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2019年10月30日水曜日

ポルノグラフィティが好きすぎる









タイトルのとおり。









わかってはいたが、WOWOWで「“NIPPONロマンス ポルノ'19~神VS神」のDay.1が放送されて、つくづく自分はポルノグラフィティが好きなのだと思わされた。

おそらくアーティストに向けての愛情でなければ捕まるレベルだ。

そもそも、予告を見た時点でうるっときてしまっていた。

それだけ「神VS神」が素晴らしいライヴで、それを映像でまた追体験できるという喜びが胸を満たしたのだ。

あの日の岡野昭仁が歌ってる、あの日の新藤晴一がギターを奏でている、あの日の自分がそこにいる。

予告の時点でそんな様なので、本編見たら正気でいられるのかとさえ思ってしまう。

当日。テレビの中に流れたのは、夢のようだった時間。

素晴らしかった。

あまりに素晴らしかった。

ライヴというものは、生でないとその魅力を100%味わうことはできない。

「Purple's」の副音声で新藤晴一が言っていたが、その何%かを切り取るために、映像作品として残しているのだ。

しかしながら、WOWOWスタッフは、違う。










WOWOWスタッフの方に足を向けて寝れないほど、ポルノグラフィティはお世話になっている。

毎回のようにライヴを放映してくれて、今のところ映像作品としてリリースされていない「しまなみロマンスポルノ」さえ放送してくれた(再放送もしっかりやってくれるのが嬉しい)。

今回、東京ドームだけでなく、歴代のミュージック・ビデオの放送までやってくれた。ここまでアーティストを取り上げてくれるのは、スペシャなどの音楽専門チャンネルでも稀なのにだ。

それだけでなく、WOWOWの凄さはそのクオリティにある。

ファンが求めているショット、当日見ていたのに見逃していたようなショットを余すところなく映してくれる。

当日は遠くから辛うじて「いるな」と判別できるくらいの2人を見ていたので。

そうか、こんな表情をしていたのかとか、ギターにまつわるものは傷ひとつまで見てしまう

今回「神VS神」の初日の放映を見て思わされた。

ただライヴを収録して流しているだけではない。

これは、ひとつの「作品」なのだ。

ポルノグラフィティの最高のライヴを最高の状態で届けたい、その情熱がなければ、こんな映像は決して生まれない。





映された映像、その一発で涙が出た。

甦る記憶もさることながら、その映像の美しさにだ。

通常はビスタサイズというテレビ画面に合わせた画面のサイズで放映される。ところが、今回はシネマスコープサイズ(シネスコサイズ)で放映された。

普通のテレビだと、おそらく上下に黒い帯が出て、横長の映像となっている。知識として知らなくても、感覚的にいつもの映像とは違って見えたのではないかと思う。気になったら見返してみて欲しい。

こうなることで映像が映画的になる。
また、画面が横長になることで、ステージや東京ドームのスケール感がよりわかるのではないだろうか。

ちなみにだが、この手法は実は前にも使われている。「幕張ロマンスポルノ」のBlu-rayかDVDがあれば見て欲しいが、"ハネウマライダー"のアレンジバージョンの時だけ、映像がこのシネスコサイズに変わる。

これは流れで見るとより分かりやすいと思う。

ここだけ切り替わるので、映像から受ける印象がだいぶ変わるはずだ。

あと、これこそ感覚的な話だが、ケレン味が出て映像としての美しさも増しているように見えた。

映像だけでこんなに喜んでしまうほど、ポルノグラフィティが好きすぎるのである。





そして、肝心の本編。

当日の僕の目にはビー玉が入っていたのかというほど、多くのことに気づかされた。

涙でよく見えなかった"グラヴィティ"や、衝撃でそれどころではなかった"Hey Mama"で新藤晴一がベフニックのアコギを弾いているのにようやく気づいたこと。

"キング&クイーン"で一番終わりにタイトルを叫んだつもりが思ったように叫べず戸惑う岡野昭仁に気づいたこと。

"ネオメロドラマティック"でスクリーンに「neo melo dramatic」とタイトルがロゴっぽく映されているのに今さら気づいたこと。

新藤晴一がカオシレーターみたいなのでギュイーンとした音を2回も出していたこと("渦"でやってたのは気づかなかった)。

当日はただ受け止めるばかりに精一杯で、こうして映像で見返すことで沢山のことに気づける。

気づいたことではないが、クレーンカメラで金テープが飛んでいる瞬間を下から見上げているカットは、あまり見たことないフレッシュな映像だった。

これだけ見ているのに、僕はあの日の少年の目で「わあ、ポルノグラフィティって格好いい」と呟いていた。

ここまでの感覚になるのは、ポルノグラフィティだけだ。





何より嬉しかったのが、当日と同じ感動を得られたことだ。

先にも書いたとおり、映像はライヴ当日の空気と熱を何%かでも伝えるためにある。

しかしながら"プッシュプレイ"が歌い出された瞬間に、あの日と同じ感動を得た。

あの時の感動が甦ってきたからではない。

あの日、東京ドームであの歌い出しの瞬間に感じた感動と同じだけのものが胸に響いたのだ。一度は見ているはずの景色なのに、同じだけ新鮮な感動を得られたことが嬉しかった。

なので、ことごとく当日涙した場所と同じ箇所で涙したし、"VS"から「あのロッカーまだ闘ってっかな?」という最後のフレーズに繋がった瞬間、胸に込み上げたもの。ポルノグラフィティを好きで良かったという純粋なる想い。

追体験であり、初体験でもあるという不思議な感覚だ。

しかも。

これがまた来週(こを書いている時点で数日後)にあるなんて、なんて贅沢なんだ。

僕はWOWOWの永久会員となる。

しかしながら、ライヴレポで散々書いたのに、2時間の映像を見ただけでこれだけ書いてしまうほど。

ポルノグラフィティが好きすぎる。



【ライヴレポ】ポルノグラフィティ “NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.1
【ライヴレポ】ポルノグラフィティ “NIPPONロマンス ポルノ'19~神vs神~” Day.2

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