2016年8月19日金曜日

インディーズのバンドマンってどうやって採算とって飯食ってるの?





いま、5年前の自分じゃ考えられないくらい日本の若手を聴いている。

といってもそこまで熱心に掘り起こしてるわけではないし、ミセス最高うぇ~いみたいにはなってない。

今年あるバンドがどうしても見たくて、とあるライヴ企画にお邪魔した。

4バンドでキャパ300くらいのライヴハウスだったかな。

そこで、4バンドでそのキャパ、しかも埋まってはないという現状を見て、このバンドたちはちゃんと食べて行けてるんだろうかと疑問を持った。たぶんバイトしながら生活してるんだろうけど。

ということで、バンドマンがどれくらい売れれば音楽だけで食べて行けるんだろう、採算性があるのだろう。調べてみた。

メジャーは給料制のとこもあるだろうから、インディーズのバンドで考えてみる。








・CDの採算性


今更言わなくても分かる通りCDの売れない時代である。
一万枚売れればオリコン上位食い込める時代だ。そんな時代なので、CDで儲けようとは思わない。

反対に今は宅録でもそこそこの音源が創れる時代なので、コストを抑えようと思えばかなり安くはできる。
極端に言えば全部DTMで作業をして、CD-Rにコピーして、プリンタでレーベルやジャケット創れば1枚辺り100円くらいで創れても。
それが500円なりで売れれば400円儲け。

と言っても自社製作でそこまで売れるのはかなり無理のある話だろう。

そこで、プロのエンジニアに依頼して録音した場合。大体レコーディング、ミキシング、マスタリングを込み込みで10万円くらいらしい。

500円で売るとしたら200枚売らないといけない。

そして、レーベルやジャケットを業者に依頼すると5~10万円くらいの間みたいだ。ということで更に1~200枚売るようだ。

つまりはこれらの元を取り利益を獲るには最低でも500枚は売り上げないといけないとなる。
しかも宣伝等も全て自分で行う必要があるのだ。

果たしてこの時代にそのCDを500枚売る自信がありますかという話だ。しかも500枚は最低トントンくらいのラインなので儲けなどない。さらにはそこからメンバーで取り分を分けるのだ。夢も希望もない。




・ライヴ


CDが売れない時代なのでライヴで稼ぐという話をよく聞かないだろうか。

ではライヴの採算性はどうなのだろ。

似たような感じで、以前フリーライヴの採算性は考えてみたけど、あらためてチケット代ありきのライヴの採算性について詰めてみよう。

【関連記事】
アーティストはなぜフリーライブをするのか、収益性と採算性について


 200~300キャパのライヴハウスの利用料は15~30万円くらいらしい。

仮に20万円として、チケット代1,500円としたら、133枚くらい捌けさせる必要がある。
アマチュア~インディーズバンドがワンマンで100枚以上売りさばくのがいかに大変かはやってみれば分かるだろう。

それくらい捌いて、さらにグッズがそれなりに売れてくれれば多少儲け出るかもしれないけど、こちらもとても儲けるというには程遠いだろう。





・バンドは儲からない


ということでバンドで飯食うというのがいかに難関コースか分かったでしょうか。書いてて切なくなってきた

もちろん運良くメジャーデビューできたとしたらまた変わってくるかもしれない。
しかしながらメジャー業界で生き残っていくには上記以上のさらなる努力と 運が必要となる。

実態としてはメジャーで売れないよりはインディーズでなんとか売っていった方が採算性はマシということもあるらしい。

お金を稼ぐのは大変だけど、音楽で食って行くには並大抵の気持ちじゃダメだということだ。


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