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2016年6月11日土曜日

新藤晴一使用機材~ホワイトファルコン編



晴一さんの使用機材紹介シリーズ。


今回は世界で最も美しいギターといわれる、こちら。


Gretsch / ホワイトファルコン






晴一さんがblogで綴ったとおり かなりのヴィンテージものみたい。









Gretsch/グレッチ というメーカー



まず、グレッチというメーカーについて。名前は聞くけどだけど、実はどんな特長があるかというと説明できないって人多いんじゃないだろうか。少なくとも僕はできない。

Gretsch(グレッチ)は1883年にフレデリック・グレッチ氏によって創業された。

1950年頃にチェット・アトキンスが使用したことで、一躍人気ブランドの仲間入りをする。チェット・アトキンスは"アゲハ蝶"や"オー!リバル"の時に使用しているエレガットのモデルの人である。


新藤晴一使用機材~エレガットGibson Chet Atkins CEC編



グレッチといえば箱物ギターというイメージではないだろうか。

そして、とにかく見た目が美しいのが特徴だ。
特にホワイト・ファルコンはその美貌から「世界で一番美しいギター」と称されるのも納得がいく。

個人的にはテネシーローズも好き。






ギターというものはまずルックスが良いことが大切な楽器である。このルックスを見れば飾って酒飲みたくもなるものだ。

グレッチのギターはあまり歪ませず、クリーントーンやクラッチくらいのサウンドが心地良いと思っている。
そもそもがあまり歪ませる用途には向かないようだ。

なぜかというとグレッチのフィルタートロンピックアップが低出力なわりにノイジーであることらしい、ということで歪ませるとヤバい。
しかも箱ものだからハウリングもある。

じゃじゃ馬すぎて、保育園児の遠足くらい世話が大変そうだ。

そしてアンプ次第ではペチペチとした、決していい音とは言えないサウンドとなる。

しかしながら、相性の良いアンプで鳴ったときにはグレッチでしか得られない独特のサウンドとなる。
それに魅了されたギタリストも多いはずだ。

グレッチ愛用者は海外ならブライアンセッツァー、日本なら浅井健一辺りではないかな。

リードギターというよりは、どちらかというとフロントマンがアコギから持ち替えて使用したりするイメージが強い。



いつ見れるの?



けれど、晴一さんのギタープレイ見てると、リードギターとしてもかなり優秀ではないかと思う。

ポルノグラフィティのライヴでは"ウォーカー"、"Mr.ジェロニモ"、"Mugen"、"空蝉"辺りで使用されていた。特にウォーカーのしゃがれた感じはとても良い声をしている。

ちなみに僕は「ポルノグラフィティがやってきた」ツアーはチケット全然取れず行けなかった。あぁ。トラウマが…

なので「OPEN MUSIC CABINET」のツアーで見て以来かな。それ以降見たかなぁ。記憶にない。

blogにあったように、大掛かりな大手術を乗り越えたようなので、この間のツアーでいよいよお披露目かと思ったら、全然出て来なかった。

元々アルバム「RHINOCEROS」用にと調整(という名の大手術)をしたけれど、結果的にレスポールを使用したそうだ。アルバムを聴けば、確かに納得。

だけど、その生まれ変わった姿見てみたい。次はいつ生で見れるのだろうか。


【追記】

2016年9月の横浜スタジアムにて、ようやくその姿を再び見ることができた。

ホワイトファルコンで奏でるロカビリーアレンジはたまらなく最高であった。



シリーズ一覧


新藤晴一使用機材

ギター
  1. レスポール(1960年製)編
  2. テレキャスター編
  3. Sagoギター編
  4. ポール・リード・スミス編
  5. ES-335(クリス・コーネルモデル)編
  6. レスポールカスタム(1958年製)編
  7. ホワイトファルコン編
  8. レスポールJr. TVイエロー編
  9. ストラトキャスター編(1)

アンプ
  1. マーシャル JCM800編
  2. Kemper Profilling Amplifier編
  3. Marshall 1974X編
エフェクター
  1. KLON ケンタウロス編
  2. FREE THE TONE GIGS BOSON編+レビュー
  3. Providence VELVET COMP VLC-1









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2016年6月10日金曜日

音楽再生アプリオススメ ハイレズ不要のUBiOとiPhoneをライヴハウスに できるStagePass





みなさん、普段音楽は何で聴いているだろうか?

  • iPod
  • iPhone
  • ウォーズマン
  • ウォークマン
  • その他音楽プレーヤー
  • スマホ
  • 肩にラジカセを担ぐ


人によって様々だろう。

僕はiPod touchを愛用している。
ただし聴くのに使用しているのは純正の「ミュージック」のアプリではない。

今回僕の使っている音楽再生アプリを2つ紹介しよう。

どちらも有料ながらとてもオススメなので、音楽好きの方は参考にしていただきたい。

ただしアプリダウンロードへの優しいリンクなどない(貼り方が分からない)ので、自力で探して欲しい。




UBiO








おそらく、そこそこ有名どころである。

ヘッドホンやイヤホンを改善しなくても、このアプリで再生するだけで音質が劇的に変化する。

独自の音質改善がシステム化されており、通常の再生プレーヤーよりも各楽器がよりクリアに聴くことができる。
俗に言う音の分離がいいというやつだ。

価格は450円である。
高いかどうかは使うあなた次第であるが、考えて欲しい。

スタバの新作 ベイクドチーズケーキフラペチーノとか610円とかするのである。
ちなみに480Kcalらしい。

月額でもないので、基本的には450円払えばこのアプリをずっと使えるのである。
安い。

個人的な意見だが、これ使うと通常のミュージックのアプリの音質では物足りなくなる。
つまりは、もう元の自分には戻れない。

今自分はSONY製の5000円するかしないかのイヤホン使っているが、これでもかなり違いが分かる。
もちろんだが、良いイヤホン・ヘッドホンで聴いても素晴らしい。所有してるマーシャルヘッドホンで聴くと耳が幸せになる。

もうひとつ機能として特化しているのが、設定画面にヘッドホンやイヤホンの名前がメーカーごとに並んでおり、自分の機器を選択するとそれに合わせたサウンドに音質を変えてくれるという嘘みたいな機能まである。

ちなみに種類は自由に選べるので、たとえばオーディオテクニカのイヤホンを使用していて、SONYのイヤホンの設定を使うことも可能だ。
それなので、自分好みの組み合わせを探してみても面白いだろう。

ということで、かれこれ二年半くらいは愛用してるアプリである。


【追記】

ハイレズ対応のヘッドホンとスマホを購入したので聴き比べてみたのだが、正直これだけの実力があれば、無理してハイレズを買う必要ないといえる。










StagePass







UBiOは音質の向上であるが。こちらはまた違った一面で魅力的な音楽再生のアプリだ。
UBiOはそこそこ有名なので、今回この記事書いたのはこれを書きたかったからと言っても過言ではない。

サンプリングされたデータを元に主にアメリカのライヴハウスの音質を再現して再生してくれるのだ。

言っている意味が分からないと思うが、そのままなのである。


アプリを立ち上げるとまず会場を選ぶ画面が出る。






そこで会場を選び、あとは通常の音楽プレーヤーと同様に再生して使うだけ。

「この会場ではこういう音の響き方をする」というデータをアプリが持っているので、さもその会場で聴いているかのような音質で曲が再生されるのだ。

ただし、どのくらいの再限度であるかだが、僕はアメリカのライヴハウス行ったことないので、その再現度がどれほど忠実なのかはさっぱり分からないと言っておこう。

リヴァーヴが強かったりやたら低音が強かったり、ガシャガシャした音になったり、結構会場によってクセがあるので、好みの音質の会場を探しながら聴くのがいいだろう。

個人的にはFirst AvenueLibaty Hallがオススメである。

まるでライヴ音源を聴いているかのように聴けるので、ライヴで披露されていない曲や、行ったライヴのセットリストのプレイリストを作成して、聴いても良いだろう。
アプリの画面では、さり気なく「プレイリスト」が「セットリスト」になってるのも面白い。

EQもしっかりあるので、会場を選んでから更に好みに合わせることができる。

このアプリは本当に素晴らしい発想だと思う。

それで、当然願ってしまうのは、これの日本版を出して欲しいということだ。

  • 日本武道館
  • 新木場スタジオコースト
  • 渋谷QUATTRO
  • イオンモールのエスカレーター下
  • タワレコ新宿店7F



絶対楽しいではないか。

誰か作ってくれないだろうか。なんならクラウドファンディングでも立ち上げたいくらいだ。


普通に聴くのとまた違った魅力を味わえるアプリ、いかがだろうか。


【関連記事】
【ハイレゾポルノ】耳と頭がよくないハイレゾ初心者がポルノグラフィティのアルバムを聴いた感想
「ギターとはワインである」 ~ギターの"良い音"論争に終止符を














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2016年6月9日木曜日

尊敬してるギタリスト~その5「マシュー・ベラミー(MUSE)」


尊敬してるギタリストシリーズ、第5弾である。

個人的には満を持してという気持ちで、今回はこのお方を紹介しよう。
本日が誕生日!ハッピーバースデー!

マシュー・ベラミー(ミューズ) / Matthew James Bellamy(MUSE)







分かってる彼があくまでもヴォーカリストだということは。

しかしながらその辺のギタリストには負けないほどのギタープレイを誇っているのだ。









プロフィール



1978年にイギリスのケンブリッジで生まれる。

あだ名は王子。とファンの間で勝手に呼ばれている。

ていうか。


僕と友人で勝手に呼んでる。


ギターもさることながら、マシューは幼少からクラシックピアノもやっていたため、ピアノが上手い。というかコンテストで優勝もしている。

だからか、ミューズの曲でもバカみたいに派手な展開の曲の最後にノクターンを入れるなんてことをしてのける。

ライヴでも必ずと言っていいほどピアノを弾く曲をセットリストに入れている。


裏声を多用することが特徴で、その派手な音楽性とボーカルでデビューしたての頃はレディオヘッドが引き合いに出されていた。

しかしながら、アルバムごとに着実にミューズとしての確固たるスタイルが築き上げられ、今ではロック界において唯一無二のモンスターバンドとなった。

私生活では女優のケイト・ハドソンと結構していたが2014年に婚約を解消している。
前に「アメリカン・アイドル」の客席に観覧来てた時には仲良さそうだったけどな。



プレイスタイル



得てしてスリーピースバンド、ギターヴォーカルなんていうものは、歌いながら弾くためシンプルに演奏をまとめてしまうことが多い。

マシューは実に多彩なギタープレイを見せている。
さすが王子である。

演奏だけでなくよく意味不明、理解不能なパフォーマンスを見せる。

それをスタジアムでやるからミューズは恐ろしいのだ。

個人的に好きなのはグラストンベリーでのこのパフォーマンスだ。






↑ 3:12〜 とことこと回り始めたと思ったら歌い出しまでにピッタリ一周回って戻ってくる。

カッコイイかこれ?


いや、グラストンベリーという舞台の、しかもヘッドライナーとして(しかもこれが初のヘッドライナー)やってのけるから凄いのだ。

プレイとしては、ファズを多用している。時折ワーミーペダルも使うが、なんにしてもどうやって音出してんだよというサウンドばかりだ。

それにしても、ギタリストという目線で見ても大変面白いバンドだ。本当に大好き。



使用ギター




マシューはManson Guitarsというメーカーのオリジナルモデルを愛用している。

例によって、ギターについては別途調べようと思う。

簡単に書いておくと、ギターにファズを埋め込んだり、Korgのカオスパッドを埋め込んだりしている。あとはライヴ終わりに投げ捨てたり、会場外のゴミ箱にぶち込んだりする。

そして近くにいたファンのおっさんがゴミ箱からギターを拾い上げて「これは俺が拾ったんだ!俺んだ!」と叫ぶのである。

頭がおかしい

ちなみにその姿はライヴDVD「HULLABALOO - LIVE AT LE ZENITH - PARIS / ハラバルー ~ライヴ・アット・ル・ゼニース~」のドキュメンタリーに収録されている。




↑は最近やらないような初期の名曲たちを堪能できるのとてもオススメ


☆尊敬してるギタリストシリーズ

  1. 新藤晴一
  2. ジョン・メイヤー
  3. トミー・エマニュエル
  4. ゲイリー・ムーア
  5. マシュー・ベラミー(MUSE)
  6. ノエル・ギャラガー
  7. グレッグ・バーグドルフ
  8. 菊地英昭(THE YELLOW MONKEY)」
  9. 長岡亮介/浮雲
  10. オマー・ロドリゲス
  11. 三輪テツヤ(スピッツ)
  12. 滝善充(9mm Parabellum Bullet)
  13. アベフトシ/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
  14. Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)









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2016年6月8日水曜日

【レポ】斉藤和義「LIVE TOUR 2015-2016“風の果てまで」日本武道館 day.1





斉藤和義のツアーの追加公演となる、日本武道館2daysの初日に行ってきた。

追加公演ではあるが、まだツアーは終了していないためネタバレ注意



僕は斉藤和義のライヴを見るのは2回目だ。初めて見たのは源さんを知ったテレ朝ドリームフェスティバルだった。

本当に良い日だった。

単独公演は見たかったけど、なかなか機会に恵まれず、今回ようやく見れることとなった。
アルバム「風の果てまで」を引っさげた64公演+武道館2公演という長いツアーだ。







今回のライヴは通算で60本目となる(合ってる?)

真壁陽平(guitar)
山口寛雄(bass)
堀江博久(Keyboard)
玉田豊夢(Drum)

という布陣で重ねてきたライヴだけあって、60本目ともなるとバンドの結束力がかなり強まり、斉藤和義とサポートメンバーではなく、しっかり5人のバンドとなっているように感じた。

玉田豊夢さんはポルノのレコーディングにも何曲参加してるよね。

ギターの真壁さんは以前とあるイベントで見たことあって、斉藤和義のライヴに参加するのかと驚いた。

ライヴはアルバム曲を中心に進めたセットリスト。



・セットリスト

  1. あこがれ
  2. ワンダーランド
  3. 君の顔が好きだ
  4. 攻めていこーぜ
  5. ウサギとカメ
  6. 夢の果てまで
  7. Player
  8. tokyo blues

  9. シンデレラ
  10. 青い光
  11. Summer Days
  12. アバリヤーリヤ
  13. さよならキャディラック
  14. 傷口
  15. やさしくなりたい
  16. 歩いて帰ろう
  17. 何処へ行こう
  18. 時が経てば
EN-1.Endless
 EN-2.マディウォーター
 EN-3.ずっと好きだった
 EN-4. ベリー ベリー ストロング

かなり長尺の"青い光"は圧巻だった。
  一転そのあとの"アバリヤーリヤ"は長尺アレンジだけど、とても和やかな雰囲気に変わったりとても面白い。縦一列に並んで千手観音だったりEXILEのアレやったり。

"ウサギとカメ"のアニメーションも良かった。

新しいアルバムの曲が全体的にカラッと乾いたアメリカンロックのようなので、砂漠のイメージのステージセットも良かったね。最初と最後では後方に旗が立っていた。

日替わりの弾き語りコーナーは「せっかく東京なので」ということで"tokyo blues"に。

個人的にはアルバムでは"傷口"がとても好きで聴けて嬉しかった。
"やさしくなりたい"、"歩いて帰ろう"、"ずっと好きだった"辺りの定番は、やはりイントロから歓声が大きい。

最後は"ベリーベリーストロング"本当に大好き!めちゃくちゃ嬉しい。
僕は伊坂幸太郎が好きなので、このコラボがとても嬉しかったんです。初めてせっちゃんのCD買ったのも実はこのシングル。


・MCは基本的には下ネタばかり


いえーい。
ツアーここまで60本やってきたけど、全然飽きることなく楽しくやれてる。
それでもやっぱり武道館は特別な場所。
今日はみんなノーブラなんですかね。
(弾き語りコーナーで)みなさん座ってくださいね。僕も座ります。50歳になると椅子があると助かる。
50歳になったけど、まだ衰えてない。
たぶん日本の同年代の中で一番オ○ニーしてる。
さっきから野郎の声しか聞こえない。20代の女の子いますか?(若い女の子の手や声が挙がる)。お、結構いますね←嬉しそう

ことあるごとにチ○ポ。メンバー紹介でもみんなにチ○ポチ○ポ言ってる。
最後には

あー、えー、なんでしたっけ。都知事、え?あ、舛添さん。大丈夫なんですかね。しっかりやって欲しいですね。

急に時事ネタを笑

・使用ギター

Gibson Kazuyoshi Saito Signature Model Les Paul Antique Gold
Gibson Kazuyoshi Saito Signature Model KS-330
Gibson J-45
Fender Telecaster 1974年製(BLACK)

辺りをよく使ってたかな。

シグネチャーモデルのギターどれも良いよな。

黒のテレキャスターはこのモデルかはちょっと分からない。

どうやら武道館2日目の様子がWOWOWで放送されるようなので、見ながら思い出したら追記します。

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2016年6月7日火曜日

占いで見るミュージシャンの性格~ポルノグラフィティ編






血液型占いや星座占いを信じますか?


血液型占いは血液型自体には根拠はないけど、小さい頃から「この血液型はこういう性格」と決められて育つことで、実際その性格を意識するようになる、というのは信じている。
その結果、占いに近づくされる。



2016年6月6日月曜日

リードギターに負けるな!リズムギタリスト特集 part.2




リズムギター(サイドギタリスト)特集Part.2

part.1は こちら から

意外と調べていて楽しかったので気が向いたらいつか続きをやるかも。

さて、後半3人です。









フランク・アイイアロ(マイ・ケミカル・ロマンス) / Frank Iero (My Chemical Romance)







僕らの青春第二弾。みんな大好きマイケミである。

なんか今回解散してたりとか脱退してたりしたのばっかりになってしまったな。

名字がイエロだと思ってたらアイイアロが正しいらしい。

マイケミはチリチリギタリストことレイ・トロがリードギターだ。

フランクは身長小さいのもあるせいか、あまり目立たない。明らかにマイキーのが目立ってる。でもマイケミには欠かせない要素だよね。


フランクはエピフォンのギターを愛用している。当時の若者の絶大な支持を見逃すわけはなく、エピフォンから Wilshire Phant-o-maticというアーティストモデルも発売した。カッコイイね。

ちなみに現在はLeather Mouthというバンドでボーカルを務めて頑張っているようだ。



セバスチャン・ルフェーヴル(シンプル・プラン) / Gaétan-Jean Sébastien "Seb" Lefebvre Pépin,(Simple Plan)







僕らの青春第三弾。

ここまで脱退してたりバンドが解散してたり散々だったが、シンプル・プランは今のところメンバーの入れ替わりもなく、解散の気配もない。安心と信頼のバンド。

シンプル・プランのリードギターはツルツルハゲことジェフ・スティンコ。段々悪口みたいになってきた。
メインギターは以下のように使い分けている。


ジェフ→テレキャスター
セバスチャン→セミアコ


という構図かな。 セバスチャンのはFramusというメーカーのものらしい。
あんまり訊き馴染みのないメーカーなので、今度調べてみるか。

ポップパンクには欠かせない疾走感はセバスチャンのギターによるものが大きい。



田原健一/ Mr.Children








知ってる。田原さんがリードギターということは。
“innocent world”のイントロを考えたということも知ってるんだ。

でも、どうだ。

主要なリードギターの役目かなり桜井さんじゃない?

ここ最近のミスチルの大ヒット曲“Starting Over”イントロはやっぱり桜井さんが弾いてる。





なんならわりと桜井さんがギターソロ弾いてんぞ。


まぁまぁ。慌てるな。まだ慌てる時間じゃない。

田原さんdisってるわけじゃない。むしろ俺は田原さんのギターが大好きなんだ。


こんなに目立たないリードギターが、いていいのか。


限りなくサイドギター寄りの田原さんたけど、いつも堅実なプレイだ。花道で弾きながら口ずさんでる姿を見てみろ。

一時的本当にレコーディング参加してんの?ってくらいギターが目立たないアレンジになって存在感が消えてたけど「RIFLECTION」で返り咲いてくれて嬉しかったんだ。

なかなか目立たない存在でありながら、バンドに欠かすことのできないギタリストたちだ。


最近の日本ではギターボーカルが当たり前に近い存在となっている。負けるなリズムギタリストよ。
















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2016年6月5日日曜日

リードボーカルに負けるな!リズムギタリスト特集 part.1




今の時代、少しでも音数を詰め込むことが正義とされている。


これだけ情報が溢れてる時代、音楽においても1曲の中の情報量が増えていく。


ギターにおいてもそうだ。

かつて「PANORAMA PORNO」発売時に晴一さんはこう言った。


今の若いアレンジャーはポルノを自分なりに解釈してボーカルとギター両方立てようとしてくれてる。
なので、ギターを何本も重ねたりしてるので、ライヴでどのフレーズを活かすか迷う。



そう、今の時代3〜4本ギター重ねるのは当たり前なのだ。むしろそれが最低ラインといえる。

となると、必然的にライヴで再現するには同じ数ギターがいる。それは無理でも、最低でも2本は欲しい。

リードギターともう1人はリズム担当のギタリストを置くか、ボーカルが担うケースが大体だろう。最近の(所謂)ロキノン系でもボーカルがリズムギター担当してるケースがかなりだ。

今回は前者。リズムギター(サイドギター)担当のギタリスト特集だ。前置きが長くなった。


花形のリードギターの陰で支えている限りなくベースに近い存在だ。

ちなみに僕はナウでヤングな若者なので90年代以降のバンドから選出してる。










エド・オブライエン(レディオヘッド) / Edward John O'Brien(Radiohead)







レディオヘッドで男前担当(彼の場合はイケメンよりも男前という表現が似合う)

特にギターに興味がないジョニー・グリーンウッドの陰で淡々と演奏をしている。

ギターだけでなく、エフェクターでギュイギュイいわせたり、パーカッション叩いたり何かと忙しい。
あと身長がデカい、しかも背筋がピンとしてるので余計デカく見える。トーテムポールかな。

この特集の最初に紹介しておいてなんだけど、レディオヘッドにおいてはリズムギターとはまた違うかな。

レディオヘッドだと結構な率でトム・ヨークがサイドギターの役割を担ってることが多い。

エドはどちらかと言うと空間系のエフェクターを多用したプレイが特徴。
アルペジオといえばエドという印象。


レディオヘッドというモンスターバンドで、トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドという変態の横でバンドを支えている。レディオヘッドがあれだけ色々な音楽性を持っていてもバンドとして成り立っているのはエドのおかげだと自分では思っている。

こんなタイトルにしたけど、レディオヘッドに限っては全員のスキルが異常。



クリス・ロバーツ(フューネラル・フォー・ア・フレンド) / Kris Coombs-Roberts(Funeral For A Friend)







もう解散が発表されているので紹介するか迷った。しかもバンド後期でクリスはリードギターになっている。

しかしながら自分にとっては素晴らしいサイドギターだったことに変わりはないので取り上げた。


リズムギターがクリスでPRSの白レスポールタイプを弾いていた。
そして脱退してしまったギタリスト版のポール・ダノことダレンもPRSを使ってリードを弾いたのが僕にとってのFFAF。

しっかりバンドに音圧を与え、今ではリードの役割をしっかり果たしている。
それに伴いなぜかベースだったギャビンがリズムギターにコンバートし、ベースには新メンバーという謎の采配となった。


全体的に小綺麗なメンバーに対してちゃんと髭モジャというビジュアルでハードロック感を出している。

それにしても解散は本当に残念だ。サイン入りのCDは大事にしておくよ。



スティーヴ・クライン / Steve Klein (New Found Glory)








我が青春NFG。
しかしながら2013年にスティーブは脱退。

好きだったのになぁ。


NFGは基本的にはチャドがリードギターを担い、曲を書くほどバンドの要である。その上僕らの永遠のアイドルであるPRAMOREのヘイリーと今年結婚。爆発しろ。

そんなチャドの横でリズムギターを弾いている。正直目立たなすぎて顔がパッと出てこない。ごめんよ。
横にいるイアン↓がインパクトありすぎるのだろうか。






チャドが黒のレスポールを弾いているのに対して、スティーヴはFenderのカスタムショップのジャズマスター(なのか?)を愛用。
マスタービルダー製だった気がする。インタビューで見た記憶があるのに思い出せない。

何かと目立つメンバーの中で彼は淡々と楽しそうにギターを弾いていた。そんな彼は、もういないのだ…

part.2へ続く









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