2023年2月7日火曜日

ポルノグラフィティのライヴで演奏して欲しい曲 TOP20





ポルノグラフィティの18回目のツアーとなる「暁」が無事閉幕した。

今のところ次回のライヴ予定は発表されていない。

だが、今年はデビュー丸24年、25周年イヤーの開幕があるので、ポルノチームはきっと年の後半に向けて何か企んでいることだろう。


さて、本題に入ろう。

アルバムの特典映像である「稀・ポルノグラフィティ」で、ライヴで一度も演奏したことのない楽曲のスタジオライヴが収録された。

ツアーでもそこから"Stand for one's wish"と"オニオンスープ"が披露された。更にファイナルの日本武道館公演では、こちらも未披露だった"プリズム"が披露された。

それでもポルノグラフィティにはまだライヴで一度も演奏されたことがない曲があったり、長い間披露されていない曲がある。

ということで25周年に向けて、そんな曲たちの中から独断と偏見で20曲選出したので、ランキング形式で発表したい。

一応セットリストのサイトで検索したので、たぶんライヴで未披露の曲は合っているはずだが、間違っていたらごめんね。

皆さんの聴きたい推し曲はなんですか?





20位:月明かりのシルビア  ※未披露

from 6thアルバム「m-CABI」(2006年)


この曲のレコーディングは野崎ブラザーズと4人で一発録りでされている。

ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムのシンプルな構成なので、鍵盤2人体制(ただすけ・本間昭光)、パーカッション(ラムジー)という大所帯だったアルバムツアーでは選ばれずに終わってしまった。

更に野崎ブラザーズの2人がサポートを離れた今、尚更この曲の演奏タイミングが失われたと思う。

ちなみに、当時ライヴに向けて僕はめちゃくちゃ手拍子を練習したが、完全に徒労に終わった。




19位:夕陽の色 ※未披露

from 45th「キング&クイーン/Montage」


「音のない森」はちょっと特殊なので置いておくとして、シングル3曲すべて岡野昭仁作詞って初めてだったと思う。

壮大なバラードでCメロとか、生で聴いたらそのまま夕陽に溶けそうだ。

あとギターソロがポルノグラフィティの中でもかなり上位である。

ソロ中盤のメロディラインとか本能が破壊されるレベルで好き。




18位:この胸を、愛を射よ

from 28thシングル「この胸を、愛を射よ」(2009年)


「あれ?」と思う人もいると思う。この曲が最後にライヴで演奏されたのは2014年の横浜スタジアムだからだ。

けれど、それはあくまでもメドレーの1曲としてで(しかも最後のサビだけ)、フルサイズで披露されたのは2010年まで遡る必要がある。

たぶんだけど、最後にフルサイズで披露されたのが一番古いシングルが、この曲じゃないだろうか。

まぁ「"ゆきのいろ"とか次にいつ聴けるんだろう」みたいに思ってるから、この先はわからないけど、あくまで今は。


【追記】
フル尺演奏されてない最古の曲は"あなたがここにいたら"(最古2009年)でした。
誠にごめんなさい



17位:なにはなくとも  ※未披露

from 41stシングル「ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜」 (2014年)


正直にいえば、自分にはあまり刺さりづらいタイプの曲だ。
それはもとい、自分の性格があまりにひねくれ過ぎているからだ。ネジ曲がりすぎて、もはや真っ直ぐにさえ見えるかもしれない。

けどそういう曲が不意にとんでもなく刺さってしまう日があったりする。人生とはそんなものだ。

何より、この系統の曲に苦手意識はあったんだけど、ライヴで聴くとまた違った響き方をする。個人的に印象にあるのは2009年の東京ドーム公演で聴いた"Time or Distance"と"ダイヤモンド"だ。
あれ、すっごく良かった。

兎に角そもそも偉そうなことを言えない人生なので、次に行こう。



16位:グッドニュース ※未披露

from 26thシングル「Love,too Death,too」(2008年)


さっきの話なんだったんだ? ってレベルで手のひらを返すようだが、僕はこの曲が狂おしいほど好きである。

2番の歌詞とかちょっとMr.Childrenっぽいよね。
モータウンっぽい曲の進行も合ってて良い。

相変わらず凄惨なニュースばかりの世界に、こんなグッドニュースが流れて欲しいと願う。

そんな願いも込めてライヴで演奏してください。



15位:Regret ※未発表

from 32ndシングル「EXIT」(2011年)


元より「EXIT」というシングルが、かなり特殊な立ち位置にある。このシングルがリリースされたのは、2011年3月2日。

言うまでもなく、あの震災の9日前である。

あの日を境に、日常は一変した。

だからこそ"Regret"という決して明るくない曲が日の目を見る機会が、この当時は考えられなかった。所謂、"鬱"な岡野昭仁ソングに属する久しぶりの曲であったのだ。

けれど、今だからこそ最後の「このまま進んでいくしかないと/愛しき不完全な心は言う」という歌詞が、今まで異常に心に突き刺さるはずだ。



次は3曲一気に紹介しよう。


14位:素晴らしき人生かな? ※未披露
13位:デッサン #3 ※未披露
12位:くちびるにうた ※未披露

from 4thアルバム「WORLDILLIA」(2003年)


見てお分かりのように3曲とも4枚目のアルバム「WORLDILLIA」に収録されている。

この後に「74ers」ツアーがあり、「WORLDILLIA」はアルバムとしてのツアーを行っていない。

なので、他のアルバムよりもライヴ未披露の曲が多い。そもそもアルバムとして内省的な曲が多いということもあるが。

今年で20周年になるのでFCUW5の「ロマンチスト・エゴイスト」再現ライヴよろしく、「WORLDILLIA」再現ライヴやりません?



次も同じ属性のものを3曲一気に紹介したい。


11位:You are my Queen ※未披露

from 12thアルバム「暁」 (2022年)


10位:スパイス ※未披露

from 11thアルバム「BUTTERFLY EFFECT」(2017年)


9位:曖昧な人たち ※未披露

from 9thアルバム「∠TRIGGER」


11~9位は「アルバムの程よい息抜きポジション曲」である。

色んな曲調が飛び交うポルノグラフィティのアルバムたちの中でホッと一息つける、アルバムのホットステーションな曲たち。

おかげでライヴで演奏されづらいという悲しみがある(ミディアムテンポの曲はなにかとライヴで選ばれにくい傾向にある)。

いつか素敵な場所で御披露目されることを祈っている。



8位:小説のように ※未披露

from 16thシングル「黄昏ロマンス」(2004年)

(追記)※ご指摘いただき確認のところ、C1000タケダのスペシャルライヴで2回だけ披露してました

 

数少ない岡野昭仁作詞、ak.homma作曲名義の曲である。

壮大なバラードで、僕は岡野昭仁作詞の中でも屈指の名曲だと思っている。

同シングルのカップリングの"Sheep〜Song of teenage love soldier〜"がどうしても目立ちがちだけど、こちらもライヴで披露して多くの人の心をえぐって欲しいと願っている。

歌詞についても、2番の比喩は本当に秀逸だし、普通は晴天を願ってしまいがちな失恋の曲で「永遠に雨が降り続けばいいのに」にもっていけるのは、お世辞抜きに凄いと思う。




7位:サボテン Sonority ※未披露(?)

from 5thシングル「サボテン」(2000年)


セットリストで"サボテン Sonority"と明記されたものはないものの、歴代無数にある"サボテン"の品種違いの中で、披露されていた可能性はあるので「(?)」にした。

タイトルの「Sonority(ソノリティ)」は「鳴り響くこと」の意。

色々と変遷を経た"サボテン"の中ではリリースされたシングル版に近いものになっているが、最も特徴的なのは歌詞が過去形になっていることだ。

あと間奏部分のギターが、ちょっとシタールっぽいアプローチでとても好きである。これはこれでとても切ないSonority。




6位:365日 ※未披露

from 40thシングル「俺たちのセレブレーション」(2014年)


「俺たちのセレブレーション」のカップリングはこれと"スロウ・ザ・コイン"なんだけど、どちらも90年代のJ-POP感がたまらなく好きである。

"スロウ・ザ・コイン"も壊れるほど愛してるけど、"365日"のavex感すっごく良いよね。

サビでクラップが入ったり"星球"みたいな感じで盛り上がりそうなのに。是非とも披露して酔わせて欲しい。








5位:夜明けまえには ※未披露

from 2ndアルバム「foo?」(2001年)


※(追記)ご指摘いただき、普通に書いてるときに「前には」を漢字にしてて検索で引っ掛かるわけもなく。このポンコツが!


個人的にとても大好きな曲なんだけど、ライヴでは未披露とのこと。

特にCメロの、

お互い伝えきれない事があるのなら
それ以上の時間二人で一緒に居ればいい

を聴く度に「あぁ、岡野昭仁の優しみだ」と、美味しい根菜野菜の出汁を飲んだような気持ちになる。

あと最後の、

もうすぐそばまで来てるよ
なんて言うのかなぁ?

がとても絶妙で。「会いたい」一辺倒だった歌詞の最後がこの、ちょっとボンヤリとしたような「かなぁ?」で終わるのが、個人的には最高(ご想像どおり「会いたい」一辺倒の曲は苦手)。

あと、何より「暁」が「夜明け前の暗闇の状態」を示しているなら、次のライヴ(かツアー)ではそこから先へ向かうことがテーマになると思うからだ。

まぁ、1曲目っぽい曲ではないし、なんか次のライヴ(ツアー)は"暁"で始まりそうな予感だけど。
(それか"CLUB UNDERWORLD"の「長い夜が明ける」でも良い。なんの話だ)

だから、アンコールとかで「また夜はやってくるけど、会いたいという気持ちがあれば夜明けは来る」ってメッセージを込めるのはどうっすか?



4位:むかいあわせ ※未披露

from 37thシングル「瞬く星の下で」(2013年)


アルバムの映像特典「稀・ポルノグラフィティ」で4曲のうちの1曲として披露された。
アルバムツアーで「稀・ポルノグラフィティ」の中から"Stand for one's wish"と"オニオンスープ"は披露されているが、"サマーページ"と"むかいあわせ"は披露されていない。

いや、正直僕の目算ではファイナルの武道館2daysで初日"サマーページ"、最終日"むかいあわせ"やるなって思ってたんですよ。もしくは季節柄もあるから2日とも"むかいあわせ"。

それが武道館では「稀・ポルノグラフィティ」ではやっていない未披露曲の"プリズム"が披露されて度肝を抜かれた。

というわけで結果的に"むかいあわせ"は披露されることはなく、このタイミング逃すと本当にいつやるんだ? と思ってしまう。

個人的に「自分探し」的なテーマは音楽に限らず苦手というか、ハッキリいえば好きじゃない。

でも、ひと昔前にありがちだった「インド行ったら人生観変わりました☆」みたいなのじゃなく、"むかいあわせ"はちゃんと自分の心と向き合って自分を見つめなおしているので、大変好きである。

ちなみに"サマーページ"は外が寒すぎて入れるのを忘れていた(※好きな曲です)



ここからトップ3。



3位:別れ話をしよう ※未披露

from 6thシングル「アゲハ蝶」(2002年)


たぶん今回の「稀・ポルノグラフィティ」やツアーでも演奏されなかったら永久に演奏されないのでは? とさえ思えてきた。

「アゲハ蝶」のシングルに思い入れが深すぎるというのもあるが、それ以上に純粋に曲としての完成度が高いと思う。

リリースから21年の時を経たポルノグラフィティが演奏したら、よりアダルトな印象になることだろう。

もちろん東京のバーを舞台にしているので、なかなかホールやアリーナ規模で演奏するのには向いてないというのは分かるが。

ライヴハウスとかでひっそり聴きたいので、FCUW6でやっぱり未披露曲大放出スペシャルやろう?




2位:小規模な敗北 ※未披露

from 29thシングル「アニマロッサ」(2009年)


個人的にはタイトルで優勝、みたいな曲。

沸き立つというよりは奮い立つような力を持つ曲で、

恥を上塗れば多少なりと
痩せたSOULを隠せるのかな

とか、もうグッサグサと心に刺さる。

所謂「ロック」としてめちゃくちゃカッコイイし、今のポルノグラフィティの表現をもってすれば、とんでもないことになるはずだ。それを言ったら全曲そうなんだけど。


さて、いよいよ1位である。




1位:ルーズ

from 36thシングル「カゲボウシ」(2012年)



いや?


だって、毎秒聴きたいし??


文句あります??? 


じゃあ"ルーズ"聴きたくないの????


演奏されなくていいの???????????



以上。


あなたがライヴで聴きたい曲はなんですか?





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