横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~
終了した。
2日とも参戦してきました。
ポルノグラフィティにとっては「横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~」以来の横浜スタジアム。
今回はなによりタイトルがいい。
「THE WAY」
書きやすい。
僕はスマホの辞書登録機能の使い方知らなかったので「惑ワ不ノ森」を毎回必死に一単語ずつに変換してました。
ということで、これからひたすら書き連ねていくが、恐ろしい文章量になることが予想される。
なにせ、ライブ終了後に帰りの電車のメモ書きが3000字あった。
僕はスマホの辞書登録機能の使い方知らなかったので「惑ワ不ノ森」を毎回必死に一単語ずつに変換してました。
ということで、これからひたすら書き連ねていくが、恐ろしい文章量になることが予想される。
なにせ、ライブ終了後に帰りの電車のメモ書きが3000字あった。
なので、こんな前置きを長々書いている暇はありません。京極夏彦ならまず横浜の歴史から振り返りそうですが、僕はビシっと横浜スタジアムから本題に進みます。
そもそも横浜スタジアムというものの歴史は1978年に…
分かりました。やめます。
ライヴレポに移ります。
今回は初日編。たぶん記事いくつかに分かれます。
横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~
at 横浜スタジアム day.1
天気予報では雨予報だったのが一転して、抜けるような青空と夏の名残のような日差しの昼間。
友人2人と待ち合わせをして、昼御飯を食べてから横浜スタジアムへ。
グッズの列がかなりの伸びていて、文字通りの長蛇に渡っていた。
16時過ぎになり、そろそろかと話し、友人たちと分かれ中へ。初日はちょうど一塁ベンチ上辺りのスタンドでした。友人たちはアリーナ8列目真ん中辺り。チケットすり替えてやれば良かった。
場内はまだまだ日差しが強くて、暑さに茹だるよう。一応予備で飲み物を追加購入。16時半くらいになり、少し周囲がざわめく。後ろを見ると虹が!
綺麗とは思いつつ、虹があるってことは?そこには。という不安が。
あとスタンドにWHITE ASHのメンバーが全員いてビックリした。
ナビゲートキャラの「ルーシー」が登場。いつもの通り客いじりをしていたけど、その途中で雨粒が。周囲も客いじりより雨!?という衝撃が勝って慌ててカッパの準備。
そこから開演までも降ったりやんだり。
場内SEではFriendly FiresやArctic Monkeysなんかが流れてた。あとPARAMOREっぽい女性ボーカルの曲。
17時過ぎにセンターステージでスタッフがバタバタとセッティングを始める。
え?真ん中スタートなの?アコギやらカホンやらキーボードが見える。
開演時間から15~20分ほど過ぎた頃ようやく画面には「READY?」の文字。センターにいたスタッフさんが高々とOKの合図を掲げる。
遂に開幕。いつもと違い岡野昭仁と新藤晴一がバックネットの方から登場。歩いて。グラウンドに沿って左右から歩いていき、センターステージに向かう。
雨は依然パラパラと降っている。
たった2人だけでセンターステージに。新藤晴一はMartinのアコギ。
岡野昭仁の「横浜!最後まで楽しんで帰るぞ!」の一声から新藤晴一がギターを鳴らす。このフレーズは。
"ハネウマライダー"
2人だけでアコースティックな"ハネウマライダー"誰がこんなオープニングを予想出来ただろう?新藤晴一のカッティングが歯切れよくて気持ちいい。昭仁さんの声も伸びやかですでに心地よさに浸る。
サビの晴一さんのコーラスも良かった。
"ハネウマライダー"のアコースティックアレンジというと「幕張ロマンスポルノ'11~DAYS OF WONDER~「のヴォサノヴァアレンジがあったけど、今回はもっと軽快で爽やかなアレンジ。
ギターソロの部分は省略して、2番サビ終わりからCメロに移った。
昭仁:ありがとうございます。ポルノグラフィティです!始まった途端に雨ってね
今回は「THE WAY」ということで、僕たちも今まで色々な道に踏み込んできましたが今回はまだチャレンジしたことのないことにも挑戦していこうと思います。
晴一:スタッフがさ。「雨降った時ように屋根付けますんで」て言ってたのよ。(何もない上を見上げながら)アコースティックギターなんじゃけどね。今度ウォータープルーフのギター買います。
昭仁:さて、横浜スタジアム、横浜ということで僕らはこの曲をやらないわけにはいきません。聴いてください
"横浜リリー"
新藤晴一は12弦ギター、岡野昭仁はJ-45かな?ポルノで横浜といえばこれ。やるとは思ったけど、まさか2曲目にこんなアレンジでやると思わなかった。
12弦ギターの独特の響きが美しい。
岡野昭仁は一番のBメロの歌詞盛大に間違えて、
「部屋のドアを出る時の『じゃあ、また。』は海に投げ捨ててよ」
になってた。
昭仁:まだまだ横浜スタジアムの真ん中でやろうと思います。雨になんて負けません!
晴一:さっきスタッフが「雨なんて見えません」って言って降りてった。
新藤晴一がGibsonのチェト・アトキンスモデルのガットギターでテロテロ弾きだす、そこから岡野昭仁があの曲を歌い出す。
"サウダージ"
"サウダージ"のアコースティックアレンジなんて始めて聴いた。最初のサビ終わって間奏移った時にコーヘーとくわGが入場。
岡野昭仁が軽く紹介してセッション風に"サウダージ"を演奏。
キーボードとカホンが入ることでシンプルな構成ながらとても聴き応えある内容。
昭仁:9月に入ってもまだまだ暑く、まぁ今日はこんな天気だけど、暑さが続いてます。なので次の曲の爽やかなコーラスで乗り切りましょう。
くわGさんが若干怪しげな音程でハミング。それにコーヘーさんと晴一さんがコーラスを被せフレーズを歌い出す。
"NaNaNa サマーガール"
新藤晴一はMartinだったかな。3人のコーラスが重なった響きがとてもお見事。何気に久しぶりに聴く。「惑ワ不ノ森」のメドレー以来かな。あれはフルじゃなかったのでフルは「PANORAMA×42」の沖縄以来か。
雨が皮肉なくらい晴れた空の下で聴きたい爽やかなアレンジ。
昭仁:せっかく横浜スタジアムの真ん中にいるのでみんなの声が聞きたい。次の曲で手拍子と歌声をよろしく!
"アゲハ蝶"
僕の中で一番大切な曲。ポルノを好きになった曲であり、大袈裟に言えば僕の人生を変えてくれた曲。
"アゲハ蝶"があったからこそ今僕はかこにいる。そんな曲なので聴くことができるだけで本当に嬉しい。
新藤晴一は当然チェト・アトキンスモデルのガットギター。
センターステージの"アゲハ蝶"というと、どうしても「横浜・淡路ロマンスポルノ'08~10イヤーズ・ギフト~」が思い浮かべてしまう。
3万人の歌声が横浜スタジアムにこだまする。
演奏後ステージから轟音が。すでに野崎森男と野崎真助とnang-changが板づいている。
センターステージにいた4人もメインステージへ移動。「JUMP!JUMP!」とコーラスが響く。そこに新藤晴一のワウを効かせたギターが絡んでいく。最高潮で雪崩れ込んでいったのはこの曲。
"敵はどこだ?"
先ほど「"アゲハ蝶"は僕の人生を変えた曲」と書きましたが、その頃にファンになったので「雲をも掴む民」には強い思い入れがある。もうひとつ、僕が初めてポルノのライヴに触れたのはWOWOWで生中継した「BITTER SWEET MUSIC BIZZ」の最終の武道館公演である。
画面越しでもその演奏のカッコ良さに惹かれたライヴ。その1曲目がこの"敵はどこだ?"だったのだ。
云わずもがなですが、911のテロを受けて書かれた歌詞。
あれから14年の時が経ち、世界は相変わらず争いを繰り返してます。
この曲の歌詞が今でも響いてしまう、それが世の中への最大の皮肉となっている。
演奏面ではかなり音圧が強い。たぶん序盤5曲がアコースティックだったこともあるでしょう。しかし、それだけではなく14年前では表現しきれなかったものが今のポルノグラフィティは表現できたことじゃないでしょうか。
云わずもがなですが、911のテロを受けて書かれた歌詞。
あれから14年の時が経ち、世界は相変わらず争いを繰り返してます。
この曲の歌詞が今でも響いてしまう、それが世の中への最大の皮肉となっている。
演奏面ではかなり音圧が強い。たぶん序盤5曲がアコースティックだったこともあるでしょう。しかし、それだけではなく14年前では表現しきれなかったものが今のポルノグラフィティは表現できたことじゃないでしょうか。
上部のスクリーンにはターゲットマークが行き交い、メンバーの姿がスタイリッシュに映されていた。
他にも間奏では火柱が上がっていた。
"2012Spark"
ここまでの緩急をつけたライヴがあっただろうか。若干強くなってきた雨と相まって、最初の「Spark」のコーラスから場内の観客はもうネジが取れてしまったようにリミッターが外れていく。聴く度に強度が増してくる曲だ。岡野昭仁の歌声が力強い。
こうして時代性を表す曲が続けてきたのも、時代に沿って歩んできたポルノグラフィティを表しているのかとふと思った。
"ミステーロ"
まさかやるとは思わなかった。野外の夜で聴きたいとは思ってはいたけど、去年のツアーでもやっていたのでしばらく聴けないかなと思ってました。
歌い出しから鳥肌が立つ。
ゾクゾクするような魅力がこの曲にはある。
強まった雨が演出のようでした。
使用ギターについては"敵はどこだ?"~"ミステーロ"は黒テレでした。
part.2に続きます
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