2018年5月9日水曜日

【The Beatles】ホワイトアルバムのジャケットの白さの違いってなんだよ、洗剤のCMかよ





ビートルズ好きの方と話す機会があり、ここ最近あらためてビートルズのCDを引っ張り出して聴いている。

The Beatles、可能ならこのブログではあまり触れたくない領域である。

そもそも世代的なものもあり、聴いているとは言っても"人並みに嗜む"程度なのだ。
むしろオアシスとかの方を熱心に聴いていたので、ビートルズに関してはこれからハイハイをし出すうちの姪っ子みたいなものである。いや、オアシスも間接的にビートルズ聴いてるようなものなのだが。

そして一番大きいのは、所謂"ビートルズマニア"の方々が苦手なのである。そんな話。



"ビートルズマニア"




マニア、或いはフリークと呼ぶ


ある世代にとってThe Beatlesというのは小学生の国語、算数、理科、社会みたいに、聴いていることが当たり前という存在だろう。
今とは違う意味で教科書に載るような存在だ。

どれくらいの存在感といえば、想像するにおそらく僕らの世代(ゆとり)にとってはポケモンみたいなもんである。こんなこと言うと殺されそうだが。
やってるやってないにも関わらずカルチャーとして認識せずにはいられない存在。

そんな人たちと、そもそもがまともに渡り合える訳があるか、いやない。

曲はそこそこ分かるにしても、そのビートルズ好きの方(その人は良いお方だった)と話す上で多少なりとも蘊蓄を仕入れておこうと、2004年を思わせるブログたちに残された一般の方が書いたビートルズに纏わる論文たちを読み漁っていた。

不思議と、とても読みづらい。

何故だろうか。それはあまりに我が強い文章なのだ。


※ここから先は自分のことを最大限に棚に上げた発言が続くのでご了承いただきたい


ビートルズのヒストリーを書いてある記事は、まぁ分かる。事実やちょっとした噂話なんかがあったりして面白い。問題はレビューである。その感覚を「ゴリラ」に例えよう。

たとえば「僕、ゴリラが好きです」なんてゴリラ研究者の前で言ったら「ヒガシローランドゴリラとか良いよね。鼻紋が見えない感じとか。でも絶滅寸前だったんだよなぁ。あれさぁルワンダの内戦でさぁ人がどうしてもヒガシゴリラの生息地に入らないといけなくなってs○※△↖️◆×@▲(以下1万字略)」なんて語り出して止まらなくなる。

「ゴリラ=強い」くらいのイメージで軽々しくゴリラ発言をした僕の方が絶滅寸前である。






とりわけビートルズマニアにはその習性が強い。鼻紋が見えないことではない。

フリーク的な人と語り合う上で「○○が好き」だけでは渡り合えることはできない。なぜなら数多くのレビューを読んだがどれも「ファンの間では○○だけど、俺はこうだ」という論立てばかりなのだ。つまりどれも「ファンの間では○○」というのが基礎教養となっている上で語られているるのだ。その上で特徴として、


・"俺にとっての"ビートルズを語りたがり問題
・評論家をdisりたがり問題
・「(笑)」を使いすぎ問題
・細かな違いに対するこだわりを語りたがり問題


等が挙げられる。









・俺にとっての"ビートルズを語りたがり問題&評論家をdisりたがり問題


「俺にとってのビートルズとは」という信念があまりに強い。もう少し柔軟剤を使って欲しい。

もちろん好きなアルバムを語り出せば論争である。では同じアルバムなら平気か、いや今度は好きな曲論争になるのだ。

世界から戦争がなくならないわけである。

全体的な傾向としてとても我が強く、有名評論家の名を挙げて「□□(評論家)はこう言ってるけど」がほぼ確実に出てくる。

どれくらいのレベルかというと、この間ビートルズのドキュメンタリーを見ていて海外の作家や評論家、エンジニアの人たちがビートルズを語っているのだが、その人たちですら「一般的には○○だが、僕は好きだな(もしくは、あまり好きではない)」という語り口な程である。



・「(笑)」を使いすぎ問題


1曲に対して1回「(笑)」を使わなければいけないのかというくらい「(笑)」が登場する(笑)

発言小町の「ちなみにうちの夫の年収は1000万円ですが」みたいなものだ。

「(笑)」によってこれはジョークだよ、文章を柔らかくしてるんだよ、としたいのだろうが、記事の向こうに真顔で「(笑)」を打ち込んでいる顔(おそらく一度()を打ってから一字戻って笑を追加している)が透けて見えるのだ。



・細かな違いに対するこだわりを語りたがり問題







細かな違いに対するこだわりを語りたがりという問題は、本当に果てしなくてホワイトアルバムのジャケットの白さの違いとか語っているものもあって、もはやそれはレビューなのか。白さの違いなんて洗剤のCMじゃないんだから。


それは、もしかして、色焼けなんじゃないのか?


他にもリマスター版が出れば「細かな違いだが」などと書きつつ一音一音を分析している。


そんな方々ばかりという独断と偏見に満ち溢れてしまい、僕はビートルズマニアに苦手意識を持っているのだ。山田玲司先生とか志磨遼平が語っているのは10時間でも聴いていたいんだけどな。

しかし、それでもやはりビートルズの音楽が素晴らしいことには変わりない。

何よりビートルズは音楽好きにとっては"共通言語"なのだ。



ビートルズは、英語





ビートルズを知るということは英語を覚えるようなものなのだ。

英語が出来るようになると異国の人とのコミュニケーションが捗るように、年上の人と話す上で「ビートルズを知っている」ということは、かなり強みとなる。
飲み会の席で上司にちょっと話題を振ってみよう。

「"Ob-La-Di, Ob-La-Da"あんな明るい曲なのに、レコーディングでポールがめちゃくちゃダメ出ししまくって喧嘩してたんすよねー」と言えば「そうなんだ。ジョンは喧嘩して屋上行ってマリファナ吸ってたんだよねぇ。あれさぁ日本だと人気だけど海外じゃワーストになtt○※△↖️◆×@▲(以下1万字略)」と、さもレコーディングを見てきたように語り始めるだろう。

就職して年上と話す機会が増えることもあるだろう。そうした時になかなか共通の話題というものはないものだ。

そんな中で会話のひとつの取っ掛かりに成りうるかもしれない。ただし、上記のようにひたすら語られても平気な精神力がなければビートルズの話題は避けるべきだ。

音楽に国境はないように、世代も越える。

有名どころだけでもいいのでビートルズ、この機会に聴いてみてはいかがだろうか。


まぁ、無理に聴くこともないんですけどね(笑)


【こんな記事も書いてた】
戦争やテロから生まれた音楽に感動させられること ジョン・レノンのimagineは永遠の名曲になってしまうのか
ミュージシャンの名言・暴言集まとめ part.1

「面白いかどうかは二の次で、バカな子供と主婦から搾取できるガチャを設計しろ」は正論

















このエントリーをはてなブックマークに追加
 

0 件のコメント:

コメントを投稿