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2016年6月24日金曜日

ハゲなんて不毛な争い、ツルツル頭のミュージシャン特集






かつて元オアシスのリアム・ギャラガーは言った。

気取ったガキどもにドラッグは無理だろ。あいつらはライト級だからな。ちょっとキメただけで、リハビリ施設行きさ


ハゲたらもう俺は歌わない、って言ってるだけだ。だってつるっぱげで歌ってどこに説得力があるんだよ!


リアムらしくて好きな発言なのだが、世の中にはハゲてても素敵なミュージシャンは沢山いるじゃないか。

なので、サッカー見るくらいで暇してるであろうリアムに反論してみよう。








ビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ)






まずはビッグサンダーマウンテンハゲことビリー・コーガン。

昔は長髪だったけれどバンドの安定期とともにツルツルのスキンヘッドに。今となっては髪のあるビリーなどビリーではない。




ジョー・サトリアーニ






間違えた。サンプラザ中野だった。


ツルツルスキンヘッド+サングラスのミュージシャンでパズルゲーム作れそうだ。





サトリアーニ先生もツルツル頭がトレードマーク。

その滑らかなテクニックも頭によるものなのだろうか。



トニー・レヴィン







ハゲ髭ことトニー・レヴィン御大。

キング・クリムゾンやピーター・ガブリエルはまだしも、野口五郎や西城秀樹など、その頭のような活動の広さである。地平線が見える。




フィル・セルウェイ(レディオヘッド)







前回のツアーでは分身まで現れたフィル。





分身もちゃんとツルツルだ。




ニール・カーター







この人を挙げるのがちょっと苦しい部分ではあるが、このあとの都合上気にしないでいただきたい。

まぁ2010年のゲイリー・ムーアのライヴでツルツルしてたのでカウントしてもいいでしょ。





さて、ここまで5人。


おわかりいただけただろうか。


ビリー・コーガン → ヴォーカル
ジョー・サトリアーニ → ギター
トニー・レヴィン → ベース
フィル・セルウェイ → ドラム
ニール・カーター → キーボード

バンド組める!


最強のツルツルバンド実現しねーかなー。

照明はいらないぜ。



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2016年6月23日木曜日

ギターのピックアップの違いはなに?part.2 P-90とミニハムバッカー







パート2という名の後編。そのまたの名を番外編。

パート1「シングルコイルとハムバッカー」は こちら

P-90とミニハムバッカー編である。



サイズは似ているようだが、大枠でいくとP-90はシングルコイルだし、ミニハムバッカーは名前のとおりハムバッカーに属す。
なので、全く非なるものである。









P-90







カバーの形状の見た目から「ソープバー」とも呼ばれる。

P-90はギブソンのエンジニアであるウォルター・フラーによって開発され1940年代からフルアコモデルのギターに搭載された。


ギブソンのギターのピックアップといえば、レスポールをはじめとして「ハムバッカー」の力強い音というイメージだが、初期~1956年まではP-90が搭載されていたのだ。

なのでヴィンテージのレスポールのゴールドトップ等にはP-90が搭載されている。

ポルノグラフィティ的にいえば、岡野昭仁の所有するヴィンテージのレスポールもP-90が載っているモデルであった。
そして先日書いた新藤晴一のレスポールJr.がまさにこれである。


レスポールJr. TVイエロー編


ハムバッカーと違いシングルコイルなので、歯切れが良いサウンドが特徴。

しかしフェンダーのシングルコイルとはまたひと味違い、コイルの巻き数が多いことからより力強い、ギブソンらしい甘く太めの音も兼ね備える。

そのバランス感覚が、今でも支持されP-90のピックアップは根強い人気である。

P-90の愛用者として斉藤和義の名前を挙げたい。
ハムバッカーよりもP-90の方が好みということでゴールドトップのレスポール(リアのみの仕様)やES-330等多くのP-90搭載のギターを所有している。

このように、カッティングが気持ちいいギターということで比較的ヴォーカリストが使っているケースが多い。

00年代に入って爆発的に増えた気がするが、それはASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチやBUMP OF CHICKEN藤原基央が影響力を与えまくった結果である。




そうでなければ、レスポール・スペシャルってそこまで人気の型にならなかったのではないか。


僕はP-90の載ったギターは持っていないが、いつかはと憧れている。

譲ってくれるという方はご一報を。


主要なP-90搭載のギター
  • ギブソン レスポールJr.
  • ギブソン SG Jr.
  • エピフォン カジノ



ミニハムバッカー







その名の通り小さいハムバッカーである。

以上。解散。 というわけにはいかない。
僕が一番よく分からない立ち位置だと思ったのがこれである。

僕はエピフォンのシェラトンⅡ(ノエルに憧れて)を持っている(ただいま兄貴に貸出中)、このギターにミニハムバッカーが搭載されている。

買うときにP-90とウリが似ててよく分からなかったのだ。

ということで調べてみた。

「小さいサイズのハムバッカー」という認識は間違いない。


あれやこれやと調べてたのに由来だったり歴史がよく分からないピックアップだったりする。

ギブソンでいうとファイヤーバード、レスポールデラックスみたいなマニアックなのにしか付いてないので使用者はなかなかひねくれている。ファイヤーバード格好いい。

色々見てる限りレスポールスタンダードで60年代までの音は当時では重くて出力が大きすぎるという理由から、60年代後半に出力を落としたミニハムバッカーが搭載されていたのではないか。

そして70年代の木材の枯渇が重なりギブソン暗黒期を迎えたのではないかな。


70年代にP-90が搭載されたレスポールがリリシューされて発売されたが、ハムバッカーのサウンドも求められ、P-90のスペースに入るサイズのハムバッカーを搭載したレスポールデラックスが発売された。


【追記】
コメントでご指摘いただきました。
NY Epiphoneのギターに搭載されていたNYPUが発祥とのことです。その後ギブソンにも搭載されるようになったという経緯みたいです。

音はP-90とハムバッカーの間というめちゃくちゃニッチな音。

出力的なものでいうと、

シングルコイル(Fender)<P-90<ミニハムバッカー<ハムバッカー

という位置付けだろうか。フェンダーのハムバッカーとミニハムバッカーがキャラクター的には近いかもしれないが、比べられないので、気になる人は2本買って比べて欲しい。

どちらかというとP-90と同じく少しだけハイ寄りで抜けのいいハムバッカーという感じだろう。

使いようによっては、意外と面白いピックアップではないかと思う。
それが、あまり復旧しなかったのは、やはりミニハムバッカーで一世を風靡するギタリストが不在だったからではないか。

そのためか、ギブソンであっても比較的中古でも安いものが多い。

もしこの先ミニハムバッカーで人々を魅了するギタリスト(もしくはヴォーカリスト)が現れれば、注目されるかもしれない。

僕は愚か者だったので弾いてて中途半端だなぁと思ってたまに弾くくらいだったけど、あらためてギターのことがわかってくると、そのサウンドが愛しくなってきた。
兄から返してもらわねば。


主要なミニハムバッカー搭載のギター
  • ギブソン ファイヤーバード
  • ギブソン レスポールデラックス
  • エピフォン シェラトン



【関連記事】

コイルタップ形式のピックアップ(Hybrid Humbucker)ってどうなのよ?エマ氏の演奏動画にて
【考察】人はなぜギターを買った矢先に次のギターのことを考えてしまうのか
ギタリストによるギターにまつわる名言集20連発+おまけ
「ギターとはワインである」 ~ギターの"良い音"論争に終止符を












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2016年6月22日水曜日

ギターのピックアップの違いはなに?part.1 シングルコイルとハムバッカー







ギターにはピックアップと呼ばれるパーツがある。

いくらボディが何の材だとか、塗装が何だと言っても、サウンドを左右するのは間違いなくピックアップである。

主要なピックアップでもいくつか種類があるので、今回はそれぞれの特徴を見てみよう。
書いてたら長くなってきたので記事2つにセパレートしようと思う。

今回は二大巨頭である「シングルコイル」と「ハムバッカー」の2つを取り上げる。

ちなみにメーカーごとの音質の違いではないのであしからず。
それはそれでいつかまとめたい。








・シングルコイル







主にフェンダー系のギターに搭載されている。

シングルコイルは歯切れが良く、明るいトーンが特徴。
特に、テレキャスターで(巧い人の)クリーントーン~クランチのカッティングは気持ちいい。切れ味の良い包丁でサクサク切れていくような感覚だ。

フロントにしたときのウォームなトーンも気持ちよくて、良い真空管のアンプに繋ぐだけで幸せなサウンドが出る。

ストラトキャスターでも甘いトーンからカッティングまで鳴らせるのて、多くのギタリストに今だ支持されている。

シングルコイルは音が細いというイメージがあるけど、しっかりEQでベースを上げたり、トレブルを削ればバランス良くなる。

シングルコイルの弱点はノイズが乗りやすいこと。
その対策としてノイズが抑えられるタイプなども出ている。


主要なシングルコイル搭載のギター
  • フェンダー ストラトキャスター
  • フェンダー テレキャスター
  • フェンダー ジャズマスター
※ジャズマスターのシングルコイルは若干毛色が違います


・ハムバッカー






シングルコイルの出力が弱い、パワーが足りないというワガママに応えて造られたピックアップ。
ハンバッカー、ハンバッキングともいう。バックパッカーは違う。

出力弱いなら2個並べれば良くね?というノリだったかは分からないが、ともかくシングルコイルを2つ並べるだけという生活の知恵みたいな方法で開発された。

なぜ2つ並べるとノイズが抑えられるのかはWikipediaに書いてあったので見て欲しい。

僕は難しい漢字がたくさん書いてあったので諦めた。

ともかく、そうすることでノイズが減りパワーも上がったということで、ロックは音がデカくなるほど正義というギタリストにウケて今ではシングルコイルとの二大巨塔に。

シングルコイルと対照的に低音の成分が強く、音が太く力強い音が特徴である。

とりあえずロックやりたければ、ハムバッカーのギターをマーシャルアンプに繋いでボリュームをフルテンにすればロックギタリストの仲間入りだ。

ノイズに強いということはその分ボリュームを上げたり、歪みを強くしてもノイズがそこまで出ないという強みがある。

ちなみにハムバッカーといえばギブソンのイメージだが、フェンダーでも取り扱っている。ストラトでリアがハムバッカーだったり、フロントだけハムバッカーのテレキャスターカスタムがあったり組み合わせで色々な種類がある。

フェンダー製のはギブソンのともまた違った味わいになったり、近年では様々なメーカーのものが出ている。

先に書いたように、それをやると終わらなくなるので、今回はここまで。


主要なハムバッカー搭載のギター
  • ギブソン レスポールスタンダード
  • ギブソン ES-335
  • フェンダー テレキャスターカスタム



ということで主要な2タイプのピックアップでした。次回はP-90と若干マニアックなミニハムバッカーを取り上げるので、お楽しみに。


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2016年6月21日火曜日

Simple Plan好き必見!カナダ発のバンドFaber Driveの初来日を切実に願う





音楽好きにとって、様々なバンドとの出会いがあるだろう。

幸い今はYouTubeがあるので国内にいても海外のマイナーなバンドにも触れることができる。
しかし、そこに行き着くのはそれなりの音楽への探求心がないと辿り着けないのだ。

マイナーなバンドの中で人生を変えるくらいの出会いが待ってるかもしれないでしょ。

これから紹介したいバンドはかなりの探求心を持っていないと行き着かない、けどもっと多くの人に聴いてもらいたい、そんなバンドだ。

あんまりこのバンドがオススメみたいなのは得意ではないけれど、切実に売れて欲しい、メジャーになって欲しい、せめて国内盤出欲しい、来日して欲しい。








Faber Drive / フェイバー・ドライブ






カナダ出身のバンド。


現在までで3枚のアルバムが出てます。
移り変わりが激しいが今のところ、

の4人がメンバーであった。少なくとも最後に見たときは。初期メンバーはヴォーカルのフェイバーとベースのクリキットのみ。ドラムはすでに3代目でもはや固定メンバーなのかそうでないのかも定かではないが、一応メンバーらしい。

ファーストはパワーポップ然としていたが、セカンドからサードにかけて打ち込みが多用されてダンスロックの要素が増えた。そこがちょっと本国でも評価の分かれ目となっている気がする。

そこまでずば抜けた音楽的な特徴はないが、どの曲もとにかくメロディのセンスが良い。特にアルバムに毎回入っているメロディアスなナンバーは素晴らしいものがある。



とにかく一曲聴いて。お願いだから。






Faber Drive "Tongue Tied"



どうでしょう?自分は胸が締め付けられるほど好き。
僕は無人島に3曲だけ持っていけて今後一生その3曲しか聴けなくなった場合、1曲はこれを選ぶ。

ちなみにあと2曲はポルノの"アゲハ蝶"とハルカトミユキの"ドライアイス"。

1stアルバムには少しNickelbackのチャドがプロデューサーとして関わっている。メロディアスなアレンジはそこからきているのかも。

さらに、3rdではカナダ繋がりでSimple Planのピエールとチャックが関わっている。ピエールはシングルカットされた"Too Little too Late" でヴォーカル参加もしている(アルバムではフェイバーのみのバージョン)





Faber Drive "Too Little Too Late"

セカンドで打ち込みを使い始めたことでパワーポップ好きとして好きになっていたファンから多少反発くらってる感はあるけど、個人的には本質のメロディの素晴らしさは全く薄れてないと思う。

余談だが、誰も覚えていないであろうこのブログのタイトル「kid in a candy store」もFaber Driveの"Candy Store"という曲からきている。






解散してないよね?



オススメしつつもここ最近バンドは全く動きがない。ギターのジョーダンはなんか別の活動してるし、フェイバーは子ども4人もいて忙しいのかたまにTwitter現れる程度。しかもたいして何をするでもない。子どもどうやって食わしてんだよ。

恐る恐るWikipedia見たり「Faber Drive broken up」とかでググッても解散している様子はない。海外バンドは突然解散してんからな。

とにかくアルバム出して欲しいなぁと願うばかりだ。

2016/11/10追記

先日久しぶりに活動を再開してライヴを行うという発表がありました。良かった。
でもライヴだけじゃ見れないぜ。


とにかくこの記事見て、バンドを知ってくれるそれだけでも構わない。知らないことほど悲しいことはないのだ。
そしてこの記事を見た人は周りの音楽好き10人に広めること。








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2016年6月20日月曜日

機材紹介〜ZOOM MS-100BT MultiStompレビュー








たまには自分の持っている機材の紹介と感想でも。

今回は自分のエフェクトボードで重宝しているこちら。

ZOOM MS-100BT MultiStomp




ZOOMが2012年に発売したコンパクトタイプのマルチエフェクターです。


あの日、あの時



まず、僕がマルチエフェクターから自分のペダルボードを作ろうと決意した際に懸念していた問題があった。
それは弾きたい曲をカバーするとなると膨大なエフェクターが必要になるということだ。

知ってのとおりポルノグラフィティというアーティストはどん欲にありとあらゆるジャンルの音楽を排出している。
歪みだけでもクランチ〜ディストーション、ファズまで必要となる。

それだけコンパクトエフェクターで並べていくとジョン・フルシアンテみたいなことになってしまうので、どうしようかと思っていた。

さすがにマルチをボードに入れるのはなぁと思って調べていて、出逢ったのがこのエフェクターだ。

名前の通りコンパクトエフェクターのサイズの中に100種類にモデリングされたエフェクターが入っている。



飛び道具はこれ一台でカバー



ポルノに限らず色々なアーティストの曲を弾きたいとするとどうしてもワンポイントで飛び道具的なエフェクターが必要となる。
そうしたエフェクターのカバーにかなり重宝している。

よく言われているとおり、歪み系については本当にライヴをガンガンやるような人ならちょと実用的とはいえないけど、僕みたいなヘタレギタリストにとってはこれくらいの歪みでも十分。

ということで使用としては空間系のエフェクターとして使用している。

たとえばポルノで"ROLL"カバーする時にトレモロが必要になったり"リンクで"ちょっと軽くフェイザーかけたりとか。
ZOOMのマルチで言われているとおり、空間系がかなり優秀。









夢のケンタウロス、あれもこれも追加できる




さらにこのエフェクターで便利なところがBlouetoothが使えて、専用のiOSアプリ「StompShareにてエフェクターを追加(または追加購入)できる。

色々あるけれどKLON CENTAUR がある。詳細な値段は忘れたけどコンビニでお菓子とかジュース買うくらいの感覚の値段で買える。
実際に実機との比較はできないけど、軽いブースターとして使うと楽しい。ちょっとトーンが強い気がする。

あとTC Electronic Flashbackも使える。これは無料じゃなかったかな。
ディレイはちゃんとしたの欲しいと思ってるけど、これが使い勝手がなかなか良いためまだ買ってない。


そんなこんなで、新品で買っても1万円くらいのエフェクターでかなり楽しめます。
あれこれジャンルをやりたいって人は1つ入れておいて損はないと思う。



エフェクター他
  1. 新藤晴一使用機材〜KLON ケンタウロス編
  2. 新藤晴一使用機材〜FREE THE TONE GIGS BOSON編+レビュー
  3. 新藤晴一使用機材〜Providence VELVET COMP VLC-1
  4. ジョン・メイヤー使用機材~Keeley Katana boost編
  5. 機材紹介〜ZOOM MS-100BT MultiStompレビュー
  6. Noah'sark / AC/DC-1 パワーサプライ使用レビュー
  7. 菊地英昭(エマ)使用機材~Pete Cornish/SUPER WAH編
  8. 菊地英昭(エマ)使用機材~Bogner HARLOW BOOST With BLOOM編
  9. 【ギター】最強のディストーションを探す旅に出ます。探さないでください。









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2016年6月19日日曜日

尊敬してるギタリスト~その6「ノエル・ギャラガー」


尊敬してるギタリストシリーズ。今回で6回目。

今回はギタリストとしても、ソングライターとしても尊敬してやまないこのお方、我らが眉毛の兄貴。


ノエル・ギャラガー / Noel Thomas David Gallagher







プロフィール



1967年5月29日マンチェスター生まれ。

ちなみにリアムの兄貴という印象が強いが、3兄弟の次男である。ポールという兄がいる。そのポールが買ってすぐに放り投げたギターを手にしたのが伝説の始まりである
ちなみに僕はノエルと同じ誕生日である。自慢である。

粗暴な父親、ワーキングクラスという境遇もあり、サッカーやるかヤク売るかロックンローラーになるか選ぶこととなる。
結果は知ってのとおり、フーリガンになりヤクを嗜むロックンローラーとなった。

音楽をやる前は配管工に就職してノエノエ働いていたが、仕事の最中にノエっと足を怪我したことで倉庫番となった。
退屈な仕事であったが、ノエルはそこにギターを持ち込み作曲をしていたのだ。この時に"Live Forever"をはじめとした1stアルバムの曲をほとんど書いたという。

21歳の誕生日に見たストーン・ローゼズに打ちのめされたことがキッカケでロックの道へと歩むこととなる。

ノエルはインスパイラル・カーペッツのヴォーカルオーディションに落選するが、ローディーとして働くことになる。

その後、母親の言葉経由で見に行ったリアムたちのバンド「オアシス」を見に行く。そして見終わったノエルはリアムたちへこう告げる。

「下手くそ! 」

その後メンバーを集めたノエルは"Live Forever"をノエノエと歌いメンバーを驚かせ、オアシスへ加入した。



プレイスタイル




ノエルはオアシスのギタリストでありながら、ソングライティングをこなし、たまにヴォーカルをしている。
スタイルとしてはコードバッキングしてることが多い。ギタリストとしてはそこまで印象は強くないかもしれない。リードギターはゲムの役割である。

しかしながら"Champagne Supernova"のギターソロなんてもう感涙のソロである。大好きで聴くたび泣ける。






アーミングもしてるよ兄貴。

ノエルはあんまりガッツリとソロを弾くというイメージはないけれど、文字通り「歌うようなギター」を弾くと思う。歌メロの延長にあって、曲を引き立てることを大切にしてるギターだと思う。

ノエルはそこまでギターに強い思い入れがなくて、腕前もそこそこだと自分では言っている。
ギターに関しては謙虚な眉毛である。










人柄・性格



ギャラガー兄弟といえば、取り上げられる話題はスキャンダルばかり。
オアシスの活動では兄弟喧嘩という音楽ジャンルを確立。

そして口を開けば暴言ばかり。ある意味とても正直な人なんだろう。
とにかくあちらこちらに爆弾をまき散らしている。

ノエルの暴言集は個人的に大好きなので、今度まとめようと思う。

そんな性格ながら最近ではずいぶんと丸くなったようだ。歳だな。
結局あんだけもめてたBlurのデーモンとはすっかり仲良しに。もはやプロレスの域である。

しかしながら2016年に入ってもシャボン玉マシン使ってた観客にブチ切れるくらいはまだファッキン元気なようである。


使用ギター



Gibson / Les Paul Standard
Gibson / ES-355
Epiphone / Sheraton UNION JACK



使っていたギターの中で特に印象的なのはこの3本。
オアシス初期はレスポールとかシェラトンをよく使っていて、オアシス後期~ソロ時代はES-355をメインとして使っている。最初の画像のやつ。カッコイイ。

アコギは昔はギブソンが多くて、ソロの今はマーティン使ってるイメージが強い。

ソロではヴォーカルの都合もあり、コードバッキングのためにホロウ・ボディのギターをよく使ってるイメージ。

ということで眉毛兄貴でした。


【ノエノエ記事】
ノエル・ギャラガー暴言集「俺の眉毛はどこまでも自由でワイルドなのさ」

洋楽主義「オアシス 第二章」ギャラガー兄弟の伝説は今も死んでいないこと



☆尊敬してるギタリストシリーズ

  1. 新藤晴一
  2. ジョン・メイヤー
  3. トミー・エマニュエル
  4. ゲイリー・ムーア
  5. マシュー・ベラミー(MUSE)
  6. ノエル・ギャラガー
  7. グレッグ・バーグドルフ
  8. 菊地英昭(THE YELLOW MONKEY)」
  9. 長岡亮介/浮雲
  10. オマー・ロドリゲス
  11. 三輪テツヤ(スピッツ)
  12. 滝善充(9mm Parabellum Bullet)
  13. アベフトシ/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
  14. Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)









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