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2019年3月7日木曜日

ポルノグラフィティ空耳アワー歌詞解釈 vol.1







ポルノファンの間で時折話題になるのが、歌詞の言葉が違って聴こえる現象、所謂「空耳」である。

有名なところでは"パレット"の「ただちゃんと見つめていて」が「タラちゃんと見つめていて」と聴こえる、"カルマの坂"の「思想を与えられず」が「シーソーを与えられず」に聴こえるといったようなもの。

僕も普段これだけ非常識な頻度で聴いているので、何かしらあるとは思うのだが、如何せん正しい歌詞が身体に染みついてしまっている。

なので、あったとしても正しい歌詞に無意識に書き換えてしまうので、わからなくなるのだ。新曲で歌詞が発表されるまでに耳で聴いてる時はあるが、記憶力のなさに定評のある人間なのですぐ忘れてしまう。

それにある程度ファンの中でも出し尽くしてしまっているそんな状況であるが、リクエストもいただいたので改めて考えてみたい。

普通にやってしまってはNEVERまとめみたいになってしまうので、そこに自分の色を加えるにはと思い、間違った歌詞で意味を考察しようという結論に至った。その発想が既におかしいということは概ね正しい。

間違いなく、リクエストいただいた意図ではないと思うのだが、ご了承いただきたい。

ということで言い訳は書いたので、気軽に読んでいただきたい。



ポルノグラフィティ空耳アワー歌詞解釈 vol.1








ANGRY BIRD





息もできない24
→息もできないTeddy Boy(テディボーイ)


今でもたまにこう聴こえてしまう。

Teddy Boyとはテディベアのテディとは違って、1950年代にイギリスで流行したストリートファッションなのである。

それをしたのは労働者階級の若い世代で、後の「Rock&Roll」に繋がっていく、重要なムーブメントなのである。
労働者階級はオアシスのギャラガー兄弟の家系がまさにそれである。だから中流階級出身のブラーとのやり玉に挙げられたのだ。

"ANGRY BIRD"には「PAINT IT BLACK」という歌詞が登場する。言うまでもないが、The Rolling Stonesである。

1950年代といえば、The Rolling Stonesのメンバーたちが思春期真っ盛りを過ごした時期(ミックとキースは1943年生まれ)なので、それを重ねると面白い。


届かないものを見せる悪趣味に付き合いきれず
それを愛などと呼び出したヤツは誰?


労働者階級からの声と思うと、どう響くだろうか。

※繰り返すが空耳の歌詞を基にした内容である



ヒトリノ夜



笑顔つくってる
→映画をつくってる


いきなり映画監督になった!と思ったが、よく考えると、誰もが監督ではないか。



君主演映画の監督総指揮が
君自身だってことに 気付くことができりゃシナリオ
お気に召すままに
"A New Day"


誰もが自分の映画の主演であり、シナリオライターであり、監督総指揮である。

そして映画とは、フィルム越しのコミュニケーションでもある。
そして、一方的なコミュニケーションとも呼べる。


君はそれで充分かい?電波はどこまででも届くけど


どこにいても、大抵は電波が通じて人と繋がることができる。本当に繋がるとは、そう容易くはない。

本当は演技でつくられたはずの俳優(女優)の笑顔が、真に心を捉えてしまう瞬間。それだからこそ、予想もしない感情を僕らに与えてくれる。

※繰り返すが空耳の歌詞を基にした内容である











FLAG




燦然とキミは頭上へと
→サージェント君は頭上へと


たぶん180%「父親たちの星条旗」のイメージがあるせい。






貴様上官に向かってなんて口を、とカフェイレで初オンエアされた時思った。





黄昏ロマンス




Close to your life
→Close your eyes


これは、リリース当時から云われていた話だ。

しかし、改めて考えてみるとClose your eyesであっても、意味は深くなる。


君のすべてわかってあげたい ひとつも残さず
いつの日か君が話す全部に頷けるようにね そっと Close to your life


元々の「Close to your life」は、直訳すれば「君と寄り添って」といったところだ。それを「Close your eyes」にしたらどうだろうか。


君の前では何故こうも ただの男になるんだろうね
優しいウソも繕えず 言葉になる


主人公は君に見つめられれば、ただの男になってしまう。

その優しいウソとは、見栄だったり、少し自分を良く見せようとしてしまう気持ちかもしれない。しかし、君の前では等身大の自分になってしまう。
それを踏まえると、


君のすべてわかってあげたい ひとつも残さず
いつの日か君が話す全部に頷けるようにね


は決してそうすることはできない、しかしそれほど君を想いたいという主人公の強い想いから出ている。君に見つめられれば、それは呆気なく崩れてしまう。だからこそ、主人公は「Close your eyes」と願い、君の前で少しでも格好つけた自分でいたかったのではないだろうか。

そして目を閉じるという行為は、相手への信頼の証でもある。

キスをする時に目を閉じる人が多いのは、相手に身を委ねるという心理が働くからだという。あとはハリウッド映画のせいでもある。


「それでも強くありたい」


男とは、得てしてそんな生き物なのだ。
そして、改めて君の強さを感じるのだ。


俺か?俺なのか。


※繰り返すが空耳の歌詞を基にした内容である


ということで、自分なりの空耳ポルノをやってみた。

が、すみません真面目に書きすぎた。






↑これ描いた方、本当に最高です。



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