センターステージからメインステージに戻りライヴも終盤に差し掛かる。
“Nerd Strut”
しばし源さん不在で、バックメンバーによる演奏。本当にバックが豪華だ。
個人的には特に長岡良介のギターがとても大好きなので、とても贅沢な気分です。
ここからダンサーも現れステージはより派手に。どんどん聴かせるライヴから見せるライヴになってきて楽しい。
マリンバを中心としたこの曲は否が応でもSAKEROCKを彷彿とさせる。
最後は源さんも合流してマリンバを披露、と思いきや初日は思いっきり間違え演奏後最後の部分をもう一回。をさらに間違えて三度目の正直でようやく成功。
“桜の森”
VIVA LA ROCKの時にはまだ新曲としてリリース前だった楽曲。数を重ねる毎にライヴでの存在感が増してる気がする。
音源ではないギターのリフがとても印象的。
四つ打ちで踊らせる音楽が巷には溢れているけど、こうした横揺れのリズムで聴かせるダンスミュージックも良いです。なにより「YELLOW DANCER」というのはそれを目指しているアルバムで、そこに向けてのシングルとなったこの曲はとても大切なものじゃないかと思う。
“Snow Men”
僕がアルバムで最も好きな曲。
メロディライン、歌声、さりげないギター、曲のトーンなんかもう好きな要素しかねぇ。特にサビのメロディラインがツボなんて次元じゃない。
欲を言えばもう一回くらい最後にサビ来ればいいのにと欲張りたくなる。
でもその満たされない気持ちをまた聴き返すことで補おうとする。エンドレス。
ひとりエッジの時の弾き語りも良かったけど、ベースもとても好きなのでバンドサウンドも良い。
MC
ライヴもあと3曲となってしまいました。
「えー!」が足りない!
実は、星野源のコンサートには、アンコールがあります!しかも、二曲あります!
それでは3曲立て続けに聴いてください。聴いてもらうのは、2015年最も歌った曲!
“SUN”
ノイズが流れ、会場もヒートアップ。“Snow Men”のドラマの2人なら溶けてる。
星野源をお茶の間まで広めたであろうこの曲。ダンサーとともに楽しそうに歌い踊る。
“Week End”
ライヴで化けるという意味ではこの曲が一番想像を越えてきた。まさか源さんのライヴでこんな光景見れるなんて。
左右の花道で源さんが煽ってる。
あの人ドリフェスのときマイク持たないでセンターステージ行って、ただ寝そべって帰ってきたんだぞ。
それが、観客と一体となっている。
た、楽しい!
“時よ”
“Week End”もそうだけどサビ始まりの曲はいいね。この曲のCメロがとても好き。アルバムでも二位くらい好き。
今回のアルバムはCメロ良いの多いんだよなぁ。三位は“ミスユー”
ブレイクからのラストサビへの加速が気持ちいい。歌詞の通り速度が上がっていく。
ラストは長めのアウトロアレンジで、ダンサーと一列になってダンスタイム。アウトロも段々テンポ上がるんだよな。
ブラックミュージック特有のものなのか、アルバム曲のクラップがどれも心地よくて楽しい。
アンコール
銀河万丈さんから寺坂さんのナレーションへ
寺坂さんの口上で、もう観客は待ってる、あの人の登場を。
ニセ明登場。
なんと服装が“時よ”のMVの源さんの服着てる。
でも後にスクリーンに映った自分を見て「」
なんて思ったら。
と、と、飛んだーっ!
センターステージまでまさかのフライング。ニセさんスゲーよ。なんだよ。
“君は薔薇より美しい”
聴く度に上手くなってねーか?
引退とはなんだったのか。
センターステージからの帰還はもちろんまたフライング。しかし、寺坂さんにメンバー紹介を任せ、ニセさんは死体のようにぶら下がっている。
締めのロールで大地さんのドラムに合わせて踊るコーナーが。2日目、なんか聴いたことあるリズムと思ったら、源さんが歌い出す。
「世界中の誰~より~きっと~」
マジかよ。WANDS大好き人間にはたまらない。でも源さん仕切り直しで本意気で歌おうとしたけど、歌詞がぐちゃぐちゃに笑
ライヴは、本当にラスト。
“Friend Ship”
なんだろう。この曲は、今までの星野源としての活動の集大成のように感じる。
印象的なマリンバのイントロ。優しく問いかけるような声。
タイトだけど気持ちいいドラム。
この曲のCメロがアルバムでの一位です。好きすぎて狂いそう。もうめちゃくちゃにしてくれ。
最後のアウトロの繰り返しを聴きながら、このまま終わって欲しくないなと思う。ライヴは大抵いつもそうだ。
エンターテイメントとして確立されたステージだった。
アルバムをこれ以上ないくらいじっくり堪能できた。まぁ大好きだった“夜”聴けなかったけどな!
SET LIST
- 地獄でなぜ悪い
- 化物
- 湯気
- Down Town
- ステップ
- ミスユー
- Soul
- 夢の外へ
- Crazy Crazy
- くせのうた
- 口づけ
- スーダラ節
- くだらないの中に
- Nerd Strut
- 桜の森
- Snow Men
- SUN
- Week End
- 時よ
EN-1. 君は薔薇より美しい
EN-2. Friend Ship
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