2016年8月25日木曜日

【レポ】SUMMER SONIC 2016 TOKYO day.1





僕は残念ながら頭がよろしくないので、体験したことを全て記憶しておけない。むしろ忘れてしまうことのが多い。

人間はなぜ覚えておかなくていいようなことは覚えているのだろうか。

先日レディオヘッドについては先に書いたけど、全体の感想も簡単に書いて残しておこうと思う。今回は東京初日編。








SUMMER SONIC 2016 TOKYO day.1




2013年以来のサマソニ参加となった。

2007年以降サマソニ行き初めて1年開くことはあったけど、2年開いたのは初めて。

天気は生憎の雨模様。
10時頃にグッズ見に行くころにはかなりな雨に。

朝は少しLILI LIMIT見ることができた。
バンドの世界観は短いながらとても良く出てたけど、ヴォーカルが少し演奏に負けてる。演奏良いだけに惜しい。

雨もやんだのでマリンに。水曜日のカンパネラ。時間の都合で途中から。
入ったらちょうど"ラー"だった。
途中でスマホ片手にARエフェクトを自分の顔にかけてスクリーンに映す演出があったり、最後は"桃太郎"歌いながらThe Flaming Lipsのウェインばりに透明ボールに入って客席に飛び込んだ。ちょうど上通ったよ。
コムアイがしっかりエンターテイナーを演じようとしているので、見てて楽しい。

そのまま酒片手になんとなくビーチステージへ。途中の通路はそこそこ水没してた。
なんか食べようかなと思って牛の串焼き買ってたらステージからはやたら歌謡曲な音楽が。こんな親父バンドが朝からビーチ出てるのかと耳だけ傾けてたらMCが聞こえてきて

「船橋出身!21歳!平成6年生まれ!」

ウソ、だろ?

と思って肉かじりながらステージ見に行ったら。
THE NUGGETSという出れんの?サマソニから排出のバンド。






おい。21歳の貫禄じゃねぇ。
船橋のプレスリーだそうだ。何気に演奏が凄く良くてヴォーカルのキャラが濃い。僕の中学の時の同級生の田中くんに似てる
時代錯誤というくらいロカビリーをしっかりしてる。この時代錯誤は彼らには褒め言葉。自分より8歳も年下のやる音楽じゃねぇ。めちゃくちゃカッコイイじゃないか。
朝から良いものを見た。ちなみに動画貼るけど、実際のライヴのが演奏も歌も良かった。





そのままグリーンカレー食べつつマリンに戻ってゲスの極み乙女。
まぁ今年は色々あったけれど、一応見ておいた。

"キラーボール"から始まった。"パラレルスペック"聴けて良かった。
パーソナルなことは置いておいてもやはり演奏は凄まじい。ちゃんまり可愛い。
新曲は途中でほないこかがドラムセットを抜けて川谷と歌の掛け合いをしてた。いこか様声綺麗。その間のドラムはindigo la Endのドラム。課長のベースは凄すぎるわ。


ゲスの極み乙女。セットリスト

  1. キラーボール
  2. パラレルスペック
  3. 私以外私じゃないの
  4. ロマンスがありあまる
  5. 新曲
  6. キラーボール(Adult ver.)
  7. サイデンティティ


そのまま星野源
今回もツアーの時のように銀河万丈さんのナレーションから"地獄でなぜ悪い"でスタート。

星野源セットリスト

  1. 地獄でなぜ悪い
  2. 化物
  3. 桜の森
  4. 夢の外へ
  5. Crazy Crazy
  6. SUN
  7. Weekend
  8. 時よ

アリーナツアーの内容を凝縮した内容。
MCは
"夢の外へ"の前に「日差しが出てきましたが、この曲は日焼け止めのCMソングで」
「グッズが発売しますので良かったら見ていってください」
"SUN"の時に「去年一番歌った曲。ですが、何度歌っても飽きないんです。」など。
演奏する側がとてもみんな気持ち良さそう。それにつられて聞いてる側も自然と身体が動くし、笑顔になる。やっぱり源さん良いなぁ。

まだマリン居残り。僕はソニックステージに引きこもるのが常なのでこんなに外にいるのは珍しい。
でもどうしても見ておきたかったWeezer。過去2回フェスで見てるんですが、僕が大好きで仕方ない"Perfect Situation"を聴けてないんです。なので、今回こそはと思って見てました。"Hash Pipe"から始まったライヴ。

Weezerセットリスト

  1. Hash Pipe
  2. Pork And Beans
  3. (If You’re Wondering If I Want You To) I Want You To
  4. Perfect Situation
  5. Thank God For Girls
  6. Beverly Hills
  7. California Kids(feat.Scott Murphy)
  8. Dope Nose → Back To The Shack → Keep Fishin’ → The Good Life → Surf Wax America
  9. Island In The Sun
  10. Say It Ain’t So
  11. Buddy Holly

母さん僕ようやく"Perfect Situation"聴けたよ。イントロのワウのギターリフカットしてたのは残念極まりないけど、聴けたから良しとしよう。"Beverly Hills"なんてやると思わなかった。途中ではリヴァースの娘ちゃんが出て来てピアノ弾いたり"Islands in the Sun"がアコースティックアレンジだったり、とても和やかな雰囲気だった。Weezer素晴らしい。

幕張メッセ側に戻り友人と合流。最初はThird Eye BlindからAt the Drive-in見るつもりだったけど、野外でどうしても見ておきたくてUNDERWORLDに変更。マリンへ。

マリンではALESSOがステージング中。EDM好きにはとても申し訳ないが、本当に何にも響かなかった。
たぶん僕がリア充じゃないからだろう。

EDMについては別途記事にしようかも思います。

さて、いよいよ初日も終わり。LI LI LIMIT以外屋内アクト見てねぇ。どうした俺。

UNDERWORLD







2011年のソニックマニア以来。今年見れない予定だったから新作聴いてなかった。でも、本当に素晴らしいステージだった。圧巻とも言える。

UNDERWORLDセットリスト

  1. If Rah
  2. Two Months Off
  3. Scribble
  4. Ova Nova
  5. Nylon Strung
  6. King Of Snake
  7. Jumbo
  8. Low Burn
  9. Rez/Cowgirl
  10. Born Slippy

"Jumbo"がとても嬉しい!
"Two Month Off"からの"Scribble"もいい流れだ。

緻密に構築されたエンターテイメント。照明や演出の精度が半端なものではない。

新しいアルバムの曲も良いし"King of Snake"や"Rez/Cowgirl"のような定番曲はやはり色褪せず僕らを踊らせる。
EDMは正直一過性すぎて10年後に誰も聴いてないんじゃないかと思ってしまう。真に受け継がれていく音楽というのはこういうことではないか。

最後はもちろん"Born Slippy"虹色の照明、客席を飛び交ってるバルーンも虹色に光る。
圧倒的な幸福。そんな光景を見ながら「音楽って良いな」と純粋な気持ちでいることができた。久しぶりにこんな無心で音に包み込まれた。

完璧なエンターテイメント、花火が上がり初日が終了。
初日はイオンで少し買い出しして車中泊しました。

2日目続きます。

【レポ】SUMMER SONIC 2016 TOKYO day.2


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