最近街中やショッピング施設などでソフトバンクのPepper(ペッパー)を見かけるようになりました。
ここ1~2年でかなり見かける回数増えたんじゃないでしょうか。
ペッパーは人の感情を読み取り、コミュニケーションを取れるようになったロボットとして、画期的なものです。
人の感情を膨大なクラウドデータから読み解き、対応をします。そのデータがさらに更新され膨大となったクラウドデータはその精度を増していきます。
もちろんまだ現段階では不十分な箇所もあるのでしょうが、ただ作業をするだけで人の代わりとなっていたロボットから、相互コミュニケーションを取れるようになったというのは、かなり大きな進歩でしょう。
前置きが長くなりましたが、ペッパーを見ると僕は映画「アイ、ロボット」に出てきたロボットのサニーを思いだします。
そんな話です。
アイ、ロボットについて
まず映画「アイ、ロボット」についておさらい。
「アイ、ロボット」はウィル・スミス主演で2004年に公開されました。そんな昔だったか。
アイザック・アシモフの「ロボット三原則」が基になったストーリー展開となっています。
ロボット三原則を埋め込まれたロボットのサニーとウィル・スミス演じるロボット嫌いの刑事がスプーナーが、ロボット研究の第一人者の謎の転落死の謎に迫るというもの。
事件のキーになったのが「人工知能の暴走」です。
この映画公開時は人と交流できる人工知能はまだSFの域を出てなかったですが、2016年現在にこの映画を見るとあながち人類の歩む道を辿ってると言えなくもなさそうです。
もちろんサニーくらい会話が成り立ったり動きまわる、というか二足歩行で走るようになるにはまだ掛かりそうですが。
しかしながら、人とロボット(人工知能)の交流という点はかなり近づきつつあると思います。
人工知能の交流という点はAppleの開発した「Siri」が最もメジャーですが、ここで書くと終わらなくなるので、それはまた今度。
ペッパーはサニーになれるのか
映画の中でサニーのようなロボットは人の世話をすることを役目にされていました。
たとえば、今後人とコミュニケーションを取れるロボットが必要とされる場所、それは介護の現場でしょう。
高齢者の増加によって、介護の仕事は今よりも確実に増えてきます。
しかしながら重労働でありながら薄給であったりすることもあり、なかなか人手が足りていないのが現状のようです。
よく介護の仕事は持ち上げたり支えたりするのに腰を使うので、腰を痛めてしまう職員が多いと聞きます。
そこでロボットであれば、力仕事を任せることができるようになります。
しかしいきなり機械に取って替わるのは難しいでしょう。見知らぬロボットに世話されるのひとに抵抗もあるはずです。
ここで、最初の話を思い出してください。
最近、街中でよくペッパーを見かけませんか?
もう、その存在に違和感がなくなってるくらいに。。。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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