ハナタレポンコツギタリストのブログ。 当初はギタリストの機材を調べるつもりで始めたのに、今ではすっかり歌詞解釈がメインとなってます。ポルノグラフィティ、ハルカトミユキ中心だけど、基本何でもあり。
2019年12月30日月曜日
2019年11月25日月曜日
ポルノグラフィティの「この一行がスゴイ」10選
いつものように「関ジャム」を見ていた。
今回の特集は「この曲の『この一行がスゴイ』」特集である。
いつにも増して僕に対して挑戦的なタイトルではないか。案の定、世間はどこを見ているのか、ポルノグラフィティは出てこない。
ならば、いつものように、自分でやるしかないではないか。
正直、今までこれだけ歌詞について書いてきたので、被るものも出てくるかもしれないが、なるべく今この瞬間の目線で捉えたもの一行として挙げているのでご了承願いたい。川谷絵音のように叩かないで。
2019年2月17日日曜日
Pg'zホームページから言葉を拾ってみよう Part.2 機材・制作関係
Part.1はこちらから。
新藤晴一 「Pg'z」ホームページから言葉を拾ってみる Part.1 デビューに向けて
ギタリストが機材を買って、ウキウキとしている瞬間は好きですか。
僕は大好きです。
なぜなら、ギターを買ってしまう自分が正当化された気分になるからです。
ということで、新藤晴一の運営していたホームページ「Pg'z」からダイアリーを掘り起こす記事第2弾は機材関連はじめ「制作」に関するもの。音楽が産み出される辺りを中心に。
ギターをやらない人にとっては何が楽しいのか分からないかもしれないが、その気分の高揚が少しでも伝わればと思う。
しかしながら、基本的に楽器わからないファンに向けてるんので全く分からないほどマニアックではないと思うので、お気軽に。
というか、引用タグを使ってはいるものの、オッケーかどうか定かでないので、問題が発生したら消します。
6月20日
※1999年
いけないことをします。そう、「うちのぼくちゃん」公開!自分ちの愛犬を他人に見せても相手が反応に困ると知りつつも、僕は公開します。スゴロクです。すごろく写真(1)どうだ!犬ばかと言われようが、「可愛かろぉ?へへへっ」ミニチュア・シュナウザーのスゴロクは・・・と続けていくと本当に「愛犬家のホームページ」になってしまうのでこの辺で止めときます。スゴロク好きの人はお便り下さい。本当のテーマは一緒に写ってる「うちのギターちゃん」の話です。(Gibson Lespaul Jr)というギターなんだけど、すげえお気に入りなの。POPなカラーと音がいい。今年の初めごろプロとして自分の音にいろいろ責任を持つという意味で機材をそろえた時に購入。この時ギター2本買って、いつのまにか8本になったんだけど、このギターが一番。値段的には他の7本のギターの方が高いんだけど、ライブに使うのもこのギター。レコーディングの時は本間さんと相談してこのギターを含めて4本を使い分けるんだけど、やっぱりこれが登場することが多い。ついでに他の3本は(81年Gibson ESー335)(74年Fender ST)(Gibson LP)。また次の機会にこれらのギターの紹介とレコーディングでの役割も紹介します。
チャリティに出されて、今はどこかのファンの家にあるはずのレスポールJr.。
初期のポルノグラフィティを支えた大切なギターである。
このギターをメインにした理由は個性を求めてということを『別冊俺』で語っている。
そしてこの時点ではまだギターが8本しかないということが驚きである。
※2018年時点で58本
1999/11/17 4:09:13 PM
ただいまレコーディング期間。昨日も朝まで、おっきな音でギター弾いてた。今回のレコーディングでは今までしたことのない挑戦もする予定。例によって詳しいことはまだ言えないけど。
レコーディング現場はいい感じ。プロデューサーの本間さんや他のスタッフの人たちの「その場を楽しむ」というノリに、僕もリラックスしてギターが弾ける。ただリラックスしてギター弾いたからって、うまく弾けるわけじゃないんだけどね。こんな雰囲気が、夜3時をすぎたあたりから加速度を増していく。もう誰が何を言っても面白く感じていく。もう昭仁の眼鏡がずれただけで面白い。紅茶のティーバックにお湯のポットと間違ってコーヒー注いでしまっても大笑い。大人が10人くらい集まって、夜中に「SPEEDの解散」についての考察であんな盛り上がってるって少し異様かもしれない。伝わらないだろうなぁ・・。この雰囲気・・。あの場にいないと。断っておくけど普通ならそんな話することない。まぁこんな感じで順調に?進んでいます。
機材とはちょっと違うけど、レコーディング現場。
プロフェッショナルな現場って厳しいイメージだけど、本間さんはじめそれ以上に愉快な「楽しい大人」が集まってるのが伝わってくる。
もちろん音へのこだわりは尋常じゃないけれど、そうした中でのレコーディングは時間を忘れてしまうのだろう。
2000/01/08 4:33:43 AM
なんか楽しいぞ、レコーディング。ここんとこ3日間はリズム録り。要するにカラオケをつくってる。それがすげえ楽しい。今は昔からライブでずっとやってた曲を録ってるから気兼ねせずにガガーンといけるわけ。ギャギャーンとかな?どっちでもいいや。ギターテクニシャンとして来ていただいてる太郎さんが、所有しているアンプ(約7台)を曲に合わせてチューニングしてくれるという贅沢な環境でやらせてもらってるから、僕はギター弾くだけ。マーシャルだけで4台。僕が何を言ってるかわかんない人は最寄りのギタリストに聞いて下さい。いい音でコード一発鳴らすだけで、もう絶対楽しいはずだって教えてくれるはず。んで、アポロやヒトリノ夜が歌を引き立てる伴奏として楽しいギターだとすると、ここんとこの曲は歌に挑んでいく感じのやつだからギター弾きとしてはたまらない。歌をつぶすという意味じゃないよ。玉も僕と同じ理由かどうか知らないけど楽しそう。明日からのボーカル録りでは、昭仁も演奏に負ける気なんてサラサラないだろうし。そういうギシギシした感じがバンドの楽しさなんだろうって再確認した今日この頃でした。
これがプロの現場というやつなのだと思う。
アンプの種類をどうするかではない。同じマーシャルでもそこに個性があって、楽曲に合うサウンドを求めて追求していく。
そしてそれぞれの楽器の1音1音がせめぎ合い、ぶつかり合う。
こうしたサウンドが詰め込まれているのだから、「音楽を良い音で聴いて欲しい」という願いがわかるのではないだろうか。
2000/02/12 1:03:06 AM
昭仁が新しいギター買いやがった。昼頃電話があった。メンバーの誰かが新しい機材を買うと、僕も欲しくなる。あーギター欲しい。なんかさぁ玉も機材買うなんて話してたなぁ・・。
あっ!言っとくけどさぁ、昭仁の事書かんよ。掲示板やメールで「昭仁さんの日常をもっと教えて」だとかさぁ、「玉さんに頑張って下さいって伝えて下さい」だとかさぁ、書いてるのあるけど、お断りします。きっぱりとね。常連の人は僕の性格を知ってると思うけど。別にあいつらがキライとか、僕を好いてくれる人を増やそうとか思ってるわけじゃないよ。そういうのを全部網羅したらこのページはポルノグラフィティの広報になってしまうからね。昭仁のことで書きたい事があったら書くし、玉でもいっしょ。新井さんでもね。公平にメンバーのことを知りたかったらソニーのオフィシャル・ホームページの方をご利用下さい。
あ、で楽器の話。僕はレコーディングで使えるレベルのギターを5・6本持ってる。因島にいた頃、雑誌とかで憧れてたギブソンが中心。やっぱりね、これもトラウマといえるのかなぁ?田舎の高校生には一本20万円前後するギターは夢のまた夢で。それが、自分が働くようになって、頑張ればなんとか買えるようになったら、そればっかり買ってた。それを買うためにバイトしてたとも言える。最初にギブソンを自分で買ったのは、22才の時かなぁ?今もレコやライブで活躍してるレスポールってヤツかな。覚えてるよ、16、3000円。割引してもらってね。ダイトウ楽器で。ものすごく嬉しかったの。それまでも、その金額に近いギターを持ってたけど、なんかギブソンを自分が所有するのは早いと思ってて。だってイメージ的にプロの持つものじゃったんじゃもん。お前はプロに持たれるものとして生まれてきたのに、ごめんね僕が買ってしまって・・・って感じだった。だから、みんなには分かり難いかもしれないけど、その黒いレスポールを肴に酒が呑めるほど愛してた。はたから見れば、鉄の弦を張ったただの木なのにね。今もそう。今はメインとして黄色いギブソンを使ってるけど、なんかやっぱり尊敬の念っていうの?あるもん。・・・だから、僕もロックミュージシャンじゃん?当然できることなら、お金持ちにもなりたいわけよ。もし、嘘でもそうなれたとしたら、やっぱ一番最初に欲しいと思うのはギブソンのギターじゃね。
2001/02/23 03:22:26 AM
今日は嬉しいこと面白いことがいっぱいあった1日だった。嬉しいことと言えば、願ってもない夢が叶った日。いちギタリストとしてね。Gibsonありがとう。詳しくは、まだ書けないけれども、ポルノグラフィティとして、その中のギタリストとしてGibsonっていうギターメーカーの最高峰の会社に、一定の評価をしてもらうのは嬉しい。誇りがもてる。今回のツアーに来てもらえると、僕が何を言ってるのか分かるかも知れない。わかんないしれない。けど、君がポルノグラフィティの音楽を愛してくれるから応援してくれるから、Gibsonっていう頑固一徹職人からポルノグラフィティ、ちょっと誉められたって感じ。
面白かったこと、これもまだ詳しく書けない。引っ越すかどうかわかんないからね。今現在、また「G」のいない家への引っ越しを考えてて、内見(実際に興味のある物件の中を見せてもらう)の日々。そこの物件の地下駐車場で思いがけず、見慣れた車を見かけたって話し。東京って狭いね。でも気にいったんだよね・・そこ。そこに引っ越すことになったらまた報告します。
ちなみにポルノグラフィティ、今日もまたレコーディング中。デモ録り。
この時代になると「ギブソン」というネームに憧れを持つ事が少ないかもしれない。
フェンダーは今でも使用者が多いけれど、ハイエンドのブランドの数も増え、もうブランドでギターを選ぶ時代ではないのかもしれない。
しかし、僕もギリギリ「憧れのギタリストと同じものが持ちたい」という世代なので、ステージでギブソンを搔き鳴らす姿を見て育ってきた。
初期衝動だからこそ、純粋でいつまでも大切にしたい心だ。
あと一番わかるのが、人がギター買った話を聞くと自分も欲しくなるというやつ。
ギブソンに認められたというのはエンドースメント契約を結んだ辺りの話だろうか。
認められた結果は↓
2002/06/11 01:57:43AM
昨日、リハスタに外人が来まして。5・6人。山野楽器の人といっしょに。けしてロシアフーリガンじゃないです。楽器フェアかなんかで来日していた、GIBSON社の偉い人。どれくらい偉いか簡単に説明すると、「このレスポールが僕のメインギターです」と流暢な英語で自慢げに僕が言うと、「あぁこれ俺が創った」的な偉い人達。わかるかなぁ?会えた事だってもちろん嬉しいけど、わざわざリハスタまで来て下さったことが嬉しい。僕にとっては、フィーゴに会うよりも嬉しいね。女性の方でこの意味が分からない方は是非、お近くのギター少年と付き合ってください。「すっげぇよ」て言うと思います。僕なら言います。
そこで・・・神様は多分、僕のダイアリー見てるね。その偉い人たちがCS-336っていう新しくGIBSONにラインナップされるギターを置いていってくれた。使ってみる?って。下のを見てるとしか思えんじゃん。
まだ一日しか使ってないけど、これすごいよ。
2002/06/14 01:54:46AM
今日は、もうギター弾かねぇぞ。リハもいよいよ大詰めで、スタジオでも家でもギター弾きっぱなし。指ちびそう。
大詰めということで、リハスタに人が多くなってきた。ツアーの各セクションのチーフの人が集るだけで大人数だからね。実際のツアーになると、もっと増えてきて民族大移動みたいになってくる。それがまた楽しい。
CS-336ね。これいいよ。Gibsonには、これの元になってるES-335という名器が昔からあってこれももってるけど、これのいい所を残して、ロック、ロックブルーズを演奏する環境においてハウリング等の問題点を解決した感じ。グレードアップするギターを迷ってる人や、演奏性の高さから女の人にも良いんじゃないかな。この336でオアシスのノエル・ギャラガー君あたりが名演をすると一気に名器になるんじゃないかな。
ここだけの秘密だけど、明日また新しいギターが届くんだ。ヒヒヒ。
たとえでノエルが出てくるところにニヤニヤしてしまうオアシスファンである。
2001/05/23 05:25:32 AM
いやぁ、ツアーだねぇ。しかも後半だねぇ。前半は緊張感と興奮の中で弾いてたけど(あがってると言うことじゃない)、このあたりになると、ツアーが終わるのを、惜しむように弾いてるってかんじかなぁ?
僕らはツアー中といえど、ライブ以外の時間、酒ばかりを飲んでるわけじゃない。新しい自分らの分身、つまり新しい曲を作ってたりする。それは必ずしもリリースすると約束されてはいないけども、作り続けることが大切。今日もそれのミックスダウンだった。音楽に正解はない、なんて言い方よくするけど本当。リズムが明らかにズレてるとか、計算じゃないミストーンとかは、まぁ間違いと言えるかもれないけど、あとは「好み」、これに尽きる。好きか嫌いか。例えば、あるパートでギターを聞かせるか、シンセ系を聞かせるか、とかね。その判断の時に、どっちの場合もボーカルにかぶってくるとかの悪影響がないとすれば、後は「好み」じゃん?だから僕ら3人「好み」によって違う意見になったら、さぁ大変。喧嘩するわけじゃないよ。むしろ、それぞれ意見に明確な理由があって、喧嘩する事ができるとしたら、そっちの方が解決策も見つけやすい。やっかいなのは「なんとなく、A案よりB案のほうが好きだな・・・」の時。自分の好きにも理由はつけれないし、相手の好きだって間違ってるわけじゃないし。まぁ今日も「好み」っていう話をしたんだけどね。いつもの様に平和的に解決したんだけどね。
2000/03/20 3:01:33 AM
名古屋やっつけてきました(敬礼)。来てくれた人に助けられた部分も多いような気もするけど、全体的にはやっつけてきました(再敬礼)。
あー首が痛い。ライブを張り切ってやると、必ず次の日に首が痛くなる。玉も昭仁もいっしょって言ってた。首の筋肉なんて、右向いたり左向いたりする為の物であって、頭を振り回す用にできてないんよね。あー筋肉痛。でも、今回はだいぶ冷静にできたんじゃないかな?右手の人差し指に水脹れもできてないし。冷静といっても熱くなってないわけじゃないよ。ある程度冷静に演奏できたんじゃないかなってことね。長い間、僕もライブやってきたから善し悪しの判断材料のひとつになるんだけど、演奏の部分まで過剰に熱くなりすぎると、指に水脹れができたりするのね。それは普通「ピック」というプラスティックの板みたいな物を人差し指と親指で持ってギターの弦を弾くんだけど、それが熱くなりすぎると指まで弦にぶつけてしまう。となると、なんかギターをかき鳴らしているという精神的なものはあるけど、そういう状態だと実際にはギターはいい音がしない。なので、ある程度の冷静さを持ってやれた名古屋のライブは良かったんじゃないの、と自分では思ってる。今、昨日のライブビデオ(反省用)見て修正しないといけんとこもいくつかあるけど。ほんと名古屋のみなさんありがとうございました。さあ!次は東京地方をやっつけるぞ!!
普通、ピックを使ってれば指はそんなにぶつかることはない。僕は下手なのでたまにぶつかるけど。
それに気付かないくらいの熱でギターにぶつけたということでもある。たまにある傷を見るまで傷みに気付かないみたいな感覚といえばいいか。
それでもプロとしてそれほど熱中してしまうことは必ずしも善しとはいえない、という想いが面白い。
冷静さも大切な武器なのだ。
2000/07/24 5:01:26 AM
見たぁ?ポカリスエットのCM。梅雨明けくらいからOAが多くなってきてると思うんじゃけど。さわやかじゃろ?因島高校さわやか部副主将の僕もさすがに、杏ちゃんにはかなわんね。CMの雰囲気を曲があってるみたいで、よかった。
で、ミュージック・アワー。多くの人が気に入ってくれてるみたい。恋するウサギ(ハート)ちゃんも大喜び。こういう時期いつも書くけど、やっぱりチャートに入ると嬉しい。チャートは比べっこだから、最終的な目標にはならんけど副産物として嬉しい。愛されてる実感があるし、それが目で見えるから。僕らほんといっしょうけんめいあいされてるね。そんな興奮も冷めぬうちに、君ら4th シングルの事も知っとん?また期待に添えると思うよ。ちょっと大人な感じ。
で、僕らが今、何をしてるかというとレコーディング。結局いっつもしてるんだけどね。レコーディングは。本チャンだったりプリプロだったりはするけど。最近さぁ、他の二人が自宅でレコーディングできる機材を集めだしてさぁ。今ん所はデモテープを作る程度だけど、便利なんよね。最近の機械といったら。そんなに高価じゃなくて、高音質で録音できるし。前にアキヒトの機材で、アキヒトにオペレーターしてもらってデモテープ作ったんだけど。その時はアイツも、そんなに慣れてなくて、マニュアル片手に四苦八苦してた。僕はその横で「まーだぁー?」って。でも僕らがアマチュアの時作ってたデモテの比じゃない、仕上がりが。今作ってる曲も幾つかは、そのうち聞いてもらえるんじゃないかな?このままあいつらに、機材を集めていってもらおう。そして、ときどき貸してもらおう。頑張って!
そしていつしかメンバーはそれぞれにプライベートでスタジオを構えることに。
今ではそこで録音したものが、そのまま発売できるクオリティになれるほどのレコーディングができる。
時代の移り変わりもあるけれど、テープにデモを録音していた時代からの変化は興味深いし感慨深いものがある。
2001/03/29 01:40:12 AM
恐るべし、福山雅治・・。今夜のオールナイトスーパーを聞いてくれた人は分かると思うけど。うまく言えないけど、日本にひとりしかいない福山雅治って感じだった。ニュアンスとして。
番組中でも言ったけど、福山さんがギターかしてくれるって。思えば初めてお会いした時に、その今回おかりする「Gibson SG」の話をちょこっとした。「ピーチ(表記は違うと思う)」でよく使ってた。白くてちょっと尖ったやつね。3ピックアップの。確か60年代のSGだから、まだ「Lespaul custom」と呼ばれてた時代のギター。デビュー前に何かのパーティーの席で。正直、今の僕はたくさんギターを持ってる。だからギターがかりれる事自体だけが嬉しいんじゃなくて、その当時、仰ぎ見るような存在だった福山さんに、仰ぎ見るような存在だったGibsonを今日、直接「使う?」って言ってもらったのが嬉しい。ギターってただの道具じゃないからね。ギターを弾く人にとって。所有してるギターすべてに平等じゃないにしても、少なからず魂みたいなのは入ってるはずだから。大袈裟な言い方になるし、「使ってないから」ってかしてくれた福山さんは笑うかもしれないけど。明後日のツアー初日から使えるかどうかは、僕の慣れもあって分からないけど、必ずどこかで使うから来てくれる人は見てて。
これ、いつだかMステかなんかで話してた気が。
結局返してないんだっけ?
2001/11/18 01:56:13AM
このツアーで、また新しい事に挑戦したいなぁって思ってて、興味があったので人に借りて試していたマッチレス、買うことにしました。ギターアンプです。アンプって言っても分からない人には、敢えてスピーカーと言いましょう。エレキギターは、ギターだけじゃなく実際に音を出す(プリアンプ、パワーアンプ、スピーカー部を含めた総称である)アンプも含めて楽器なんです。このアンプ、タッチがめちゃくちゃ出る。またこのタッチって言い方が、楽器をやらない人には分かりにくいとは思うが。弾いたままに出る。感情を込めて、その通り弾けたら、その感情のままに音になる。それがこのアンプのすごいとこ。ただ「そのとおり弾けたら」っていうのがミソ。例えばメール。気持ちを伝えるには誤字脱字は論外として、ある程度の文章力が必要でしょ?更に、それを書いている瞬間の表情まで添付される感じ。音として。・・・まぁ要するに、下手だったら、その下手もそのまま出るってことだよ。ギタリストの林部さんが言ってた。マッチレスについて。「思った通りのトーンが出ないのは、もうこのアンプのせいじゃない、自分だよ」って。オッケー。頑張る。
マッチレスのアンプは今でもメインで活躍している。
わからない方のために書くと、マッチレスってメーカーのアンプはめっちゃ良い音だけど、めっちゃ高いアンプと理解してくれれば良い。
ギターという楽器は自分が弦を震わせたことで音が出る。その弦の触れ方ひとつでサウンドは変わってしまう。
マッチレスというアンプは「弾いた通りそのまま」の音を出してくれる。
細かいニュアンスもしっかり出してくれるので、繊細な表現ができる。逆に言えばミスであっても、一瞬のためらいや迷いもそのまま出てしまう。そんなのがこれに書いてある。
ということで、機材や制作現場について見てみた。
ギターという楽器はいつまでも大人を子どもにしてくれる素敵なオモチャであり、夢を描くペンである。
【感想】新藤晴一 ポルノグラフィティ (GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES)
新藤晴一使用機材~レスポールJr.TVイエロー編
「作曲:岡野昭仁/ 作詞:新藤晴一」と見たときの高揚感は異常
ダイアリー 08/06/09を弾き語りしていたら号泣した話

2019年1月23日水曜日
2019年1月9日水曜日
新藤晴一 「Pg'z」ホームページから言葉を拾ってみる Part.1 デビューに向けて
「Pg'z」というホームページをご存知でしょうか。
それは新藤晴一が非公式に運営していたホームページである。
非公式であるものの、本人が運営しているわけだから、公式も非公式もないかとは思うが、一応は個人が運営しているものなので、非公式となっている。
そんなホームページに「ダイアリー」のコーナーがあり、そこにデビュー前からの心境が綴られている。
もう公開はしていなくて閉鎖されてしまっているけど、とある方法で掘り出してたまに見ている。なんか前にまとめたような気がしていたが、探しても見当たらないので、あらためて興味深いものを拾ってみたい。
なお、ある方法については未だに白黒でいうと限りなく黒に近いグレーみたいなイメージなので、濁すことにする。あまりツッコまないように。
2018年12月25日火曜日
ブログ「飴玉の街」2018年回顧録 1年を記事で振り返ってみよう
先日アップした「UNFADED」のライヴレポで、ほぼ燃え尽きてボロ雑巾のようになった僕である。
もう今年書かないと思いながら、ネタバレの件をどうしても言葉にしときたくて書いたし、思いついたことのメモを残したりしてて、多かれ少なかれ結局書かない日がない。
ブログを2年半以上やってきて、まだこんなに書くことあるのか、と自分で驚くばかりだ。
2018年という年、本当に多くの方に読んでいただいた。先日とうとう1日としては最高のPV数になったほど。本当にありがとうございます。
売れてるブログに比べれば微々たるものだが、こんなポンコツの人間のブログが、色々な人に読まれていると思うと、もはや他人事のように「凄いなぁ」と思ってしまう。
ということで、少し2018年を記事で振り返っておきたいと思う。少し前にポルノグラフィティの2018年を振り返るという記事を書いたが、そこからあまりに色々なことがありすぎて、時期早々だったと反省した。
ということで、おそらく今年最後の更新になると思うのでよろしくお願いします。
と、書きつつ本当にそうなるかは、まだ分からない。
個人的に好きな記事とか反響の大きかった記事を紹介していければと思う。もちろんポルノに限らず、全部が対象。もちろん割合はポルノ多めになりますが。
2018年6月15日金曜日
今までの人生でポルノグラフィティに費やした金額を算出してみたら血の気が引いた
中学生の頃からポルノグラフィティにハマり、早16年はファンをやっている。
基本的にリリースされた作品は揃えてるし、ライヴにも定期的には行っているので、今まで"それなりに"お金を費やしてきたはずだ。
なんとなく思い立ってしまい、書き出し始めた。
行と金額が書き増していく度、心臓に一本一本針を刺されていく心地であった。
これは、その全記録である。
結構長い記事なのでお気をつけください。
2018年6月3日日曜日
Mr.Childrenの一生聴き続けられる名曲10はこれだ!
rocking'onのサイトにて発表されたMr.Childrenの名曲10選が話題となっている。
【10リスト】Mr.Children、一生聴き続けられる名曲10はこれだ!
結果は下記のとおり。
① CROSS ROAD
② innocent world
③ シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
④ 名もなき詩
⑤ Sign
⑥ しるし
⑦ HANABI
⑧ エソラ
⑨ 足音 ~Be Strong
⑩ himawari
案の定かなり意見が飛び交っている模様だ。
ということで、たまには流行に乗って、僕なりのミスチル10選をしようではないかと思い立った。
記事を見たとき最初はシングル縛りなのかと思ったが、"エソラ"が入ってる時点でそうではないということなので、全曲から選ぶことにした。
しかし、そうなると必然的に選択肢も増えるわけで、結果的にはシングル縛りであって欲しかった。
それでもなんとか選んでみたが、当然ながら独断と偏見に基づくセレクションなのでご了承を。
一応テーマである「一生聴き続けられる」という観点を大切に選んでみた。
Mr.Childrenの一生聴き続けられる名曲10はこれだ!
2018年4月26日木曜日
ザ・シンプソンズ OPバートの黒板ギャグまとめ「防災訓練に本物の火は必要ありません」
今でも根強い人気を誇る ザ・シンプソンズ(The Simpsons)
日本ではFOXでしか放送がなくなってしまい、しかもこれぞシンプソンズだ!という吹き替え版の放送もなくなってしまった。それでもたまに街で女の子がグッズ持ってたりするのを見かけます。
お前絶対見たことないだろ。
現在アメリカでは29シーズンまで放送されているそうな。
そんなシンプソンズのおなじみとなっているのがオープニングシーン。
尺の都合により長さは毎回変わるが、細かいギャグが散りばめられている。
最後の一家がソファに集合するくだりも好きなんだけど、個人的に好きなのはバートが黒板に反省文を書かされている場面、これは黒板ギャグとして人気のネタである。
時にはこんな粋な誤字訂正にも使われている。
アメリカのご長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の何ともイキな「誤字のお詫び」
http://dailynewsagency.com/2011/05/24/simpsons-correct-spelling-mistake/
あのシーンで印象的だったものをいくつかピックアップしてみよう。
きっと人生でなにか役立つことが
ひとつも得られないことだろう。
バートの黒板ギャグ傑作選
痛みで罪は消えません
銃の許可待ち5日は長くない
サブリミナル(アル)を使い(ゴア)ません。
訓練を受けたサルでも体育は教えられません
防災訓練に本物の火は必要ありません
“大統領がやった”は言い訳にはなりません
外交官不逮捕特権は持ってません
"不燃"は燃やしてみろと言う意味ではありません
ゲップは答になりません
タールはオモチャではありません
ケツをコピーしません。
転校生を埋めません
エルビスには会いませんでした
職員室で不審物を見ていません
男子トイレはウォーターパークではありません。
僕に1年生を支配する権限はありません
ペイントボールをぶつけても芸術にはなりません
革命を煽動しません
出席を取っている間に『ヤツなら死んだよ』なんて言いません
チョークの無駄使いはしません。
個人的には「不燃は燃やしてみろという意味じゃありません」が好きです。
このギャグの凄いところは、この一行からバートのしたイタズラの想像の膨らみ方。
どれも1話分のエピソードが創れそうなものばかり。
時にはストーリーの内容に乗っ取って、時には時事ネタを用いて、最初から笑わせてくれるシンプソンズが相変わらず大好きだ。
FOXチャンネルでも放送しているが、今は吹き替え版がなくなってしまい、字幕放送のみとなっている。
シンプソンズといえば、やはりあの声なのだ。
吹き替えも放送してくれ。
ノエル・ギャラガー暴言集「俺の眉毛はどこまでも自由でワイルドなのさ」
「私にとっての失恋ソングは、誰かの応援歌だった」一言で刺さるコピーの世界 C-1グランプリ

2018年3月2日金曜日
「ギブソン倒産報道」「ギター撮影専門誌発売」他 最近見たギター関連ニュース、話題まとめ
最近いくつかギターに関する話題を見たけれど、ひとつの記事に起こすほどのネタでないものばかりなので、それならいっそひとつにまとめて書いてしまえ、ということでピックアップしたい。
ギブソンに倒産危機騒動
ギブソン、倒産する可能性があることが報じられる
NMEJAPAN
有名ギター・メーカーのギブソンが倒産する可能性があると報じられている。
記事内のコメントを引用すると。
「年間10億ドル(約1060億円)以上の収入のある、ナッシュヴィル拠点のこの楽器メーカーが直面している状況は正常とはかけ離れています。CFOのビル・ローレンスは1年を経たずして会社を離れており、6ヶ月後には3億7500万ドル(約400億円)の担保付き上位債が支払期日を迎えます。それに加え、2013年に借りたこの債権が7月23日までに解消されない場合、さらに1億4500万ドル(約155億円)の銀行ローンも支払期日を迎えるのです」
つまりは、10億ドルの収益に対して、債権の支払が5億ドル以上を占めてしまっているというものだ。
更には「株や不動産といった資産が不振の他、家電事業などの採算性が伴っていないとのこと。
現時点では非採算事業を見直し、マネタイズを行っていくとの声明を発表している。
コラム:米ギターの名門ギブソン、破産法申請不可避か
ロイターのコメントでは新たに購入する層が少ないばかりでなく、質の良いギターを生産していることで、逆に買い替えの需要がなくなってしまっているとの指摘も。
確かに未だに1950年代のギターがヴィンテージとして重宝されてるしね。
以前晴一さんも言っていたが、1980年代とか今までクラシックの扱いではなかったギターたちが、年を重ねるごとにヴィンテージとなっていく時代である。
そうした要因もありつつ、結局はギターに憧れるようなバンドミュージックが衰退気味になってしまったことが最も大きいだろう。
その減ったパイの中でPRSのようなハイエンドが人気になっていたり、ライバルであるFenderとの競合(Fenderも業績不振だが)など、シャアの奪い合いも関係ありそう。
ギターマガジンより「ギターを綺麗に撮影する」というマニアック過ぎる雑誌が刊行
「ギター・マガジンが本気で教えるこだわりの愛器撮影テクニック」
という控え目に言って頭のおかしい雑誌が発売されている。
僕ですか?もちろん買いました。
いくらなんでもマニアック過ぎるだろとは思いつつも、先日カメラを新しく買ったこともあり、思わず手に取っていた。
ギターをここまで拘って撮影する必要がどこにあるだろうか、いやない。だが、この本に惹かれてしまったのは、根底にギターはなんて美しいのだろうか、という想いがあるからである。病院には後で行きます。
せっかくカメラがあって、"それなりの本数"のギターがあるので、撮影のひとつでもしたいではないか。
内容については一眼レフの基礎知識「絞り」「シャッタースピード」「ISO」講座から始まる。
そこから先は「どうすればギターを美しく撮影できるか」ということがひたすらに並んでいる。この見本写真がどれも素晴らしくて、それを見るだけでもこの本を手にする価値はあるのではないだろうか。
いくつか屋外で撮影しているものもあるのだが、これを実践しているのを端から見ていたら通報されないだろうか。男が独りでニヤニヤしながらグラビア撮影をしているのである、ギターの。
ということで、ギターを美しく撮影してみたい!というニッチな欲求を存分に満たしてくれるこの雑誌。
2700円と普通に考えても高いですが、見かけたら是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
ERNIE BALLからエクスプレッションペダル・タイプのオーバードライブが発売
ありそうでなかった!ERNIE BALLからキンキラキンのすごいやつ登場!
最後は軽めの新製品ニュース。
ERNIE BALL(アーニー・ボール)からペダルタイプのオーバードライブ
EXPRESSION OVERDRIVE #6183
が発売。
裏のツマミで下地を作り、ペダルの踏み込みによってドライブ量が変化するというもの。
確かにありそうでなかった発想である。
場所を取って重そうだけど、これ1台あれば様々な曲に対応しやすくなるのではないだろうか。
【ギター関連記事】
エリック・クラプトン ギターの売り上げ減少に「多分、ギターは終わったんだろう」
ギターは金融資産になりうるのか ローズウッド輸出入問題
ギターの神様は神経損傷 あと、少しクラプトンについて書かせて欲しい

2017年8月29日火曜日
ポルノグラフィティの夏フェス出演を振り返ろう ロッキン・モンバス・ラブシャのセトリ&感想ツイートまとめ
ポルノグラフィティは今年3本の夏フェスに出演。
各所でファンのみならず、見た人を魅了したようだ。
ということで、せっかくなのでポルノグラフィティの出演したフェスのまとめをしよう。
セットリスト含め、感想ツイートをまとめさせていただきました。
ROCK IN JAPAN FES 2017
リハ:ミュージック・アワー
M1:今宵、月が見えずとも
M2:メリッサ
M3:アゲハ蝶
M4:THE DAY
M5:渦
M6:Mugen
M7:オー!リバル
M8:ハネウマライダー
M9:アポロ
【関連記事】
【ライヴレポ】ROCK IN JAPAN FES 2017 DAY.4 後編 ポルノグラフィティ・ハルカトミユキ
ポルノもB'zも、商業ロックと揶揄されロッキンと正反対の場所で続けてきたロックバンドが、時を経てロッキンに出演、最高のアクトを魅せるって、その生き方がもうロックじゃないですか?— くまヰ (@ai_9815f) 2017年8月12日
ポルノ昭仁「僕たちこういうフェスにあまり出慣れてなくて。見てください、リストバンドをキュッときつく締めすぎちゃって。手首から上がもうそろそろ死にそうですけど、みんなが楽しんでくれるならこの手がどうなってもいい!」兄さんかわいすぎかwww— 紗羅@0907KICK・0913パフュ源 (@jam_sarah) 2017年8月12日
Amuse FESとは違うロッキンの幸せだった瞬間は、ポルノを初めて見た人達が「ポルノのライブってすっげぇ楽しいな!!」とか「ポルノかっけぇー!!」とか言う声があちこちから聞こえたこと。そうでしょ!ポルノ楽しいっしょ!!!!!— みーたん (@miita0u0) 2017年8月13日
RADは言うまでもなく最高でしかなかったけど、その前のポルノも楽しかったなぁ。— ふるやっこ@ロッキン最終日 (@xxxRWxo) 2017年8月13日
いってもポルノ全然知らないし有名な曲ばっかだったけど、逆にそれがありがたくて盛り上げようというロッキン初めてのポルノの優しさを感じた(;_;)
昨日ロッキンでポルノが盛り上がりすぎて、今日ずっとポルノ聞いてる!生で初めて見たけど声量やばすぎ、歌うますぎ、ギターかっこよすぎ、、、!— かおりん@世界で一番タケが好き (@kabosu11221) 2017年8月13日
グラスってロッキンの一番大きなステージだから、両翼の長さもかなりのものなんだけど、その端から端を走り回りながら歌う昭仁さん。おそらく初めてポルノのライブを見たであろう男の子「よくあんな全力で走りながら歌えるよなー!」いや、ほんとそれな。— ∠minmi (@mini23lvp) 2017年8月12日
ロッキン終わってしまた…。ポルノのライブ初めてみたけど、まじでかっこよかった!昭仁さんの歌のうまさにびっくり、というか感動した!!きょうイチ楽しかったな〜— めぐ (@mm_k19) 2017年8月12日
ロッキンで初めて見たポルノが最高にかっこよかった😭✨初めて買ったシングルCDがアゲハ蝶だったから、生で聴けて超幸せだった💗最前で見たポルノは、ディズニーランドで見るミッキーの1億倍くらい光り輝いてた🙈💕— めりこ (@Komeriko) 2017年8月12日
— しゅうや (@shuya9174) 2017年8月12日
↓
渦のイントロだと思われるものの演奏が始まった時は3人で「ヒェッ…?」「嘘…?」「フェスだよ…?」「いやいやいや」「嘘…?」「何年ぶり…?」「頭おかしいのでは…?最高」と顔を見合わせて確定した瞬間アアアアアアアアアって叫びました私— しゅうや (@shuya9174) 2017年8月12日
お疲れさまでした!— 本間昭光 (@akimitsuhomma) 2017年8月12日
最高のパフォーマンスでした😉 pic.twitter.com/Blc2VHR2Iz
好きで常に追いかけてる人が楽しめるのはもちろん、初めて生で見て聞いたそれぞれの世代の人に刺さる曲を持ってて、会場一体の熱量を爆発的に上げるパワーと肺活量と歌とギターの上手さとお茶目MCを持って、後半バンドにも尊敬されちゃう、そんなポルノさんが大好きで幸せなロッキンでした!— た@Amuse Fesとロッキン参戦決定 (@pglusidahm) 2017年8月13日
ポルノ初ロッキンとは驚きだったな。— shun.m (@smoriuni24) 2017年8月13日
演奏技術の高さ、MCや煽りの上手さ、ベテランの域になりつつあるのに走り回る若々しさ。
なにより、ボーカル昭仁さんの歌の上手さ、声量。凄かった!
鳥肌立った!
ポルノグラフィティ初ロッキンって言ったかな?フェス慣れしてないみたいなこと言ってて、リストバンドをきつくしめすぎたって岡野さんが言ってた笑 うちらも初フェスで友達もリストバンドしめすぎてたから、親近感わいたよね笑 ポルノグラフィティに親近感わいた笑笑— [NaBo] (@naboupe7) 2017年8月14日
ラッドの話ばっかりしてるけどポルノが最高すぎたんですよ 人気だからかっこいく見えるんじゃなくて、かっこいいから人気なんだなっていう当たり前のことを感じた…ヒーロー感すごかった ロッキン初とか嘘だわ 岡野さんのピッチピチのリスバン— とぅじ (@p_sa1oooo4) 2017年8月13日
わたしの後ろにいたおねえさんが初ポルノだったらしくギターを演奏する新藤晴一を観て「ヤダ……カッコいい……」って言ってたのにMCに入って新藤さんが「かんきゃくせきのほうでぇ! 楽園ベイベーしたかったぁ!(高音」ってしゃべりだした瞬間「エッ……」って言ってたのメチャクチャ面白かった— 脱皮 (@tsuch1nosh1ta) 2017年8月12日
— RxYxO 来年2月6日武道館 (@RxYxO_Bass) 2017年8月12日
↑この写真の岡野さんは今年一番笑った。
MONSTER BaSH 2017
リハ:ミュージック・アワー
M1:今宵、月が見えずとも
M2:THE DAY
M3:サウダージ
M4:ハネウマライダー
M5:アポロ
— ∠ライチ@因島ポルノオフ会 (@it_nartw) 2017年8月20日
今日の個人的モンバスベストアクトはポルノグラフィティやな。ポルノおじさんのパフォーマンスに引き寄せられてどんどん集まったのはあれこそフェスでのライブやと思う。見る予定じゃなかったけど見たくなるライブをしたってのは凄い。— リュウケン@9.10ハジマザ (@maimaitelephone) 2017年8月19日
RADWIMPSは一番観客多かったけど予定調和って感じやね。
えらいまっ黒こげになってあるから、「どっか行ったん」って聞いたら、「フェス!モンバス!!そうそうポルノ見てきてん!〇〇さんにそれ自慢せなーと思って!」ってにこにこして言われた ポルノさんめっちゃ褒めてくれた 嬉しい https://t.co/zKH0uA3O93— ∠秋桜 (@Rhi_Cosmos) 2017年8月22日
モンバスの時気持ち半分で聴いてたポルノグラフティがカッコよくて、気が付いたらノリノリになってたな— 先輩(賢太) (@kyuso0819) 2017年8月21日
モンバスでのポルノが印象に残りすぎて久しぶりにポルノ聞いてる⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾— まっすー⑅◡̈* (@massuu_mscl) 2017年8月21日
ハネウマライダーではタオル回したくなる衝動に駆られてる🙌
モンバス感想③— 真世 (@dolls_tree) 2017年8月21日
ポルノ:おそらく他のバンドとはファン層が少し違うであろうと思うけど、ヒット曲を出し惜しみせず演ってくれて大盛り上がり。煽りもうまい。
WANIMA:前回見てから3ヵ月しか経ってないのにステージングが成長目覚ましい。良いライブをたくさん経験してるんだろうな。
— フナシロック JxJx (@JunF18044895) 2017年8月20日
モンバスはポルノの時に最初は人がそんなに多くなかったのよね。でもライブ中にどんどん増えていった。ポルノ目当てじゃなくて食事でもしようかと思っていた人たちが足を止めて聞いてくれたなら本当に嬉しい。大ステージでは一番年長と笑ってたけど一番ガチでなりふり構わず盛り上げてたもの— メロニィ (@melony6420) 2017年8月20日
SWEET LOVE SHOWER 2017
リハ:サウダージ
M1:今宵、月が見えずとも
M2:THE DAY
M3:オー!リバル
M4:ミュージック・アワー
M5:ハネウマライダー
M6:アポロ
ポルノグラフィティが見せた“挑み続ける姿” 初出演のフェスの舞台でヒットソング連発!
ラブシャに来ている男「ポルノ出るじゃん」ラブシャに来ている女「ポルノそこまで激しくないよー笑」その後ろでTwitterを開いたわたし「見てろよ……今に見てろよ……見てろよ……」— 脱皮 (@tsuch1nosh1ta) 2017年8月26日
誰もがわかる歌を、歌える歌を、持つっていうことが、どんだけすごいことなのかを思い知る。#ポルノグラフィティ#ハネウマライダー— Ayaka Shimura. (@aykkkkkkkkkkn) 2017年8月26日
会場がこんなに、全員が全員タオル回してるのは何年もきてるけど初めてかも。感動した。#sls2017#sls#ラブシャ#ラブシャ2017 pic.twitter.com/ba5gAxGg3L
うしろのポルノさんファンじゃない人たちが終わってからやべえ!本物だった!本物のアーティストだった!CDの音源通り歌ってた!!!て興奮してた🤗— あ や な (@lovin9_rabbit) 2017年8月26日
そうでしょそうでしょ!!!て心の中で胸張ってた🤗🤗🤗#ラブシャ#ラブシャ2017#ポルノグラフィティ
【ポルノラブシャMCハイライト】「何か御座いますか?晴一さん」との昭仁の無茶振りに、それまで黙ってたクールなギタリスト晴一がゴリゴリ訛った高音ボイスで答えたためにどよめく客席。— つぼみ (@pgah1974) 2017年8月26日
もう、もうね、すれ違う人たち、思い思い違うバンドのTシャツ着た人たちがみんなみんな「ポルノかっこいいね!」「好きになった!」「強烈だわ、なんだろうあの耳に残る声!」って言ってるんだよ この広い会場の何人もが、みんなそう言ってるんだよ 嬉しくないわけないでしょこんなの!— 脱皮 (@tsuch1nosh1ta) 2017年8月26日
ラブシャのポルノ、今までの夏フェスロッキン、モンバスはリハでMアワやって(歌ギターなし)本番ではやらなかったから欲求不満が溜まって絶対にMアワ歌って欲しかったのよ。そうしたら今日はリハでサウダージ、本番にMアワやってくれて嬉しかった!!— シュナ (@_wataridori99) 2017年8月26日
昨日ラブシャ初めて参戦して初めてポルノグラフィティさん見た。アポロを生で聴けたのすげー感動した。歌うますぎて終始鳥肌だったよ(o´∀`o)— ちゃん吉(ちゃんてつ)@ロッキチ (@chante2rock) 2017年8月27日
ポルノグラフィティ 『アポロ(short ver.)』 https://t.co/NTED1PhJI8
後ろにいた人シリーズ たぶんポルノさんの今宵、ざでいが終わったあとに後ろの男性たちが「これはヤバイ 女子たちがヤバイ 女子たちに押されたら押し返せないし」「どうする?」「どうするって…もうこれやるしかないよ」「やるしかねぇな!」「「フォォォーー!!」」てなってて最高にロックだった— ケイ(※ここでは異邦人) (@_buchimewarui_) 2017年8月26日
帰宅中、夫が「ポルノ評判どうかな?初めて見たヤツもいるだろ。検索するか」ってスマホ出して— ねこまつ (@nekomatsu3711) 2017年8月28日
「『スイートラブシャワー』『ポルノ』…いやダメだこんな卑猥な言葉で検索したら違うサイト繋がっちゃう!」
「『ラブシャ』『ポルノ』『生』…これも卑猥じゃねえか!なんだこのフェス!」
大パニック
セットリストについて
セットリストを眺めていると最長であるRIJの構成を基に、全て"今宵、月が見えずとも"で始まり、"アポロ"で終わる流れで組み立てている。
「月が見えずとも」で始まって、最後には月面に着陸するという構図が面白い。
細かいところではモンバスでのみ"サウダージ"を演奏したり、ラブシャでのみリハでやっていた"ミュージック・アワー"がセットリスト入りしていたり、微妙に変えてきているのが面白い。
特にモンバスでは短いながらも、初期・中期・最新のポルノの曲をしっかり織り交ぜている辺りが見事だ。
こうしてみると、やはり異彩を放っているのがRIJでの"渦"だろう。
ワンマンですらたまにしかお目見えしないレア曲がGRASS STAGEに鳴り響いた瞬間の興奮は忘れられない。
そして、シングルのリリース日も近いことから演奏するかと思っていた新曲は演奏されなかった。
どのフェスの感想を見ていても、「生歌すごい!」とか「本物だ!」とファンであるかそうでないか問わずにかなり好評だったようだ。
こうしてファン以外の人が褒めてくれているのを見ると我が事のように嬉しい。
ニヤニヤしてしまうではないか。
引用させていただいた皆様ありがとうございました。
また、完全に無断に引用したことをお詫び申し上げます。
量が多すぎて無理でした。
【関連記事】
「ポルノ?昔は聴いてたよ」という人をギャフンと言わせる最近のポルノグラフィティの名曲10選
《前編》ポルノグラフィティ岡野昭仁という才能を褒めちぎる記事
アミューズフェス(Amuse Fes)に見るライヴマナーとルールの違い

2017年7月26日水曜日
ポルノグラフィティで好きな歌詞フレーズ part.2
以前ポルノグラフィティで好きな歌詞フレーズを10個選びました。
今回はその第2弾。
第1弾は下記のリンクより。
ポルノグラフィティで好きな歌詞フレーズ part.1
前回と同じく10個選出した。
適当に選んだら全部カップリングかアルバム曲になってしまった。
この企画をなぜやるかというと、こういう記事を書くにあたって、あらためて歌詞をしっかり見直すことができるからである。
たとえば、表記として「君」「キミ」「きみ」というだけでも、ずいぶんとニュアンスが違って見える。
こういった表記の違いは歌詞を見ないと分からない楽しみなのだ。
あらためて歌詞を見ながら聴くのもいかがだろうか。
では行ってみよう。
Part time love affair
フロントガラス に書き足した「Why?」
荒れる波のよう 増えていく W
荒れる波のよう 増えていく W
リリース済のなかでは現時点で最新曲。
このフレーズ最初聴いた時点でも印象的で好きだったんだけど、カフェイン11で新藤晴一が、
「Why」って続けて書いていくと大文字のWが浮かび上がって見えて、Wが波のように見える
というような発言をしていて、思わず溜飲が下がった。
またこの人に、してやられた。
Human Being
私は人間です
気付くのが少し遅いようです
全て壊していつか私も消えてしまうでしょう
気付くのが少し遅いようです
全て壊していつか私も消えてしまうでしょう
人類についての皮肉混じりの歌詞が良い。
皮肉でありつつも、岡野昭仁らしいストレートな言葉で言い表しているのが特徴だ。
晴一さん作詞の"空想科学少年"にも通じるテーマだと思う。
欲望の先に、人類は何を見るのだろう。
素敵すぎてしまった
冷たい骨を晒した解体途中のビルの上を舞うムクドリ
その巨体は少しずつ時に体を啄まれ ようやく眠るのか
その巨体は少しずつ時に体を啄まれ ようやく眠るのか
全編通して「これぞ!晴一!」というフレーズの宝庫だ。
とにかく情景描写が秀逸だと思う。
歌詞全体については歌詞解釈記事を参照してください。
素敵すぎてしまった歌詞解釈~Wonderful Tonight
見えない世界
頑丈で折れない心 手にしてゆく姿は
泥にまみれ美しいばかりじゃないものだ
泥にまみれ美しいばかりじゃないものだ
この泥臭さこそが岡野昭仁だと思う。
"アニマロッサ"もそうだが、岡野昭仁の歌詞はこうした這いつくばっても前へ前へ進むような力強さは魅力である。
そして、そのメッセージはヴォーカリストが唄って更に輝きを増す。
憂色~Love is you~
食べかけの夢のしずく
キミを酔わせたから
思い出のあとさき
見失ったりして
キミを酔わせたから
思い出のあとさき
見失ったりして
全体的に好きなフレーズが多い曲。
その中でもこの曲について考えた時に、まず思い浮かぶのがこのフレーズ。
具体的な描写はないのに、愛に惑わされ浮遊感漂う姿が目に浮かぶ。
ジューンブライダー
父の手と母の温もりで育まれた家族
誰も皆そこから始まって今の僕らがいる
誰も皆そこから始まって今の僕らがいる
今年、古くからの友人(ポルノファン)が結婚式で使った曲。エンディングで使ってたのだが、まんまと泣いた。
当たり前のことなのに、こうして結婚式の曲で、あの暖かい声で唄われると、どうしようもない破壊力になる。
愛なき…
キミは砂ボクは雨水
交わるたび澄んだ愛に変わる
交わるたび澄んだ愛に変わる
元々人気高いフレーズだが、例えとしてあらためてみると「キミは砂」ってなかなか言えなくないだろうか。
真っ正面からこんなこと言われたら「は?」となる。
けれど、いざ言われてみると、この表現でしかあり得ない衝撃を受ける。
蝙蝠
人はいつも涙で
不実な色を落とすよ
それは風が雨雲を
振り払うように
不実な色を落とすよ
それは風が雨雲を
振り払うように
"蝙蝠"、好きだ。
愛して止まないじゃがりこのサラダ味の数百倍は好きだ。
色を塗り重ねていくというテーマは後の"ゆきのいろ"に繋がってる部分も感じさせる。
休日
あの頃の僕らと比べて僕はどこか違うかな?
なくしたものがたくさんある気がした
なくしたものがたくさんある気がした
穏やかな曲の中で、さりげなく刺さるフレーズ。
新藤晴一作詞の"約束の朝"にも通じてくようなイメージだ。
煙
人が笑い顔を覚えたのは
近づかれた時の 警告なんだろう
近づかれた時の 警告なんだろう
新藤晴一キレっキレですやんと、初めて見たときに呟いてしまった"煙"。
曲も歌詞もかなり振り切れていて、ファンからの評判も高い。この頃のポルノグラフィティはちょっと攻撃的な要素がないと言われつつあった中で、これがぶちこまれたので、ファンも安堵したものである。
ということで第2弾でした。
これでも尚「あれあるじゃん」「あれ入れたい」とかあるので、またやります。
【関連記事】
★歌詞解釈シリーズ
AGAIN歌詞解釈~「遥かな昔海に沈んだ架空の街の地図」とは
スロウ・ザ・コイン歌詞解釈~人生の分岐点と正解の道
月飼い歌詞解釈~東から漕ぎだした舟が向かう先
ジレンマ歌詞解釈~ジレンマが示すもの
Hey Mama歌詞解釈(+和訳) 〜あなたのパパは何者?
TVの中のロックスター、憧れと現実
THE WAYのダイアリー00/08/26に涙した理由
LiAR歌詞解釈~揺れてるばかりの記憶のあなた
メリッサ歌詞解釈~自分にとってのメリッサとは
アポロ歌詞解釈~変わらない愛のかたち探してる
Part time love affair歌詞解釈〜パートタイムの恋人
パレット歌詞解釈~泣いた月と唄う鳥の示すもの
PRIME 歌詞解釈〜変われない自分と変わらない願望
稲妻サンダー99歌詞解釈(?)〜99秒、33文字の歌詞に3000字書いた全記録
アゲハ蝶歌詞解釈~夏の夜に咲いたアゲハ蝶
素敵すぎてしまった歌詞解釈~Wonderful Tonight
ラスト オブ ヒーロー歌詞解釈~ヒーローは逃げない、一度も
夜間飛行 歌詞解釈〜「偶然は愛のようにひとを束縛する」
"君の愛読書がケルアックだった件"の歌詞が実はとんでもなくヤッバイ内容な件
MICROWAVE歌詞解釈〜Believe when I say "I want it that way"
"Working men blues"の替え歌の件についてちょっと本気出して考えてみた
170828-29歌詞解釈 赤いボタンの上の僕らのピースする
ポルノグラフィティ新曲"カメレオン・レンズ" 歌詞徹底解剖 新藤晴一文学の集大成
《前編》ポルノグラフィティ岡野昭仁という才能を褒めちぎる記事
【ショートストーリー】僕の名前は…~欠けた月と砂漠の都で

2017年7月21日金曜日
夏休みは本を読もう 読書感想文がない大人でも読みたいオススメ小説 6選
夏休みですね。
社会人になると夏休みは短いですが、休みを利用して家でも旅のお供でも小説を読んでみてはいかがでしょうか。
社会人の方はもちろん、学生も長い夏休み。
今夏休みの宿題で読者感想文ってあるのかね?
綾辻行人『Another エピソードS』
「聞かせてあげようか、あなたの知らなかった、この夏のお話」少女は語り始めた。一人で過ごした海辺の町、そこで出会った幽霊との、不思議な探索行--。名作ホラー、誰もが待ち望んだ続編がついに登場!!
アニメ化もされた『Another』の続編。実写映画?そんなものなかった。もちろん『Another』はマストです。
ある夏休みの日々がテーマなので夏にピッタリ。
多少ホラー感はなくはないですが『Another』よりは青春ミステリっぽくて読みやすいのではないかと思います。
越谷オサム『階段途中のビッグ・ノイズ』
廃部の危機に立たされた軽音楽部の神山啓人は、仲間といっしょに文化祭のステージでの「一発ドカン」を目指して奔走するが……。爽快、痛快、ときどきニヤリ。ラストは涙の傑作青春小説!
夏といえばバンドだ!
ということで青春バンド小説を紹介します。先日読んで面白かったので。
秋の文化祭に向けて奮闘する学生を描いた本作。暑苦しい階段の踊り場で練習している姿をクーラーの効いた場所で読みましょう。
大まかには読者の予想通りウォーターボーイズ的に話は進むのですが、読み終わるとバンドってイイナと思わせてくれます。
いしいしんじ『ぶらんこ乗り』
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。――天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて……。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。
童話のようでありながら大人が楽しめる小説。中学~高校生くらいで一度読んでおいて、大人になってから読み返したりすると良いと思います。
とにかくあらすじが伝えづらい物語。
さらに何がどうオススメというかが難しい作品。
中盤までにいくつか弟の創るおはなしが差し込まれていて、それがどこか幻想的であり、残酷でもあり不思議な世界観となっています。
ポルノグラフィティファンには"グラヴィティ"の原案になったおはなし「手をつなごう!」が読めます。
これだけでもとても素晴らしいおはなしなので、是非読んで欲しい。
ちなみにこの作品に夏要素は全くない。
瀬尾まいこ『幸福な食卓』
「父さんは今日で父さんをやめようと思う。」佐和子の父・弘はある朝の食卓で言った。 母さんは家を出て、天才と呼ばれた兄・直ちゃんは大学に行かず、突然農業を始めた。戸惑いながら生きる佐和子は、同じ塾に通う大浦勉学と出会う。驚くほど単純な性格の大浦だが、いつしか佐和子にとっては心の支えとなっていた。2人はそろって同じ進学校に合格し高校生活を始める。
休みということで家族と過ごす方も多いと思います。
そんな時読んでおきたいのが「幸福な食卓」
そんなに長くないお話ですが、読み終えた時に自然と泣けると思います。ちなみに北乃きいと勝地涼主演で映画化もされてます。こちらもとても丁寧に創られた名作です。
僕は原作読んでも映画観ても泣きます。この時の北乃きいは殺人的な可愛さです。

ちなみに夏休みに向けのはずのこの記事なのに思いっきり冬向けの内容です。
無理やり理由付けするならば家族と夏休みを過ごす人も多いでしょうから家族を見つめなおすキッカケにいかがでしょうか。
なお、シュークリームを買ってから読みましょう。絶対食べたくなります。
内藤了『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』
藤堂比奈子は警察学校を優秀な成績で卒業した新人刑事。一見明るく真面目な態度で勤務する彼女だが、心に深い闇を持っており興味の対象は殺人犯の人を殺害する心の"スイッチ"は何かと言う疑問を解明する事。 個性豊かなメンバーと共に捜査をしていく内に、様々な性格を持った猟奇的犯罪者と対峙していく事で、彼女の抱く疑問の答えは見つかるのか?
波留主演でドラマ化もされた本作。
この機会に原作シリーズも読んでみてはいかがでしょうか。
猟奇殺人ものなので、なかなか万人に薦めづらいですが原作も面白いですよ。
ドラマとは細かな相違も沢山あるのでその辺の違いも楽しみながら読んでみてください。
ホラー出身の作家さんなので夏にピッタリ。
海外の刑事ドラマが好きな人は絶対ハマります。
毎年シリーズの新作が出ていて現在7作、さらには 7/25に新作『MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』が発売予定。この人どんなペースで書いているのか不思議で仕方ありません。
星野道夫『旅をする木』
広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。
殺伐とした作品も多かったので最後は旅ものを。
星野道夫さんのアラスカにまつわるエッセイ集です。
真夏にアラスカのエッセイを読めば気分も、変わらないですね。すみません。
私が東京であわただしく働いている時、その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない。
など、グッときてしまいます。
旅のお供にしたくなる、そんな素敵な本です。
ほとんど夏関係ねぇじゃないかという内容になりましたが、どれもオススメの本なので是非手に取ってみてください。
【特に関連はしない記事】
穂村弘『短歌をください』短歌を難しい世界だと思ってる全ての人へ
【読んだ】朝井リョウ『スペードの3』ネタバレ感想
半年遅れでボロボロに泣きながら「逃げ恥ロス」デビューしました

登録:
投稿 (Atom)