前回のレスポールに引き続き、晴一さんの使用機材を調べてみよう企画、今回はテレキャスター編である。
今回は第2のメインギターと言えるこちらのギター。
Custom Shop Master Built Series 1957 Telecaster Made by John English '05
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKjjHv4d_oZYgwaWhJE7bn8cDT4N70RYW2y2N9rzT9Yt2-PcPeP-BOXik_K6aYnehxC8nfjdmIlYlg4J79P8dRGibpReOVgpmPkuCLrmMxZavfY6haQ2Jan3k24LuI0Y0N1YYNE_5oe3Y/s320/%25E6%2599%25B4%25E4%25B8%2580%25E3%2583%2586%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25B9.jpg)
以前ブログで書いたときには「ポルノファンのギタリストはみんな黒のテレキャスを買って、ドクロのステッカーを貼っている」と書いた。
disってるわけじゃなく、それくらい真似したくなるビジュアルなのである。
どんなギター?
ギターの仕様からいくと、このテレキャスターはFenderのマスタービルダーであった故ジョン・イングリッシュが製作したギターである。2005年制作で1957年のモデルを再現している。
ジョン・イングリッシュが亡くなってしまっているため、今となっては貴重な1本。
晴一さんはテレキャスターについて、「レスポールやストラトはギターが助けてくれるけど、テレキャスは自分で上手く鳴らさないといけない」と「 惑ワ不ノ森」のblu-rayに収録されたインタビューで評している。
自分の中ではレスポールとテレキャスが助けてくれるギターで、ストラトだけは上手く鳴らさないとダメという印象なので、違うもんなのかなぁと思えて面白い。
誰だ今「全部ちゃんと鳴らせてない」って言ったやつ。正解だ。
ボディはアッシュ材、アッシュ材の特徴は「クリアーな中高域と音ヌケの良さが特徴」ということです。材の差は詳しくないので丸パクリした。
ネックについては、時期によってちょくちょく変わっている。昔はメイプル指板だったが、東京ドームライヴでローズウッドになったり、そこからまたメイプルに戻り、最近はローズウッドに戻った感じか。ややこしい。
そういえば自分の持ってるギター全部ローズウッドのネックだなぁ。メイプル指板弾いたことがない。
特徴としては57年はヘッドのストリングスポストがカモメ形になっている。
↑こういう形の。
また晴一さんのはブリッジのサドルが3WAYのものから6WAYに変更されている。6連にすることでより正確で安定したチューニングができる。
また、ボリュームノブが通常の金属製からFenderアンプに使われてるノブに変更されている。自分の持っているG&Lの白のテレキャスターが金属製のノブなんだけど、結構固いんだよね。これはちょっと自分でもこの改造をやってみようかと密かに企んでいる。
伝説と言われた2008年の横浜スタジアムの豪雨ライヴで「シャワー浴びながらギター弾く練習はしたことない」と言うほどびしょ濡れになり、心配されてたが今でもしっかりとメインギターを勤めている。
余談だがあのライヴで思うようなサウンドが出ずにマイクに乗るか乗らないかの声で「あーダメだぁ」という悲痛な晴一さんの悲鳴が印象的であった。
ドクロ→派手
なによりルックスで一番目立つのは森男さんからもらったというスカルワッペンだろう。前にカフェイン11かなんかで「俺はステッカーをセンスよく貼る才能がないけれど、これは上手くいった」と自画自賛するくらい似合っている。
後々大々的にペイントがなされ↓の姿に
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxo43gnjSH_8uW6M7knDU2yJQvdYkvSD2IwT6S2GkfZsVmVC3u3KULE9QdB5FSg2nkh6MSPrPpdvLdHFjvN-8eoeWn0Ois3jjafplRtB2CjWGZq8SEs7P4odUcrJ1AsZEtb0UZPoqegLI/s400/blackcaster%25EF%25BC%2592.jpg)
ド派手である。
とてもデーハーだよデーハー。
最初はすごく派手だなぁと思ってましたが、最近見慣れてきた。
そして、2015年にとんでもないニュースが流れたのだ。
あらためて、晴一モデルのテレキャスター
「晴一仕様のテレキャスターが発売決定」
別記事でも触れましたが、こちらでも触れておこう。
会報見たとき謎の汗をかいた。晴一さんモデルのギターが発売される日がくるとは、という思いで。
年明けにようやく金額とか仕様が発表になり、値段が108,000円という絶妙な価格。頑張れば買えるやんけ。
正確はFender Japanのレギュラーラインを基に晴一さんなりの仕様がなされている。レギュラーラインが7万くらいなんで、アーティスト価格が3万円というとこでだろう。
本当に買うか悩んだんですが、テレキャスすでに持ってたのと、その前の年にレスポール買ってしまったこと、あくまで入門〜2本目のギターを想定していることであった。
ギターを始めるための最初の金額としては高額に感じるかもしれませんが、好きなアーティストモデルとしては良い買い物ではないだろうか。
ジョン・メイヤーのモデルとかストラトもアコギも100万円くらいだったぞ。
誰買うんだあれ。他のアーティストモデルもヴィンテージの再現だったりするんで、結構高いんだよね。
届いたらYouTubeとかに弾いてみたでこのギター使う動画が色々アップされるかなぁと楽しみにしてたりします。
ポルノカバーしてる人は演奏が達者な人多いよね。
【関連記事】
尊敬してるギタリスト~その1「新藤晴一」
シリーズ一覧
☆新藤晴一使用機材
ギター
- レスポール(1960年製)編
- テレキャスター編
- Sagoギター編
- ポール・リード・スミス編
- ES-335(クリス・コーネルモデル)編
- レスポールカスタム(1958年製)編
- ホワイトファルコン編
- レスポールJr. TVイエロー編
- ストラトキャスター編(1)
アンプ
エフェクター
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