2019年7月22日月曜日

日本ロマンスポルノ"19~神VS神~宇宙一早いライヴレポ オープニング編(※妄想)







何を言っているかわからないと思うが、2019年のポルノグラフィティ東京ドームのオープニングの妄想が終わった。

自分の中で完璧なる映像が浮かび、妄想の果てにあたかも見てきたつもりになったので、ここに宇宙一早いライヴレポを書こうと思う(※妄想です)










神VS神




東京ドームはいつも2階席だ。

思えば2009年も2階席から、ステージを見下ろした。

それでも。ポルノグラフィティが埋めた東京ドーム、見渡したその光景は、今でも瞼に焼きついている。

思えば昔、2階席からサイモン&ガーファンクルを見たこともある。東京ドームなのにスクリーンすらない、視力検査のようなサイモン&ガーファンクル。

また2階席だ。

それでもこれから訪れるであろう、2日間に胸を踊らせない訳がない。

「神VS神」と題されたライヴ。

果たして感情が追い付くだろうか。
きっと瞬く間に過ぎてしまうだろう。

一秒足りとも瞬きなど許されない。



……

いや瞬きしないと目が痛い。

しっかり見届けよう。

5分ほど押して、いよいよ場内は暗転。



ライヴレポ




シンセの打ち込みが流れる。

神秘的なサウンドは「幕張ロマンスポルノ」のオープニングを思わせる。

雄大な時間が流れる。

そこで流れるのは。

ポルノグラフィティの歴史。

ライヴハウスで唄う金髪の岡野昭仁、黒いレスポールを構える新藤晴一、そしてベースのTama。

それは、若き日のポルノグラフィティを切り取った1枚の写真。

奏でていたシンセのサウンドは、気づけばあの曲のメロディを奏でていた。

ひとつずつ、記憶を紐解くように、ポルノグラフィティのライヴの歴史を重ねていく。
次第に大きくなる会場。

2人になったポルノグラフィティ。その写真は自分にとって忘れることができない初めて生で見たポルノグラフィティ。

小学生たちの前で唄う姿も、横浜スタジアムを背負う姿も、1枚1枚が誰かにとって、みんなにとっての大切な記憶。

思い出すばかりが人生。

過ぎた時間は戻らないけど、だからこそ僕らは今を生きていける。

もしそれが夢の途中だとしたら。

まだ夢を見ていられる。

メロディに心のなかで唄を乗せる。


あれは飽きもせず聞き返したメロディ わかっていなかった歌の意味
今なら少しわかる気がする まるで違う歌のようさ


思えば人生のどこにもポルノグラフィティがいた。

何度も聴いてきた曲たちが、年齢とともに違って響くようになってきた。

変わらない歌が、変わる心を写していた。

そして、これからも続いていく。

その胸にあるコンパスを頼りに。

写真たちが集まり無数に並んでいく。

そして、その写真たちがいつしかパッチワークとなり、一枚の絵となる。

それはポルノグラフィティ、岡野昭仁と新藤晴一の顔になった。


壮大な歴史に想いを馳せていると、ステージにはメンバーが並んでいた。

色褪せない「UNFADED」な音楽を鳴らしてきたメンバーたち。

その音が奏でるのは、これから先も色褪せない、一番新しい記憶。

広がるライトの閃光、キュイーンという切り裂くような電子音から岡野昭仁が歌い出す。



はじまりも終わりもなく どこまでも続きそうで
一人きり震える 君よ Don't cry Don't cry


1曲目は"Montage"だった。

意外だった。意外だったが、考えてみれば、こんなに相応しい曲はないじゃないか。


幾つもの場面 繋ぎ合わせなきゃ
望んでる夢にはまだ届きそうもない


そうだ、これは戦いだ。
あの日の夢見る少年と今の自分、まだ叶わない夢。


そして、これは僕らの歌でもある。


繰り返し浮かぶイメージ 輝けるあの Glory days
主人公は揺るがない 君のストーリー ストーリー
限りなく広がる世界 誰も皆 迷うのだろう
決断のその先に 君の Universe Universe


誰もが、自分主演映画の監督総指揮だ。

時に地図が掠れたとしても、確かに歩んで来たポルノグラフィティとファンのみんな。

だから、ここまで来れた。


20年。


それは決して平坦は道でも、ずっと右肩上がりな道でもなかった。


歪んだ言葉 トラウマの Bad trip
冷凍保存されたまま Going on


頭の中の冷蔵庫に凍らせていた記憶も、新しい熱によって、なにかを宿すかもしれない。


誰もが時には辛く、悲しみに怯え苦しむ日もあっただろう。やるせない怒りに震えてきたこともあっただろう。

たとえばアポロ計画もそうであった。

何度も失敗をして、時には大切な命が失われても、月に辿り着くことを夢見て挑戦し続けた。


勝つことの脆さを知り 敗北で優しさを知る


その意味に気づいた時、重ねてきた日々のモンタージュは輝ける一枚の絵となるのだ。


そして、僕らは知っている。

彼らが過去の栄光に浸らないことを。

今が、今こそが最新で最高の姿なんだと教えてくれる。

1曲目から涙が止まらない。


※本記事は全て妄想です
※僕の予想はまず当たることがありません



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