9月に開催予定の「NIPPONロマンスポルノ'19 ~神vs神~」について。
先日首都圏の駅にポスターが貼られて話題となった。
— あこりす (@aco_squirrel) 2019年5月20日
それについて、前にも同じようなことを書いたけど、余計なお世話な話。
東京ドーム
「ポルノグラフィティ オールスター☆ゲーム」
という見出し。そして
「ルール無し。これがポルノの総力戦。」
というコピー。
弥が上にもセットリストへの期待が高まっていく。
只でさえ「両日異なる神セトリ」とオフィシャルギタリストが発言しているのもあって、ファンの間でもセットリストがどうなるかで白熱してきているし、これから開催が近づけば更に1ミリごと1℃上昇していくことだろう。
しかし、もし仮にセットリストがシングル曲ばかりだとしたら。
ポスターには今までのシングル、そしてこれから発売になるであろう「New Single」の文字。
そして20周年のアニバーサリーライヴということを踏まえると、シングルA面曲が多くなる可能性も高い。
たとえば15周年のアリーナツアー「ラヴ・E・メール・フロム・1999」では大半がシングル曲のセットリストである。
その中にいくつかのレア曲や人気曲を混ぜこんでいた。
今回もそうなる可能性がある。
普通であれば、それをあえて記事にする必要はない。
しかし、「しまなみロマンスポルノ'18l」の時にいくつか「シングルばかりでつまらない」という意見を見掛けたのも事実で。
だからこそ、野暮だけどあえて言葉にしておきたいと思った。
5万人、2日間で10万人を動員というのはポルノグラフィティにとって挑戦である。
だからこそ、セットリストの変化(両日来てもらうため)やこのようなポスター広告を打って出たのだろう。
悲しいことではあるが、まだ余裕で東京ドームを捌けるというほどではないのも事実である。
そうなればファンだけでなく、他の層にも訴えかける力が必要になる。
「一人当たり5人連れてきて」と冗談のように岡野昭仁は言った。
それは冗談のようで、本当にlove up!は一人当たり5枚というチケット枠を設けた。
そこまでの思いで一人でも多く東京ドームに来て欲しいと願っている。
そして、僕らファンが彼らの性格を一番よく知っているではないか。
「来てくれたからには、絶対に楽しんで帰ってもらう」
ポルノグラフィティとは、そういうアーティストだということを。
オールスター☆ゲーム
そこまでの集客をするとなれば、この記事を読むくらいの熱心なファン以外の人も増えるだろう。
ファンとして、そんな人たちにも楽しんで欲しいと思わないだろうか。
頼み込んで連れてきた友人があまりにマニアックな曲ばかりの展開に横でポカンとしていたら、それはそれで申し訳なくならないだろうか。
ノエル・ギャラガーのライヴで"Don’t Look Back in Anger"をやらなかったら。
三木道三のライヴ連れてかれて"Lifetime Respect"をやらなかったらブチ切れるだろう。
※現在は引退してるそうです
ファンでない人を連れていくときに「ヒット曲」は大切な要素だ。
ポルノグラフィティのライヴに連れていくとなれば、連れてかれる身としては"サウダージ"や"アゲハ蝶"、"アポロ"クラスのヒット曲を聴きたいと思うだろう。
曲のことがどうというよりは、やはりそれだけのシングルたちは、ライヴでの登場頻度も高いので、ファンの中には「またか」と思う人もいると思う。
けれど、中には初めて見るポルノグラフィティに、胸を踊らせている人だっているのだ。
だからこそ、そんな人にまで楽しんで帰った欲しいではないか。
東京ドームが集大成であり、新たなファンたちのスタートになるのなら。
ちなみになのだが、たとえシングルで「神7」と呼んでるクラスの曲であっても、サポートミュージシャンが違えば、演奏はまるで違うし、2日間でも演奏のまとまりは変わる。同じ演奏は二度とない。
更に言えば照明やスクリーンの映像など、随所にプロフェッショナルの技がある。なんなら、スピーカーからどういうバランスで音を出しているかを考察するだけでも僕はご飯を10杯行ける。
つまり飽きたと思うのは、まだその曲を味わい切れていないということでもある。
慣れた曲だからこそ、違う目線の楽しみ方を発掘してみてはどうだろうか。
なんなら、僕はギターのピッキングだけで1曲語れるが、聞くかい?
そんなで、これだけ書いて「UNFADED」よろしくとんでもないセットリストかもしれないけど、仮にシングルが多かったとしても、ツマラナイなんて思わないで欲しい。
シングルは、シングルなのだ。
やはり、シングルとして選ばれただけの破壊力を秘めている。
むしろ、積極的にシングル聴きたい。
シングル万歳。
ところで僕は"ルーズ"を聴きたいのでお願いします。
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