2016年10月6日木曜日

【感想】星野源 9thシングル「恋」逃げ恥主題歌






買って参りました!

星野源のニューシングル「恋」


ということで、感想書いていきたいと思います。








1. 恋



表題曲。
自ら主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌です。

本人も再三言ってましたが「」かなり直球のタイトルですよね。
サマソニのMCでも「『恋』。このタイトルに決めて、このタイトルにしますってメール送るときにエンターキー押す手がふるえた」と言っていたのが印象的でした。

ドラマのあらすじ見る限り展開によってこの曲の歌詞とのマッチングが楽しみです。

曲調はかなり明るめ。
ここ最近の星野源の曲は「イエローミュージック」をテーマにしているので、シングルでいうと「Crazy Crazy / 桜の森」以降はメロディだけでなく、リズムが重要になる割合が大きくなっています。

それだけに、早くライブで聴きたい曲ですね。
来年のライブ決まってますが平日だからなぁ…

イントロがとても歌謡曲。
サカナクションの「新宝島」とマッシュアップしたら絶対ハマるくらい歌謡曲。

星野源らしくマリンバがとても効いている。でも、さりげなく二胡が入っていたりちょっと面白いバランス感覚となってます。
※ブックレットにあるERHUが二胡のこと

間奏の長岡良介のギターも良いですね。相変わらず程よく力が抜けたギターでいながら、しっかり聞き応えあるギターです。本当にこの人のギターは好きだなぁ。

もうひとつ。今回はドラムが盟友である伊藤大地ではなくて全て除く曲(House ver.除く)のドラムがカースケこと河村"カースケ"智康さんなんですよね。
大地さんは大地さんの良さももちろんありますが、カースケさんのドラムやはり凄い。特にスネアの響き方が本当に気持ちいい。

そして、ヴォーカル。星野源、とにかく明るい。もちろんドラマとの兼ね合いもあるんでしょうけど。

しかし、歌詞を見ると一概に明るい一辺倒というわけでもないところが面白いです。サビは比較的曲にちなんで明るいですが、特に1番のAメロとBメロは哀愁があるようにすら感じます。

歌詞だけで見ると"季節"や"おかえり"みたいな曲調の曲でもおかしくないくらいの歌詞だと思うんですけどね。

自分の中で聴くごとにどんどんしっくりきてくる曲でした。


2. Drinking Dance



「ウコンの力」のCMソングですね。
なんで下戸を自称する星野源を起用したのでしょうか?

出だしからずっと裏声のヴォーカル。
酔っぱらいの少しフワフワした雰囲気を出すためでしょうね。

三次会のカラオケで歌ったら盛り上がりそうな曲。

ブックレットの本人コメントでも触れてましたが、この曲がどこか寂しさを感じるのは「人はなぜ酒を飲むのか」ということだと思います。

それは出だしの歌詞


誰も実は ずっと悲しいだろ


という一文にも表れています。

人がお酒を飲むのは日常のしがらみ、悲しみ、苦しみから開放されたいという思いも含んでいます。
だからこそ、たくさん酒を飲み踊り明かしている中にはそういう憂いが滲み出ている人がいるのではないでしょうか。


3. Continues



「パラリンピック」の放送テーマソング。タイアップ3つと、とても充実のシングルです。

Continues、コンティニューってなかなかゲーム以外で聞かないワードですよね。

歌詞にも「ゲーム」というワードが入ってはいますが、遊ぶためのものではなくて、もっと大きな意味で勝負ごととしのゲームという意味に聞こえます。

全体的にはポップだけど、サビでとてもソウルフルになるという構成です。サビのソウルな感じは"Soul"に近いかな。

ブックレットを見るとまさに星野源のTOMODACHIとも呼ぶべきラインナップ。なぜムロツヨシの名前だけで笑えるのだろう。

サビのソウルの雰囲気はパラリンピックのテーマ曲ということで、人のの持つ強さを表しているのかなとも思いました。
身体から湧き出てくるような力。

コンティニューは続けるという意味ですが、ゲームにおいてのコンティニューって、一度ゲームオーバーになったあとに、再度挑戦するという意味合いで使われますよね。

そして、この曲はパラリンピックのテーマ。そうすると、どうしても困難で一度落ち込んでしまったが、再起して奮闘する選手たちの姿がダブります。

もちろん選手によって生まれつきだったり、後天的なものだったり、不慮の事故だったりするかもしれません。
とにかく、困難を乗り越えて世界の壁に挑んだ選手たちに向けて、このコンティニューという言葉はより強いものに感じました。


4. 雨音(House ver.)



恒例のHouse ver.。前はほぼ弾き語りに近いスタンスだったけど、それと違って今ではリズムマシン(TR-8)もあるし、ピアノ、ベースも入れて、しっかりコーラスまで入れてるので、House ver.だけどかなりの完成度。
しかも録音の感じもかなり綺麗に録れてるし、憧れる。

即興的にこれだけ曲できたら楽しいだろうなぁ。

メロディライン、歌、歌詞、何気に今回1番好きな曲はこの曲かもしれません。

鼻先濡れる」と「花咲き濡れる」の韻の踏み方とかいいですよね。

長雨が降る秋の夜長にしっとり聴いていたい曲。明け方の曲ですけどね。


特典映像



ニセさんの石垣島旅行最高です。

フライボードで飛ぶくだりと、最後の映像辺りで死ぬほど笑った

副音声も相変わらず最高に面白いので、買うなら絶対初回版オススメです。







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