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2018年3月18日日曜日

【都市伝説】RPAと人工知能(AI)で消える仕事と元Googleエンジニアがつくる AIを神とする宗教団体とは






仕事において「RPA(Robotic Process Automation)」が話題に上ることが多くなった。

それに合わせて「人工知能(AI)に奪われる仕事」というものが近年叫ばれつつあり、もしもこの2つを組み合わせたらという話である。
もしかしたらもう実現していても当然おかしくない技術だ。そうなった時に人はどうなるか。

そして、元Googleのエンジニアが人口知能を神とした(?)宗教団体を立ち上げたという話題まで繋げようと思う。



RPA(Robotic Process Automation)







RPAはとても便利になるツールであるが、それによってなくなる仕事が出てくる、そしてもしそのRPAとAIが結びついたら?


RPAについて、説明を引用しよう。


人間が行うデスクトップ画面上の操作を、ルールに基づいて自動的に再現する技術(ロボティックプロセスオートメーション)です。各システムで操作が閉じることなく、ウィンドウをまたいでコピー、貼り付け、システム間のデータ交換が可能です。RPAを実行するためのシステム環境(OSバージョン、Javaや.NETなどのランタイムバージョン)が保たれるよう、ユーザーやIT管理者によるメンテナンスを必要とします。


ものすごく単純化して説明するとパソコン上で「Aというファイルを開いてそこにある情報をコピー、それをBというファイルを開いて貼付ける」という作業があるとする。作業自体は単純でもそれを何度も繰り返さないといけないという状況が出てくる。

その際にその「Aというファイルを開いてそこにある情報をコピー、それをBというファイルを開いて貼付ける」をルール化してRPAに読み込ませると、RPAを起動させれば、自動的に機械がその作業をしてくれるというものだ。

かなり簡略化した説明になってしまったが、このルール付けさえしてしまえば、どんなに単調な作業も機械が正確に行ってくれるというわけだ。上記の例はものすごく搔い摘んだ概略なので、ルール次第では複雑な動きも正確にトレースしてくれる。


事務職としてはなかなか脅威を感じざるを得ない代物である。

しかし、現状ではそのルールを作り込むのは人間だ。

そのルールもある程度複雑なものまでは設定出来るが、あくまでも機械的な判断なので、少しでもレールが逸れてしまうと作業がストップしてしまうという欠点もある。そうした時に原因を究明するのは人間である。

でももし、そのルール作りを、作業の手直しを人工知能(AI)が行うとしたら?

いよいよ人間は不要になってしまうのではないだろうか。



2020年人類のデータは何バイトになると思いますか?








あまりに膨大な世界中の情報を蓄積し"学習"している人工知能(AI)。
RPAにおけるルールも原因の究明と修正もデータとして学習するのであれば、機械が機械を作業させるという時代が訪れる。

ここでタイトルの話題になるのだが、2020年人類が持つデータの総量は何バイトになると思いますか?


NTTデータ先端技術株式会社に掲載されているコラムから引用しよう。



AIの学習に必要な世の中に存在するデータの量は爆発的に増加しています。2020年には世の中に存在するデータの量は44ゼタバイト(テラバイトの10億倍がゼタバイト)というとてつもないデータ量に達する見込みです。AIの学習処理に必要なハードウェアも急速に進化しており、AI処理に特化した特殊なハードウェアも登場しています。
人工知能(AI)コラム


44ゼタバイト(テラバイトの10億倍がゼタバイト)テラバイトの10億倍って規模がデカすぎて全く意味が分からない。

こんなに意味の分からない規模の数字が並んでるのは「Pornhubが発表した1年間の動画再生時間数は45億9900万時間(5246世紀分)」というニュース以来である。


2016年の1年間で視聴されたムービーの総本数は919億8022万5000本で、地球上にいる全ての人が12.5本のムービーを視聴したことに。また、2016年の訪問数は230億で、1日当たり約6400万人、1秒当たり729人という結果になりました。

超人気アダルトサイトが1年を総まとめにした統計レポートを公開、総視聴時間は5246世紀分に相当


だそうです。話がそれた。


もしも、そんな途方もないデータ量を"知識"としてAIが持ったとしたら?






神はAI? 元Googleエンジニアが宗教団体を創立




神はAI? 元Googleエンジニアが宗教団体を創立







元GoogleエンジニアのAnthony Levandowski(アンソニー・レバンダウスキー)氏が「Way of the Future」という宗教団体を立ち上げたというニュースである。

この宗教団体が目指すのは記事から言葉を引用すると「人工知能を活用してGodheadなる神的な存在を実現する」というもの。つまり人工知能が神になりえるといった代物なのである。

アンソニーという人物は、Googleから機密情報持ち出したとかでごたごたとしているので、なかなか一筋縄ではいかない人物だが、果たしてどのような未来を目指すのだろうか。

正直なところもの凄く胡散臭い。そして税金対策との見方も出ている。


何より、このニュースを見て真っ先に思ったのは、このマンガである。







手塚治虫が見たら、このニュースをどう捉えていただろうか。







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