2020年10月3日土曜日

新藤晴一の比喩表現はここが凄い

 






『一般的に比喩表現というのは、わかりにくい事柄を身近なものにたとえてわかりやすくしたり、人物の心理や状況を詩的かつ映像的に表現したりするために用いるものである。』



というのは、作詞家のいしわたり淳治の言葉である。


そう、比喩表現というのは、一般的にこうした使われ方をする。

未知の料理を食べた時に、この味はあれに似てると例えたり、僕の顔はいらすとやのよく見るあの男の顔に似ている、などに使ったりする。


しかし歌詞という世界においては、比喩は誰もが知る言葉に新しい意味をつける作業といえる。


比喩があればご飯何倍でも食べられる僕ですが、やはり新藤晴一の書く歌詞におけるメタファは、恐ろしいとさえ感じる。


これが自分にとって心地いい比喩表現なのは、隠喩表現が多いからではないかと思った。


中盤で白状しますが、考え始めた瞬間に上記の理論は破綻しました。ということで、とりあえず「新藤晴一の比喩表現凄すぎやろ」という記事になりましたので、念頭に置いて読んでいただければと思います