タイトルの通りである。
皆様どう思うだろうか。「行ける」「行けない」ということよりも「知らんがな」「どうでもいいわ」という気持ちが強いと思う。
そんな机上の空論を実践した男たちを紹介したい。
最後まで読んでいただければ幸いだ。
怪しい伝説
ディスカバリーチャンネルで放送されている人気シリーズ「怪しい伝説」という番組がある。原題は「Mythbusters」。
アダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンという2人のオジサンがメインのホストとして進行する検証番組である。
セイウチに似てるのがジェイミーと覚えよう。
この2人は映画の特殊効果を勤めていた本物(マジ)もののプロフェッショナルである。
そんな2人が経験と知識で巷で噂される都市伝説を検証するというのが、この番組だ。
番組はシーズン14で終了したが、とても人気の高いシリーズである。
「エレベーターが墜落した時にジャンプしたら助かるのか」
「豊胸のシリコンが飛行機に乗って気圧が上がると爆発するのか」
「電話帳を2冊用意して頁を交互にピッタリ重ね合わせていくと分離不可能になる」
等々こういった話を本気で検証していく。
どれくらい本気かというと最後の電話帳のやつは人の手ではとても引き剥がせず、車で左右から引っ張ってもダメ。
普通そこで止めるでしょ、絶対。
しかし2人は終わらない。
持ってきます。
戦車
2台の戦車で引っ張り検証するのだ。絶対、頭のネジが外れてる。
そして戦車では引き剥がせることが判明する。
他にも「ブランコで360度回転できるか」というのを検証する。結果はダメだった(上に行った時に垂直に落ちてしまう)が、そこで終わらない。
検証で用いるバスターくん(ダミー人形)をブランコに座らせ、背中に。
ロケットを装着。
4:00〜くらいから
轟音と共に凄まじい勢いでぐるんぐるん回るバスター。
最高だ。
この辺から大体番組のテイストが理解できたのではないか。
これを見るとその辺のユーチューバーの「~してみた」など甘っちょろくて見ていられない。
そして2人が大好きなのが、爆発。
間違えた。
大爆発
である。
とりあえず爆発に纏わる伝説の検証をするときはテンションが高い。
例を出そう。
「コンクリートミキサー車のタンク部分にこびりついたセメントをダイナマイトを使って剥がして掃除できるか」
というもの。これが番組の中でも有名な爆発となる。
検証の結果は覚えてないが、もはや問題はそこではない。
検証が終わり、結果が出て終わる。
わけもなく。
「よし、ミキサー車爆破しようぜ♪」
となる。
それも
「やるからには番組最大のものにしようぜ♪」
となる。完全に頭がおかしい。
そして用意された。
商用グレードの爆発物850lbs。
850lbs = 約380kg
これはもう動画を見てもらいたい。
凄すぎて笑うしかない。
「プオォン」みたいな音と共に消えるミキサー車。この衝撃たるや。
そんな2人が最終シーズンで「爆発スペシャル」と題して爆発の集大成の回をやったのだ。
面白くないわけがないだろう。
その中のひとつがタイトルの「地雷原をホバークラフトで突っ切れるか」なのだ。
この伝説を取り上げた理由は「地雷を今まで扱ってことないから」。
もちろん本物の地雷を使えないので、ジェイミーが負荷が掛かると空気砲で土色に染めたコルクの破片が飛ぶ仕組みを作る。
コルクは映画の特殊効果としても使われているそうだ。
そして負荷は全てパソコンに接続し統制され、負荷の値を設定できる。
たとえば15kgの負荷が掛かるとコルクが飛ぶとかそういうことが細かく設定できるのだ。
地雷を埋め込み、アダムが歩いたり、車で走ったりするともちろん反応してコルクが飛ぶ。
そしていよいよホバークラフトで実験に移る。
ホバークラフトの本体は普通の状態では300kgである。
負荷の設定はアダムが乗っても爆発した15kg。
ジェイミーがホバークラフトを操縦し、地雷原へ。
爆発は。
しない。
しかし2人はそれだけでは終わらない。
極限を目指す。
負荷の設定は。
2.5kg
ジェイミーの言葉を借りれば「ウサギが踏んでも反応する」レベルの設定。
その結果。
爆発は、しない。
一切反応せず地雷原を突っ切ったホバークラフト。
これについて、なぜ反応しないか解説が入る。
ホバークラフトの本体の重量は300kgある。それが空気の力で浮いている。重要なのは接地面積だ。
人や車が踏む場合は一ヶ所に負荷が集中して重さとなる。
しかしホバークラフトは空気で浮くことで底の面全体に負荷が分散する。
その負荷はなんと、接地面辺り4.5g程度しかないというのだ。
ホバークラフトは凄い。
なので地雷原を渡らなければならなくなったら、是非ホバークラフトを活用していただきたい。
ということで「怪しい伝説」を紹介した。
真面目にふざける大人って、本当に素晴らしい。
【疑問昔話】桃太郎のおばあさんはどうやって川から桃を拾い上げたのか
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他にも「ブランコで360度回転できるか」というのを検証する。結果はダメだった(上に行った時に垂直に落ちてしまう)が、そこで終わらない。
検証で用いるバスターくん(ダミー人形)をブランコに座らせ、背中に。
ロケットを装着。
4:00〜くらいから
轟音と共に凄まじい勢いでぐるんぐるん回るバスター。
最高だ。
この辺から大体番組のテイストが理解できたのではないか。
これを見るとその辺のユーチューバーの「~してみた」など甘っちょろくて見ていられない。
爆発
そして2人が大好きなのが、爆発。
間違えた。
大爆発
である。
とりあえず爆発に纏わる伝説の検証をするときはテンションが高い。
例を出そう。
「コンクリートミキサー車のタンク部分にこびりついたセメントをダイナマイトを使って剥がして掃除できるか」
というもの。これが番組の中でも有名な爆発となる。
検証の結果は覚えてないが、もはや問題はそこではない。
検証が終わり、結果が出て終わる。
わけもなく。
「よし、ミキサー車爆破しようぜ♪」
となる。
それも
「やるからには番組最大のものにしようぜ♪」
となる。完全に頭がおかしい。
そして用意された。
商用グレードの爆発物850lbs。
850lbs = 約380kg
これはもう動画を見てもらいたい。
凄すぎて笑うしかない。
「プオォン」みたいな音と共に消えるミキサー車。この衝撃たるや。
地雷原をホバークラフトで突っ切れるか
そんな2人が最終シーズンで「爆発スペシャル」と題して爆発の集大成の回をやったのだ。
面白くないわけがないだろう。
その中のひとつがタイトルの「地雷原をホバークラフトで突っ切れるか」なのだ。
この伝説を取り上げた理由は「地雷を今まで扱ってことないから」。
もちろん本物の地雷を使えないので、ジェイミーが負荷が掛かると空気砲で土色に染めたコルクの破片が飛ぶ仕組みを作る。
コルクは映画の特殊効果としても使われているそうだ。
そして負荷は全てパソコンに接続し統制され、負荷の値を設定できる。
たとえば15kgの負荷が掛かるとコルクが飛ぶとかそういうことが細かく設定できるのだ。
地雷を埋め込み、アダムが歩いたり、車で走ったりするともちろん反応してコルクが飛ぶ。
そしていよいよホバークラフトで実験に移る。
ホバークラフトの本体は普通の状態では300kgである。
負荷の設定はアダムが乗っても爆発した15kg。
ジェイミーがホバークラフトを操縦し、地雷原へ。
爆発は。
しない。
しかし2人はそれだけでは終わらない。
極限を目指す。
負荷の設定は。
2.5kg
ジェイミーの言葉を借りれば「ウサギが踏んでも反応する」レベルの設定。
その結果。
爆発は、しない。
一切反応せず地雷原を突っ切ったホバークラフト。
これについて、なぜ反応しないか解説が入る。
ホバークラフトの本体の重量は300kgある。それが空気の力で浮いている。重要なのは接地面積だ。
人や車が踏む場合は一ヶ所に負荷が集中して重さとなる。
しかしホバークラフトは空気で浮くことで底の面全体に負荷が分散する。
その負荷はなんと、接地面辺り4.5g程度しかないというのだ。
ホバークラフトは凄い。
なので地雷原を渡らなければならなくなったら、是非ホバークラフトを活用していただきたい。
ということで「怪しい伝説」を紹介した。
真面目にふざける大人って、本当に素晴らしい。
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