ポルノグラフィティのヴォーカルの特徴といえば。
・特徴的で力強い歌声
・滑舌がいい(※歌に限る)
・ライヴ終盤で走り回っても衰えない歌声
・オフステージでオーラがない
・歌詞を間違える
そう、歌詞を間違える問題。
もう本人が朝からテレビで(ズムサタ)嘆くほどなので、書いてもいいだろう。
まさか本人の口から「安定の歌詞間違い」というフレーズが出るとは。
もはやファンであっても否定できない、否、ファンだからこそ否定できない歌詞について。
ちょっと書こうか迷っていた部分もあった。
そのため、案はあっても書ききれずにいたのだ。
それは、やっぱり岡野昭仁本人としては間違えることは悔しいことだろうし、ここで面白おかしく紹介することが相応しいか、という思いであった。
しかしながら、時にそれが起こしたミラクルだってある。
そして、歌詞を間違えたことで涙が引っ込んだことも多々あるので、もう書いてしまおう。そう、FCUW4の"グラヴィティ"お前のことだ。本当に、love up!のスタッフの方は、僕にFCUW4の"グラヴィティ"の歌詞間違えてないバージョン聴かせてくれないだろうか。
間違いなくライヴで一番好きなアレンジだった。
バカにするわけでも卑下するわけでもなく、やっぱりポルノグラフィティの音楽が大好きで、その歌詞に魅了された人間だからこそ、この話題を取り上げさせていただくことにする。
溜めた分のお詫びになるかはさておき、その分、文字数もしっかり書いてこうと思う。
前置きが長くなったが、以上を踏まえた上でよろしくお願いします。
まず有名どころから。
行くしかないよ行くしかないよ
空が落ちる青い空が迫りくる
"オレ、天使"
ミュージック・ステーションで披露した際の誤りである。
世紀末がいきなり「さわやか3組」。
「赤い空」に合わせて、スタッフが照明も赤く染め上げくれたのに……
ものすごくポジティブに解釈すると、退廃的に世界を描いているからこそ、そこにある澄みきった青空は皮肉のように美しく、そこに強迫観念に駆られてしまう、みたいな映像も浮かば、なくはない。
いや、ないか。
澄ましちゃダメーーー!
とツッコミを入れざるを得ないのは「THE WAY」の映像作品に収録されている。
感覚でいうと、怖いものを見るときに目を手で防いで指の間から覗き見る感覚なものだろうか。
これがあったから、僕は「BUTTERFLY EFFECT」ツアーの"夜間飛行"で「止まればいいのに 私は耳を澄ましている」と唄わないかビクビクしていたことをここに明かそう。幸い僕の見たなかでは間違いなかったが。
"ギフト"は歌詞を間違える頻度高いような気がする。自分にとって、とても大切な曲で、毎回泣けてしまう曲なので、ここだけはなんとかして欲しいのが正直なところだ。
ちなみに個人的にあと間違えるの多いと思う"痛い立ち位置"といい、この時期の曲はリリースラッシュのせいもあるのか頻度高いような。
毎回ということで言うと、"ジレンマ"はこれだけ聴いているにも関わらず歌詞を間違ってないバージョンは2回くらいしかなかったような気がする。
ここまで来ると正しい歌詞が分からなくなるレベルまで昇華している。
ここから歌詞間違いによって偶発的に生まれたミラクルな歌詞を見ていこう。
これ、自分の行く公演ではほぼ毎回「明日(あす)」と言っている気がして、もうそれこそが本来の歌詞なんじゃないかとさえ思えてきた。
そして、何より。正直僕としてはこの歌詞の方が好きである。「星空を引きずり落として」と対比になるなら、街よりも明日の方がより強さを増しているし、格好いいのではと思っている。
先日のしまなみロマンスポルノでの歌詞間違え。
これはライヴレポにも書いた内容であるが、あらためてライヴ・ビューイングで見ても良いなと思えた。
「それは」が「僕は」になることで、決意の矛先がさらに定まっているような印象になる。元々"THE DAY"と通ずる感覚があったが、これで更にそれが強くなった。
Mステ。最後のサビに入る前の「いやにもなるさ 自分自身 その正体」を1番のBメロを唄ってしまう。
しかし「愛の言葉 その正体」というフレーズになったことで、悄然としていた主人公の気持ちは更に深い闇へと沈んでいく感覚になる。
最後に。
実は、岡野昭仁歌詞間違えランキングなるものが、前にニコニコ動画に上がっていて、そこにも見事ランクインしたこの伝説のフレーズたち。まだあるのか。
好きすぎるあまり、じびんもたまに思い出してはクスッとしてしまう。
以上、歌詞間違いについて書いてきた。
そもそも論になるのだが、Mステなどで歌詞が出る場合はまだしも、ライヴなどではファンが歌詞をしっかり覚えてるからこそ、それに気づくという面もある。
それほどしっかり歌詞まで愛されてるアーティストもまた、ポルノグラフィティなのだ。
あと、間違えたあとにすぐに軌道修正できることも凄いと思う。たとえば1番で2番の歌詞唄ってしまうと、普通そのまま引っ張られてしまうけど、すぐに戻ったりする。さすが、ベテラン。
もちろん、間違えないことに越したことはないのだけど、それでもこうして時に本来の歌詞の意図を越えた意味を持ってしまうこともある。
そんなワンダーがあるからこそ、僕らは歌詞間違いの魅力から離れられないのだ。
※尚、ギターの方の心境は置いておくものとする
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ものすごくポジティブに解釈すると、退廃的に世界を描いているからこそ、そこにある澄みきった青空は皮肉のように美しく、そこに強迫観念に駆られてしまう、みたいな映像も浮かば、なくはない。
いや、ないか。
どこかで僕を悪く言う声 耳を澄ましてやりすごしてた
それでも聞こえる なんだ自分の声じゃないか
"ギフト"
澄ましちゃダメーーー!
とツッコミを入れざるを得ないのは「THE WAY」の映像作品に収録されている。
感覚でいうと、怖いものを見るときに目を手で防いで指の間から覗き見る感覚なものだろうか。
これがあったから、僕は「BUTTERFLY EFFECT」ツアーの"夜間飛行"で「止まればいいのに 私は耳を澄ましている」と唄わないかビクビクしていたことをここに明かそう。幸い僕の見たなかでは間違いなかったが。
"ギフト"は歌詞を間違える頻度高いような気がする。自分にとって、とても大切な曲で、毎回泣けてしまう曲なので、ここだけはなんとかして欲しいのが正直なところだ。
ちなみに個人的にあと間違えるの多いと思う"痛い立ち位置"といい、この時期の曲はリリースラッシュのせいもあるのか頻度高いような。
毎回ということで言うと、"ジレンマ"はこれだけ聴いているにも関わらず歌詞を間違ってないバージョンは2回くらいしかなかったような気がする。
ここまで来ると正しい歌詞が分からなくなるレベルまで昇華している。
ここから歌詞間違いによって偶発的に生まれたミラクルな歌詞を見ていこう。
星空さえも 引きずり落として
這いつくばせた 明日を見ろよ
"ラック"
これ、自分の行く公演ではほぼ毎回「明日(あす)」と言っている気がして、もうそれこそが本来の歌詞なんじゃないかとさえ思えてきた。
そして、何より。正直僕としてはこの歌詞の方が好きである。「星空を引きずり落として」と対比になるなら、街よりも明日の方がより強さを増しているし、格好いいのではと思っている。
運命の鐘が鳴る 僕は何色の明日を呼ぶんだろう?
"アニマロッサ"
先日のしまなみロマンスポルノでの歌詞間違え。
これはライヴレポにも書いた内容であるが、あらためてライヴ・ビューイングで見ても良いなと思えた。
「それは」が「僕は」になることで、決意の矛先がさらに定まっているような印象になる。元々"THE DAY"と通ずる感覚があったが、これで更にそれが強くなった。
君に届かず 愛の言葉 その正体
"今宵、月が見えずとも"
Mステ。最後のサビに入る前の「いやにもなるさ 自分自身 その正体」を1番のBメロを唄ってしまう。
しかし「愛の言葉 その正体」というフレーズになったことで、悄然としていた主人公の気持ちは更に深い闇へと沈んでいく感覚になる。
最後に。
すべてを分かり合えると思い
期待などしたじびんを恥じれば
"今宵、月が見えずとも"
せめて最後は笑顔で飾らせて
カナダが悲しみをとかして溢れるものだとしたら
その滴をもう一度飲み干してしまいたい
"サウダージ"
実は、岡野昭仁歌詞間違えランキングなるものが、前にニコニコ動画に上がっていて、そこにも見事ランクインしたこの伝説のフレーズたち。まだあるのか。
好きすぎるあまり、じびんもたまに思い出してはクスッとしてしまう。
以上、歌詞間違いについて書いてきた。
そもそも論になるのだが、Mステなどで歌詞が出る場合はまだしも、ライヴなどではファンが歌詞をしっかり覚えてるからこそ、それに気づくという面もある。
それほどしっかり歌詞まで愛されてるアーティストもまた、ポルノグラフィティなのだ。
あと、間違えたあとにすぐに軌道修正できることも凄いと思う。たとえば1番で2番の歌詞唄ってしまうと、普通そのまま引っ張られてしまうけど、すぐに戻ったりする。さすが、ベテラン。
もちろん、間違えないことに越したことはないのだけど、それでもこうして時に本来の歌詞の意図を越えた意味を持ってしまうこともある。
そんなワンダーがあるからこそ、僕らは歌詞間違いの魅力から離れられないのだ。
※尚、ギターの方の心境は置いておくものとする
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