ」という話があった。

その話があまりに興味深く、ファンとしてスルーできないようなものだったので、ここにその記録を書いておきたい。
一部、ポルノ展の「聴く年表」コーナーの話に触れる部分があるので、そこまでがっつりとしたネタバレではないが、地方で見る予定で真っさらな気持ちで見たいという方はご注意を。


ポルノグラフィティの生存戦略



2019年9月23日月曜日

「身体の力を抜いてリラックスてください」という無理強い







最近、会社で健康診断があった。

年1回の定期検診なのだが、そこで心電図の検査がある。

ベッドの上に横になり、上半身に吸盤を付けられるのだが、そこで言われるのが、

「身体の力を抜いてリラックスしてください」

無理、って話。




2019年9月20日金曜日

【ライヴレポ】ポルノグラフィティ “NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.2








初日レポはこちら
【ライヴレポ】ポルノグラフィティ “NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.1




瞳の奥にのぞくもの。


あまりに大きなギフトを受け取った東京ドーム初日。一晩その記憶を反芻し、その場に立ち会えたことへの感謝を噛みしめていた。

同時に、恐ろしさが消えなかった。あれほどの、もしかしたらあれ以上の衝撃がもう1日残っているという事実が。

結果的には2日間で、自分のポンコツ頭には入りきらないくらいほどの感動をくれた。

ということで、初日レポよりも更にジメジメとした感情の羅列になっていることをご了承いただきたい。



※TOP画はWOWOWより引用


【ライヴレポ】ポルノグラフィティ
“NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.2




2019年9月13日金曜日

【ライヴレポ】ポルノグラフィティ “NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.1









正解は今、この瞬間にある。

ポルノグラフィティの20周年を記念して開催された東京ドーム公演2days。


20th Anniversary Special LIVE 

NIPPONロマンスポルノ'19〜神vs神



と題されたタイトル。「2日間でセットリストを変えてどちらも『神セトリ』だったと言わせる」という浦沢直樹ばりに広げた風呂敷と高すぎるハードルに、ポルノグラフィティは挑んだ。

これを書いてる今はまだ、初日が終わったばかりである。2日目に何が起こるかわからないままだ。

兎に角、あの夜に感じた全てをここに残しておきたい。


※今回いつもにも増して気持ち悪いほど個人の想いが強すぎる文章が延々と続くのでご了承ください
※TOP画はナタリーより引用


【ライヴレポ】ポルノグラフィティ
“NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.1
@東京ドーム 2019.9.7



2019年9月7日土曜日

ポルノ全シングルレビュー17th「ネオメロドラマティック/ROLL」








ポルノグラフィティが2人体制となってから3枚目のシングルだ。

そして初めて両A面としてリリースされたシングルである。

タイプの違う名曲たち、そしてカップリングに収録されたライヴ音源、その個性溢れる熱を見ていこう。


ポルノ全シングルレビュー
17th「ネオメロドラマティック/ROLL」







2019年9月3日火曜日

きのこ帝国"クロノスタシス"歌詞解釈 「"クロノスタシス"って知ってる?」







夏の夜が好きだ。

昼間の暑すぎる日差しが落ち着き、少し涼やかな空気を肌で感じながら、歩く街。

取り留めのない会話、夜の真ん中、そこが世界になる。

きのこ帝国の"クロノスタシス"はそんな夏の夜特有の空気を纏う。夏になると、ずっと聴き返してしまう名曲である。







きのこ帝国"クロノスタシス"歌詞解釈 
「"クロノスタシス"って知ってる?」



2019年8月29日木曜日

m-FLOOD 僕らを未来へ連れていってくれる波






「波には色々あって。今回みたいにいろんなものを奪った波もあるけど、俺たちを未来へ連れていってくれる波もある」


それは2011年に開催された「つま恋ロマンスポルノ'11」の新藤晴一の言葉である。

2011年3月11日

全てが変わってしまった、あの日。


2019年8月26日月曜日

【ライヴレポ】ハルカトミユキ Best Album Release Tour 2019 “The Origin” @渋谷LOFT HEAVEN ネタバレ注意







ツアー中につき、ネタバレ注意。
TOP画はTwitterより引用

ベストアルバムリリース後のバンド編成のツアーを経て、今回は2人だけのアコースティック編成のツアー。

11月23日の三井ホールのファイナルに向けたツアーが始まった。今回はそのツアー2日目にあたる渋谷 LOFT HEAVENの公演について。


ハルカトミユキ
Best Album Release Tour 2019 “The Origin”
@渋谷LOFT HEAVEN ネタバレライヴレポ


ネタバレ有



2019年8月25日日曜日

綾辻行人×清原紘再び漫画『十角館の殺人』1、2話ネタバレ感想








この世で一番好きなミステリ小説は何かと訊かれれば、僕は綾辻行人『十角館の殺人』と答える。

「映像化不可能」と云われ続けてきた作品が、遂に漫画になった。

そんな作品についてこれから感想を書いておきたい。






漫画『十角館の殺人』1、2話ネタバレ感想
原作:綾辻行人 漫画:清原紘





2019年8月20日火曜日

【感想】映画「カーマイン・ストリート・ギター」NYの廃材をギターにする男








「カーマイン・ストリート・ギター」という映画を見た。

リックというニューヨークの建物の廃材を利用してギターを創ってる男の店の話。

先に言います、今年1位です。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも「トイ・ストーリー4」でもありません、これです。

ニューヨークにあるギター工房「カーマイン・ストリート・ギター」の一週間に密着したドキュメンタリー映画である。

劇的な事件など起きることもない、言ってしまえば淡々と過ぎるギターが産み出され、訪れたミュージシャンたちが弾いていくだけの日々の記録だ。

それなのに、この映画が切り取った記録は、忘れがたい夏の記憶となった。

それは、この映画が「クリエイトすること」の喜びに満ち溢れているからだ。

少なくともエンターテイメントを求める人には勧められない映画だ(そういう人はドキュメンタリー見ないか)。

けれど僕は、こういう映画が見たかった。

映画「カーマイン・ストリート・ギター」感想