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2019年12月10日火曜日

【名曲アルバム⑤】宇徳敬子「光と影のロマン」歌詞解釈 (名探偵コナンエンディングテーマ)








iPodを全曲シャッフルにして聴いていて、不意に掛かった曲に、うっかり号泣しそうになった。

タイトルに書いているので、本題に入ろう。

宇徳敬子の"光と影のロマン"である。

僕くらいの世代(1987年生まれ)であれば、ほぼみんな聴けば「あ!あの曲!」となるはずだ。

「名探偵コナン」のアニメで3代目のエンディングとなった曲である。

今の世代の人にもきっと伝わる名曲なので、是非紹介しておきたい。


宇徳敬子「光と影のロマン」
(名探偵コナンエンディングテーマ)




2017年5月22日月曜日

【名曲アルバム④】The Flaming Lips/Do You Realize?? 〜君の知り合いもいつか死ぬ






ただ単に好きな曲を、ただ好きなように語り倒す「名曲アルバム」4回目である。

先に書いておくと今回は洋楽である。でも帰ろうとしたなら待って欲しい。

たとえ曲がわからなかったとしてもこの曲が伝えているメッセージはより多くの人に届いて欲しいと思っているのだ。

だから、最初にその部分を書いてしまおうと思う。
歌詞の和訳を読んでそれぞれで考えてみて欲しい。

ということで今回はこの曲。


The Flaming Lips「Do You Realize??」





この曲のメッセージ








本当はThe Flaming Lipsというバンドの性質から書きたいが、世の中そんな僕のような暇な人ばかりではないだろう。

ということで最初に本題を書いてしまう。

この曲は人生についての曲だ。

歌詞を引用してみる。


Do You Realize - that you have the most beautiful face
Do You Realize - we're floating in space -
Do You Realize - that happiness makes you cry
Do You Realize - that everyone you know someday will die

気づいているかい?
君は世界一美しい顔を持ってるってこと
気づいているかい?
僕らは宇宙を漂っているってこと
気づいているかい?
幸せに泣いてしまうことを
気づいているかい?
君の知り合いも皆いつか死んでしまうと



ヴォーカルであるウェイン・コインのへろへろ声は「know(知っている)」ではなく「realize(気づいてる)」と繰り返される。

それは皆もうとっくに知っていることだからである。


しかし多くの人は見てみぬフリをしている。


本当はずっと知っていて知らないふりしてた
最後のページに何もないこと
バッドエンドの続きを/ハルカトミユキ


人は誰でも死ぬ。
それでもみんな毎日を懸命に生きているのだ。

特に最後の一文「君の知り合いも皆いつか死んでしまう」を聴くたびに僕は泣いてしまう。

それぞれの生活の中で家族や親戚と再会する人も多いだろう。

そんな時、自分に問いかけてみて欲しい「気づいてる?」と。



The Flaming Lipsというバンド




さて、ここからはバンドについて少し触れておこう。

The Flaming Lipsはオクラホマ州出身の変態バンドである。

ロック、サイケデリック、ポップなど様々な音楽性を持っている。

多幸感溢れるライヴパフォーマンスを見せるバンドである。僕は何回かライヴを見ているが2008年のサマーソニックで見たものが今でもサマソニベストライヴの1つに挙げている。

さて、この曲はオクラホマ州のオフィシャル・ロック・ソング(州歌)でもある。

決定するに際して若干揉めたらしいが、無事に州の公認となった。

こうやって、州を挙げて応援するのはいいことだなと思う。我が八王子は市を挙げてファンキーモンキーベイビーズを推していたが、今引くに引けなくなっているのを見ると居たたまれなくなってくる。

ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。


☆名曲アルバム

  1. 【名曲アルバム①】ハルカトミユキ「その日がきたら」
  2. 【名曲アルバム②】I WISH「明日への扉」(川嶋あい/旅立ちの日に…)
  3. 【名曲アルバム③】Buzy / パシオン(作詞:新藤晴一 作曲:本間昭光)









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2017年1月10日火曜日

【名曲アルバム③】Buzy / パシオン(作詞:新藤晴一 作曲:本間昭光)






脈絡なく曲をセレクトしてひたすら語り倒す「名曲アルバム」第3回。


今回は惜しくも解散してしまったこのグループの曲。
ポルノファンは是非チェックして欲しい曲である。



Buzy/ パシオン












作詞:新藤晴一、作曲:本間昭光




2006年に解散してしまったBUZY、そのラストシングルとなった曲。
シングルのジャケットは晴一画伯による書き下ろしイラストである。


Buzyはデビュー曲より作詞:新藤晴一、作曲:本間昭光という布陣で楽曲が製作されていた。
言わずもがなポルノのヒット曲を担ってきた組み合わせである。

曲、歌、ダンスととても評価は高かったが、結果的にセールスが伴わずに解散してしまった。

本当に勿体無いと思う。

新藤晴一もBuzyについては以前ブログで触れていた

こういった実力がしっかりあるグループが解散してしまったのは残念で仕方ない。


特に奈央さんのヴォーカルは天性の才能と思えるくらい素晴らしくて、僕は大好きな歌声であった。
自分の中では女性ボーカルの中では理想的な声と言ってもいいくらい好きだ。


この曲"パシオン"は本間昭光のラテンテイストに、新藤晴一の大人の恋愛の駆け引きの歌詞という、ポルノグラフィティのファンとしては見逃してしまうのは勿体ない完成度の曲となっている。

解散してしまったので生で聴ける機会はほぼないけど、以前ポルノのツアーでBuzyのデビュー曲である"鯨"をセルフカバー(と言うのか?この場合)して演奏したケースがある。


まぁ、ポルきたツアーはチケット取れず見てないけどな。


だいぶ月日も経ってしまったけど、いつの日かこの曲を生で聴きたいと願っている。








"大人"歌詞




イントロのスパニッシュギターから完全にこれぞ本間昭光!という曲。
メロディといい、曲展開といい、アレンジといい、素敵すぎてしまっている。最高だ。

あらためて本間昭光のプロデュースとアレンジの力の凄さを見せつけられる。


そんな曲に対して、先にも書いたとおり新藤晴一は女性言葉による大人の恋愛をテーマに持ってきている。
ポルノでいえば"瞳の奥をのぞかせて"のような恋愛模様。云わば伝家の宝刀ともいえる。

つまりは、大好物である。好きなものしか並んでないレストランだ。
涎が止まらない。


好きなフレーズの宝庫で。


会えない時間を全部あなたのそばにいられる一日に
引き換えても構わない


恋心はなぜいつも悲しみを引き寄せるの?
そうじゃなきゃ恋とは呼べないのかな?



新藤晴一らしい歌詞であり、どこを切り取っても素晴らしいフレーズばかりである。
ご飯何杯でも食べられる。

決して叶わぬ恋、しかしそれを認めたくない、今この逢瀬を生きていたいという女性の心情が切ない曲だ。
歌詞提供とあって、どの行間からもその意気込みが伺える。

是非とも歌詞を見ながら聴いて欲しい。




ベストアルバム



最後に、ベストアルバムについて。

2006年にベストアルバムが発売していて、とても素晴らしい内容なんだけど2011年に再販されている。

PV4曲を収録したDVDが追加され、CDも"Venus Say..."を含む3曲が追加されている。
オリジナルを買った僕は泣きたい。

そんな気分にもある「パシオン」のカップリングでもある"泣きたい夜に聞きたい言葉"も収録されている。
こちらも大名曲なので聴き逃し厳禁である。






それにしてもよく海外バンドがアルバム出た後に「スペシャルエディション」やら「来日記念盤」なんかが出るのと似ている。
あれ、このご時勢に真っ当にCD買った人間に対して酷すぎる仕打ちではないか。

友人は大好きすぎるバンドのアルバムで先行販売(輸入版)、初回限定国内版、来日記念盤で同じアルバム3回買い直したりしている。僕も似た経験は何回もしているけど、やっぱり悲しいものだ。

他の曲も素晴らしいので、もう一度Buzyを聞き直してみてはいかがでしょうか。


☆名曲アルバム

  1. 【名曲アルバム①】ハルカトミユキ「その日がきたら」
  2. 【名曲アルバム②】I WISH「明日への扉」(川嶋あい/旅立ちの日に…)








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2016年11月27日日曜日

【名曲アルバム②】I WISH「明日への扉」(川嶋あい/旅立ちの日に…)








【名曲アルバム】第2回を更新しようと思う。

第1回はハルカトミユキの"その日がきたら"を紹介した。


【名曲アルバム①】ハルカトミユキ「その日がきたら」


今回はちょっと懐かしい曲。










明日への扉/I WISH




曲について






そもそもI WISHというのはヴォーカル・ピアノのai(川嶋あい)とキーボードのnaoのユニット名である。現在は解散して川嶋あいはソロで活動している。
川嶋あいの印象が強すぎてあまりユニットという記憶がなくて申し訳ない。

この曲は「あいのり」の主題歌として話題になった曲である。
正直なとこ「あいのり」は見てないので、その辺は割愛したい。

あの当時は火曜の朝になると、カースト上位の男女が「あいのり」の話題をしていたものである。
僕はどちらかと言うと「桐島、部活やめるってよ」の神木隆之介側の人間だったので、そんな話題とも関わりなく過ごしていた。

僕はその時間はカフェイン11(ラジオ)聴いてたので、そもそも見れなかったんだけど。


番組のヒットもあって、この曲はデビューシングルでありながら、いきなりとんでもないヒットとなった。


当時の僕は「なんて良い曲なんだ!」と思って聴いていた。

一方、歳を重ねた今。

僕は「なんて良い曲なんだ!!」と聴いている。


どれだけ聴いても色褪せない不思議な魅力があるのだ。



歌詞



そもそものメロディがいいのもあるけど、なにより歌詞が素晴らしい。

個人的に最も好きなのが、

抑えきれない この気持ちが 25時の空から
光る滴して 降り注いだ


このフレーズ。なぜ好きなのかうまく説明できないんだけど、この歌詞から最後までの一連の歌詞の流れは聴くたびに胸が締め付けられるくらいキュンとしてしまう。来年30歳だけど。

少し歌詞について書くと「25時」という表現が秀逸である。

そのまま書くと深夜1時ということ、あえて25時と表現している理由は日付が変わっているのに、変われていない自分はまだ明日を迎えられていないということを表しているのだ。

僕は「日付が変わる」という話でジャンプで連載してた「魔人探偵脳噛ネウロ」を思い出した。大好きなマンガである。
その中で主人公の桂木弥子の成長を同じく「日付を越える」という表現に例えられていたのだ。








そんな25時を迎え、踏み出せなかった主人公が踏み出す決意をすることでタイトルにある明日への扉が開くのだ。

特に2番からの歌詞の作りがとても丁寧で、最後まで流れるように展開していくところにまたキュンとしてしまう。
そして聴くたびに泣けてしまうのだ。繰り返すが、僕は来年30歳である。



川嶋あいという才能




有名な話だがこの曲には原曲がある。

それは"旅立ちの日に…"というタイトルで、デビュー前から歌われていた曲である。
の曲を元にして"明日への扉"が作られたのだ。

"旅立ちの日に…"はタイトルからも想像つくかもしれないが卒業ソングである。





歌詞↓

http://sp.uta-net.com/search/kashi.php?TID=36937


こちらは川嶋あい名義でリリースされている。こちらもオススメの曲だ。

この時点でも曲の完成度がかなり高いことがわかると思う。声質といい、デビュー前から注目されていただけある。
※動画は2011年のもの

ちなみに僕は川嶋あいとして結構名前が知られてきたくらいのタイミングで渋谷の路上ライヴに出くわしたことがある。かなりの人混みとなっていて、歌はやはり素晴らしいものがあったし、その辺の路上ミュージシャンと比べると明らかに群を抜いていた。


思わず通り過ぎる人を立ち止まらせるほどの歌声だった。

今でもたまに路上演奏している人たちを見かけるけど、思い返しても別格だった。
僕はYUIがとても好きだったけど、たぶんYUIもデビューくらいで路上で見てたら同じ感想を抱いてただろう。生歌はまぁ、それでも僕はYUIが好きだったんだ。


"明日への扉"は流行ってた当時結婚式で使った人がとても多いという。

それもうなずけるような色褪せない名曲だ。


【関連記事とか】
あの日YUIを見た僕にYUI以上の女性シンガーソングライターは現れない
ヘンテコ・ガールズユニット特集(ハルカトミユキ・印象派・FINLANDS・惑星アブノーマル)













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2016年11月23日水曜日

【名曲アルバム①】ハルカトミユキ「その日がきたら」






歌詞解釈の記事はちょくちょく書いているけど、それとは別に不定期に好きな曲をピックアップしてひたすら語り倒したい。

ということで、第1回はハルカトミユキの"その日がきたら"を取り上げる。
とあるコラムを読んで自分も火がついた次第。



ハルカトミユキ / その日がきたら

3rd EP 「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」収録














ラブソング



ラブソングである。
それもとても純度の高いラブソングだ。

「世界が終わるとき」という大仰なテーマであっても、歌われるテーマはシンプルだ。それは、

「世界が終わるときであっても、僕は君のことを守る」

ということ。

それまでハルカトミユキは捻くれた曲を沢山出してみた。

部屋の隅でとんでもない想像を働かすような世界、壊れたくても壊れられない世界。そんな表現が多かったハルカトミユキだったが、この曲は一転してとてもストレートな歌詞だ。

「世界が終わる」という途方も無いテーマを持ってくることで、主人公の意思の強さを強調させている。

多くの人にとって「世界が終わるわけないじゃん」と受け取られかねないけど、この曲はそんな側面では歌われていない。
先に書いたテーマを本来のテーマに書き換えてみる。

「こんな終わってしまった世界でも、僕は君のことを守る」

なのだ。
それはこの曲のリリース時のインタビューからも見て取れる。


―なぜそういうラブソングが自分の中から出てきたんだと思いますか?

ハルカ:最初はラブソングを書こうと思っていたわけではなくて、「世界終わってんなあ」みたいなところから入ったんです。ノストラダムスの予言とかで「世界が終わる」って言われるとみんな焦るけど、もう世界は終わってるし、むしろ終わってるのに終わってない振りをして平然としてる、そっちの方が怖いと思って。じゃあ、そういう状況下で何をするかって考えたら、水を買って貯め込んでおくとかじゃなくて(笑)、何を犠牲にしても守りたい人がいる。これって究極のラブソングだなって思って、もっと突き詰めていこうと思ったんです。

CINRA.NET


曲について



この曲を初めて聴いたのはライヴだった。

EPのリリース前にVIVA LA ROCKにハルカトミユキが出演した時に聴いたものだ。

洞窟ステージで、とても低い天井が印象的であった。
VIVA LA ROCKの初年度の一番最初に見たのがハルカトミユキというのが個人的には嬉しい。

とんでもないエネルギーのある曲だと思った。

まず、僕はこういう構成の曲が好きである。

弾き語りでシンプルに始まって、徐々にバンドが入り、広がりのあるサビで爆発するというような曲だ。

好きなアーティストのこういう構成の曲はほぼ無条件で好きになる。

Cメロのポエトリーの部分も歌詞といい不穏な鳴りのギターといい素晴らしい。

カタルシスです。


愛なきこの時代にキミをこんなに愛する



余談のコーナー。

ポルノの曲で"愛なき…"という曲がある。

その歌詞を少し引用しよう。

愛なきこの時代にキミをこんなに愛する
誇らせて下さい
〜"愛なき…" ポルノグラフィティ


「世界が終わる」というに対してこちらは「愛がなくなってしまった時代」というテーマで、根底にある愛情の強さがとても近いと思う。


ちなみに、世界が終わるというテーマであると真っ先に思い浮かぶのがWANDSの"世界が終わるまでは…"であるが、この曲は逆に世界が終わるまで続くと思っていた愛の終焉」を歌っている。


そう、「世界が終わる」という歌詞、どちらかと言うと失恋について歌われる時の方が引き合いに出されることが多い。

世界 あるいは君が壊れてしまうというなら話は別だが
およそ恋が生まれて消えた まぁそういうところだろう
〜"パレット" ポルノグラフィティ

世界が終わる、みたいな終末感はとても詩的だから歌詞でも使いやすいのかもしれない。

ということで、タイトルは変わるかもしれないけど、不定期で語ってこうと思う。


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