かなり久しぶりの晴一さん機材紹介シリーズ。
このブログを立ち上げて5ヶ月半くらい経つのだが、音楽ネタは多めにしてるものの当初の目的を逸脱しすぎて、都市伝説系のネタ記事のが書いてて楽しくなってきてしまっている。
というのも、このブログ始めた段階で薄々気付いてはいただ、回数を重ねる度にネタがなくなってくる。
同時に、どんどんニッチでマニアックな機材紹介になっていくということ。
先日晴一さんがES-345を誕生日に買ったとツイートしてたが、こんな感じでどんどん新しい機材を入れてくれればネタができて僕も助かるというものである。
なので晴一さん、期待してます。
さて、今回は晴一さんが絶賛していたスピーカーキャビネット「Torpedo Live」を紹介しよう。
Two Notes /Torpedo Live
なにこれ?
Two Notesはフランスの音響メーカーだ。おフランス製である。
そして、このTorpedo Liveはデジタル・ロード・ボックスというものである。なんのこっちゃと思うだろう。僕もである。
すごく平たくいうと、"めっちゃ凄いアンプのキャビネットのシミュレーター"である。
何がめっちゃ凄いかと言うと、この機械に32種類のキャビネットがシミュレーションされて搭載されているのだ。更には追加で13種類購入できるとのこと。
その上マイキングも8種類入っている。ラストエリクサーレベルで万能すぎる。
普通のギタリストなら持て余すこと請け合いなレベルのものが詰め込まれているのだ。
使い方としては、アンプのベッドからキャビネットの代わりにこのTorpedo liveに繋ぐ。
そうすると、設定したキャビネットとマイキングのシミュレーションのサウンドで出力できるようになる。たぶん。
このシミュレーションの精度がとても高いため、実際にキャビネットを鳴らしたような音で鳴らせるというわけだ。
普通、ある程度の音量でアンプをキャビネットで鳴らしたら隣人が怒鳴りこんでくるくらいのことになるが、このTorpedo LiveはMIDI出力やヘッドホン出力なども出来るので、自宅でもヘッドアンプを使った演奏をすることができるという利点がある。
宅録ギタリストにとっては強い味方になる存在だ。
たとえ深夜であっても自宅で実際のアンプを使ったギターの録音ができるのだ。もちろんベースも対応している。
晴一さんも、アルバム「RHINOCEROS」制作の際に使用したという
10th Albumのギター終了、と思っていたら、アレンジの関係で、8小節のギターソロが追加。もう、何もかもがギリギリのこの時期、アトリエで宅録。このTorpedo liveというスピーカーシュミレータ、本当に気に入ってる。 pic.twitter.com/q396TSBXB2— 晴一_koushiki (@blackcaster) 2015年7月3日
こうした急遽の録音にも対応できる利便性の良さが凄い。
再現性の凄さ
上でも触れたが、1番のウリとなるキャビネットの再現性の高さである。
スタジオで演奏したかのようなサウンドが再現できるというのは、ギタリストにとってこんなありがたいことはないだろう。
自宅でアンプでの録音なんてやろうものなら、上記のとおり自宅の近隣全方位に喧嘩を売ることになる。命がいくつあっても足りない。
以前紹介したKemper Profilling Amplifierもそうだが、技術の進歩は凄いものがある。
以前はモデリングとか、シミュレーションというと、デジタルっぽくなるという理由からあまり音にこだわるギタリストからは好意的でないイメージだったが、今は時代が変わったのだなと痛感する。
っていうかこの動画のオッサンの演奏スゲーな。
DTMの進歩にともなって、今では本当にスタジオでレコーディングしたのと相違ないくらいの音を自宅でも再現できるようになってきた。
僕もやはり気になる機材であり当然欲しいが、サウンドハウスで2016年10月現在は8万4千円となっていた。安い!
冗談はさておき、費用対効果を考えれば本当にとんでもなくお得なのだが、なかなか予期せぬ収入でも起きないと厳しい金額であることは間違いない。
ということで、このシリーズをやる度に「宝くじ当たれ」と思う気持ちはそのままに、この記事を終えたいと思う。
シリーズ一覧
☆新藤晴一使用機材
ギター
- レスポール(1960年製)編
- テレキャスター編
- Sagoギター編
- ポール・リード・スミス編
- ES-335(クリス・コーネルモデル)編
- レスポールカスタム(1958年製)編
- ホワイトファルコン編
- レスポールJr. TVイエロー編
- ストラトキャスター編(1)
アンプ
エフェクター
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