2016年5月5日木曜日

新藤晴一使用機材〜レスポール編〜


晴一さんの使用機材の検証をしていくシリーズである。

前のブログでも使用ギターの紹介はしていたのだが、ブログ自体が頓挫してしまったので気分を一新して書こうと思う。

なぜやったかと言えば自分はギターの知識そこまで詳しくはないからだ。

なので、ギター詳しくない人間の勉強のため、詳しくない人間目線でギター紹介してみようかと思った次第である。

なのである程度ギターに詳しい人が見てもたぶん面白くないです。


ギターに限らずアンプやエフェクターなんかも追々触れていければと思う。

まずは、昔からのファンが思う、晴一さんと言えばこのギター!というこちら。


Gibson 1960 Les Paul Standard #0 0599






晴一さんのTwitterより。左のほうです。

はぁ。カッコイイ。このレスポール大好きだ。。。

色合いといい、サウンドといい、もうドツボ。このギターがなかったら僕はこんなギター馬鹿な生活にならなかったのに。お前が俺を変えたんだ。








家が買えるぜ



Gibsonのレスポールで1958〜1960年のものは根強い人気を誇り、それと共に金額がうなぎ上りに跳ね上がっている。

下手な株買うより懸命な投資なんじゃ。

おそらくだが晴一さんがこのギターをプロになり、アルバムの印税で購入した時は数百万円くらいだったんじゃないかと思われる。それが今では推定数千万円になっているはずである。

僕は某東京の郊外の大都会八王子に住んでいるが、たぶんその辺のそこそこの大きさの一軒家普通に買えるはず。

それくらいの学術的価値すらあるレスポールなのだ。



新藤晴一1960レスポールを語る



レスポールについては、

ザ・ギブソン・レスポール・サウンド―94人の名ギタリストと名盤100枚以上を完全収録! 






というひたすらレスポールを紹介してるムック本で晴一さんのインタビューが載っていたので、少しコメントを抜粋してみよう。


「やっぱり59年のイメージがあったので、欲しいなとは思ったんですが、弾き比べてみて音は60年のほうが好きだった。」

「とにかくこれは説得力のある音楽的な音がする楽器だと思いました。」

「僕はこのギターは一緒に墓に入れちゃいけない楽器だと思ってるんですよ。持ち主が死んだら、また次の時代のプレイヤーが使う楽器だと思うので。」

「でもちょっとくらいオレ色に染まれよみたいなことで、ピックガードだけ替えました(笑)」


インタビューと楽器紹介で4ページの特集なんだけど、楽しい。ギターマガジンもそうだけど、ギターに特化したインタビューというのはワクワクする。
たぶん昔コロコロコミックを読んでいたときよりも目を輝かせ、汚くなったニヤニヤ笑いで読んでいる。



特徴



インタビューでも触れていたピックガードだが、1960年のゴールドトップのものと同じものを作成したそうだ。ES-335もこの形状だよね。

もう1点特徴はリアピックアップのボリュームノブがスピードノブに替えられていることである。

レスポールの形状だとハットノブだと演奏中にボリューム変えるのが意外と大変なので、少しでもスムーズにボリュームがいじれるようになっている。


プレイアビリティ優先の改造ですね。自分は見た目優先でハットノブのまま使用している。ピックガードについても晴一さん仕様で改造されてる方多いですが、不器用すぎて綺麗にあの形状に加工できなかったから、自分はオリジナルのまま使用している。


↓Myレスポール(いつか紹介します)






とにかく聴いてみる



ギターについては音を聞かないと始まらないかと思うので、最後に晴一さんのレスポールを使用したギタープレイを。






PANORAMA×42ツアーの"瞬く星の下で"(official)である。

このツアーで久しぶりにこのレスポールが復活してくれたツアーでもある。
しばらくヒスコレのレスポールを使用していたので、もうあまり見れないと思っていた矢先だったのでとても感動した。

ギターソロはもちろん、パワーコードの一発だけでもたまらない音である。






"サウダージ"もやっぱりレスポールが似合う。

餃子とビールみたいな相性の良さだ。

この音聴くだけで酒がすすむ。


ダラダラと書いたが、結論としてこのギターをライヴで見れたらとても幸せなことなんだ、というのが伝われば嬉しい。


☆新藤晴一使用機材



ギター
  1. レスポール(1960年製)編
  2. テレキャスター編
  3. Sagoギター編
  4. ポール・リード・スミス編
  5. ES-335(クリス・コーネルモデル)編
  6. レスポールカスタム(1958年製)編
  7. ホワイトファルコン編
  8. レスポールJr. TVイエロー編
  9. ストラトキャスター編(1)

アンプ
  1. マーシャル JCM800編
  2. Kemper Profilling Amplifier編
  3. Marshall 1974X編
エフェクター
  1. KLON ケンタウロス編
  2. FREE THE TONE GIGS BOSON編+レビュー
  3. Providence VELVET COMP VLC-1








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