2016年8月10日水曜日

Spotifyの日本上陸が失敗する理由





今秋音楽ストリーミングサービスのSpotifyの日本上陸が決まりました。

Spotifyは海外ではメジャーなサービスですが、日本ではあまり知られていないんじゃないでしょうか。

かくいう自分もなんとなくしか知らないので調べてみることにしました。

調べた結果、Spotifyの日本上陸は失敗すると思います。








・Spotifyとは



2006年にスウェーデンでサービスが開始されたサービスです。そこからヨーロッパ➡アメリカなどで浸透していき、現在の利用者は一億人を越えると言われています。

サービスとしては「月額(980円)の無制限アクセス」「広告付の無料サービス」があるようです。広告付のは曲間で広告が挿入されるみたいです。

月額のストリーミングサービスというのは昨今珍しいものではないですが、果たして日本の市場に食い込めるのでしょうか。

しかし、一方でトムヨーク(レディオヘッド)は「小さなレーベルや新人アーティストはまともな報酬を得られない」といった批判も出ています。



・Spotifyの優れている点とは?



Apple Musicなど他のストリーミングサービスとは何が違っているのでしょうか。

実は調べてみてもそこまで明確な強みみたいなのは見つからなかったんですよね。

強いて言えば

  • Facebookとの連携で友達の聴いた曲、自分の聴いた曲をシェアできる
  • シチュエーションに合わせた音楽を選んでくれる
  • ジャンルの検索に優れていて新たなアーティストの発見に繋がる

といったところでしょうか。



・Spotifyは失敗する



ここからは僕の推測になりますが、このタイミングでのSpotifyの日本上陸、失敗に終わるのではないかと思います

理由として


  1. 日本の曲の取り扱いがまだ少ない
  2. ストリーミングサービスが浸透していない
  3. 音楽に熱心な層が減っている
  4. 日本ではまだCD特典文化である

というもの。

少し付け加えていきますと、日本でのストリーミングサービスの普及率はそこまで高くないように思います。

そして世界的にでもありますが、音楽というものに対して熱心な層とそうでない層がくっきりと分かれつつあります。

そして、その熱心な層は相変わらずCDやレコードを買っている率が高いです。

何より普及させるには音楽をそこまで熱心に聴かないライト層への訴えかけが必要になります。しかしそこで日本の音楽が充実していなければ普及は難しいでしょう。

レコードの版権とかの兼ね合いで絶対全てのアーティストは揃わないでしょうから、そこがどうなるかですね。

いずれにせよ。なかなか一般までは浸透しなそうです。


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