ハルカトミユキの+5th ANNIVERSARY TOUR 2017の初日となる池袋LiveHouse MANHOLE公演に行ってきた。
5周年ツアーは、もちろん赤坂ブリッツも参戦したかったが、友人の結婚式があるため泣く泣く諦めた。
初日は平日公演だったので仕事の都合とにらめっこし無事に行くことができた。
ということで備忘録がてら簡単にライヴレポを。
ソールドアウト公演ということですし詰め状態の客席。
自分はかなり後方から見ていた。
開演時間になるとSEが大きくなる、そしてハルカトミユキの2人は客席後方から入場。
ビックリしたんだが、たぶんステージに捌け口がないのだと思う。
ACOUSTIC SET
ハルカ:ハルカトミユキを結成してはじめて作った曲です。という簡単な挨拶から披露されたのは"夏のうた"
序盤は2人だけのアコースティック編成である。
この曲とても好き。
ハルカ:密集具合が凄い!みんな大丈夫?
今日は特別な夜にしたいと思います。2ndデモから。
"水槽"
YouTubeにあるのはなんとなく聴いたことあるくらいの曲だ。
ハルカ:デモにも入ってない、たぶんライヴでもやったことない未発表曲をやります。
"木馬(未発表曲)"
ミユキさんのレトロなシンセのロングトーンが印象的であった。タータラタタターというところが好き(記憶力と音楽的語彙のなさでこう表現するしかない)
サビの雰囲気といい、個人的にとても好きな曲。
タイトルやシンセからデパートの屋上の遊園地を思い出した。
ハルカ:この曲(木馬)は本当はとても長い曲で7分くらいある。あの後に長い間奏があって、そのあとサビがあってAメロ戻りという。
※二番で終わった
でも今日はみんなもたないと思うので短めに。
次の曲も昔からやってる曲。
"マゼンタ"
個人的になんだけど、"マゼンタ"はこれくらいシンプルなアレンジがとても好きだなと思う。
初期のアレンジの方。
アコースティックで聴いても本当に美しく悲しい曲だ。
ハルカ:あと一曲2人で。
出会いの話とかしたほうがいい?
ミユキ:したほうがいいんじゃない?
ハルカ:すぐそこの立教大学のサークルで出会った。ツアーのティザームービーはそこで撮影した。
ここでライヴをやらせてもらってお客さんがいなかったり、1人2人ということもあった。
それが今日こんなに入って。…正直やりづらい
ミユキ:笑
いえいえ。ありがたいです
さっき2ndデモの曲をやったけど、これは1stデモ。幻のデモと言われてて一体どこにあるか分からない持ってる?
ミユキ:持ってない!
"僕達は"
最初ミスしてやり直す。
当たり前なのだが、初期の曲がもうしっかりハルカトミユキの曲になっている。
何を言っているか分からないだろうが、そう思う。今は音楽性は色々な曲種があるけども、やっぱり本質は変わっていない。
アコースティックのシンプルな構成で聴くとハルカの歌が以前よりも更に研ぎ澄まされた歌声だ。
特に昔の曲を聴くとその差が顕著である。
ハルカ:ここからはお待ちかねのバンドメンバーを。
バンドメンバーも後ろから入場。
ハルカ:柵もないので気をつけて。小さい女の子は前に来たり。回りの男の人は守ってあげて。
BAND SET
"ドライアイス"
まさかこのタイミングか。
僕はハルカトミユキを好きになったキッカケはこの曲である。
とても思い入れが強くて、聴くたびに心臓に何かが突き刺さるような感覚になる。
バンド編成になってからはほぼノンストップで駆け抜ける。
何度聴いても高揚感のある"世界"から、ライヴハウスで聴くとより一層盛り上かる"DRAG&HUG"
その後もミユキさんがコール&レスポンスをしたり、みんなとにかく楽しそうに演奏している。
僕は本当に陽一郎さんのギターが好きだ。去年の野音も映像化して欲しい。
"バッドエンドの続きを"~"振り出しに戻る"
ライヴでの必殺のナンバーたちも、小さなライヴハウスの密度で爆発すると、その威力を増す。
"伝言ゲーム"
意外な曲が来た!聴いたのは渋谷クアトロ公演以来である。
あの時と同じくテンポがかなり早くて激しいアレンジ。別曲のようである。
ハルカがギターを構える。もうそれだけで分かるようになった"ニュートンの林檎"
ハルカトミユキにとっての変わらない必殺ナンバーである。
facebookに少し動画が載っていたので、貼っておく。
https://www.facebook.com/Harukatomiyuki/videos/vb.204150503038644/1230522950401389/?type=3&theater
ハルカ:このツアーは4日間あるけど、これは特別編というか前哨戦。
是非残りの3日来て下さい。
まさかもう終わり?と思っていたら、本当に終わってしまった。
もう最後の曲である。
最後の曲は"Vanilla"だ。
短いながらも、今までのハルカトミユキの歴史をしっかり見せるような内容であった。
その中でも大切に演奏されてきた曲が"Vanilla"である。
ENCORE
メンバーは捌けることもなく、30秒しないうちに始まった。
暗転レベルである。
聞き覚えのあるベースラインが流れる。
ハルカ:最後に楽しく終わりましょう!
"Hate you"
ミユキさんはタンバリンを片手に客席へ。めっちゃ楽しそう。
アレンジは原曲に近いはずなんだけど、こうしてライヴで聴くとロック色か強くなって聴こえる。
「シアノタイプ」の曲たちはどれも好きなんだけど、こうして久しぶりに出会うことかできて嬉しい。
ライヴが終了し、メンバー全員、やっぱり後ろから捌けていく。
曲数的にはどうしても物足りなさがない、わけではないが内容はとてもスペシャルなものであった。
前半のアコースティックセット、後半のバンドセットの構成といいハルカトミユキの魅力が詰まっていた。
馴染みの会場であったこともあるかもしれないが、ピリピリとした感覚というよりはアットホームさもあるような夜だった。
見ながら「あーやっぱりこの人たちの音楽が好きなんだ」と何度も思う瞬間もあって、温かな余韻とともに池袋を後にした。
ハルカトミユキ +5th ANNIVERSARY TOUR 2017
池袋LiveHouse MANHOLE
【SET LIST】
1. 夏のうた
2. 水槽
3. マゼンタ
4. 木馬 (未発表曲)
5. 僕達は
6. ドライアイス
7. 世界
8. DRAG&HUG
9. バッドエンドの続きを
10. 振り出しに戻る
11. 伝言ゲーム
12. ニュートンの林檎
13. Vanilla
EN-1. Hate you
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