6月30日にやりすぎ都市伝説の放送がありますね。
毎回とても楽しみにしている番組です。
今回、Mr.都市伝説 関暁夫はロシアの人類再生化計画を取り上げるという。
ということで、それをお題として、それに因んだロシアの都市伝説を取り上げよう。
人造人間を生み出すアバター計画
それは人間の脳をロボットに移植し、永遠の命を手に入れるというプロジェクトである。
それを研究しているのはロシアのドミトリー・イツコフというメディア経営をしている富豪だという。
「人は死を恐れる。老化を恐れる。人間の意識をロボットに移植することで永遠の命すら手にいれられる」
人は"死"さえも乗り越える日がくるのか。
そのタイムリミットは2045年だという。
そのプロジェクトは「アバター」と名付けられている。由来はジェームス・キャメロン監督の映画「アバター」である。
しかしアバターという名はプロフィールに用いられる自分の分身であるアバターという方を想像してしまう。
人間の精神と機械の結び付き。
それは「攻殻機動隊」を彷彿とさせるものである。
折しも今年は「攻殻機動隊」が「ゴースト・イン・ザ・シェル」のタイトルでハリウッドで実写映画化している。
まぁ興行的には大爆死したようだが。
作品の中のメスゴリラこと草薙素子は脳と脊髄の一部を除いて全て機械になっている。
僕自身もまもなくロボットになれる
ハートも鉄になるのさ
ハートも鉄になるのさ
ポルノグラフィティの"空想科学少年"の歌詞である。
人類はこんなSFの世界に向かっているのだろうか。
科学技術の行き着く先に
しかし、アバター計画の目的はそこでエンドとはならない。
最終目的は「ホログラムタイプのボディ」を生み出すことだという。ホログラム、つまり実体からも開放された存在となることなのである。
面白いなと思うのが、以前のやりすぎ都市伝説で取り上げられた「人間の脳に人口知能を埋め込む」だったり、脳と機械を繋ぎ「仮想現実(VR)世界」に意識を埋め込むことで肉体から開放されるというものであった。
機械と脳を融合させ、精神を永遠のものとする。
アプローチは違うが、トランスヒューマニズムもアバタープロジェクトも目指している先は共通する部分も見えてくる。
肉体は精神の器に過ぎないというが、いよいよその器を脱ぎ捨てるのか。機械になるということ、そしてその先でホログラムになるということは、もう1つの可能性が見えてくる。
それは、地球にすらも囚われないということだ。
宇宙空間であっても、火星であっても人は生きていけるのだ。ここでいう「生きてる」が本来の意味での生きてると捉えるかは人によるだろうが。
最後のガンジーのあまりにも有名な名言を引用してこの記事を終えよう。
『死は肉体からの解放であり、そこに宿っていた魂がなくなることはない。』
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