晴一さんの機材勉強コーナー。
ラインハルトのアンプにしようかと思ってたけど、最近話題になってて気になったので、今回はこちら。
Kemper Profilling Amplifier
厨二心を燻るルックス。熱い。
ちなみに晴一さんのツイートは↓の通り。
Kemperのプロモーションの方に、楽屋に来ていただいて、テスト。どうする?晴一、そっちの世界に足を踏み入れるか? pic.twitter.com/cnWpyzlaZ1— 晴一_KOUSHiKi (@blackcaster) 2015年9月6日
そもそも、このアンプの実体がよく分からないので、どんな機能なのか、そこから見て行こう。
どんなアンプ?
晴一さんの説明のだと↓の感じである。
これにギターをアンプで鳴らした聴かせてやると、それを解析して再現して同じ音を出せるようになる。
ギタリストがアンプを音を聴かせると機械が勝手に分析してくれてそのままの音にしてくれる、ということだ。
つまりは、ジョン・メイヤーの音を聴かせたらダンブルもTwo Rockもいらなくなるのだろうか。
いや、ダメか。
でも実際のアンプの音聴かせないといけないのか。
ではジョン・メイヤーの家行って弾かせてもらうしかない。中に入れてくれるかな。
シミュレーションとプロファイリングの違い
今までこの手の製品ではモデリング、シミュレーションという手法で、波形などからデジタルでそれを再現しようとしたものが主流。
晴一さんもアンプシミュレーターのPOD HD500を使用してました。
ポルノの曲は振幅が大きいので、ライヴであれこれ演奏するには色々とアンプも必要なんです。
それなので、単発的なサウンドではこうしたシミュレーターを使用するだそう。ただしちゃんと真空管を通して鳴らすので、少しでもデジタルっぽさを消すようにしてるみたい。
それが、この Kemper Profilling Amplifierでは、録ったマイクの音の特徴までまんま再現される、らしい。
物凄く写実的な鉛筆画と写真の違いみたいなもんか。Kemperの場合は写真というより鏡という方が近いのか。
費用対効果がすごい
価格は30万くらいするらしい(SOUND HOUSE価格)
価格的に決して安くはないけど、ライヴ、スタジオ、宅録(MIDIあり)で使えるため、費用対的にはかなり魅力的な品ではないでしょうか。
高いアンプ何台も入れられるしね。みんなでジョン・メイヤーの家行こう。
都内だとこれも高いアンプの代名詞MATCHLESSがレンタルで置いてあるスタジオもあるので、これ入れるたけで元が取れる。
JCM800の回で書きましたが、あのような大きな音量を鳴らしてなんぼというアンプが取り込めるのも魅力ですね。取り込んでからボリュームを調整できることになるということだ。
更にとんでもない機能が!?
でも、音色揃えるのがそれでも大変ではないだろうか。
しかもそこそこしっかりとしたボリュームで鳴らさないと読み取りがエラーでるらしい。
なのでお隣さんに喧嘩売りたくなかったらスタジオで鳴らした方がいいみたいです。
なんて思ってたら、もっととんでもない機能があるらしい。
なんとクラウドで全世界のユーザーがサンプリングしたアンプの音色(リグ)をダウンロード出来てしまうらしい。
ジョン・メイヤーの家どころじゃねぇ!
世の中どうなってるというのだ。価値観が崩壊しそうだ。
色々なタイプのサウンドメイクが必要なギタリストに相当の戦力になりそう。
デジタル製品だからメンテナンスが楽なのもあるよね。
真空管はどうしても消耗してしまうから。
こんな楽しいオモチャがあったらたまらん。
しかしながら晴一さんも言ってましたが、やっぱりギタリストとしては真空管アンプをフルテンでかき鳴らすことに浪漫を見いだす方もまだまだいるだろうけどね。
新藤晴一使用機材
ギター
- レスポール(1960年製)編
- テレキャスター編
- Sagoギター編
- ポール・リード・スミス編
- ES-335(クリス・コーネルモデル)編
- レスポールカスタム(1958年製)編
- ホワイトファルコン編
- レスポールJr. TVイエロー編
- ストラトキャスター編(1)
アンプ
エフェクター
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