アダム・ランバート / Adam Lambert
ご存知でしょうか?
もちろん、それなりに洋楽聴いてる人ならどこかで、名前を見たりしたことはあるでしょう。
アメリカン・アイドル出身で、シーズン8準優勝、デビュー後にはクイーンのヴォーカルに抜擢というキャリアを誇っています。
クイーンのヴォーカリストとしてサマソニのヘッドライナーも飾ってます。
僕はアメリカン・アイドルはシーズン8~10くらいを真剣に見ていたので、とても印象に残ってます。
ということで、そんなアダム・ランバートに注目してみましょう。
ちょうど来日公演もあったので最後に日本武道館公演のセットリストも載せておきます。
・アメリカン・アイドル
1982年インディアナ州インディアナポリスの生まれ。
幼少期から舞台俳優としてステージに立ち、ミュージカルなどにも出演していきます。
2009年に「アメリカン・アイドル」シーズン8のオーディションを受けます。
僕はこの時初めて「アメリカン・アイドル」を見たんですが、地方予選の段階からその才を発揮していました。ハリウッド予選でも圧倒的で、同じく候補者のダニー・ゴーキーとの一騎討ちとの見方が有力となるほどでした。
しかし本選では時折選曲に苦しみ(それはどの候補者に言えることであるが)、少し苦しむ姿が見え始めたように思います。
しかしながらTears for Fearsの“Mad World”のカバーは凄かった。放送時間が押しまくり審査員が全員喋る時間もなかった。
ということでサイモン(・コーウェル)が代表することに。
その時のサイモンがとった行動はスタンディングオベーション。辛口がウリのサイモンがここまでの評価をしたのは異例とも言えます。
他にもマイケル・ジャクソンの"Man in the Mirror"やU2の"One"をカバーしたのが僕は印象的でした。
アダムが優れていたのはそのずば抜けた歌声だけじゃなくて、堂々たるステージングにもありました。
それは幼い頃からの舞台への出演が大きな糧となっていたのでしょう。
とにかく「自分を魅せる」という点においては他の追随を許さないレベルでした。
結果的にクリス・アレンに決勝で敗れ準優勝となりますが、この時点でかなり多くの業界人に目をつけられていたのが分かります。
さらに、パフォーマンスでブライアン・メイとロジャー・テイラーとも共演。このことが後のクイーンのヴォーカリストへの抜擢にも繋がります。
・デビュー、そして
2009年にデビュー。
そして、自身が同性愛者であったことをインタビューで告白します。
クリスと同じ部屋になった時に「あら、可愛い子と同室になった」と思ったというエピソードもあったとか。
生中継でステージでギタリストと同性愛者として股間に顔を埋めたり、キスをしたりといったパフォーマンスをしたりといった行動も。その結果多くの抗議が寄せられますが、アダム自身が正式に反論もしています。
ともかく、そんなゴダゴダがありつつも「FOR YOUR ENTERTAINMENT」でデビューします。ダンサンブルな楽曲が中心のアルバムでした。
僕はヴォーカリストとしてのアダムの歌声がとても好きだったので、パフォーマンスをメインに据えたこのアルバム、ちょっと残念でもありました。
しかし、僕は映画「2012」の主題歌となった「Time For Miracles」は大好きでした。映画の方はさておき。
こういうメロディアスな楽曲にとても合うと思うんですけどね。
・クイーンのヴォーカリストに抜擢
2012年頃からアダムはクイーンのヴォーカリストとして本格的に活動を始め、ツアーにも参加していきます。
その中で日本にもSUMMER SONIC'14のヘッドライナーとして来日しました。
僕は2014年のサマソニは行ってないので見てはいませんが、評判も良かったようです。
ソロアーティストとして2015年に3rdアルバム「The Original High」などもリリースしてますが、売上はそこまで伸びてはいないように見えます。
ただ、アメリカでCDの売上じたいが落ちてますからね。一概には言えないでしょうけど。
本格的にクイーンのヴォーカリストとしての活動をメインとしてくるかもしれません。
今後の活躍にも期待しましょう。
・来日公演セットリスト
ちょうど今日来日公演があったので、セットリストだけ載せておきます。
Queen+Adam Lambert
日本武道館 2016.9.21
セットリスト
1. Seven Seas of Rhye
2. Hammer to Fall
3. Stone Cold Crazy
4. Fat Bottomed Girls
5. Don’t Stop Me Now
6. Killer Queen
7. Somebody to Love
8. Love Of My Life
9. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
10. These Are the Days of Our Lives
11. Drum Battle
12. Under Pressure
13. Crazy Little Thing Called Love
14. Another One Bites the Dust
15. I Want It All
16. Who Wants to Live Forever
17. The Show Must Go On
18. Guitar Solo
19. Tie Your Mother Down
20. I Want to Break Free
21. I Was Born To Love You
22. Bohemian Rhapsody
23. Radio Ga Ga
encore
24. We Will Rock You
25. We Are the Champions
良いなぁ。
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