今年、THE YELLOW MONKEYが再集結してからというもの、ツアーに、テレビ出演に、フェス出演に、今度はシングル「砂の塔」のリリースして、またツアーと大忙し。
僕はツアー3公演行かせてもらうことができた。
サマソニでも見れたし。
それで思ったのが、演奏している姿を見ても15年というブランクを全く感じなかった。
その答えかもしれないものが先日発売されてたB-PASSのインタビューに載っていて、それを絡めてイエモンが未だに現役バンドとして高いポテンシャルを維持できていることについて書いていきたいと思います。
メンバー全員音楽を鳴らし続けてきた
まず思い浮かんだのが15年の間各々が音楽活動を止めずに続けてきたからこそ、再集結しても音に衰えがなかったということ。
吉井さんはソロ活動していたし、他のメンバーもレコーディングアーティストや、ライヴのサポートしたり、他のバンド活動をしていたりと継続的に活動していました。
そして、その活動の経験があったからこそ、解散前よりも高いスキルになったという部分もあると思う。
個人的にはアニーさんはTamaさん(exポルノグラフィティ)のソロライヴのサポートドラムしていたのが印象に残ってます。
そもそもの演奏能力が異常に高い人たちなので、4人で出す音の感覚が一度でも掴めればバンドの結束はより強くなるものでしょう。
以前ハマ・オカモトとの対談番組で「代々木の初日は全く噛み合わなかったけど、2日目の早い段階で音が噛み合った瞬間があった。」
とアニーさんが語っていたのを覚えてます。その瞬間からイエモンは全盛期、もしかしたらそれ以上の力を発揮できるようになったんじゃないでしょうか。
B-PASSのインタビュー
さて、最初に触れたB-PASSのインタビュー。
その中で吉井さんがこんな発言をしています。
引用します。
吉井さん「最近すごく思うのが、人間が新しければ、いくら古い曲をやっても新しくなるっていうことで。だから人間として新しくなればいい。過去ばっかり振り返らずにね」
アメリカのコメディアンであるジョージ・バーンズの言葉に
You can’t help getting older, but you don’t have to get old.
年を取るのは仕方ないが、年寄りになる必要はない。
年を取るのは仕方ないが、年寄りになる必要はない。
というものがあります。
身体は老いるが、心まで老いることはないというものですね。
吉井さんの発言はまさにこのことと同じだと思います。
心が新しくなれば過去の曲であっても新しい意味を持たせることができる。
これは現役バンドならではの考え方であると思う。
えてして解散して再結成したバンドというのは過去の焼き増しになりがちなのです。
「音楽はリリースされて完成ではなく、ライヴでさらに進化していく」
よく言われる言葉ですが、これをしっかり出来てるバンドはやはり強いです。
そして、再集結したTHE YELLOW MONKEYはそれが見事に体現されているからこそ、今聴いても色褪せない演奏となっているのだと思います。
おまけ
このB-PASS面白かったです。特にエマさん。
編集後記で書かれてましたが、ケータリングのサラダを見て「出しっぱなしにしておくと野菜しなっちゃうよ」と自ら冷蔵庫に入れようとしたり、個別インタビューでは「野菜から先に食べるようにしています」という発言をしたり、かなりの女子力の高さを発揮していました。
アニーさんの「ハロウィンでコスプレするならターザンがいい」とか他の部分も面白いので、まだ買えれば、是非手にとってみてください。
ポルノさんのライヴレポートもあるよ!
おまけ2
書いてる間に新曲"砂の塔"のミュージックビデオが発表になりましたね。
とても好きな感じです。
特にサビの後半の展開は個人的にドストライク。
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