2016年9月7日水曜日

【レポ】横浜ロマンスポルノ'16〜THE WAY〜 part.3






横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~


ライヴレポpart.3です。


セットリスト・使用ギターまとめ
part.1
part.2



長々書いてきましたが、なるべくこれで初日は終わらせたいと思います。








MC


昭仁:今日はどうもありがとう!
わしらはバンドを結成して211年が経ちました。
昔はスタジアムバンドというのは憧れであり、今こうしてこのステージに立てていることが本当に嬉しいです。
21年の間色々な道を歩いてきたわけだけども、道のりを振り返ったみると、いつもそこには君たちが寄り添っていてくれました。

みんな横浜の空に両手をかざしてみてください。

事前に配られたシンクロバンドが一斉に青く光る。
雨の中であっても本当に美しい光景。これを上から見れるのはスタンド席の数少ない特権。

ドローンが飛んで上空から会場を映していた。
まるで"うたかた"の歌詞にある「夜の海に光を灯す青い夜光虫」のよう。

昭仁:この光がこれから僕らが歩いていく道です。そう、それはまさに君たちのこと。
最後、聴いてください。"THE DAY"


"THE DAY"

それまで全員青く光っていたシンクロライトがアリーナの一部を残して消える。そこには「THE DAY」の文字が浮かび上がる。
そこに晴一さんのギターがかき鳴らされる。

CD音源の時点でもかなりカッコイイ曲だったけれど、ライヴで聴くと比較にならないくらい熱量が高い。
今時点でもCD音源に物足りなさを感じてしまう、それくらいあの瞬間ステージで鳴らされた"THE DAY"は凄まじいものだったのだ。

雨がそれを助長したこともあるかもしれない。

"ルーシーに微熱"で「躍り狂う君たちが加わることでこの曲は完成する」と昭仁さんは言った。
"THE DAY"もこの狂熱の横浜スタジアムでひとつの完成となったんじゃないかと思う。

サビでは白と青に激しく明滅するライト。飛び散る雨、熱気、この空気は今この瞬間、この会場にいないと感じることはできない。それがライヴというものだ。

限りない興奮の中ポルノグラフィティを好きであること、その喜びを感じる。いつかのライヴで昭仁さんが「ポルノグラフィティのファンであることを誇りに思ってもらえるように頑張ります」と言っていた。

もうとっくに誇りに思ってるよ。

演奏が終わったと思いきや、サプライズでこの日のために新たに書き下ろされたであろう歌詞が歌われる。


目の前を遮る 壁のようなReal world
深い森に分け入るよりも 危険な香りのTHE WAY
絡み合うCROSSROAD 幾千の罠罠
その先に待つ人のために 足を踏み出す
君の THE WAY


こんなアレンジされたら泣くよ。泣きっぱなしだよ。どうしてくれんだ。

ここで本編が終了。
もう本編終わり?と思ってしまう。今回はとりわけいつもよりも早く終わってしまった感覚。

アンコール

昭仁さんが終始「雨大丈夫?寒くない?」と心配してくれていた。マジ先生
晴一:結局、最後まで降り続いたね。

昭仁:みなさんに、ビッグニュースがあります。新曲やります!タイトルは、なんですか?創ったあなたから言ってください。
晴一:"LIAR" 嘘つきってことね。
昭仁:まだ出来立てホヤホヤなんですけど、みなさんに聴いてもらおうと思います。

"LIAR" (仮)

「LIAR LIAR」という歌詞で始まるサビ始まりの曲。"俺たちのセレブレーション"以降のシングル全部サビ始まりだな。

アップテンポな楽曲。ちょっとエキゾチックな部分もありつつ少し歌謡曲テイストも入ってる。そのせいかイエモン好きの彼女さんも「新曲カッコイイじゃないの」と言っていた。

歌詞はとにかくもう晴一さん。
歌詞の世界観で自分が通じるような気がしたのが"瞳の奥をのぞさせて"かな。

人は心の中にダンジョンを持っていて
それぞれの部屋に感情を隠しているでも僕には鍵がなくて開けられず泣いた

というフレーズが印象的。
※うろ覚えなので多少違うと思う。

とても晴一さんらしい言葉のチョイスだなぁと思う。中森明菜さが歌いそうな雰囲気すらある。

とにかくカッコイイ楽曲なので発売が楽しみ。


飛行機の音が流れる。

"エピキュリアン"

意外。かなり意外。この曲をここでやるとは。

正直なとこ、ちょっとその前の本編と、新曲を受けての流れだったので、少し印象がボケてしまったように感じる。

そのリラックスさがこの曲のウリではあるんだけどね。

めちゃくちゃ楽しいんだけど、この流れならもう一発激しめの曲か、逆にバラードに振り切ってしまった方が個人的には好みだったりする。


メンバー紹介

サポートメンバーをいつも通り紹介。

森男さんの時に

昭仁:ソロアルバムを出しましたー!
森男:ピース
晴一:森男お前も前出てきて濡れろや。
森男:前に出てきてピース

って流れがあった。

昭仁:残った2人がポルノグラフィティなわけですけど、ギタリストの名前をでーっかい声で叫んであげてください。on Guitar?

晴一:こうしてポルノをやってきて、うまくいかないこともある。時にはスタッフと意見が合わなかったり、曲や歌詞が思うように書けなかったり、…ヒットチャートの期限がよくなかったり。それでもこうしてやってきたことで、今こうして横浜スタジアムに立てている。
そう思うと今までのことが1つひとつちゃんと形になって道になっていたのかなと思う。またこうしてこのステージに立てるように頑張ります!

昭仁:今日はこんな雨の中最後まで残ってくれてありがとう。みんながそうやって最後までいてくれたこと、そのことが本当に嬉しい。
さぁ、ライヴも終わりが近いです、みんなで叫んで、跳ねて、熱くなりましょう!ラスト1曲"ジレンマ"!

"ジレンマ"

本当にどこまでも楽しいのに、どこまでも寂しい曲。

ライヴも終わってしまうんだなぁ。

止まない雨にも負けない、どころか雨さえ味方につけるような会場。
シンクロライトが虹色に光ったりしていた。

ステージもみんな明日なんて考えてないくらい全部を振り絞るよな演奏。
ソロ回しの晴一さんのギターソロ部分、いつもと違って森男さんの弾き方マネしてた。ひたすらチョーキングだけで乗り切るなんて笑

最後に沢山の花火が上がる。
昭仁さんのジャンプで一番大きな花火が上がり、場内のライトが一斉に付く。その眩しい光景があまりにも綺麗で今でも目に焼き付いている。

メンバーが挨拶してお辞儀をしたあと。

昭仁:そういえば、まだ横浜スタジアムの後ろの方に挨拶行ってないので行きます!

と行って昭仁さんと晴一さんが左右それぞれで降りて、歩きながらステージ後方に。
昭仁さんは終始「ありがとう!」と言ってくれてた。

後方のPA卓上がステージになっていて、そこに昇る直前に昭仁さんが「もう1曲やります!」と宣言。ベンチの上の辺りだったので、この後方ステージ来てくれた時に本当に近くて嬉しかった。

ステージあるのは分かってたけど「え、まさか使わないの?」と思ってた笑

ちょうど晴一さんがギターを鳴らしてみると、返ってくる音に少し首を傾げる。それに気づいた昭仁さんが近くに聴きに行くとギターのレベルがおかしいようだ。
2人で上からPA卓に呼び掛けてゲインを調整してもらっていた。というか晴一さんのギター、晴一モデルのプロトタイプじゃないか。

この時のギターがクランチサウンドだったので、まさか惑ワ不ノ森の"俺たちのセレブレーション"の再現か?と一瞬思ったけど違った。

昭仁:聴いてもらうのは16年前に創った曲で僕らの所信表明の曲を聴いてもらおうと思います。聴いてもらうのは"ダイアリー 00/08/26"


"ダイアリー 00/08/26"

所信表明って"アポロ" かと思った。

「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」ツアーのアンコールでも大切に歌われたこの曲。

この決意を僕は数年前にも見ている。それは「ラブ・E・メール・フロム・1999」で歌われた"Let's go to the answer"だ。
あの時昭仁さんは曲前で「どっか打算的になっている自分がいる。それでいいはずがないから、また大それた夢でも見てみようと思う。無条件で君たちの心を撃ち抜くような音楽を、もしかしたらこの音楽業界を潰してしまうかもしれないような音楽を届けられるようにやっていきたい」
と言っていた。

その後"オー!リバル"が出て、それから発売されたアルバム「RHINOCEROS」はファンを確かに撃ち抜いた。それからのツアーがあり、その道はこの横浜スタジアムへと繋がっていた。

アルバムに対して晴一さんは「自分の好きなものを詰め込んだ」、昭仁さんは「聴く人全てに届くくらいインパクトあるものを」というそれぞれのベクトルで楽曲が創られた。
結果的にそのバランスが絶妙に混じり合い「RHINOCEROS」というアルバムが完成した。

その一連の流れを受けて横浜スタジアムで最後に鳴らされたこの曲は、「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」で歌われた時よりもさらに強さを増しているように感じた。

ポルノは本当に様々な道を歩んできた。常に新たなことに挑戦をしてきた。
しかし、こうしてちゃんと芯が通っている。だからこそ、振り幅が大きくても16年もの間一線にいれるのだろう。

ブルース・スプリングスティーンの言葉で僕が大好きなものがある。どこを見て歌うかという質問に対するボスの答え。


客席を見て歌う。10列目の真ん中だ。そこに自分がいることを想像する。ディランやビートルズに夢中だった10代の頃の自分があの席で見てると思ったら、どんな時だって手抜きなんかできやしないよ。


この言葉はステージ立つ人全てに見て欲しい。

おそらくポルノも同じくらいの気持ちでいるんじゃないかな。
かつて憧れたロックスター、スタジアムロックバンドに憧れていた自分たちが見て納得できるものを見せられているか。

だからこそ、ポルノのライヴはいつ見てもかけがえのない体験ができる。最後の1曲までしっかり強くなった雨に打たれながらそんなことを考えた。

最後の生声は

晴一:風邪引くなよー!
昭仁:愛してるぞー!

僕は初日が終わって、こんな素敵なライヴが明日も見れるんだという気持ちと、あと1回しか見れないんだという気持ちでごちゃ混ぜになった。

そんな気持ちを抱えて、夕飯を食べたバーミヤンに折り畳み傘を忘れて、帰宅路についたのだ。
※翌日取りに行きました。お店の方すみません。

ということで、長くなった初日のレポを終わります。

2日目は初日との相違点だけまとめようと思います。

part.4 (2日目レポ)


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