2021年9月8日水曜日

祝22周年 「続・ポルノグラフィティ」のセットリストを完全に妄想する






ポルノグラフィティが22周年を迎えた。めでたい。

ポルノグラフィティの17回目となる全国ツアー「続・ポルノグラフィティ」が始まる。

タイトルが発表されるやいなや、久しぶりのツアー発表の熱さえも追い越すほど「タイトルだせえ」という言葉が飛び交ったポルノグラフィティファン界隈。

前回の「UNFADED」と同じく、アルバムなどの制約がほぼないツアーに、何が起こるのか戦々恐々としているファンも多いことだろう。

ということで、恒例のライヴ妄想をしてみよう。

あなたは今、まだ始まってないツアーを目撃する。

※この記事は当たらないでお馴染みの妄想です




セットリスト(妄想編)





久しぶりのツアーということもあり、緊張が高まる。
ホールツアーは2017年~2018年に開催された「BUTTERFLY EFFECT」ぶりである。

検温や消毒を済ませて場内へ。

自分にとっては、コロナ禍以降で初めてのポルノグラフィティのライヴだ。
東京ドーム以来のライヴに、楽しみだけではない緊張が入り混じる。

定刻を少し過ぎ暗転、万雷の拍手のなかメンバーが登場する。
座席は一席間隔であいていて、半分になった観客だが、拍手の熱量は満杯になった公演のそれである。 それだけ一人ひとりの熱が高まっているのだ。

ポルノグラフィティの楽曲をコラージュしたSEがカッコイイ。
次第につぎはぎの曲たちは一つに絡まり、突如音が止み、イントロが始まった。

“Jazz up”

1曲目として相応しいけれど、完全に予想外だった。

歓声を上げることはできないけれど、場内全員が縦に乗っている。
以前のように高く飛ぶこともためらわれるので、飛ぶというよりは身体を上下させているという印象だ。

1stアルバムの1曲目という、デビュー曲の”アポロ”とは違った「顔」である楽曲だ。

曲中で描かれる”行為”のように、ライヴとは魂と魂がぶつかり合うことなのだと実感する。
そのまま2曲目へ。

“Heart Beat”

2曲目に” Heart Beat”がくる展開は「SWITCH」ツアーの追加公演を思い出させる。

「ボクらはいまここで出会うため生まれてきた」という歌詞が嬉しい。
1 stアルバムの「ロマンチスト・エゴイスト」の曲が続いたのが意外だ。かと思えば、続けてきたのが、久しぶりのこの曲。

“INNERVISIONS”

ポカリスエットのツアー以来ではないか。
場内では初めて聴けた、ようやく聴けたという人も多そうだ。

Aメロの滑舌も、より一層磨きがかかっている。
歌詞にあるように真っ直ぐな声を届けることはできなくとも、きっと心の声はステージまで伝わっているはずだ。


MC
昭仁:ワシらがポルノグラフィティじゃ!

いつもの言葉に、ここに帰ってきたのだという嬉しさが込み上げてくる。

昭仁:今日は「続・ポルノグラフィティ」ということで、セットリストは”あるルール”に基づいて決められています。
それが何か想像して、最後まで楽しんでいってください。
晴一:あれだから、次の曲までで正解がわかったら、昭仁から賞金が出るから
昭仁:出んわ!

MCから続いて演奏されたのが、また意外な選曲であった。

“ジレンマ”

最近はライヴの中盤で演奏されることもあったが、こんな序盤で演奏されるのは、とても意外だ。

セットリストの“ルール”とはなんだろうか。

ここで読者の皆様への挑戦である(やってみたかった)。

岡野昭仁の言葉のとおりここまでのセットリストは、あるルールに基づいて規則的に並べられている。

そのルールとはなんだろうか、考えてみてほしい。

正解した方は、岡野昭仁から金一封が出ます※。
※妄想です

ちなみにヒントとなるが、ルールの性質として「本編全曲はまかなえない」ということがある。

ということで、次には妄想セットリストを全て載せる。大きなヒントになると思う。
後述するが、途中の曲までがルールの対象です。


セットリスト(ヒント編)




さて、回答はもう少し引っ張るとして、今回の妄想セットリストを紹介しよう。


【セットリスト(妄想)】
01. Jazz up
02. Heart Beat
03. INNERVISIONS
04. ジレンマ
05. 敵はどこだ?
06. ヴォイス
07. Let's go to the answer
08. ハネウマライダー
09. Please say yes, yes, yes
10. 今宵、月が見えずとも
11. ∠RECEIVER
12. メリーゴーラウンド
13. 青春花道
14. ANGRY BIRD
15. 夜間飛行
16. オレ、天使
-
17. キング&クイーン
18. プッシュプレイ
19. アポロ
20. REUNION
21. テーマソング
-
EN-1. IT'S A NEW ERA
EN-2. ライラ


これが妄想セットリストであり、大きなヒントだ。
ちなみにルールは1~16曲目までが対象です。17曲目以降も自分なりにはルールはあるが、そこまで読み取らなくてよいものとする。

ということで、以下は回答編です。

補足を加えたセットリストを再掲しよう。






セットリスト(回答編)



【セットリスト(妄想)】
01. Jazz up (from 1 st「Tour 08452 〜Welcome to my heart〜」)
02. Heart Beat (from 2nd「D4-33-4」)
03. INNERVISIONS (from 3rd「ジャパンツアー」)
04. ジレンマ (from 4th「Cupid(is painted blind)」)
05. 敵はどこだ?(from 5th「BITTER SWEET MUSIC BIZ」)
06. ヴォイス (from 6th「74ers」)
07. Let's go to the answer (from 7th「SWITCH」)
08. ハネウマライダー (from 8th「OPEN MUSIC CABINET」)
09. Please say yes, yes, yes (from 9th「ポルノグラフィティがやってきた」)
10. 今宵、月が見えずとも (from 10th「ロイヤル ストレート フラッシュ」)
11. ∠RECEIVER (from 11th「∠TARGET」)
12. メリーゴーラウンド (from 12th「PANORAMA×42」)
13. 青春花道 (from 13th「ラヴ・E・メール・フロム・1999」)
14. ANGRY BIRD (from 14th「The dice are cast」)
15. 夜間飛行 (from 15th「BUTTERFLY EFFECT」)
16. オレ、天使 (from 16th「UNFADED」)
-
17. キング&クイーン (from「しまなみロマンスポルノ'18 ~Deep Breath~」)
18. プッシュプレイ (from「NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜"」)
19. アポロ (from「CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜」)
20. REUNION (from 「New Single」)
21. テーマソング(from 「New Single」)
-
EN-1. IT'S A NEW ERA (from 「New Single」)
EN-2. ライラ


これでわかったと思う。

ルールとは「過去のツアーの1曲目に演奏された曲たち」だ。

これを思いついたのは「横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜」がきっかけだ。






このライヴでは「過去のライヴで本編最後に演奏された曲」がセットリストに組み込まれた。

久しぶりに見返して、そういうルールも面白いなと考えたのだ。
ならば、自分は”1曲目”を並べてみようと、思い立った。なぜかというと。

ライヴ1曲目の高揚感そのままにずっとライヴが続いていくのではという妄想によるものからだ。
並べて見ると、曲が被らなかったうえに、展開はさておき、ほどよくバランスがいい曲が並んだと思う。

ちなみにセットリストはWikipediaを全力参照した上でロマポル’08にならい、追加公演があればそちらを優先、セットリストが日替わりで丸ごと順番が入れ替わる「ポルノグラフィティがやってきた」は、ロマポル’08が”ベアーズ”だったので、” Please say yes, yes, yes”を選ぶという采配をした。

ひとつ違うのは、ロマポル'08では過去のツアーを遡る流れだったが、今回自分が作ったのは過去から今へ続いていくという点だ。


計16回のツアーということで、さすがに本編すべてはまかなえなかった。本編が16曲だとアルバム1枚だけ出ている若手バンドみたいだ。

かといってロマポルを入れるとなると、今度は曲数が多すぎる。
いや、ファンからしたらやってくれて構わないのだが、曲もちらほら被るので、ひとまずツアーに限定した。

なので穴埋めは、20周年イヤーのライヴの1曲目たちから選ばせていただいた、あとはニューシングル「テーマソング」で完璧である。最後の曲は”ジレンマ”をすでにやっているので、”ライラ”にした。

手前味噌だが、このセットリストにすることで「ポルノグラフィティが続けてきたもの、続けていくもの」が明確に見えるような気がしないだろうか。アーセナルの名将アルテタなみの名采配である。

無論、僕の妄想は当たることがないので、期待はしないが(どうせ期待を超えてくる)。

ということで、いつもの妄想でした。

あなたはどんなセットリストに期待しますか。

そして、改めてもう一度。

ポルノグラフィティ22周年おめでとうございます。



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