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2020年12月10日木曜日

【ライヴレポ】ポルノグラフィティ CYBERロマンスポルノ'20 ~REUNION~








「人生最大の幸福は、愛されているという確信である。自分のために愛されている、否、もっと正確には、こんな自分なのに愛されているという確信である。」
〜ヴィクトル・ユーゴー


ポルノグラフィティの「CYBERロマンスポルノ'20 ~REUNION~」が開催された。

東京ドーム2days以来、1年3ヶ月ぶりとなるライヴだ。

コロナ禍で初めて行われたポルノグラフィティのライヴ。そこで受け取ったギフトを記す。

※TOP画は特設サイトより引用


【ライヴレポ】ポルノグラフィティ 

CYBERロマンスポルノ'20 ~REUNION~


2020年12月1日火曜日

ハルカトミユキ 「最高の孤独感」感想 @日本橋三井ホール








「本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である。」


ハルカトミユキが9ヶ月ぶりとなる有観客のライヴを行った。
会場は1年前に「7 DOORS」を行った日本橋三井ホールである。

1年前にドアを開けた時には想像さえしていなかった状況に世界は陥っている。そこでハルカトミユキが唄ったものとは。




ハルカトミユキ 「最高の孤独感」感想 @日本橋三井ホール



※敬称略

2020年11月10日火曜日

なきごと "ラズベリー” の感想と歌詞解釈






なきごとの2020年の配信シングル第2弾となる"ラズベリー"が配信された。

諸事情でブログを書く余裕がなかったため遅くなったが、後れ馳せながら記録を残しておく。

"春中夢"に続き、2020年を象徴する楽曲となっている。


なきごと "ラズベリー” の感想と歌詞解釈

【ライヴレポ】THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL- @東京ドーム 2020.11.3








THE YELLOW MONKEYが東京ドームでの有観客ライヴを行った。

コロナ禍と呼ばれる状況になってから、有観客のライヴ公演としては最大規模のものだ。
日本国内だけでなく、世界規模で見てもドームクラスの公演は初ということもあり、世間の注目が集まったライヴとなった。

エンターテインメントの未来すら左右する、東京ドームに集まった19,000人の観客たち。その1人になった人間が会場で感じたものを記録として残したい。

ライヴの具体的な内容については、当日の中継やストリーミング配信もあったので、そこまで深くは語らないので、ライヴのことだけ見たいという方はご注意を。

THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-
@東京ドーム 2020.11.3


※TOP画はオフィシャルサイトより引用


2020年10月21日水曜日

“サイバーロマンスポルノ'20 ~REUNION~” 開催に向けて









ポルノグラフィティの「サイバーロマンスポルノ'20 ~REUNION~」開催が発表された。

おそらくポルノグラフィティにとっては、これが2020年唯一のライヴとなるだろう。

このタイトルに込められた思いを読み解きたい。


2020年10月15日木曜日

ポルノ全アルバムレビュー6th「m-CABI」









ポルノグラフィティの6作目のオリジナルアルバム「m-CABI」。

mはmusic、CABIはcabinet のことで、キャビネットにテーマ毎に曲が収められている。

シングルA面曲が5曲、「仕切り」として挿入されているインタールード"m-NAVI"4曲含め17曲という大ボリュームなアルバム。

そのため、アルバム1枚聴き終わるとかなりお腹いっぱいになる。

ということで、早速曲ごとに書いていくことにする。


ポルノ全アルバムレビュー6th「m-CABI」




2020年10月6日火曜日

なきごと "春中夢” の感想と歌詞解釈










白昼夢とは。

日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていること。また、そのような非現実的な幻想にふけること。白日夢。
goo辞書より

英語では「daydream」(デイドリーム)。

とても詩的な言葉なので、様々な映画、音楽、文学で用いられる言葉だ。

たとえばThe Monkeesの曲で、THE TIMERSがカバーした"デイ・ドリーム・ビリーバー〜DAY DREAM BELIEVER〜"などは、CMなどで一度は耳にしたことがあるだろう。

夢、現(うつつ)そんな幻想のような世界で、何を思うのか。


なきごとの2周年を祝う日に配信リリースされた、"春中夢"(はるちゅうむ)は白昼夢をもじり、2020年の春を唄う。

TOP画はSPICEより引用

2020年10月3日土曜日

新藤晴一の比喩表現はここが凄い

 






『一般的に比喩表現というのは、わかりにくい事柄を身近なものにたとえてわかりやすくしたり、人物の心理や状況を詩的かつ映像的に表現したりするために用いるものである。』



というのは、作詞家のいしわたり淳治の言葉である。


そう、比喩表現というのは、一般的にこうした使われ方をする。

未知の料理を食べた時に、この味はあれに似てると例えたり、僕の顔はいらすとやのよく見るあの男の顔に似ている、などに使ったりする。


しかし歌詞という世界においては、比喩は誰もが知る言葉に新しい意味をつける作業といえる。


比喩があればご飯何倍でも食べられる僕ですが、やはり新藤晴一の書く歌詞におけるメタファは、恐ろしいとさえ感じる。


これが自分にとって心地いい比喩表現なのは、隠喩表現が多いからではないかと思った。


中盤で白状しますが、考え始めた瞬間に上記の理論は破綻しました。ということで、とりあえず「新藤晴一の比喩表現凄すぎやろ」という記事になりましたので、念頭に置いて読んでいただければと思います



2020年9月12日土曜日

Netflix「監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影」(原題:The Social Dilemma)の皮肉








9/9よりNetflixで配信となった「監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影」(原題:The Social Dilemma)を見た。

SNSの危険性についてのドキュメンタリーだが、比較的絶賛の声が高い割になんとも皮肉な内容だったので感想を残しておきたい。

元Googleの職員トリスタン・ハリスの言葉を中心に、様々なソーシャルメディアの元従業員たちがSNSの実態と警鐘を伝える内容。


・SNS中毒
・ビッグデータによる広告の最善化
・社会の分断

という項目が主だった内容で、ここで語られる話について考えたい。

見れる人は是非見てから読んで欲しい。ただ、見てなかったとしてもSNSについて考えるキッカケの一つになってもらえれば幸いだ。

※TOP画は公式ページより引用



2020年9月8日火曜日

ポルノグラフィティ21周年に際してのお礼文








ポルノグラフィティ デビュー21周年おめでとうございます。

ポルノファンの方々は達者な方ばかりなので華々しいイラストたちが数多く投稿されることでしょう。

けれど、僕は相変わらず白黒の文字でしか自分を表現できないので、想いを言葉にしたいと思います。


2020年9月4日金曜日

Netflix「100人の回答」スマホを持った黒人を撃ってしまう人々の心理








Netflixのドキュメンタリー「100人の回答」を見た。

アメリカの様々な人種、年齢、性別の人々を100人集め、行動心理学の実験をする番組。

何話かあるが、その内の4話目「偏見の塊?」というタイトルの、偏見をテーマに扱ったものがとても興味深いものであった。

まず、Netflix環境がある方は、ざっくりと概要に触れざるを得ないので、ぜひ前情報なしで見て欲しいことを断っておく。

「自分は偏見のない人間だ」という人にこそ見て欲しいし、あると思う人でさえ気づかないような無意識のバイアスということがあると知っていただければ幸いだ。


※TOP画はNwtflix公式ページより引用


2020年9月2日水曜日

"ミステーロ”歌詞解釈〜あなたが選んだここではない場所は








曲の存在そのものがミステリ。

そんな歌詞を持つのがポルノグラフィティの"ミステーロ"だ。

この曲メッセージ性よりも、情景描写を描くことを目的としている。

だからこそ、見方によって様々な装いに変化する楽曲だ。

人によってその解釈も多様であり、今回僕の書くものはその一つに過ぎないということを念頭に置いていただきたい。

というか、そんなこと言ったら今までも全部そうだけど。


ポルノグラフィティ
”ミステーロ"歌詞解釈



2020年8月18日火曜日

新藤晴一のカフェイン11レポ 2020.8.17放送分 あたしはかぶとむし





岡野昭仁が登場。

久しぶりにポルノグラフィティが(リモートだけど)揃うという事で、感想を書くことにする。


※赤字が自分の感想です


ポルノグラフィティ新藤晴一のカフェイン11レポ 2020.8.17放送分



オープニングトーク



♪900回目のカフェイレ
♪始まるよ


…失敗した。


!?


まさかの弾き語り生歌(ギタリストによる)。

それにしても、900回はすごい。



これだけ喋っても要約しても大学ノート1冊分。

ゲストの岡野昭仁はリモートで登場予定だが、もうすでに横にスタンバイしている。
落ち着かないので、タバコでも吸ってきて17分欲しい。

今回は「Dispachers」とのコラボ放送で、後日そちらでも放送予定。
生演奏もあり。

1曲目”VS"



放送900回で印象的な出来事




コーナー:放送900回で印象的な出来事


リスナー:何回目かの放送でリスナーを呼び、マネジャーとパスタを作る対決をした回


当時は血気盛んで大人気なかった(圧勝だったから)


リスナー:最近、鯖回

ミス鯖ジェンヌが来てくれてね。
次の日コンビニから消えて、みのもんた見たい。

自分が興味あることができると、この番組ですぐにプロを呼んできてくれて、自分の知識を広げるのに役立ってくれた、


リスナー:房総半島に行った回


そうだね。放送で、何百回かの節目で、放送終わったあとの居酒屋で、地元の漁師さんの武勇伝を聞いたり、めっちゃ話したし、めっちゃ呑んだ。


リスナー:富士山に登った回


ああ、あの伝説の回ね。谷脇さんとかもみんな若かったね。
「はぁはぁ」しか言ってなくて、しんどかった。

今波;あれから登りました?
晴一:登らんよ。1回で十分。スタンプ押したもん。


これ覚えてる。Buzyのナオさんとかと一緒に登ったんだよね。


リスナー:晴一さんの野球チームの名前を募集で決めた事

クロゴスね。スゴロク※の逆で。

※新藤晴一が飼っていたミニチュアシュナイザーの名前


リスナー:放送開始の時、私は0才でした

晴一:これ何年目?
今波:17年目ですね
晴一;という事は17才か。そんなん言ったら俺が生まれた時には車は発明された時にはまだ生まれてなかったみたいな話じゃろ。


リスナー:毎年のマダム・ミハエルの回が印象に残ってます

俺の、毎年のカレンダーみたいになってるもんね。

師走が近づいてる、みたいにマダムがもうすぐ来るって。
時期が近づくと、自分の1年を思い返すようになる。


リスナー:ビールの企画会が楽しかった

あそこ面白かったね。
オリジナルのビールを置いてくれて。その後たくさんのリスナーが来てくれたみたいで。

こういうのってラジオならではだよね。リスナーを巻き込んで楽しんでやろう、みたいな。


ビール好きとして真っ先に行った。最高だった。
当時のレポ SVB東京で新藤晴一考案オリジナルビール「THE BAY」を呑んだのでレポする



さて、テレビ電話の向こうで早よせいみたいに、してますけど。
岡野くんが。なんか映像がやかましい。

映像出ないけど、あ!自分の番組で使うってことか。お互いに自分の番組が大切だもんね。


2曲目”ハネウマライダ〜"



岡野昭仁現る



君が一番最近、生の岡野くんを見たのはいつですか。
俺も、この状況だから、去年のドーム以来だね。都内某所より、岡野くんです。

本人たちでさえ、そんな?


昭仁:はい!よろしくお願いします。よう待たせるね。
晴一;だって、台本にそう書いてあるもん。
昭仁;僕は11時00分にちゃんと、ここにスタンバイしていたのに。
晴一:だって、僕は今日は意地悪してないですよ。台本の通りですから。

晴一:はい、このカフェイレは900回のうち何回聞いてましたか。
昭仁;え、1回。移動中の車で聞いてた気がする。釣具を買いに行った帰りかな。それでメールを送った気がする。
晴一:そのメールは採用されました?
昭仁;採用された。それで電話を繋いだんじゃないかな。
晴一:はい、そうですか。さて、2人で一緒になるのは4月のファンクラブ配信以来ということですけども、ここで最近の話題をということで「最近のカープはどう?」と書いてます。
昭仁:厳しいですね。

相変わらず野球ネタが全くわからないので割愛

晴一:地元の人と連絡は取ってますか。
昭仁:取ってるよ。グループLINEとかで。
晴一:ちなみに何をしている時間が一番長いですか。
昭仁;今ね、カブトムシの世話。
晴一:カブトムシの…世話…?それはaikoちゃんと密会してるとかじゃなくて?
昭仁;違います。あの人カブトムシじゃないでしょ。”カブトムシ”創った人だけど。あのねえ、去年うちのチビが貰ってきて。夫婦で貰ってきたから。それが、幼虫を産んで、増えるのよ。それが、30匹くらい産んで
晴一・今波:うわああああああ
昭仁;いや、うわああじゃないって、めちゃくちゃ可愛いって。ワシも当初はうわああってなったけど、今年それが孵ったのよ。
晴一:うわああああああ
昭仁;いや、それが可愛いのよ。名前は全部カブタくんっていうんだけど、オスもメスも。
晴一:いや、でも30匹もおると…
昭仁;いや、でもお裾分けもしたから。
晴一:お裾分け?
昭仁;色々近所に欲しい方がいたらあげたりしたから。今、うちには15匹くらい。
晴一:15匹…
昭仁;15匹が話しかけてくるんよ「お父さん、さすがに今ちょっと暑いわ」って。
晴一:ふふふ。
昭仁;そうしたら、ちょっと水をかけてあげるみたいな。
晴一:まあ、若干自粛期間中に変わった岡野くんだけど。
昭仁;まあね。次はクワガタに挑戦したいと思います。
晴一:俺の知り合いで、そういう人がいて。家でカブトムシを生育する人がいて、東京のある場所で離してたら、そこが東京のカブトムシスポットになったって人いたよ。東京でカブトムシが取れる場所って。
昭仁;うっそー。でも、そうかもしれんね。ちゃんと世話をしていると、ちゃんと孵るものですよ。
晴一:せっかくだから、リスナープレゼントに。


リスナーに新たな衝撃を与えたカブトムシ話。ノーカットでお届けしました。
わりと長年のファンだけど、「普通でしょ」って口調で30匹全部「カブタくん」って呼んでると言っている辺りが、彼はサイコパスか何かなのではないかと思わざるを得ない。


晴一:コロナが落ち着いたらやりたいことはありますか
昭仁:そりゃ、ライヴでしょう。満員の観客の前でライヴをやりたいね。
晴一:そうだねえ。それを夢見ながらカブトムシを育ててもらえればいいと思います。

届いているメッセージ紹介のコーナー。


リスナー:昭仁さん、お元気ですか

昭仁:ああ、元気です。
晴一;これさ、そういうのはデスパ、いや「Dispachers」に送ればいいのにね。こういう事はやってないの?
昭仁:最初はやってたね。
晴一:最初はって、最近は。
昭仁:最近は、忘れてたね。

リスナー:この間、某音楽番組のカラオケランキングで”アゲハ蝶”が2001年〜2005年の間の全国1位になっただけじゃなく、その後5年毎のランキングにも全て入っていました。感想を聞かせてください

昭仁:ああ。それはね、人づたいに、すごく聞いた。そんなことになってるって。最近は夏歌ランキングとかあるんだよね。そういうのを聞くのは、すごくありがたい。
晴一:それだけ歌ってもらえてるってことだもんね。
昭仁:そういうことよ。
晴一:へえ。スゲーな。ありがたい。


関連記事:カラオケランキングにサウダージとアゲハ蝶が常連なのは狂気ではないか


リスナー:お二人は今年夏っぽいことしましたか

昭仁:夏っぽいこと…できんじゃろ。それこそカブトムシ育てたり。
晴一:まさにそうだね。
昭仁:後は1日だけクワガタ探し行ったわ。都内に、チビと一緒に。
晴一:都内で取れるとこあるの?
昭仁:あるよ。
晴一:それこそ、うちの知り合いみたいな。
昭仁:そういうスポットかもしれんけど、行ってみたりもしたけどなあ。それだけかなあ。


リスナー:『鬼滅の刃』を読んだということですが、他に読んだ本はありますか

昭仁:はああ。今読んでるのは、サッカーの岡田武史監督が書いた『岡田メソッド』ってサッカーの本が。
晴一:漫画じゃなく。
昭仁:いや、漫画じゃない。そのサッカーの本が、面白いです。サッカーのニッチな話が載っている。後は漫画、何読んだかなあ。『ザ・ファブル』は読んでる。1部が完したね。ごめんね。広がらないで。
晴一:大丈夫です。声が聞けるだけで。
昭仁:何をいう。








晴一:この後は、生演奏。
昭仁:え、もう生演奏?
晴一:そうです。生放送は時間がないんです。
昭仁:なら、もっと早く出せ。10分くらいに。


3曲目”愛が呼ぶほうへ"










生演奏




生演奏のコーナー。

リモートで合わせる。

【挑戦】
昭仁・・・足でタンバリン
晴一・・・口Wah


♪“NaNaNa サマーガール"


これだけ暑いと”NaNaNa サマーガール”は合う。

何より、リモートで生で合わせてこれだけの演奏が聴けるというのは、衝撃でもあった。
言われなかったら、横で合わせてるようにしか聴こえないくらい。


昭仁:足、タンバリン、めっちゃ疲れるな、これ。
晴一:なんで、手じゃなくて足なんですか。
昭仁;手だと、ちゃんと歌えんから。足のがリズムを取りやすいから。見た目はめっちゃ格好悪いけど。
晴一:これが「Dispachers」で流れると。厭ではないけど、君の番組こんなにカメラ入るの? YouTuberって自分でカメラを持ってやるんじゃ。
昭仁:そこは、僕は甘えたYouTuberですから。…YouTuberじゃないけどね。

晴一:岡野くんに伝言です。マダム・ミハエルによると岡野くんは全体的に笑顔でいれる1年のようです。ちなみに、これまでの出来事を格調高くまとめた書籍を出すのがいいそうです。
昭仁:格調高いって、何。
晴一:いきものがかりの水野くんみたいに、分厚い本を出すとか。
昭仁:覚えとらんもん。カフェイレに何回出たかも覚えてないのに。







リスナー:STAYホーム中、何か映画は観ましたか

昭仁:ああ。それ何か言おうと思って、メモってたのに。忘れちゃったな。後で言うわ。
晴一;僕は、「今日から俺は」観た。900回にかけて清野菜名さんに熱烈なオファーを出したんですけど、なかなか届かないようで。


リスナー:最近した贅沢を教えてください

昭仁:最近した贅沢?あ、スガシカオさんに毎年夕張メロンを貰ってるんですけど、今年は2玉貰えて。僕が半分がっつり食べてやリましたよ。
晴一:それ、何かお返ししないといけないんじゃないの?
昭仁:そりゃ、返したわいね。
晴一;何を?
昭仁:ワインを、返したわいね。
晴一;なんぼのワインを。
昭仁:そりゃ、常識的範囲内の。4桁のワインを。
晴一;4桁?
昭仁:5桁に届くか届かないかくらいのいい感じのを。
晴一;なるほど。
昭仁:なるほど、なんか。






↑5桁に届くか届かないかくらいのいい感じのワイン。



リスナー:オンライン飲み会は最近やってますか

昭仁:ごめん。全然やってない。


リスナー:お二人はどんなマスクをしてますか

昭仁:俺は、普通に着けてて暑くない、黒いやつを着けてますよ。


昭仁:あ!Netflixで「ノートリアス」っていうドキュメンタリーよ。マクレガーのUFC※1の
晴一;何それ。
昭仁:あいつともやったじゃん。メイウェザーとも。マクレガーの映画がめっちゃ良かった。富と名声を得たけど、裏ではすごく努力しているという。
晴一:男が燃えるやつだ。
昭仁:男が燃えるやつ。
晴一:ちなみに「ノートリアス」の意味もわからんけど、「Dispachers」の意味は?※2
昭仁:「発信者」って意味よ。
晴一:完全にスタッフが考えたような。
昭仁:そう。最初は読みづらいけど、いつか字面が格好よく見えるって。


※1「Ultimate Fighting Championship」世界最大の総合格闘技団体

※2 ロンドン留学の効果は

リスナー:よく見るYouTubeのチャンネルは

昭仁:音楽の、技能のやつとか。理論はこうです、みたいな。DAWを紹介しているのはよく見ますよ。
晴一;僕は、元日ハムの片岡さんのやつよく見ますよ。清原が出てきてギリギリの話をして。

最後に一言。

昭仁:「カフェイン11」900回もやらせていただいて、本当にありがとうございます。こういう、優等生な。
晴一;はい、リスナーの皆さんありがとうございました!



最後に、以下は自分の思ったこと。赤字にすると読みづらいので普通の色で。


今年、初めてのポルノグラフィティの演奏体験。
岡野昭仁の弾き語りがあったり、それぞれの活動はあるけれど、やっぱり2人の演奏は格別で、特別だ。

誰もが特別な夏に憧れを抱く。

僕はその多くが音楽によってもたらされた。夏の思い出の多くがフェスによる音楽体験だからだ。

ライヴという存在が、違った意味で特別な体験となった。

離れていても、時間や距離が違っても、音楽があれば心が繋がるのだと思えた。
陳腐なことかもしれないけど、音楽というのは、そういう存在なのだ。

アコースティックの”NaNaNA サマーガール”は2016年の「THE WAY」の記憶を蘇らせて、色々と思い出して泣けてしまう。

あんな楽しい場所が、いつになったら戻るのだろう。

それでも、こうして音楽を届けてくれたポルノグラフィティに、感謝しかない。

清濁あったとしても、僕らは今も特別な夏の真ん中にいるのだ。







では今週も閉店です。


(久しぶりに書き起こししたら、めっちゃ疲れた)

#おうちでポルノライヴ はなぜ感動的だったのか

コロナ禍のポルノグラフィティライヴはどうなるか









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2020年8月8日土曜日

ポルノ全シングルレビュー 21st「Winding Road」







2006年10月4日にリリースされたポルノグラフィティ21枚目のシングル「Winding Road」。 シングルの中では様々な面で異質な存在なので、何を書こうか迷っているうちに書けないままでいた。


取り留めない頭で書いていくが、よく考えたら元々が取り留めのない人間なので意味がなかった。

ポルノ全シングルレビュー 21st「Winding Road」



 


1. Winding Road

作詞・作曲:岡野昭仁
「天保異聞 妖奇士」第一期エンディングテーマ 



 2006年夏、初の横浜スタジアムで発表された。 

その時にアルバム(「m-CABI」)の発売と、この曲が先行シングルとなるといった発表がされる。

横浜スタジアム初日はそれが上手く伝わらずアルバムの先行シングルなのか、アルバムの先行曲なのか判らずにファンが困惑した。 

 2日目は補足されて、その内容が映像化されている。それだけ見るとなぜあんなに強調しているのかと思うだろうが、初日の反省を踏まえてのことだ。 

 秋~冬に掛けてが舞台の曲だが、夏の夜の野外で聴いたそれはそれで乙なものだった。冷たい風に負けそうなら長袖を着ればいいじゃない。

さて、曲について。
この「Winding Road」(ワインディング・ロード)というのは、曲がりくねった道という意味だが、それを人生などに当てはめやすいため、様々なアーティストが「Winding Road」というテーマで曲を書いている。 

もっと元はあるかもしれないが、ほとんどはビートルズの"The Long And Winding Road"から取られて いることが多い。

この曲自体は、当時のビートルズのメンバー間の関係のいざこざをポール・マッカートニーが書いたものだ。詳しくは近所のビートルズ好きのおじさんに訊けば、まるで見てきたように3時間くらい話すと思うので是非訊いてみるといい。

 岡野昭仁作詞作曲だが、ものすごく語弊のある言い方をすると、とても「普通」の曲だ。 

メロディは普通に良いし、歌詞も海の底で物言わぬ貝になりたいほどひねくれてなくて、比較的平易な言葉と比喩が使われている。 

けれど、この曲はどうも「普通」ではないのだ。 しかし、その「普通」というのが曲者なのだ。

この曲を見ていくたびに「普通であることが普通ではない」「普通に普通じゃない」といった側面が顔を覗かせるのだ。



 ◯普通であることが普通ではない 



ポルノグラフィティの歩みについて特に考えず曲だけ聴いた人がいたとしよう。
というよりも実体験なのだが、学生の時にある男に「"ハネウマライダー"に比べて普通」と言われたことがある。 そいつは顔が気に食わなかったので殴っておいたが、ただ「普通の曲」という感覚を受けることは理解できる。


心は空を裂く号令を聞いた ハネウマのように乱暴だけど、
それでも遠くまで運んでくれる。

 
まだ君が好きだから 素直に受け止められずに
この雨に流されてすべてが嘘だと
もう一度微笑んで

この2つを並べられたら、そう見えても仕方ない。

しかしながら、冷静になってみると「普通」という観点からすれば、新藤晴一の表現がそもそも「普通」のそれではないのだ。

僕らファンは、その「普通でない歌詞」が「普通」であると思い込んでいたのではないか。 

 その目で"Winding Road"を聴くとどうなるか、それは「ポルノグラフィティがこんな『普通』の曲を出すなんて『普通じゃない』」という感覚に陥るのだ。なんかのパラドックスみたいだな。

だからこそ"Winding Road"がポルノグラフィティにとってスタンダードな曲への挑戦という曲に見えたのだ。 

何を言いたいのかわからないかと思うが、まさにそんな感覚で、自分にとって「普通」とは何かが足元から揺らいでしまったのだ。

挑戦という意味では、岡野昭仁がクロマチックハーモニカをイントロとアウトロで吹くこともまた、新たな挑戦だ。見るたびに露骨に巧くなっていくので、もっとライヴでやって欲しい。

あと細かなポイントだが「二人」や「一つ」のように漢数字が使われているので、岡野昭仁自身が縦書きの文学性を意識していたのではないかと思う。 



 ◯普通に普通じゃない


そんな曲なのだが、更にその感覚を増幅させるのがアートワークである。

初めてジャケットを見たとき「?」マークが136個くらい頭に浮かんだ。 

「普通」の感覚であれば、そうだ「この胸を、愛を射よ」のジャケットのようなイメージが浮かぶのではないだろうか。 

 改めてジャケットを見て欲しい。 どう考えてもカップリングの"Devil in Angel"や"ウェンディの薄い文字"の世界観である。 

この世界観がキービジュアルとして、PVにも用いられている。
時代をあまりに先取りした「タヌキとキツネ」でお馴染みのPVだが、主役のうさぎの女の子がウェンディにしか見えない。かわいい。

PVを考えたとして、僕のような凡凡人が考えたら、たとえばスキマスイッチの"冬の口笛"のPVのような世界観を想像することは容易い。 

しかし、"Winding Road"はあの世界観だ。炊飯器で米を炊いたらパンが出来上がってしまったような感覚だ。 それが悪いのではなく、この世界観を見てきたファンにとって、あの世界観以外"Winding Road"を表すものはないという思いさえ芽生えている人もいるのではないだろうか(全員がとは言わない)。 

色々なことが異質なのに、それが一つのパッケージに収まるというのもポルノグラフィティの恐ろしさだ。 
 ただし、ブックレットの最後の1ページのオチが異なるというだけの違いで初回盤AとBでリリースするようなものはやめていただきたい。 どんな違いか?簡単に聞き出そうなんて、わざわざ定価で2枚買った人柱人間に失礼だと思いなさい。自分で買ってください。 

ちなみにタイアップの「天保異聞 妖奇士」というアニメだが、残念ながら日本ではあまり話題にならなかったが、海外では比較的ウケていたらしい。 ポルノグラフィティがロサンゼルスでライヴをした際に久しぶりに演奏されたのはそういった背景がある。

ちなみに、あらすじは以下の通り。
 
時は天保14年。マシュー・ペリー提督の黒船が来る10年前の江戸の町では、異界から骨肉を持った獣「妖夷」(ようい)が出没し、人々を襲っていた。それに立ち向かうのは、「蛮社改所」(ばんしゃあらためしょ)と呼ばれる組織に属する、「奇士」(あやし)と呼ばれる者であった。

エンディングとはいえ、"Winding Road"合うかこれ?
見ていた方は是非ご一報を。
この文章の取り留めのなさで、僕の混乱っぷりがよくわかったと思う。 

最後になるがギターソロ、ポルノグラフィティの中でTOP5に入るくらい好き。




2. Devil in Angel

作詞・作曲:岡野昭仁


切ないミディアムバラードから、いきなりポップでロックなナンバーへ。 

しかし、それもまた"サウダージ"から"見つめている"、"デッサン#2 春光"から"ミュージック・アワー Ver.164"を経験しているファンには奇とするにあたらないものだ。 

カラッとしたギターアプローチと、前へ前へ強く出るヴォーカルが力強い。 ライヴで盛り上がるのに、あまりやってくれないのが悲しい。 

この後のアルバム「m-CABI」を引っ提げたツアー「OPEN MUSIC CABINET」で"オレ、天使"から、この曲に繋がる展開は圧巻である。

自分の正義を貫くため 誰か傷つけてしまう
あなたはそれを悪魔の仕業って 気が付けるかい?

◯◯警察とか言ってる人や、中傷をしている岩手県民に叩きつけたくなる。 最近、思うことだけど、たとえば「自分の正義」を決める心があるとして、その人にとっては、それが天使の囁きに聞こえてるんだと思う。 

昔の曲で「天使のような悪魔の笑顔」というフレーズはあるけど、まさに本当の悪魔は、天使のような顔をしている。 

それを信じてしまう人にとって"オレ、天使"に出てくる「これだけオレが親切に正しい道を説いてやっても」という言葉の通り、それに気づきもせずに「自分の正義」を掲げているんだろう、と。

 だからこそ。

 噂が世界を巡る 天使と悪魔 
本当のところ やつらは双子だって!? 

考えて見るといい、 その「噂」は、悪魔の囁きではないか? 

決めるのは自分自身の心なのだからこそ。


右へも左へも進める道の果てに  自分で選んだものを掴めたら 
蹴落としたとしても 優しくあっても  誰もがDevil in Angel 


本当に信じるべきは、自分の魂から生まれるもの。 それは岡野昭仁がずっと唄ってきたテーマそのものなのだ。 

 選ぶのは、決めるのは、自分自身の心だ。


3. ウェンディの薄い文字

作詞・作曲:新藤晴一 


度肝を抜かれるとはこういうことなのだろう。

新藤晴一がヴォーカルというのは聞いてはいたが、まさかこんな曲が生まれるとは。 

どこをどう切り取っても「普通に普通じゃない」類いの曲だ。 
サブスクで聴いたファンではない人が、突然これが流れたらどういう反応するか観察してみたい。

これに関しては再三言ってきたが、かといってこの曲を当時の岡野昭仁が歌ってもウェンディが「ゴースト・オブ・ツシマ」のお題のフォントみたいな字を書くとこなので、薄氷を思わせる新藤晴一の歌声が合っている。





歌詞については以前に書いているが、正直書ききれてないので、もう一度仕切り直そうかと思っている。思うだけ。 

でも、ロックバンドでのし上がってやろうと上京してきた自分たちが、「ペンのさき~がなぜるだけさ」と唄うようになるとは、自分たちが一番思ってなかったのではないだろうか。

ましてや20周年の東京ドームでイントロが流れた瞬間、様々な悲鳴に近い声が上がろうとは、当時想像ができただろうか。 

こういった曲が受け入れられる土壌が、7年掛けてポルノグラフィティとファンの間で育まれてきたことが信頼の証なのだ。知らんけど。


 

★シングルレビュー


ポルノ全シングルレビュー 1st「アポロ」
ポルノ全シングルレビュー 2nd「ヒトリノ夜」
ポルノ全シングルレビュー 3rd「ミュージック・アワー」
ポルノ全シングルレビュー 4th「サウダージ」
ポルノ全シングルレビュー 5th「サボテン」
ポルノ全シングルレビュー 6th「アゲハ蝶」
ポルノ全シングルレビュー 7th「ヴォイス」
ポルノ全シングルレビュー 8th「幸せについて本気出して考えてみた」
ポルノ全シングルレビュー 9th「Mugen」
ポルノ全シングルレビュー 10th「渦」
ポルノ全シングルレビュー 11th「音のない森」
ポルノ全シングルレビュー 12th「メリッサ」
ポルノ全シングルレビュー 13th「愛が呼ぶほうへ」
ポルノ全シングルレビュー14th「ラック」
ポルノ全シングルレビュー15th「シスター」
ポルノ全シングルレビュー16th「黄昏ロマンス」
ポルノ全シングルレビュー17th「ネオメロドラマティック/ROLL」
ポルノ全シングルレビュー18th「NaNaNa サマーガール」


【感想】ポルノグラフィティ「オー!リバル」
【感想】ポルノグラフィティ「THE DAY」
【感想 】ポルノグラフィティ「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」
【感想 】ポルノグラフィティ「キング&クイーン/Montage」
【感想】ポルノグラフィティ「カメレオン・レンズ」(主にPVと"前夜"の感想として)
ポルノグラフィティ"カメレオン・レンズ" 歌詞徹底解剖 新藤晴一文学の集大成
【感想】ポルノグラフィティ「ブレス」『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』主題歌
Zombies are standing outの歌詞の意味を徹底的に深読みする《前編》或いは《本編》
フラワーの歌詞について本気出して考えてみた~映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」主題歌
ポルノ全シングルレビュー50th「VS」


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2020年7月23日木曜日

KinKi Kids“硝子の少年”の歌詞の意味を考察する







KinKi Kidsにどっぷりとハマった世代である。

KinKi Kidsがデビューした1997年、僕は10歳だった。
小学校も後半になり、周りの同級生たちは多感な時期に突入していた。

今よりもずっとテレビが、皆の共有コンテンツであり、学校に行けば昨日のドラマやバラエティの話が飛び交っていた。

そんな小学生たちを夢中にさせていたのが、1997年にデビューしたKinKi Kidsである。余談だが、同年にはV6の「学校へ行こう!」が始まり、まさに一世を風靡した。

しかしながら、堂本剛と堂本光一によるユニットは、デビュー前から既に時の人だった。
94年頃からドラマへの出演が増え、主演したドラマたちは軒並み大ヒットを記録した。94~97年頃に出演したドラマは全部ヒットしたのではないかと思うほどだ。

ドラマについて話し始めると終わらなくなるので、本題に入ろう。




2020年7月13日月曜日

コロナ禍のポルノグラフィティライヴはどうなるか








ライヴやイベントが少しずつ再開され始めている。

東京での感染者は増えてきているが、再び動き出した経済の歯車はなかなか止められないようだ。
GoToキャンペーンといい、そこに疑問の声が生じるのは仕方のないことだろう。

だからこそ、ここでイベント系での感染が判明すれば、全ては泡沫となり、新たな火種になってしまう。

ライヴ好きとして、様々なジレンマと戦うことになっていくだろう。

では。

もし、ポルノグラフィティのライヴが再開したとしたら、どうなるだろうか。

妄想してみる。



2020年7月6日月曜日

【感想】ハルカトミユキ「最愛の不要品」








「不要」という言葉がある。

「必要のないもの」を意味する言葉だ。

一方で「不用」という言葉がある。

「使わないもの」を意味する言葉だ。

ハルカトミユキの新作EPには「最愛の不要品」というタイトルが付けられている。


※歌詞については、インスタにアップされていたものはなるべく合わせてますが、それ以外の箇所は耳コピのため、表記など違う場合がありますのでご了承ください。



【感想】ハルカトミユキ「最愛の不要品」







2020年6月22日月曜日

コロナ禍にも動じないミュージシャンの特徴









「コロナ禍」と呼ばれる状況が続いている。

緊急事態宣言が解除され、少しずつ規制が緩和されつつあるが、未だ予断を許さない空気が続いている。2月にライヴハウスでの感染者の発覚から、ライヴというものの開催さえも難しい。

無観客での開催、小~中規模のイベントは席の間隔をあけるなどして、感染予防の徹底が必要とされている。

しかしながら、満席になったとしてもチケット代でハコ代がようやくペイされるという話もあるくらいで、観客数を削減したのでは採算的には厳しいという見方もあるなかで、興行の側面で見ればかなり厳しいだろう。

表現者と呼ばれる人々の多くが、この状況下で何ができるだろうか、何をしていいのだろうかと自答し続けている。

「音楽は不要不急ではない」と声にするミュージシャンも多いなかで、この状況を淡々と受け止めているミュージシャンたちもいる。その声は、折しも自分の好きなミュージシャンに多い気がした。

好きなミュージシャンだけに発言に触れる機会が多いということもあるが、ある理由があるのではないかと思ったことがあるので、記そうと思う。



2020年6月14日日曜日

ポルノ全シングルレビュー 20th「ハネウマライダー」








全シングルレビューも遂に20枚目に突入した。

近年の作品はリアルタイムで書いているので、それを踏まえると約半分は終わったと言っていいだろう。

これを「ようやく半分かよ」と捉えた方がいるとすれば、これだけは言っておきたい。

至極その通りだ。

というかそもそも更新が二週間ぶりということに驚いた。

さて、今回も粛々と進めていこう。


ポルノ全シングルレビュー 20th「ハネウマライダー」







2020年5月31日日曜日

フジファブリック"若者のすべて”の歌詞の花火は何の花火だったのか









人は儚さの中に美しさを見出だす。

混迷の世などものともせず、今年も美しく咲いて散っていった桜のように。

花火もそのひとつだ。

夜空に一瞬の輝きを放ち、消えてしまう。

一瞬が永遠となる。

そんな花火に、人は魅了される。

フジファブリックの"若者のすべて"を聴くとそんなことを思ってしまう。



2020年5月25日月曜日

#おうちでポルノライヴ はなぜ感動的だったのか








5/22~5/24の3日間ポルノグラフィティのYouTubeチャンネル「ポルノグラフィティ SPECIAL LIVE SELECTION ~LIVE ON LINE~」」という企画が配信された。

歴代のライヴ映像+映像作品にはなっていない「しまなみロマンスポルノ’18 〜THE LIVE VIEWING〜」からスタッフとメンバーが選曲した映像が流れた。

ポルノグラフィティは有難いことに毎回のように映像作品に残してくれるので、一度は見ているはずの映像たちの総集編でなぜこんなにも興奮し、なぜこんなにも感動したのか、その理由を紐解きたい。



2020年5月23日土曜日

ポルノグラフィティを初めて聴くと全力で思い込んで聴いてみた









ある程度ポルノグラフィティに毒されたファンになると、曲に対しての理解の深度は上がってくる。

それに比例して、新鮮さはなくなっていく。

人は、慣れてしまう生き物なのだ。

今からポルノグラフィティの曲を初めて聴くという人が、兎に角羨ましい。バンド界隈でたまに話題になるファン歴でマウントを取るなど、如何におこがましい行為か。

なので僕は今からポルノグラフィティと出逢う人々へ、畏敬の念を禁じ得ない。

僕はもうポルノグラフィティと出逢ってしまっている。ポルノグラフィティと出逢ったときのあの純粋な喜びは、もうないのだ。

それを叶えるには、自己暗示しかない。

せっかくなので初めてポルノグラフィティを聴く+初めて聴いた14才の時の気持ちになるよう、全力で脳を騙すことにする。

ちなみに本当に一週間くらいポルノ断ちしてからやろうかとも思ったけど、本当に病みそうだったのでやめました。


2020年5月8日金曜日

"ジョバイロ"歌詞の意味を徹底考察する【決定版】







新藤晴一の紡ぎ出す言葉の美しさ。

それは云うまでもない。

その中でも、指折りの美しさを誇る曲。

"ジョバイロ"の歌詞について考えていこう。

まぁ、180本くらい指がある前提だが。

ということで、長くなりますがお付き合いください。

一応補足。【決定版】とは自分の中でなので、他に解釈は人の数だけあると思います。


2020年4月23日木曜日

ポルノ全シングルレビュー19th「ジョバイロ/DONT CALL ME CRAZY」







18th「NaNaNa サマーガール」でファンの間に若干、不穏な空気が流れていたなか発表されたシングル。

久しぶりのラテンテイストへの回帰と、ロック色が強い両A面で、その空気を払拭した。


2020年4月14日火曜日

岡野昭仁「DISPATCHERS」特番感想








岡野昭仁がスペースシャワーTVと連動した配信番組をYouTubeでスタートした。

それに伴い、スペースシャワーTVでYouTubeの映像に未公開シーンをプラスした1時間の特番が放送された。

その感想を書きたい。


※TOP画はPR TIMESより引用


2020年4月10日金曜日

【ネタバレ感想】水曜どうでしょう最新作が完璧な〇〇ミステリで感激した









先日「水曜どうでしょう」の最新作の放送が終わった。

個人的に、もう最高という内容だったので、その理由を残しておきたい。

もし見るつもりがいるという方は絶対に中身を知らないで最後まで見たほうが楽しめるので、見てから読んでいただきたい。





2020年4月3日金曜日

何もかもに疲れ果てた時は星野源の「エピソード」を聴けばいい







疲れた。

様々なことに。

こんな絶望的な状況になって、それでも連日のように呆れるような発表がされていく。

頭を抱えるばかりだ。

そんな日々だからこそ、音楽に頼ればいい。

音楽は暗いトンネルにひとつの光をくれる。

たとえ出口が見えなくとも、足下を照らす明かりがあれば、人は希望を捨てないでいられる。

そんな光をくれるアルバム、星野源の「エピソード」から何曲か紹介したい。


こんな時だからこそ聴いたことない人は聴いて欲しいし、持ってる人は聴き返してみて欲しい。