晴一さんの使用機材今回は初期のポルノで印象的に使われていたこちら。
Gibson / レスポールJr. TVイエロー
Les Paul Junior Limited Edition
鮮やかな黄色の見た目が特徴のギター。
どんなギター?
まずレスポールJr.というギターがレスポールとどう違うのかということを調べてみる。
歴史としては先日書いたレスポールカスタムと同時期に開発されたギター。
カスタムの高級感とは対照的にステューデントモデル(学生向け)にレスポールの廉価版として売り出された。いつの世も学生はお金ないからね。
しかし思いのほかプロにも目を付けられて売れていくことになる。
そこで登場したのがこのTVイエローという機種。
当時はまだテレビが白黒なので、白黒画面でも綺麗に映ったのかこのクリームイエローとのこと。
ある意味プロに注目されてなかったらTVイエローというモデルは生まれなかったことになる。
ちなみにBUMP OF CHICKENの藤原基央が使っているのはTVイエローでもレスポールスペシャルなので別のギターです。
レスポールスペシャルになるとピックアップがフロントにも付く。
P-90ピックアップ
特徴的なのはリアのP-90のワンピックアップのみということ。
ピックアップの特徴についてはそのうち別途記事にしようと思うので詳しくは割愛。
掲載したらリンク貼ります。
ギターのピックアップの違いはなに?part.2 P-90とミニハムバッカー
簡単に紹介するとギブソンが初期に開発したシングルコイルのピックアップである。
こもりがちなハムバッカーよりも抜けがよくシャキッとした歯切れのいいサウンドである。
それがバキッとリアに鎮座している。
晴一さんがデビュー時にレスポールJr.を選んだのは、何か特徴となるギターが欲しかったからということ。
初期の楽曲でいけば"アポロ""ミュージック・アワー"みたいなタイプの曲ととても相性が良い。
今はどこかの空の下
デビュー時より愛用していたが2011年のつま恋ロマンスポルノ'11 ~ポルノ丸~の際に震災の義援金のためチャリティに出品された。
今頃きっとどこかのファンの家にあるはずだろう。当選した人が羨ましい。くれないかな。
最後に個人的などうでもいいエピソードとして、74ersのライヴDVDを見ていて"見えない世界"や"月飼い"で昭仁さんと晴一さん同じギター使ってるー。と思ったことが、かつてある。
多少ギターに毒された今の目で見ると、昭仁さんは黄色のSGで晴一さんはこのレスポールJr.で全然違うのにね。
ギター分からない人にとってはそれくらいのものなのだ。確かストラトとテレキャスの違いも分からなかった。
それにしてもあらためて注目して音を聴くと本当に良い音がする。
正直これを書いていてレスポールJr.いいなぁと物欲に火が着きそうだ。
☆新藤晴一使用機材
ギター
- レスポール(1960年製)編
- テレキャスター編
- Sagoギター編
- ポール・リード・スミス編
- ES-335(クリス・コーネルモデル)編
- レスポールカスタム(1958年製)編
- ホワイトファルコン編
- レスポールJr. TVイエロー編
エフェクター
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