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2016年10月25日火曜日

ミスターどうでしょう鈴井貴之の人生観はみんな参考にすべき






僕は「水曜どうでしょう」が大好きである。


発売しているDVDの副音声をよくBGM代わりに部屋で流していることがあるのだが、その中でミスターどうでしょうこと鈴井貴之が恋愛観、いや人生観について語る場面があった。


個人的に人間関係、恋愛関係でお困りの方には役に立つかもしれない言葉だったので、今回紹介しようと思う。









その言葉とは




その言葉はDVD全集第7弾の「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」で出てくるものである。
ヨーロッパ企画は3弾までありますけど、その最初の企画。企画としても大好きな作品だ。


内容は恋愛関係について。

少し掻い摘んで抜粋して引用する。


僕も感じるのは恋愛だって、やっぱ男と女って共通項を探すんですよね、まず。音楽の趣味が一緒、好きな食べ物が一緒、あー気が合うね。みたいなところで。
だけど、何かのキッカケで今度は違う違うを探し始めて、合わない合わないで結局別れちゃいました、ってことになるじゃないですか。

僕はね。だから、端っから合わねえんだよ、と。たまに合ったらラッキーぐらいのところで考えてった方が。逆に合わないからこそ、じゃあ色々とお互いにね。それが人間関係の中では非常に重要なことだと思うんですよ。


引用終わり

いかがだろうか。


余談だが、このDVDの副音声、きしめん食べたい話と金は誰が払うのかという大泉洋の本編に全く関係ない話も大変面白いので是非購入して聴いてください。


価値観の違い




例えば、音楽でいえば「音楽性の違い」という言葉をよく耳にしないだろうか。

バンドの解散やメンバー脱退に付きものの言葉。

バンドという集団はそれぞれの掲げる信念を基に音楽を鳴らすが、活動を重ねていくうちに、少しずつメンバー間でその価値観がずれてくることがある。

それがたとえ些細なズレであったとしても、ほつれた糸が解けていくように次第にそれが広がっていく。


↑の恋愛においての価値観と通ずるものがないだろうか。





星野源の言葉




僕は星野源が好きだが、源さんの曲"ばらばら"でこんなフレーズがある。


世界は ひとつじゃない
あぁ そのまま ばらばらのまま


この曲の演奏前にMCで


「世界はひとつ」とよく言われるけどそんなことできるわけない。ばらばらのままで決してひとつになることはない。
だけど、ばらばらの状態のまま重なり合うことはできる。


根底は同じだと思う。それは、どんなに価値観が似ている人同士でも完全に一致することなんてあり得ない。むしろ似ているからこそ、些細な食い違いが気になってしまう。


逆に最初から価値観が合わないと思っている人間同士の方が関係が案外上手くいったりすることもある。そんな知り合い心当たりないだろうか?

違う価値観を知れることは、自分の了見を広げられる機会でもあるのだ。


他人と違う部分をどう受け入れるか。その見方が変われば、ちょっとだけ気持ちが変わったりしませんか。


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