2021年4月9日金曜日

アホのiPodが生み出した奇跡の曲つなぎ







頭が悪い。

お、いきなり自己紹介してどうしたコイツは? とお思いの方も多いと思う。どうも、a.k.a.ポンコツことサトシです。

でも、冒頭のは自分が所有しているiPodについての話です。

ライヴで意表をつく流れの演出があったりするように、シャッフルでは時折、予期せぬ流れが生み出されて興味深い。

斜め上を行くことしか考えてない我がiPodの所業。

そんな例をいつかネタにしようと記録していたので、紹介しよう。








iPodがいかにアホか




まずiPodがいかにアホなのかを書いておこう。

一時期ポルノグラフィティの楽曲をシャッフルで再生し、最初に出た曲の歌詞を解釈するという奇行をしていた。理由は僕にもわからない。

結果は以下の通りである。


① Hey Mama
② 稲妻サンダー99
③ おいでよサンタモニカ
④ 社員 on the beach


これだけは本当に言っておきたいのだが、「変な曲選んでやったらウケるやろうな」と作為的に選んだわけではない。
ギャグだとしたら面白くないし、自分の顔はずっと引きつっている。

しかしながら、更新が停滞しがちな今、ポルノグラフィティの歌詞を解釈する勘を取り戻すには再びやるしかない、ということで久しぶりにシャッフル再生した結果がこれだ。





この iPod 頭がおかしいんだと思う。
インストゥルメンタルだし、”ブレス”にしたってリリース時に散々書いたし。

補足するが、③以降はiPod touchの本体を買い替えている。それで、これだ。

持ち主に似るとでもいうのだろうか。


しかし、時折シャッフル再生ではマジックが起こる。
たぶんDJ松永でも思い付かない禁断の曲繋ぎたち。

良いも悪いも引っくるめて、シャッフル再生が生み出した絶妙な曲繋ぎの記録たちをご覧いただこう。









"AGAIN"から "一雫"

"AGAIN"は不意に流れるだけで、税金くらい容赦なく涙を搾取される。自分にとってはこのブログで歌詞解釈をやるようになったキッカケの曲だ。

それから"一雫"に繋がって、思わず電車で嗚咽を溢しそうになった。ポルノ重症患者のお前らみたいなのは、いやポルノを愛してやまない天才の皆様方におかれましては、この意味がわかっていただけると思う。

しかし、現実にはJR中央線の中で33歳のオッサンが一人で突然嗚咽を溢して泣き出すという悲愴な姿を見せるだけだ。それなりのメンヘラですらそんなことしない。通報される。

幸いなんとか通報は免れたが、こういった意味でもこのiPodは容赦なくドSなのだ。

ちなみにこの記事を書いているワードファイルは、星野源の”創造”について語り倒す記事の書きかけフォーマットを流用したのだけど、別名保存ではなく間違えて上書き保存して閉じてしまい、どうやっても復元できなくなってしまった。

このiPodは、容赦ねえ。



"Sheep 〜song of teenage love soldier〜"から"別れ話をしよう"

出会って4分で破局。告白してからなら1分くらいしか経ってない。
こんな青春をしたことがなくて嫉妬しかない自分でもこいつ鬼かな? と思う無慈悲さ。

たぶん4分の間に海沿いの道を、初恋を乗せてペダル踏んで青影トンネルを抜けたのが、246から渋谷に抜けて◯△してしまったりしたんだと思う。

記録によると、この後に"ジレンマ"が流れたそうだ。自分でもそう思う。



"BLUE SNOW"~"天気職人"

思わず「嘘やろ?」と電車で叫びそうになった。

本当に危ない人になるので、僕はポルノグラフィティを電車で聴かない方がいいかもしれない。

このブログを読んでくださっている方は皆天才なので言うまでもないかもしれないが、"BLUE SNOW"のアウトロには"天気職人"のイントロが流れる。そこからのご本人登場である。



"むかいあわせ"~"ヴォイス"

いくらなんでも流れが美し過ぎないか?
自分と向き合った主人公が、たしかに聞いたもの。

導かれるように出た旅路で出会ったのは、きっと僕自身という旅人で、きっと確かな声を聴く。

「74ers」の印象もあって、"ヴォイス"には何かが始まる、そんな予感もする。

声に導かれた主人公、その声はきっと愛なのだろう。感動的だ。



"ヴォイス"から"見つめている"

たぶん愛はそっちに呼んではいないと思う。さっきの感動返せよ。
※↑とは別日です

"ヴォイス”の想いが一方的に相手にリンクしたとき、そこに生まれるのは愛でなく狂気だ。「ジョーカー」かよ。


そもそもシャッフルで"見つめている"がくると男だけど身構えてしまう。



"ワンモアタイム"から"Working men blues"

プロジェクトXか? というくらい壮大なプロジェクトに挑む人々に聴こえるようになった。

たぶん、巨大なダムを造るとかそういうやつ。

でも日々生きる人々の努力は、それと同じくらい尊い姿なのだ。



"渦"から"素敵すぎてしまった"

ドMか?
裸のまま追い出してが、そういうプレイに聞こえてきた。知らんけど。

そうしたら「これはその罰だろう」って、ご褒美的な何かなんじゃないか。

レクイエムでも聞いて眠れ、服を着ろ。



"365日"から"タネウマライダー"

まさか、こいつ365人の愛人いるのか……?

君の笑顔は絶対他の子と間違えてると思う。



こうして見返すと改めて気づかされるのだが、こういう意表を突かれるのは作詞担当が岡野昭仁→新藤晴一、新藤晴一→岡野昭仁のように変化する時に起こりやすい気がする。

たぶん2人の作詞に対する個性が存分に出てギャップを生むのだと思う。

もうどんな流れの組み合わせを受けても驚かないくらい鍛えられたと思っていたが、よく考えたらライヴで毎回驚かされてた。

社会のこととか自分のこととか、気持ちや気分次第で曲は如何様にも変化する。

それがミュージシャンと共に、音楽と共に人生を歩む喜びの一つなんだと思う。

きっと終わることはなくて、そんな日々がこれからも続いていく。

ちょっとSっ気が強かったとしても、iPodはそんな日常に寄り添ってくれる大切な存在だ。

これからも末永く宜しくお願いします。

そんな気持ちでリベンジにもう一度シャッフルボタンを押したら"Mugen (Orchestra Version)"が出ました。


お前、船降りろ。

おいでよサンタモニカ(instrumental)を歌詞がないのに歌詞解釈します

ポルノグラフィティ シャッフル再生歌詞解釈 Vol.4



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