趣味が「バイオハザード」という人の道を外れた僕が、映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」の予告編を考察したいと思う。
MCUなんかは予告出るたびに考察班が楽しんでいるので羨ましくなったのだ。
短いながら小ネタも結構あったので、それは最後にまとめる。
ストーリー、キャラクター、小ネタという流れでまとめてます。
YouTubeのキャプチャを引用しながら見てみよう。
今さらバイオのネタバレもなにもないが、一応ゲームの内容には踏み込むのでネタバレ注意。
まず、監督のヨハネス・ロバーツによれば、今回のリブートは原作のゲームに比較的忠実であると明言している。
明かされているストーリーは以下の通りだ。
原作では「バイオハザード」の洋館事件は1998年7月24日に発生、「バイオハザード2」(および「バイオハザード3」)は同年の9~10月に発生している。 クレアがラクーンシティに到着した時点で、クリスは洋館事件を経てアンブレラを崩壊させるためにヨーロッパへ行っているので、クレアとは行き違いになる。
しかし、ストーリーにもあるが映画ではラクーンシティへやってきたクレアがヒョリスクリスに、謎の男(誰?)のアンブレラへの警告を伝えるビデオメッセージを見せるまでは「陰謀論を信じてるのか?」とあしらっている。
なのでクリスはクレアがラクーンシティにやってくる9月時点までアンブレラの陰謀は全く知らないということになる。
YouTubeのキャプチャを引用しながら見てみよう。
今さらバイオのネタバレもなにもないが、一応ゲームの内容には踏み込むのでネタバレ注意。
考察① ストーリー
まず、監督のヨハネス・ロバーツによれば、今回のリブートは原作のゲームに比較的忠実であると明言している。
明かされているストーリーは以下の通りだ。
1998年9月30日、ラクーンシティ。この日、この街で何が起こったのか。<アンブレラ社>が秘密裏に行ってい た人体実験。「絶望」がこの街で産声をあげる――。
舞台となるのは、巨大複合企業<アンブレラ社>の拠点がある街、ラクーンシティ。この街の孤児院で育った主人公クレア・レッドフィールド(カヤ・スコデラリオ)は、<アンブレラ社>がある事故を起こしたことで、街に異変が起きていると警告する不可解なメッセージを受け取り、ラクーンシティへと戻ってきた。ラクーン市警(R.P.D)の兄クリス・レッドフィールド(ロビー・アメル)はクレアの言うことをありえない陰謀論とあしらうが、やがて二人は街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする。次々と襲い掛かってくる住民たち。そんな中、二人は<アンブレラ社>が秘密裏に人体実験を行ってきたことを知るが…。
原作では「バイオハザード」の洋館事件は1998年7月24日に発生、「バイオハザード2」(および「バイオハザード3」)は同年の9~10月に発生している。 クレアがラクーンシティに到着した時点で、クリスは洋館事件を経てアンブレラを崩壊させるためにヨーロッパへ行っているので、クレアとは行き違いになる。
しかし、ストーリーにもあるが映画ではラクーンシティへやってきたクレアが
YouTubeより
なのでクリスはクレアがラクーンシティにやってくる9月時点までアンブレラの陰謀は全く知らないということになる。
ストーリーからもクリスとクレアを軸に、ラクーンシティでゾンビに襲われ、中盤からクリスはS.T.A.R.S.と合流し洋館へ、クレアはレオンと出逢ってラクーンシティで奔走するという展開になりそうだ。
不安があるとすれば、アークレイの洋館事件とラクーンシティの感染事件が同時進行で尺的に収まるのかという点だ。
まぁ一方ではピアノ演奏したり鎧やら兜やらの鍵を探し歩き、方や警察署で銅像を動かしたりスートの鍵を探し回るなんて地味な展開はないだろうからゲームの尺は当てにならないけど、要素的にはちょっと詰め込みすぎな感もなくはない。
あとホラーって緊張の持続が肝になるから、同時進行で洋館側と街側が進んで切り替わると緊張感が続きづらいかもという懸念はある。
ただ「海底47m」を撮った監督だし、その辺の演出はうまくやってくれるかもしれない。
考察② キャラクター
YouTubeより
クリス・レッドフィールド (ロビー・アメル)
クレア・レッドフィールド (カヤ・スコデラリオ)
ストーリー考察に書いたとおり、原作ではラクーンシティで出逢わない兄妹だが、映画では行動を共にするシーンが出てくる。
YouTubeより
レオン・S・ケネディ (アヴァン・ジョーギア)
おなじみ「バイオハザード」シリーズを支えるもう主人公の一人でありイケメン担当。
「バイオハザード4」以降すっかり、人間を超越したクールアクションをするキャラとなったが、今回は新人警官時代の設定がちゃんと活きているとのこと。
インタビューによれば「バイオハザード RE:2」ではなく、「バイオハザード2」の方の銃オタクで寝坊するキャラクター設定の方を意識しているとのこと。
ジル・バレンタイン (ハナ・ジョン=カーメン)
ファンにとってはクリスの永遠のパートナーと呼べるジルであるが、今回の映画ではクリスとクレアのコンビ感が強いことになりそうなので、出番は控えめになるかもしれない。原作ではジルは1998年9月時点で街に残っていて、ラクーンシティの消滅事件に巻き込まれるが、映画ではクリスたちと合流し洋館へと向かう流れになりそうだ。
YouTubeより
ジル・バレンタイン (ハナ・ジョン=カーメン)
ファンにとってはクリスの永遠のパートナーと呼べるジルであるが、今回の映画ではクリスとクレアのコンビ感が強いことになりそうなので、出番は控えめになるかもしれない。原作ではジルは1998年9月時点で街に残っていて、ラクーンシティの消滅事件に巻き込まれるが、映画ではクリスたちと合流し洋館へと向かう流れになりそうだ。
個人的にゲームで一番好きなキャラはジルで、実写ではミラ・ジョヴォヴィッチの映画シリーズでは、シエンナ・ギロリーのジルが二次元を超越した再現度だったため、正直今回はあまり大きな期待をしていない。
恋するレベル
YouTubeより
アルバート・ウェスカー (トム・ホッパー)
みんな大好き金髪グラサン野郎ことウェスカーだが、予告ではサングラスをしていない。オールバックでもなく、わりとトム・ホッパーそのままなので、どうなるのだろうか。
それにしてもトム・ホッパーはNetflixのドラマ「アンブレラ・アカデミー」でデカくてごつい身体のルーサー(1号)を演じているが、僕はあれを見るたびに「こっちの方がクリス的に良かったんじゃね?」と思っている。
完全に"ゴリス"
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ウィリアム・バーキン (ニール・マクドノー)
「バイオハザード2」におけるボスキャラ"G"ごとウィリアム・バーキン。
ニール・マクドノーは「M.I.緊急医療捜査班」というドラマに主演していて、そちらでは感染症と闘う役だったので、自分の中での闇落ち感が凄い。
予告編ラストにも一瞬"G"第3生態のような姿が映るので、原作に準拠するような設定と展開になりそうだ。
ちなみにアネット( ジャネット・ポーター)やエイダ(リリー・ガオ)なんかも発表されているが、今回の予告編では登場しなかった。
あとバリーとかブラッドっぽいのも映るけど、面倒クセー長くなりそうなのでこの辺で。
てか、これ誰だろう。
では、予告で気付いた小ネタなどを見て行こう。
予告編ラストにも一瞬"G"第3生態のような姿が映るので、原作に準拠するような設定と展開になりそうだ。
YouTubeより
ちなみにアネット( ジャネット・ポーター)やエイダ(リリー・ガオ)なんかも発表されているが、今回の予告編では登場しなかった。
あとバリーとかブラッドっぽいのも映るけど、
YouTubeより
てか、これ誰だろう。
では、予告で気付いた小ネタなどを見て行こう。
考察③ 小ネタ
・トレーラー横転
YouTubeより
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「バイオハザード2」の冒頭で印象的なトレーラーの衝突、横転シーンが再現されている。
トラックのおじさんも健在で、こうしてみると「バイオハザード RE:2」のテイストに近いかもしれない。
注目は横転する場所がラクーン警察署(R.P.D.)のわりと目の前という点だ。ここだったらレオンはいちいち迂回して警察署に行かなくてよい。
・ハンク?
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予告の冒頭でU.S.S.の隊員らしく姿が映る。
そこに映るガスマスク姿の風貌は、まさに"死神"ハンクではないだろうか。こいつはやりそうな顔をしている。みんなガスマスクだけど。
とかいってて普通にゾンビや犬に喰われたりしするかもしれない。
・シェリー?
ウィリアムのシーンで一瞬怯える子どもが映るけど、この子はシェリーだろうか。
※シェリーはクレジットされているので登場予定
・アシュフォード・ツインズ
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クレアとレオンが映写機で映像を見る場面で一瞬映るフィルムのラベルに「ASHFORD TWINS」と書かれている。
アシュフォードの双子とは「バイオハザード:コードベロニカ」に登場する、アルフレッド・アシュフォードとアレクシア・アシュフォードの双子兄妹のこと。映像にも出てくるけど、結構まんまゲーム画面のムービーっぽい雰囲気。
完全にゲームのムービーシーン
個人的な期待なんだけど、映画がヒットして続編をということになればワンチャン「コードベロニカ」の実写化行けるのでは?と思っている。ちょうど映画がクリスとクレアを推している雰囲気もあるし、何よりすごく映画向きのストーリーだ。
合わせて「バイオハザード RE:コードベロニカ」お願いしますカプコンさん。
・リサ・トレヴァー
YouTubeより
「バイオハザード」のリメイクで登場したリサ・トレヴァー。先に発表されていた場面写真でも出ていたので登場することは知られていたが、予告では一瞬リサの研究ファイルが映り、そこには実験体になる前のリサの姿の写真が載っている。
ゲーム内ではファイルの文章のみで説明されて悲惨な姿になる前のリサは出て来ないので、変貌した姿が悲劇的に見える。
こうなる
・ポスター(?)
YouTubeより
「AN AMBRELLA IS A SHELTER FROM THE STORM」(アンブレラは嵐から身を守るシェルターです的な意味?)のポスターみたいなのが貼ってある。
たぶんアンブレラの企業としてのコピーなんだろうけど、デザインがすごくバンクシーっぽい。
・ラスボス問題
最後に、小ネタというわけではないんだけど、ちょっと気になるラスボス問題について。
今のところ予告で確認された敵キャラはゾンビ、ゾンビ犬(ケルベロス)、リッカー、"G"、リサ・トレヴァーだ。
YouTubeより
YouTubeより
YouTubeより
ビジュアル的には期待できそうだし、「バイオハザード」のファーストインパクトこと、ゾンビとの初遭遇シーンの再現はファンには嬉しいところだろう(なんかジグソウみがあるけど)。
ではラスボスをどうするかということだけど「バイオハザード」ならタイラントを出すのではないかと思う。けど確定として"G"が第3形態で登場することが判っているので、後半で"G"とタイラントが出ると、結構大味な展開が平行してしまう。
ここから妄想みたいな考察になるけど、映画では"G"をラスボスとして扱うかもしれない。
洋館側の研究所とラクーンシティの地下にある研究所を一緒のものとして、そこでクリス側とクレア側が合流して"G"を倒す的な流れだとどうだろう。
ただ、それをやると展開的にウェスカーがすごく要らない子扱いになる問題があるので、タイラント出ないのも考えものだ。
その辺りは実際見るまでの楽しみにしておこう。
ということで、2分ちょいの予告編で気になる箇所を書き出した。
どんな映画に仕上がっているか、今から楽しみにしていたい。
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