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2017年12月22日金曜日

2017年を振り返る アルバム・オブ・ザ・イヤー TOP5





2017年も間もなく終わりを迎える。

ということで、少しずつ今年のまとめを書いていこう。

まずは音楽ブログらしく、2017年のベストアルバムを選出しよう。

昔は音楽誌に倣ってトップ50とかやっていたが、もはやそんな枚数とモチベーションを持てなくなってしまったので、トップ5という潔い縮小をさせていただくことにする。

どうでもいいか。





5位 John Mayer「The Search for Everything」







BECKの「COLORS」とかなり悩んだけど、久しぶりにじっくり聴いてあらためて感動したため、ランクイン。

病を乗り越えたJohn Mayer。近年の作品はカントリー要素が強く、どちらかといえばギターよりも歌に注力しているようであった。それは病によって歌声が危ぶまれた時期を乗り越えたことへの喜びと反動であったのだろう。その分ギターがちょっと抑え気味であったことが少しばかり残念であった。

そんな経緯を経てリリースされた作品は、今までのJohn Mayerの全てが詰まっていた。全乗せである。

キャッチーな楽曲、いつまでも聴いていたいギターソロ、そして全2作を通して得た歌の力。そこにR&B要素等が新たに加わり正に「The Search for Everything」の名に相応しい、輝かしい作品が誕生したのだ。


【感想】John Mayer「The Search For Everything」おかえりジョン・メイヤー



4位 ポルノグラフィティ「BUTTERFLY EFFECT」








ポルノグラフィティを4位に入れざるを得ない日がくるとは。

もちろん個々に見ていくととても大好きな曲も多いし、すでに尋常じゃない再生数を誇っているが、アルバムとしてみると散漫になりすぎている感があり、最後の方で少し食傷気味になってしまう。

それでもまぁ"夜間飛行"なんて、とんでもない名曲がいたり、新しいチャレンジであったり、止まることを知らない岡野昭仁のヴォーカル能力の向上であったり、今のポルノグラフィティをしっかり堪能できる1枚となっている。

もちろんツアーを聴けばまた聴き方が変わるとは思うのだが、アルバム作品として捉えた時には、個人的には「RHINOCEROS」くらいのまとまりの方が好みである。


【全曲感想】ポルノグラフィティ 11thアルバム「BUTTERFLY EFFECT」










3位 印象派「印象派は君に問いかける」








印象派が遂にリリースしたフルアルバム。
印象派の新しい曲を聴く度に、次にどんな音がくるのかワクワクしてしまう、音楽はこんなに自由で楽しい舞台なのだ。

タイトルトラック"印象派は君に問いかける"をはじめ、アルバムの中で様々な問いかけが投げられる。
一見するとふざけて遊んでいるような曲ばかりなのに、しっかり見ていくととてもふざけているなんて思えないシニカルさを秘めているアルバムである。

そんな中で"球状"はどこまでも普遍的で優しい輝きを放っている。

さぁ、これを聴いた君は今の時代をどう生きる?


【感想】印象派 アルバム「印象派は君に問いかける」は"今"聴くべき傑作



2位 ハルカトミユキ「溜息の断面図」








今の時代、こんな怒ってる人たちはいないのではないだろうか。今の若い世代にとって《諦めることだけが上手くなる》これほど強烈に響く言葉はないのではないか。

怒りは原動力となり、アルバムの推進力を保つための起爆剤となっている。しかし、随所に溢れているのは、希望である。

そんな欠片を拾いながら、最後に《そっと落としていった 最後の願いを/次の誰かが拾って歩きだす》という希望で終わる。

頭に焼き付けろ


【感想】ハルカトミユキ 3rdアルバム「溜息の断面図」全曲レビュー



いよいよ第1位の発表.2017年最も聴いたアルバムはもちろんコレ!



1位 ドレスコーズ「平凡」







華々しいファンファーレのようなホーン隊の音から志磨遼平、いや平凡さんが歌いだす《平々凡々こそ我らの理想/暴力的個性の時代 the end/ありきたりな第三市民の闘争/我こそ凡庸なるkingの登場 》

この部分だけでも「とんでもないことが始まった」と思わされてしまう。

アルバム全編を通して一言で片付けられる代物ではない。なんせリリースされてから今日まで何度も聴き返しているが、未だ全貌が掴めないのだ。
山田玲司のヤングサンデーの伝説の「平凡」回(6時間)は3回見た。


20世紀の資本主義の限界と崩壊、平凡とは、そんな問いかけがアルバムに詰まっている。歌詞カードだけ見れば、なんて取っ付きづらい内容だろう。

駄菓子菓子、いや、だがしかし、そこにあまりにファンキーでダンサンブルが楽曲に乗せることで、こんなに頭で悩まされ身体で踊らせるとんでもないバランス感覚のアルバムになってしまうのだ。

それはかつてピート・タウンゼントが放ったあまりにも有名な言葉「ロックンロールは、別に俺たちを苦悩から解放してもくれないし逃避させてもくれない。 ただ、悩んだまま躍らせるんだ」を体現しているようで、この言葉への反発にも聞こえる。

僕はよく音楽の持つ時代性の大切さをここで書いてきた。これなのだ。
2017年という時代に、デヴィッド・ボウイもチャック・ベリーもプリンスもいなくなってしまった、今この時代だからこそ、リアルタイムにこれを体験できること、それこそが音楽をリアルタイムで楽しむこと、今を生きている特権なのだ。


ドレスコーズビギナーがアルバム「平凡」を聴いた感想と志磨遼平の魅力



ということでアルバム・オブ・ザ・イヤー TOP5でした。










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2017年5月21日日曜日

【感想】John Mayer「The Search For Everything」おかえりジョン・メイヤー






遅ればせながらJohn Mayerの新作「The Search For Everything」を購入した。

おかえりジョン・メイヤー。

そんなことを言いたくなるようなアルバムだった。

ということで、簡単にレビュー(感想)をば。



John Mayer「The Search For Everything」レビュー
















ギター弾きまくりのジョン・メイヤー




もちろん3年半ぶりということで久しぶりのアルバムでもある。そして、ここ数作のカントリー路線から一転、ジョン・メイヤー「らしい」サウンドが満載となった1枚である。

僕のいうジョン・メイヤー「らしい」というのは、ストラトとマーチンで縦横無尽に弾きまくるというギターキッズを興奮させるものである。

近年のアルバム「Born and Raised」と「Paradise Valley」の2枚はギターよりもソングライターとして、ヴォーカリストのジョン・メイヤーにスポットを当てた作品であった。それは自身に降りかかった喉の肉芽腫の病気療養が影響していただろう。

ソングライディングの腕前は相変わらずの凄腕であるが、ギターということで、目線だけで見れば「らしさ」は少し鳴りを潜めていた。
もちろんどちらも完成度は高いし、良いアルバムだと思う。あくまでギター目線だけでいえばという話である。

そして、本作「The Search For Everything」である。前置きが長くなった。

このアルバムにはジョン・メイヤーの魅力全てが詰まっている。ソングライディング、歌声、甘いギタートーン、そして縦横無尽に弾きまくるギターソロ。

ケイティ・ペリーとの破局を経て、今回ジョン・メイヤーは"失恋"のアルバムを書いた。
しかし、どうだろう。このアルバムを聴き終わりまず感じるのは「なんて美しいアルバムなんだろう」という気持ちであった。

メロディがとにかく優しくて美しいのだ。

悲しみだけでない、寂しさや諦め、それでも忘れられない恋が歌声に込められている。

それと同じくらいその感情がギターに詰まっているのだ。

"Changing"のギターソロで思わず泣きそうになってしまった。
これだ。これを僕は待ってた。

しかし、これは"回帰"などではない。
"昇華"なのだ。

昔のジョン・メイヤーの魅力に近年のソングライディングや歌声の深化がプラスされている。
云わば「いいとこ取り」である。
"Roll It On Home"などは前作に入っていてもおかしくないテイストだ。

「Battle Studies」の最新版という印象。
久しぶりにスティーヴ・ジョーダンとピノ・パラディーノが参加しているということから感じるのだろうか。


ところでジャケット裏が「VOL.1」となっているのは何で?



全曲感想




1. Still Feel Like Your Man






歌い出し完全にフランク・オーシャンやん、と思ってしまった。どうせアルバムに入るだろうということで配信されたEPはスルーしていたので驚いた。

ソウルフル、R&Bテイストの曲にコーラスワークが映える。サビのギターカッティングも良い。


2. Emoji of a Wave






美しいアコギのアルペジオから始まるナンバー。
これもコーラスが美しい。

ドラムのないアコースティックな曲なので、ライヴ中盤に聴きたいような曲である。



3. Helpless






ストーンズみたいなイントロから「きた!」と叫んでしまうようなギターが鳴る。
この曲に上に書いたようなジョン・メイヤー「らしさ」が全部入ってるように思う。

オカズの入れ方、ギターソロ、気持ちいい。魅力全乗せという曲。
「もし俺が役にたたないなら教えてくれ」なんて叫ぶ歌なのに。



4. Love On The Weekend







アルバムのリード曲となっている曲。

これだけ購入前にチラッと聴いていた。実は「あー次のアルバムはこういう路線か?」と若干不安になった。やっぱりブルース弾くジョン・メイヤーが好きだったから。

でもアルバム通して聴くと全然そんなことなく、この曲もあくまでも様々な面の1面でしかなかった。そして通しで聴いた時にはとても上手く馴染んで良い曲と素直に思えるようになった。



5. In The Blood







タイトルの血は家系における"血筋"のことを指している。

前作までのカントリー路線からきている曲。弾き語りでも十分聞き応えあるようなシンプルな曲だけど、脈打つようなドラムが入ることで良いアクセントとなっている。




6. Changing







上記の通りギターソロが素晴らしい。ギタリストって結局ペンタが1番気持ち良いんだよなと沁々感じながら聞き惚れた。

僕は完全にこれがベストトラックです。
歴代でも上位に入れたいくらい好き。



7. Theme From 'The Search For Everything






インタールードの役割を果たすタイトル曲。
美しいアコギから始まる。



8. Moving On And Getting Over







インタールードを挟んでまた少しアルバムのテイストが変わる。
"Changing"で「変わるんだ!」と力強く歌っていたが、ここでまた寂しさがぶり返したような感じ。

「乗り越えるんだ」という歌だけど、全編を通して女々しさを感じる歌詞(アルバム全体にも言えるが)。
それは柔らかい歌声やファルセットから感じるのかもしれない。ギターソロもどこか、か細い。



9. Never On The Day You Leave







ピアノ主体のバラード。

中盤の曲はどれもさりげなくギターが入っていて、どれも空間系のエフェクターが効いていて残響音が強い。それが未練のようにもとれる。



10. Rosie






イントロのギター好き。

聴いていて「Heavier Things」の頃のジョン・メイヤーを思い出した。
ジョン・メイヤーってこういう曲調が一番歌声と合っているなと思う。


11. Roll It On Home







カントリー曲。
歌詞の中ではJourneyの"Don't Stop Believin' "が登場する。

あらためて思ったんだけど、ジョン・メイヤーがストラトが似合うのは、こういう曲でカラッとしたトーンのギターも入るんだけど、テレキャスほどカラッとしたトーンがストラトでは出ないから、ちょっとだけ湿り気が出る。それがジョン・メイヤーの明るい曲だけど、完全には振り切れないというようなバランス感覚と合ってると思う。



12. You're Gonna Live Forever In Me







口笛が印象的なナンバー。
ピアノ、ストリングスに乗せて柔らかな歌で終わる。もちろん最後まで未練たっぷりである。

アルバム全体でこれでもかと失恋について歌って、これたぶん全部日本語の歌詞で聴いていたら鬱陶しくなる。日本人で良かった。



【関連記事】
尊敬してるギタリスト~その2「ジョン・メイヤー」
尊敬してるベーシスト~その1「ピノ・パラディーノ」
ジョン・メイヤー使用機材~Paul Reed Smith編









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2016年12月25日日曜日

ジョン・メイヤー使用機材~Paul Reed Smith John Mayer model 編







ジョン・メイヤー(John Mayer)が好きである。
顔は良くてモテるし、ギターもヴォーカルも上手いし、作る曲は良い曲ばかりなので人間としては大嫌い(嫉妬)だが、本当に素晴らしいアーティストである。

けれど、最近のライブの状況とかはすっかり見ていなくて、実は現状は知らなかった。


調べてみるとどうやら2017年はじめに新しいアルバムを発表するらしい。


ジョン・メイヤー、来年にもニューアルバムをリリース


数々の女性とのロマンスが取り沙汰されてきたジョンは、新たなお相手を見つけようとしているようで、「また恋人を見つける気マンマンさ。これまでになく大人になった気分なんだ」「お膳立ては整ったからどっかでかわいい子に出会うのを楽しみにしているよ。今はシングルだけど将来が楽しみだね」と語った。


は?


さて、そんなジョン・メイヤーの最近の傾向。
先日お世話になってる楽器屋の店員さんが「最近ジョン・メイヤーPRS使ってるんだよねぇ」と言われた。

ほぉ。いよいよフェンダーにも愛想尽かされたか。
どうやら一足早く新しいロマンスを見つけたようだ、ってやかましいわ。

ちなみにジョン・メイヤーはグレイトフル・デッドと共にDead&Companyというバンドをいつの間にか結成して活動していた。
やばい、海外の音楽事情に全くついていけてない。

ということで、そんなこともありつつ今回はジョン・メイヤーのPRSに注目してみようと思う。














PRS ジョン・メイヤーモデル



さて、いよいよPRSを見ていこう。

実はいつの間にかPRSはジョン・メイヤーモデルを発売していた。


Gear Otaku: PRS とジョン・メイヤーがコラボ
限定100本のPrivate Stock Super Eagle 発売


世界限定100本だそうだ。


というか2014年にフェンダーと契約解除してたのね。


さて、日本で見てみたらイシバシ楽器で取り扱いがあった。






Private Stock Brazilian #6225“Super Eagle”
http://www.ishibashi.co.jp/sale-event/15712


ひゃ、190万円!?


マジか。


下手なヴィンテージより高い。

しかし、細かく見ていくと、仕様が凄まじい。上記サイトより抜粋しよう。


電装系にもこだわりが詰まっています。ピックアップは特別に巻いた58/15 JM Treble と同Bass という2つのカバードハムバッカーに加えて、シングルサイズハムのNarrowfield JM を搭載。これら3つのPU は個別のミニスイッチでコイルタップが可能です。


パッと見ではピックアップはHSH配置かと思ったけど、センターはシングルコイルサイズのハムバッカーらしい。

そして、全てのピックアップがスイッチングでハムバッカーとシングルコイルを切り替えできるとのこと。
ということはピックアップだけで27パターン組み合わせが出来るということになる。天才か。

更にはトレブル・ブースト付きのJCF Audio製プリアンプが内蔵されているとか。

ただでさえ全部俺のお茶、いやオールマイティーなPRSに、ここまでやったらなんでもできそうだ。世の中のエレキギターの役割の8割くらいカバーできそうだ。
ホロウボディ仕様もいいし、バーストの見た目も素晴らしい。

誰か190万円くれないかなぁ。



使用映像



では、動画で音を聞いてみよう。














最後は本人のギター紹介動画。







マジかよ超良いじゃねか。


更に驚きの情報が舞い込んだ。
我らが八王子のハードオフに、






は、入っているーっ!!


まだあるか分からないけど、価格は\ASKだそうです。
実際に見てきましたが、ショーウインドウの向こうのトランペットを見つめる少年の気持ちが痛いほど分かった。


サンタさん、来年、待ってます。

メリークリスマス。


【関連記事】
ジョン・メイヤー使用機材~Dumbleアンプ編
ジョン・メイヤー使用機材~Two Rockアンプ編
尊敬してるギタリスト~その2「ジョン・メイヤー」

【感想】John Mayer「The Search For Everything」おかえりジョン・メイヤー












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2016年12月5日月曜日

ジョン・メイヤー使用機材~Keeley Katana boost編






ジョン・メイヤーの機材紹介を久しぶりに。

以前アンプを紹介しましたが、今回はエフェクター。


Keeley Katana Boost



どんなエフェクター?



メーカーであるKeeley Electronicsは主にモディファイのエフェクターを製作している。ロバート・キーリーという人のブランド。テストには出ない。

モディファイとは、既存のメーカーのエフェクターを基に改良を加えたものという認識でいいと思う。
これはテストに出ます。

例を出すとBOSSのBD-2。大変人気なエフェクターだけど、低音域がそこまで強くないという特徴がある。BD-2の音が好きだけど低音域もしっかり鳴らしたいというギタリストのために低音のブースターが搭載されたモデルなんかが出ていたりする。

そんなモディファイを主としてるメーカーだけど、オリジナルのエフェクターであるKeeley Katana Boostはジョン・メイヤーが使用しているということでも注目されている。








コントロールノブについて



コントロールノブは1つしか付いていない。
ブースターだから、そんなに操作性があるのではない、と思ってた。

知らなかったけど、このコントロールノブは引くとトレブルブーストになるそうだ。

順を追って書いていく。

まず、通常使用する場合はクリーンブーストである。使用しているアンプなどの音をなるべく削がないようにブーストできる。
なので、ジョン・メイヤーのように良いアンプを使って元から良い音で鳴らしている野郎にはとても使い勝手が良いはずだ。


【関連記事】
ジョン・メイヤー使用機材~Two Rock編
ジョン・メイヤー使用機材~Dumbleアンプ編


そして、コントロールノブを引いた時にはゲインの増したブースターとなる。

これだけでかなり幅を効かせた活躍が期待される。山田孝之か。

ジョン・メイヤーはこのエフェクター2台使っている。
もしかしたら、これをそれぞれ使い分けてるのかな。

※最近は2台繋ぎはあまりしていないらしい



音色



ということで、あとは恒例で試奏動画を。
これ一番欲しくなるタイミングだ。























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2016年8月31日水曜日

新藤晴一使用機材~ストラトキャスター編(1)





晴一さんの使用機材紹介今回はレコーディングで大活躍しているというこちら。


Custom Shop Master Built Series 1957 Stratocaster Made by John English












どんなギター?



晴一さんのメインギターである黒のテレキャスターと同じくジョン・イングリッシュが制作したギター。

キャンディアップルレッドが素敵。
僕はこのギターをタワレコで行われた「ポルノ展 ~俺たちとセレブレーション~」で間近に見たけど、ネックのトラ目とかとにかく美しかった。






ジョン・イングリッシュという人はとにかくネックにこだわりを持つ人だったようで、ストラトキャスターにもこだわりが見える。

俗にいうCシェイプというやつ。
このネックはフレット位置によって太さが変わる。

ちなみに晴一さんのがそれかは分からない。実物見たのに。

ライヴではたまに登場するくらいのストラトですが、晴一さんはクラプトン好きとあって、しっかりレコーディングなどでは使われているようです。

「PANORAMA PORNO」のアルバムのインタビューだったかな。

「(アレンジャーの)江口君はギター何にする?って訊くとすぐ『ストラトで』って言う。それで、センターより後ろのピックアップで弾かせてくれない。」

と答えていたのを覚えてます。

ちなみに「ポルノ展 ~俺たちとセレブレーション~」でも紹介されてましたが"俺たちのセレブレーション"もこのストラトが使われてます。
アンプがVOXのAC30だったんですね。











まさにブルース




「∠TARGET」ツアーの時に"邪険にしないで"で弾いていたのが印象的です。







この曲はギター好きな人ならピンとくるギターなのですが、もろにジョン・メイヤーの"Waiting On the World to Change"






ギター弾かない人も曲調とかで分かるくらいじゃないでしょうか。

ポルノの曲はよく○○風というアレンジがされるけこれはモロにジョン・メイヤーですね。

CD音源でもだいぶ近いのですが、ライヴ版ではさらに意識しているように思えます。
それはすなわち、真空管のアンプのクリーントーンと程よいクリーンブースターの歪みをフロントピックアップで鳴らすこと。

良いですな。

晴一さんは一時期「レスポールやストラトはギターが弾き手を助けてくれる楽器、テレキャスターは弾き手がしっかり鳴らさないといけない」と言ってテレキャスターを使用していますが、ストラトをしっかり鳴らすのはなかなか難しいものです。僕はまだ全然使いこなせてません。


ということでストラトキャスターの紹介でした。
晴一さんは他にもストラト持っているので、できればそれもいずれ紹介したいです。なので一応(1)にしておきました。



【関連記事】

☆新藤晴一使用機材
ギター
  1. レスポール(1960年製)編
  2. テレキャスター編
  3. Sagoギター編
  4. ポール・リード・スミス編
  5. ES-335(クリス・コーネルモデル)編
  6. レスポールカスタム(1958年製)編
  7. ホワイトファルコン編
  8. レスポールJr. TVイエロー編
  9. ストラトキャスター編(1)

アンプ
  1. マーシャル JCM800編
  2. Kemper Profilling Amplifier編
  3. Marshall 1974X編
エフェクター
  1. KLON ケンタウロス編
  2. FREE THE TONE GIGS BOSON編+レビュー
  3. Providence VELVET COMP VLC-1








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2016年6月12日日曜日

ギタリストがなぜライヴ中にギターを持ち替えるのか






ライヴに行ったとき疑問に思ったことはないだろうか。


ギターの人、色んなギター使ってるけどなんでだろう?


今回はそんな記事である。
ギターの種類使い分けるのはまだしも、おんなじタイプのギターを使い分けるのはなんでだろうと昔疑問だった。

たぶん同じ人が絶対いると思うので今回3つのタイプを紹介しよう。









曲に合わせたギター選び



真っ先に浮かぶ理由はこれだ。
ギターやってる人には常識と言っていいだろうが。

曲によってギターを使い分けるパターン。

力強い音が欲しければハムバッカーを使い、キレのいいカッティングならテレキャスターのシングルコイルピックアップを選ぶという形だ。
パンク一辺倒みたいなバンドならあんまり持ち替えることはないけど、曲のジャンルが多岐に渡るバンドほど色んなギターが必要になる。

たとえばポルノでいえば"2012Spark"や"Century lovers"のような曲はレスポールが似合うが、レスポールで"Sheep~song of teenage love soldier~"のようなフレンチポップ調の曲はなかなか合わない。軽やかなカッティングの具合はテレキャスが合うだろうみたいなことだ。

赤ワインと白ワインを肉料理と魚料理で飲みわけるみたいなもんだ。

もちろん意図的なアレンジによってそれをわざと外したりもする。
また同じギターでもネックが違ったり載せてるピックアップが違ったりというのもあるかもしれない。


ここからは、同じタイプのギターに持ち替えした場合だ。
個人的にちょっと疑問だった部分だ。レスポールなんかは個体差がそんなに大きくないので何本も使い分ける理由とは。





チューニング




おそらく多くの理由はこれだろう。
長時間のライヴほどギターのチューニングは狂いやすい。

演出が固まっているライヴほど曲間はそこまでないので、ギターを替えてステージ脇でローディーさんがチューニング直すという形が多いと思う。

チューニングという点ではもう一点ある。それは変則チューニング。
レギュラーチューニングから半音下げチューニングが必要な場合いちいち直してる余裕はないので最初から半音下げチューニングのギターを用意しとくということだ。

事前に用意さえしとけば急にロビー・マッキントッシュに「DADGADチューニングね」と言われても大丈夫。

源さんが最近セミアコをよく使ってるけど、サンバーストと黒のES-335の使い分けはまさにそれだ。サンバーストが半音下げかな。


そして、いよいよ最後の理由。




自慢



最後はこれしかないだろう。
ギタリストはえてしてギターを複数本所持する場合が多い。

そうすると持ってるギターを使いたくなるのだ。見せびらかしたいのだ。なんせギタリストなんて自己顕示欲の強い種族だ。でも首狩族だってしとめた獲物の首並べるでしょ?特に男はそういう意識が高い。

以前も書いたがジョン・メイヤーが「Where the Right Is」の公演でストラトだけでも7~8本は使ってる。自慢だ。異論は認めない。

厳密に言うとネックが違ったり、弦が違ったりという使い分けもあるだろうけどね。

近い理由としてはそのギターメーカーとエンドースメント契約していて、広告塔として、色んなギターを持たされているということもある。B'zの稲葉じゃない方の松本がこれ。

ものすごく漠然とはしてるけど、こんな感じでギターを持ち替えるギタリストが多いんじゃないだろうか。


その他としては弾いてる最中に弦が切れた、ギターをEXITしたり、ギターを燃やしたりなどがある。





みんなギターを大切に!


【ギター記事】

【考察】人はなぜギターを買った矢先に次のギターのことを考えてしまうのか
「ギター!?なんか弾いてみて!」という初心者殺しのキラークエスチョン
ギタリストによるギターにまつわる名言集20連発+おまけ











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2016年6月4日土曜日

尊敬してるベーシスト~その1「ピノ・パラディーノ」


ベーシストも紹介するのかよというブログ。

紹介、しますよ。

だってもこんな偉大で素晴らしいベーシストを語らずにいられないです。


紹介するのはこの方


ピノ・パラディーノ / Pino Palladino













プロフィール



1957年生まれでウェールズ出身のベーシスト。

数々のアーティストのサポートとして実績を築いている。そのせいかとても身長が高い。

意外とデカいジョン・メイヤーよりさらにデカい。たぶん2m超えてる。

それ知りたいがためにこの記事書いたのに、英語記事とかも色々調べたけど身長見つかりません。

あと、この人は絶対良い人だ、というオーラが笑顔からビンビンと伝わってくる。ホントしそうに弾くよなぁ。

ちなみにサポート実績を挙げてみよう。

面倒なので とても量が多いのでWikipediaから拝借。


The Who,John Mayer Trio, The RH Factor, Phil Collins, The Law, Spinal Tap, Jools Holland, Paul Young, Genesis, Eric Clapton, Jeff Beck, David Gilmour, Richard Ashcroft, D'Angelo, Joe Walsh, Don Henley, Roger Daltrey, Hank Marvin, Simon & Garfunkel, Erykah Badu, Adele, Nine Inch Nails, Joan Armatrading, Geraint Jarman, Mango, Gary Numan



そうそうたるメンツ。

大御所ばかり。


ジョン・メイヤー・トリオ



僕の中でピノといえば、やはりジョン・メイヤー・トリオ(以下 JMT)

ジョン・メイヤー、スティーヴ・ジョーダン、ピノ・パラディーノの3人バンド。

スリーピースだけど、各々の技量が半端なさすぎて、まったく隙がない。





こんなシンプルな構成なのにグイグイとダイソンみたいな吸引力で引き付けられて見入ってしまう。





個人的に大好きな曲。

スリーピースというバンドスタイルは個々の技術がとても重要で、特にベースの役割はとても大きい。
このジョーダンとのリズム隊の安定感があるからこそジョン・メイヤーも自由自在に動き回れるんですよね。



プレイスタイル



ピノのプレイスタイルは派手なわけではない。


しかし、その圧倒的な安定感と確かなセッションの腕でこれだけの実績を築いてきたのだ。
たぶんその度に身長も伸びてる。


もう1曲見てみよう。

D'Angelo(ディアンジェロ)との共演。





どうだろう。

この街中で囲まれたら何も言わずに土下座して金という金を差し出しそうな黒人たちに囲まれながら、このグルーヴ感。白人とは思えぬ。


ボーカルに次ぐ主役と言えるほどピノのベースが素晴らしくないでしょうか。


なかなか普段ベースは、あまり音楽を聴かない層には聞き取りづらいと言われるけど、これ見たらいかにベースが重要か分かるだろう。

機材については、ピノの代名詞はFender製の赤いプレシジョンベース。






カスタムショップからアーティストモデルで出てるみたいなので、お金ある方はどうぞ。


ところで途中で「ジョン・メイヤー・トリオ(以下 JMT)」と書いたのに。


1回も使いませんでした。







尊敬してるギタリスト~その2「ジョン・メイヤー」
尊敬してるベーシスト~その2「マニ(The Stone Roses)」
ハゲなんて不毛な争い、ツルツル頭のミュージシャン特集








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2016年5月18日水曜日

ジョン・メイヤー使用機材~Dumbleアンプ編







ジョン・メイヤー使用機材紹介。

前回Two Rockに引き続き今回はアンプを調べてみる。

今回はもうひとつのメインアンプ。


Dumble Overdrive Special  ダンブルヘッド





ダンブルです。

またまた高い高いアンプの登場。やさぐれてしまう。

まぁ一般ピーポーが手にする機会ないもんな。



どんなアンプ?



まずDumbleについて。

このアンプはハワード・ダンブルというおじいちゃんが個人で制作しているアンプです。

完全個人の作成のため、世界でも台数がかなり少ない。

このアンプは彼が認めたギタリストじゃないと売ってくれないそうです。日本人嫌いという噂や、もう引退しているという噂も。

なので、かなり貴重でもあるアンプ。

自分の中ではラリーカールトンやロベンフォードが使用している印象がある。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンも使用していたので、ジョン・メイヤーはそこからの系譜と言ってもいいかもしれない。

トモ藤田さんの記事によるとジョン・メイヤーはダンブル4台持っているとか。

なんだ。5台集めるとエグゾディアでも揃うのか?
1台くれ。









どんな音?



なにより気になるのはどんな音か。

デモ演奏の動画を見てみよう。考えるな感じろ。




思ったより歪む。

アンプの使い分けを未だに聞き分けられないアホ耳だけど"Belief"とか"Who Did You Think I Was"、"Crossroad"のカバーなんかで使っている感じでしょうか。誰かアホな俺に教えていただきたいです。


ダンブル系エフェクター



ダンブルの希少性から、各メーカーもなんとかそのサウンドを再現しようと、あれこれダンブルの音を再現したエフェクターを発売している。

http://effector-hakase.com/news/14479/

実はこの中のSimble Overdriveを僕は持っている。ヤフオクで落とした。

どうせダンブル買えねぇし、せめてもの一般ピーポーの抵抗だ。
といってもオーバードライブのエフェクターの中ではそこそこのお値段。ボーナスで買ったさ。

使用している感想としてはかなりナチュラル。家ではトランジスタのアンプを使ってるけど、少し真空管らしい丸みが加わるように思う。
あとこれ踏んでおくとハイがマイルドになるというか、キンキンとしなくなるので、結構踏みっ放しにしている。

ちなみにGainを回してくと結構歪む。でもナチュラルなまま歪んでおくというイメージかな。

かなり良いエフェクターだと思う。

ということで、ジョン・メイヤーのアンプはこんな感じ。

アンプだけでいくら使ってんだ。

消費税50%くらい取ってくれ。

所得税で小さな町くらい救えそうだ。


ジョン・メイヤー使用機材~Two Rockアンプ編
尊敬してるギタリスト~その2「ジョン・メイヤー」












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2016年5月15日日曜日

ジョン・メイヤー使用機材~Two Rockアンプ編





ギタリストの使用機材勉強コーナー。

今回はジョン・メイヤーが使用しているアンプを調べてみよう。

こちらである。


Two Rock



Two Rockの特徴としては


  • 倍音豊かで美しいクリーントーン
  • 反応がとても早い
  • ジョン・メイヤー使用で一躍人気アンプに
  • かなり高額


という辺りだろうか。ジョン・メイヤーは金有り余ってるから、コンビニでポテチ買う感覚で買えるが。
むしろ広告料貰ってるかもしれねぇ。

K&M Analog Designs社で制作されているアンプです。Two Rockの名前が1人歩きしてるので、社名知らない人多いんじゃないでしょうか。僕は今知りました。


99年設立のそこまで歴史は古くない会社みたいです。ポルノと同い年だ。


設立などの経緯は公式サイトで詳しく紹介されています。


長いのでこの駄文を最後まで読むような暇な方は是非どうぞ。嘘です。読んでくれてありがとうございます。

ジョン・メイヤーの人気に相まって有名メーカーになりました。
適当にTシャツかなんか作ってジョン・メイヤーに着せたら売れそうだな。ビジネスチャンス。








音については実際に音出してる動画が一番よいかと。


有名動画ですが、この動画を見ていただくのが一番良いかと思います。





この一分にも満たない試奏動画で117万回再生。なんというユーチューバー。

“Slow Dansing in the Burning Room”を演奏してますが、それにしても、なんて美しいトーン。こんな弾かれたら女子みんな落ちるわ。

シングルコイルのピックアップと相性良さそうですね。ハムバッカーとの相性も知りたい。動画ですが、探すか。 あった。






Two Rockのジョン・メイヤーシグネチャーモデルも「世界」25台限定で発売されたようです。色々な意味で買えないな。


ちなみにこんな比較動画があるみたい。





ジョン・メイヤーの使用機材、今度はさらに上を行くダンブルアンプを調べようかと思ってます。

ジョン・メイヤー使用機材~Dumbleアンプ編
尊敬してるギタリスト~その2「ジョン・メイヤー」












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