2017年2月27日月曜日

ポルノ全シングルレビュー 3rd「ミュージック・アワー」






ポルノグラフィティの全シングルレビュー、3枚目に取りかかろうと思う。
「THE DAY」と「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」は書いているので、これを書けばあと39枚である。


「ヒトリノ夜」を書き終えた時点で、その道のりの長さに途方にくれてしまいそうになった。

しかし、そんな鬱々としてる場合じゃない。


なぜなら、3枚目のシングルはこれだからだ。


ポルノグラフィティ「ミュージック・アワー」














1. ミュージック・アワー




ポルノグラフィティ初のCMタイアップとなり、ポカリスエットのCMソングとなった。

曲のヒットもあり、当時ろくに音楽を知らなかった僕でさえサビを口ずさめるほどであった。
このシングルのおかげで一発屋の雰囲気はだいぶ緩和され、この後の「サウダージ」で完全に払拭されることになる。


さて、いきなりどうでもいい話だが、僕はウサギが好きである。


ウサギは可愛い。この記事をこれから長々書くがそれだけ覚えて帰っていただければそれでいい。


なのでR.N“恋するウサギ"ちゃんも、もちろん好きである。
どうでもいいでしょうか。


本題に入る。


「アポロ」、「ヒトリノ夜」とポルノグラフィティのデビューからのシングルは社会風刺のあるシニカルな歌詞が続いた。


そこからアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」が発売されるのだが、それを聴けばポルノグラフィティというバンドがいかにバラエティ豊かな音楽性を持っているか分かるだろう。

しかし、シングルだけしか知らない人が当時、社会を皮肉っていたメッセージを歌っていたポルノグラフィティが突如「恋するうさぎちゃん」である。
僕はその頃はリアルタイムでは追えていないが、果たしてどんな気持ちだったのだろうか。
最初に空を飛んだ鳥がどれくらい助走をつけたかくらい知りたいものだ。


もう一度言おう。


地下を巡る情報に振り回されるのは
ビジョンが曖昧なんデショウ



100万人のために唄われたラブソングなんかに
僕はカンタンに想いを重ねたりはしない



ここでおハガキを一通 R.N「恋するウサギ"ちゃん」


である。


凄いギャップだ。

晴一さん自身も当時「次のシングルは含みとか全くありません」とインタビューで答えているくらいストレートである。


しかし夏に浮かれているだけの曲ではない。

ストレートは単純ということではなく、あっさりと本質を突くような歌詞がくる。


キミが夢を願うから 今も夢は夢のまま
大好きだから踏み出せない 大好きだから臆病になる


おそらく多くの恋に悩む者が頷いてしまうだろう。


こういう事がさらっと唄われるから、夏で浮かれようぜって曲なのに軽く流してしまうような曲になってない。

あらためて曲を聴くと、昭仁さんの声がそのことと、とても合ってるんだよね。
こういう曲でも昭仁さんの生真面目さが垣間見える。


歌詞はラジオDJがメールに答える形で進む。
そして、その"お悩み"に対してDJは軽口のようでいて、しっかり真摯に向き合ってくれてる。

それでもライヴでは必殺の一撃なだけあって底抜けに楽しいんだけどね。
こんな楽しいのに、一度僕はライヴで歌詞が当時の心境とリンクしすぎて泣いてしまったことがある。


すごく細かいポイントなんだけど、サビの時に右チャンネルで鳴っているギターのスライドギターみたいなロングトーンが好きである。



2.PRIME




数少ない作曲Tamaさん、作詞昭仁さんの組み合わせ。

軽快な"ミュージック・アワー"と対極なくらい内へ内へと迫り来るような曲。
まず何より曲がカッコイイのなんの。

Tamaさん色が全開でイントロから引き込まれる。
Tamaさんの曲はどこかファンクっぽい雰囲気を醸し出してることが多い。


インディーズ時代からある曲で、Tamaさん本人も気に入ってるようで、ソロを始めてからの2007年のライヴではセルフカバーもしている。アンコールでやったんだけど、本当にブッ飛ぶくらい驚いた。


ハッキリとライヴを意識しているコール&レスポンスや曲調含めライヴハウスがとても似合う曲。


歌詞について。


主人公は冴えない日々を過ごしている。

しかし「変わらなければ」と決意をする。日常が変わらないのは自分が変わらないからだと。

さて、ここでお知らせです。

"PRIME"の歌詞について、実は書きたいことがあって、それが長くなりそうなので別途歌詞解釈記事を書こうと思います。

ただでさえここまでで長いのに、これ以上長くするわけにはいかない。

なのでここでは歌詞にいてこれ以上は省略。

書き終えてはいるので後日アップします。



3. Century Lovers (LIVE!)




噂の「Everybody!みんなで!声出せ!」である。
※ライヴDVD「Purple's」副音声参照


実はこれに当たって久しぶりにこれを聴いたけど昭仁さんの煽りの声がめっちゃ若い。
個人的にイントロでの「Say!」の言い方がなんか面白くて好きである。


先の「ヒトリノ夜」レビューにて「"Century Lovers"はセカンドシングル候補であったが見送られた」と書いたが、アルバムを経てこんな形で3rdシングルに納められた。


これを聴いただけでも、ポルノグラフィティのライヴでのポテンシャルの高さと愉しさが詰まっていて聴き応えがある。

ライヴ音源って基本的に好きなんだよな。



4. ミュージック・アワー(Backing Track)



お馴染みとなったカラオケver.だが、シングルとしてはここを一区切りにこれ以降は基本的には収録されない。

この後は「今宵、月が見えずとも」や、80年代を意識した「青春花道」と「東京デスティニー」のシングルで久しぶりに収録されているくらいである。たぶん。


前も書いたが、最近のポルノはアレンジが凝りまくっていて楽しいので、色々な曲のBacking Trackバージョンを聴きたいものである。


ということで3rdシングル「ミュージック・アワー」でした。


★シングルレビュー



ポルノ全シングルレビュー 1st「アポロ」
ポルノ全シングルレビュー 2nd「ヒトリノ夜」
ポルノ全シングルレビュー 3rd「ミュージック・アワー」
ポルノ全シングルレビュー 4th「サウダージ」
ポルノ全シングルレビュー 5th「サボテン」
ポルノ全シングルレビュー 6th「アゲハ蝶」
ポルノ全シングルレビュー 7th「ヴォイス」

【感想】ポルノグラフィティ「オー!リバル」
【感想】ポルノグラフィティ「THE DAY」
【感想 】ポルノグラフィティ「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」
【感想 】ポルノグラフィティ「キング&クイーン/Montage」



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