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2016年9月6日火曜日

【レポ】横浜ロマンスポルノ'16〜THE WAY〜 part.2







横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~


ライヴレポpart.2です。


part.1








"ミステーロ"終了後MCから。


(ステージに雨よけをし始めたスタッフを見て)
昭仁:今雨よけをしております。やっぱり楽器が濡れてしまうとね。マズイので。まぁ僕は大丈夫ですが。でも2008年の豪雨の時に僕のマイクが壊れてしまいましたが。楽器大丈夫そうでしょうか?
次に聴いてもらうのはコーヘーがアレンジをしてくれた曲で、森男と真助にレコーディングに参加してもらいました。

そして今日そこにくわGが加わり、nang-changが加わり、最後にこの曲で躍り狂う君たちが前にいることでこの曲が完成します。躍り狂ってちょーだい。

"ルーシーに微熱"

絶対ライヴ向き!と初めて聴いたときに思ったけど、その通りだった。

ダンサンブルな曲調で程よく腰を揺らすようなリズムが心地よい。

新藤晴一がクリーム色ボディに鼈甲柄のピックガードのテレキャスターを使ってた。
カッティングの音が気持ちいい。
途中の短いソロ回しもちゃんとライヴ用になっていてカッコイイ。今のポルノの演奏チームの魅力がかなり詰まってる曲。

"ギフト"

油断した。

何がかは分からないけど、とにかくこの流れで"ギフト"がくると思ってもなかった。

僕は2008年の横浜スタジアム初日のほぼ最上階のスタンド席で本編最後にやった"ギフト"で号泣しました。
元々後ろ向きな性格だったのが、この曲を聴いて嫌いな部分を見つめ直すようになったという曲で、大好きで仕方ない曲だ。

サビだけワイパーしたけど、あとはじっくり聴き入れてしまった。

MC

昭仁:横浜スタジアムで僕らがやらせてもらうのは4回目です。
スタジアムだから、言わせてもらわんと。カープの調子がええね。
DeNAさんの本拠地で言うのもなんだけど。
晴一:ごめんやで。
広島の先発の◯◯(名前失念)が入場曲に"アポロ"使ってくれてるんだよね。たまたま球場来てるときに聞けたけど、嬉しいもんだね。思わず
(周りを見回しながら「俺、俺」のポーズ)
横浜といえは筒香も調子いいよね。松井みたいな。松井秀喜ね。

昭仁:野球の話ばかりになってしまうけど、先日広島の応援歌を歌うっていうのに僕ら2人で行ったんよ。
晴一:「♪カープ カープ カープ広島」ってやつね。
それで歌わせてもらったんだけど、自分たちのPVでもあり得ないくらいテンション高く歌った。
昭仁:(映像)撮られてたのにね。僕らみたいなものは撮影されるとダメなんです。
晴一:歌ってみたらスタッフの人に「その5倍でお願いします」と。歌ったけどね。
昭仁:音録る部屋があって、撮影する部屋があって、それで楽屋があったんだけど、楽屋におったらこの人めっちゃテンション高く歌ってた笑
広島球場で流れるので機会があったらその姿見てください。
観客:見たーい
昭仁:ないから見せれんよ笑
観客:えー
昭仁:無理だって笑

昭仁:さて曲に行きましょう。
僕らも長年の間色々な道を歩んできて、その中で月9の主題歌もやらせていただきました。久しぶりに聴いてもらおうと思います。

"EXIT"

確かに久しぶり。PANORAMA×42以来かな。でもあれはアレンジされてたので、バンドではつま恋ロマンスポルノ以来か。新藤晴一がPRS使ってたのが嬉しい。確かに音からすると合う。

スクリーンには電車の窓をイメージした黄色の四角い線が映っていた。
中央上部のスクリーンには歌詞が映っていた。水の中を揺らめくような歌詞が曲とピッタリ合っていて良かった。
でも歌詞1ヶ所違ったよね?「ただとりとめのない話に」が「ただとりとめのない話へ」になってた。初日自分の記憶違いかと思った。

"EXIT"はライヴでも何回か聴いてるけど、今回のライヴで聴いてとても涙腺をやられてしまった。なんだろう。元々好きな曲ではあるけど。

"愛が呼ぶほうへ"

涙腺弱ったところにこれはズルい。

"EXIT"の「地上では強い雨 降り出してきたんだろ」や"償う人の背に降り続く雨"という歌詞が皮肉なくらいこのくらいの時間帯は雨強かった。

"愛が呼ぶほうへ"って最近新藤晴一はアコギ使うことが多いけど、やっぱり僕はエレキで弾く"愛が呼ぶほうへ"が一番好きだ。

"My wedding song"

この流れはズルい(2回目)

スクリーンにはパステル画のようなイラストと手書きの歌詞が、泣けた。もう無理。雨降ってて良かった。

新藤晴一のスライドギターがとても良かったのもあるけど、何より昭仁さんの歌声があまりに暖かくて。
今回はミディアムな曲少なかったから尚更こういう暖色系な曲が印象的だった。



真助さんのマーチ調のスネアが鳴り響く。たぶん会場全員が"シスター"だと思ったら違った。


昭仁:最初に横浜スタジアムの真ん中で歌ってめちゃくちゃ気持ち良かったからまた行っちゃおうかな~

マーチが鳴るなか岡野昭仁、新藤晴一、野崎森男、野崎真助がセンターステージへ。その間コーヘーが弾いてたピアノがとても綺麗だった。あれ元ネタあるっけ?聞き覚えがあるよう。
※あとで気づいたけど"君は100%"だった

センターステージにくるとみんな革ジャン姿に。ギターのお方はサングラスまで。

昭仁:さぁわしらも衣替えをしまして
観客:(衣替え…?)
昭仁:衣替えじゃないわ笑 着替えました。みんな大丈夫そうですk…あなたギターないんですか。

※晴一手ぶらで立ち尽くしてる

昭仁:まだギターきてないと。
こうしてスクリーン見るとめちゃくちゃ降ってるように見えるね。体感では雨はそうでもないんだけど(この後もちろん雨強まる)

※晴一、エアギターを始める。弾いたり回してみたり、放り投げてキャッチしてみたり。

そうこうしてるとギターくる。ホワイトファルコンだ!


昭仁:大丈夫でしょうか。えー今回は最初にも言ったけど「THE WAY」ということで色々なチャレンジをしてきたんじゃけども、今度はお馴染みの曲をロックンロールにしてやってみようと思います。晴一カモン。

新藤晴一がめっちゃロカビリーなギターを鳴らす。1回ブレイクすると。


昭仁:何の曲をやるか分かるかー?"ヒトリノ夜"!


"ヒトリノ夜"

ロックンロールテイスト満載の意外なアレンジ。今年はFCUW5でインディーズ版のが聴けたり"ヒトリノ夜"の変化球の年だ。

いつもと曲調違うだけに客席もノリ方が少し揃わなかったりしてたけど、これはこれで良いんじゃないかな。

昭仁:そのまま行くよー!カモン!

"Mugen"

叫べー!という岡野昭仁の声はありつつ、初日はみんな曲調が違う"Mugen"に最初声がバラバラに。コール&レスポンスなのか歌いっぱなしなのかで迷ってる人が周りに多かった。

新藤晴一のギターソロがちゃんとロカビリーっぽくなってて面白い。


けどこの2曲の間はずっと雨に打たれ続けるホワイトファルコンが心配で仕方なかった。また入院にならなければいいが。2日目にも良い音鳴らしてたから大丈夫だろうけど。


終わると同時に4ツ打ちのリズムが流れる。恒例の儀式だが、最近僕は何度聴いても「ネオメロか?」と構えてしまう。年々イントロが似てきてる気がする。

雨でみんなリミットメーターがおかしくなってるので、最初から大きなFU -FU-が横浜スタジアムにこだまする。
だけど岡野昭仁の煽りでさらにその歌声は強くなっていく。ソニー損保は見習え。

途中では一塁側と三塁側に分けて叫ぶことに。僕は一塁側。
結果一塁側勝ち。ちなみに翌日も勝ちました2連勝です。


昭仁:タオルでも回しますかー!


の言葉からコーヘーのピアノが響く。

"Ohhh!!!HANABI"

やはり野外でこの曲は盛り上がる。
みんな雨で重くなったタオルを振り回す。

僕この曲とても好きなんですよね。聴く度にどんどん好きになる。
昭仁さんはセンターで歌ってて、2番終わりでステージに戻っていった。

最後のサビではタイトル通り花火が打ち上がり、もう最高潮のような盛り上がり。

少しの間をあけて、昭仁さんが歌い出す。

"オー!リバル"

雨を裂くように立ち上がる火柱。赤をメインにした照明。

前回のツアーで本編最後だったので、これを聴くと終わりが近いように感じる。

岡野昭仁の声にも力がより入り、新藤晴一も険しい顔でガットギターを鳴らしてる。こんな風にガットギターをかき鳴らす人がいるだろうか。

コーヘーさんがアコーディオンなので、あとピアノがもう1人いればなとライヴレポで聴く度に思ってたけど、今回は全くそんなことを感じさせることはないくらい 厚みのある演奏だった。


まだまだ宴は続きます。
ツーワンのクラップから森男さんのベース。

"メリッサ"

銀テープが飛びました。取れませんでした。取れませんでした。取れませんでした。
(イエモンの"JAM"風)

カッパを持ってたのに開き直って着ていなかった僕はもうナチュラルハイに。あとで大変なのは分かっていても、身体は熱い。

新藤晴一は最近テレキャスで弾くことが多かったけど、ここではヒスコレのレスポール。やっぱ"メリッサ"はレスポールが良い。

以前の豪雨の時は「シャワーを浴びながらギター弾いたことないから」という名言が飛び出すほど弾くの辛そうでしたが、今回は雨の中でもギターソロ完璧。

続けざまにジングルが流れる。
昭仁:久しぶりにいくよー!

"ミュージック・アワー"

ポルノの野外でこの曲は外せない!

もう何度ライヴで聴いてるか分からないけど、この曲以上に無条件で楽しめる曲はないよね。

あとは"Century Lovers"も。
"ジレンマ"はやっぱり終わってしまう寂しさが先行してしまうからなぁ。

そういえば新藤晴一がレスポールで弾いてた。基本的にレスポールJr.かテレキャスみたいなシングルコイルのピックアップで弾くことが多かったからレスポールは初めてかも。強いていえばLEMF1999ツアーのES-335くらいかな。

そして、この後ライヴ本編はいよいよ終幕を迎えることになります。

part.3に続く


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