引き続きヤングジャンプ連載中のマンガ『嘘喰い』の実写映画化がどうなるのか考察したいと思います。
キャスト考察編に引き続き今回はストーリー編です。
※触れざるを得ないので43巻までのネタバレ含みます。
どれくらいの規模の映画か
実写映画化にも様々な傾向があります。
一作完結型、前後編型、シリーズ型
最近の実写映画化の傾向では前後編型が多いですよね。
「進撃の巨人」「暗殺教室」「ちはやふる」「寄生獣」など。
ある程度の作品になると、とても一作だけではストーリー描ききれないためこのような形が多いのだと思います。
『嘘喰い』は現在43巻。
コミック派なのでなんとも言えないですが、50巻前後で完結も有り得ます。
↑に挙げた実写映画化作品のコミックの巻数はこの約半分です。
そうなると、もちろん全部は映像化しかれないでしょう。
となると、問題はどのギャンブルが映像化されるかです。
ギャンブルまとめ
ひとまず『嘘喰い』で行ったギャンブルを並べてみます。
最初のビデオ屋とかのは微妙なので省きます。
- 廃ビル脱出
- セブンポーカー
- ハングマン
- 0円ギャンブル
- ラビリンス
- ファラリスの雄牛
- マキャベリストゲーム
- 業の櫓
- コインの幅寄せゲーム
- バトルシップ
- ハマグリ勝負
- 本のページ当てクイズ
- 四神包囲
- アンタッチャブルライン
- 矛盾遊戯
- 毒孕薬奪
- ハンド・チョッパー
- エア・ポーカー
こうしてみると大小様々。細かく言うと過去の屋形越えの飛行機のギャンブルなども。
問題は特にハングマン以降は裏でストーリーが進行してたり、前のギャンブルが思わぬ繋がりとなったり、ギャンブルごとだけじゃないストーリーの綿密さが、実写化ではネックになるでしょう。
たとえば、ようやくケリがついたアイデアル組織との対立はハングマンからすでに始まってます。
・映像化するとしたら
では映像化した場合について、何パターンか選んでみます。一応前後編ということにしておきます。
※屋形越えと記載してる箇所は連載で屋形越えやってた場合です。今のヤングジャンプの状況知らないので。
パターン1
前編…ハングマン→ラビリンス
後編…ファラリスの雄牛→マキャベリストゲーム→業の櫓
後編…ファラリスの雄牛→マキャベリストゲーム→業の櫓
ちょっと詰め込みすぎだけど、実写版カイジを考えると有り得なくはない。
お屋形様ガン無視の「俺たちの屋形越えはこれからだ!」パターン。
パターン2
前編…廃ビル→ハングマン→ラビリンス
後編…お屋形様過去→四神包囲→矛盾遊戯→ハンドチョッパー→エア・ポーカー
後編…お屋形様過去→四神包囲→矛盾遊戯→ハンドチョッパー→エア・ポーカー
後半はプロトポロスパターン。
かなり無理がある。
パターン3
前編…ハングマン→0円ギャンブル→ファラリスの雄牛
後編…業の櫓→屋形越え
後編…業の櫓→屋形越え
アイデアル?なにそれ?パターン。
強引ではあるけど、業の櫓でお屋形様は記憶喪失にならないし、貘さんは500億ゲット出来てるパターン。
パターン4
前後編…プロトポロス→屋形越え
かなり無理があるけど、もはやキャラクター紹介全部すっ飛ばすパターン。
いくつ考えてみたけど、かなり無理がある。
やりそうなギャンブル
重要性はともかく、実写化しやすいギャンブルからも考えてみます。
ハングマン
ラビリンス
ファラリスの雄牛
マキャベリストゲーム
バトルシップ
プロトポロス全般
ですかね。特にハングマンは今でも人気ありますし、ルールも展開も分かりやすいので実写化して欲しいところです。アニメOVA?そんなものなかった。
業の櫓とかになるとルールは簡単でも騙し合いの部分がとてもややこしいですからね。
マンガでも何回か読み直して理解できたものを映画の中で理解するのはかなり難しいかと。
個人的にはエア・ポーカーは過去最高と言い切りたいギャンブルだったので是非やって欲しいところですが、そこまでの道のりが長すぎる。
アクションについて
そして、もう1つの問題はアクション。
『嘘喰い』の重要な要素である"暴"のくだりをどうするか。
内情としては作者の迫さんが次のギャンブル練り込んでる間の時間繋ぎであるけれど、それでも"暴"は『嘘喰い』を魅力的にしてある大切な要素でもあります。
特にラビリンスのような知と暴をうまく織り込んだ『嘘喰い』だからこそできたギャンブルなので、実写化するのであれば永ちゃん、ファイトです。
アクションに関しては邦画はどうしても描ききれていない印象があるので、頑張って欲しいところ。
ということで、まとまりきれてない文章になりましたが、個人的にはハングマンとラビリンスとエア・ポーカーが見たいです。
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