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2017年8月21日月曜日

野崎森男という漢 ベーシストだけではないその魅力







※今回の記事の前半はどうでもいい個人的な話が書いてあるため、読み飛ばして途中から読んでください


ポルノグラフィティのサポートを長年つとめているベーシストの野崎森男

今だから言えるのだが、実は森男さんのベースに最初あまり馴染めなかった。
それは森男さんがいけないということでは全くない。全ては僕がいけないことなのだ。

しかし、今ではそんな森男さんのベースが大好きで仕方ないというテーマである。



コンプレックス




今までもちょちょく書いてきたが、僕は"アゲハ蝶"でポルノグラフィティのファンになった。

それまでちゃんと音楽を聴いてこなかったので、その反動が出たのか、貪りつくようにポルノグラフィティの音楽を聴いていた。
「アゲハ蝶」のシングルはどれだけ聴いたか分からない。

そんな僕が初めて見たライヴは「Purple's」である。5周年の記念ライヴ、その東京体育館の初日に行ったのがライヴ初体験であった。


つまり、僕が初めて見たライヴにはTamaさんはいなかったのだ。


当時は何事にも踏み出せないネガティブな性格だったので、好きであっても、ライヴを見に行こう、というところまで気持ちに踏ん切りがつけられなかったのだ。


今は「あ、今日あのライヴ行けそうじゃん」と軽く当日券買ってライヴに行く自分に、もうあの初々しさを無くしてしまったんだなと思って悲しくなったきた。その方が楽しいんだけど。


そんな後ろ向きな心も、WOWOWで放送されたビタスイの生中継を祖母の家で見て撃ち抜かれ、さらに「74ers」のDVDを見て「ヤベー!ライヴ見てみたい!」と年々気持ちが募ってきたのだ。


そんな折、Tamaさんの脱退が発表された。


あまりにもショックであった「俺まだライヴ見てないのに」という想い。全部自分が悪い。
そうして、ベスト盤が発売され、年末のスペシャルライヴ「Purple's」が初ライヴとなった。

生まれて初めてのライヴだったので、それはもう楽しいものであった。
同時に「Tamaさんいないんだ」と自分の目で再認識するものでもあった。

自分の後ろ向きな性格のせいで3人のポルノグラフィティを見れなかった、ということがコンプレックスとなったのだ。




森男好きになる







※みんな知ってると思いますが左のおじさんではありません


前置きが長くなってしまった。


そんなこんながあり、最初は森男さんに対して変に意固地になっていた。

しかしながら「Purple's」のDVDの副音声を聴いてくうちにだんだんと心が変わってきた。どんな人と成りなのかが良く分かったし、何よりメンバーからしっかり信頼されているんだと分かったのだ。メリッサのフレーズの音が出なかったとしても。

副音声以降(よくよく考えると理解が早い)、自分はすっかり森男好きになっていた。
むしろ大好きという感じだ。


最初の偏見も消え失せ、素直に森男さんのベースを楽しめるようになった。


それから兄でもある真助さんとのリズム隊になって、森男さんもサポートとしてすっかり馴染んできた。

一時期は根岸さんにバトンを渡したけど「∠TARGET」ツアー以降でまたサポートに戻り、今現在までポルノグラフィティのサウンドを支えてきた。











STAR★ROCK fes 2017 番外編~真夏の夜の黄金の夜明け~







そんな森男さんは今「森男」の名でソロプロジェクトを行っている。
自身のバンドではギターとヴォーカルを担当している。レスポールを構えた姿もカッコイイ。

サウンドもかなりエッジーでカッコイイのだ。
歌声だと全然印象が違う。







個人的に、元HaKUのHALNAさんがベースをやっているのが嬉しい。
相変わらず可愛い。

レスポールだけでなく、アコギでのライヴ活動も行っている。





そんなバンド「森男」であるが、9/3(日)に3マンの対バンが決まっている。







対バンの相手はなんと、あの人間椅子te'という恐ろしいラインナップである。


STAR★ROCK fes 2017 番外編~真夏の夜の黄金の夜明け~


頑張れ森男。

ぶちかましたれ。


<追記>


と、ここまで書いてアップしようとしていた矢先に悲しい出来事が起こった。

森男さんがTwitterを辞めるという発言とともにアカウントを削除してしまったのだ。
直接コメントを見たわけではないが、どうやら一部のアカウントから心無い言葉を受けたようだ。

僕も上記のようなことを書いているので、あまり強く言えたことではないが、心ない発言は、良き感情は何も生まれないし自己満足でしか終わらない。

何より、ポルノの2人が信頼しているベーシストだからこそ、森男さんはステージに立っているのだ。

それを忘れてはいけない。


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