2019年1月25日金曜日

ポルノグラフィティの歌詞を寺生まれのTさんになんとかしてもらう記事






※寺生まれのTさんとは

「 破ぁ!! 」の掛け声と共に現れ、なんでも吹き飛ばしてくれる寺生まれのすごい人






これを見て久しぶりに寺生まれのTさんネタに対して火が点いた。
元ネタも面白いので、怖いの苦手な人は是非探して読んで欲しい。怖い話が全部「 破ぁ!! 」で吹き飛ばされる。







①ラスト オブ ヒーロー




今や悪い奴らだって 賢くなってきてて
滅多にガォ!なんて姿見せたりしないし

見分けが付きゃしねぇ いったいどいつを倒せばいい


向き合った男。一見は普通の男だ。
俺が君を守らなきゃ、横の彼女を守ろうとするが、守り切れるだろうか。

その時。

「そこまでだ」聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強いTさんだ。


「 破ぁ!! 」と叫んだ。
するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、向かい合った男は吹き飛ばされて消えてしまった。


「すっかりヒーローになっちまったな。さて、次は住民税安い街にでも行くかね」 笑いながらそう言うと立ち去ってしまった。

俺もいつかあんなヒーローになろう。ただ一人、君にとっての。

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。




②曖昧なひとたち




二人並んで歩く その時くらいは手を繋ぐ



そんな曖昧な僕らの関係は続いている。サプライズもマンネリもない道を歩く。それはそれで悪くはない。けれど、僕らの間には曖昧という線が横たわっている。


その時。


「 破ぁ!」という声が聞こえた。
あれは、友人の寺生まれのTさんだ。

その声に驚いた彼女は僕に抱きついた。
僕も思わず、抱きしめ返していた。


「『あいまい』という文字の中には『あい』という文字も含まれてるんだぜ」
そう言うと、Tさんは寒そうに身を縮めながら、駅へと消えていってしまった。

それから不思議と彼女との曖昧だった関係が進展した。
僕らもまた新しい道を歩みだしたのだ。未来に向けて、自分たちのペースで。

寺生まれってすごい、あらためてそう思った。



③2012Spark




熱い鍔迫り合い 肚に秘めてる決意
狙う振り向き様 勝負はいつも水心


お互い、一歩も譲らない。ここからは、俺の時代だ。
目の前にある現実、或いはそれは「ライバル」と呼べるものかもしれない。

再び剣を交えようとした瞬間、「そこまでだ」という声と共に眩い閃光が走った。


「 破ぁ!! 」


彼がTemple Man、寺生まれのTさんが放ったLITTLE SPARK。
それは闇夜の空に火花を散らし、そこには熱い南風が吹き抜けた思わず僕らは剣を放し、尻餅をつく。

「誰かの時代か?そんなもん俺達の時代に決まってんだろ」

得意気な顔でそう言うと、TさんはLEDが光る信号機を静かに渡って去ってしまった。
そうだ。誰のものでもない、今は俺達みんなの時代だ。立ち向かうべきは、時代なのだ。

時代を相手に闘うTさん。俺達も負けてられない。
寺生まれって凄い、そう思わされた。










④スロウ・ザ・コイン




勝手なもんだね イマジネーション
少しくらいは許して メランコリー
選ばなかった未来の方を
時々覗き見したくなるよ


あの時、あっちの道に行っていたらどうなっていただろう。
自問自答したとて、そこに正解などない。

しかし、久しぶりに見た話題が婚約とは。そんな情報が自然に入ってきてしまう世の中は、どこか皮肉めいている。なぜか、ここに来てしまった。初詣の思い出も遠き日のこと。あの時とは違って参道は静かだ。

神様に訊いてみようか、こちらの道は正しかったのか。
そんなモヤモヤとした気持ちで歩いていると、森の中に声が木霊した。

「 破ぁ!! 」


知り合いの、寺生まれのTさんだった。「久しぶりだな」そう言うと僕の悩みなんか見透かしたように。

「投げたコインはもう戻らない。神様が願いを叶えてくれるなんて誰が言った?まずは、自分を信じろ」

そう言う。寺生まれのクセになんで神社にいるんだろう?と思っていると、また全部まるっとお見通しだとばかりに。

「うちの宗派は大丈夫なんだよ。『神仏習合』って言葉覚えときな」

と言ってTさんは真っ直ぐ伸びた参道を抜けて去ってしまった。僕も迷ってる場合じゃない。自分の信じた道を進まなきゃ。

いつしかモヤモヤは、すっかり晴れてしまっていた。
寺生まれってすごい、改めてそう思った。




⑤カルマの坂




崩れ落ちて動かなくなった男を見下ろす。醜く肥えた身体からは血が止めどなく流れていた。

神様がいるとしたら、なぜ僕らだけ愛してくれないのか。


怒りと憎しみの切っ先をはらい、
血で濡らし辿り着いた少女はもう、
壊された魂で微笑んだ。
最後の一振りを少女に…



「 破ぁ!! !」


その瞬間、剣は光と共に砕け散った。
見るとそこにいたのは、寺生まれのTさんだ。

「神様が愛してくれないんなら、俺が愛してやる。でも盗みは、ほどほどにな」

そう言うと、静かに坂を下っていった。

「寺生まれって、スゴい」

呟くと少年は、少女と静かに抱き合った。


-ある時代ある場所の物語-




⑥この胸を、愛を射よ




雷がまさに君を貫こうと唸ってるなら「 破ぁ!! 」
狼の群れが君の眠りを狙ってるなら「 破ぁ!! 」
ほんの少し勇気が必要な時には「 破ぁ!! 」


寺生まれって、本当に凄い。


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