2020年1月19日日曜日

ほんとにあった!呪いのビデオ82 ネタバレ感想







いきなり脱線するが、スカパーのエンタメ~テレで始まった寺内康太郎監督の最新作「心霊マスターテープ」が最高に面白い。

ある心霊映像を追うというモキュメンタリーなんだけど、ホラー好きにとってたまらないくらい、様々な名物スタッフが垣根を越えて勢揃いして、これが俺たちにとってのアベンジャーズだ!といわんばかりで興奮できる。

オススメです。

今回はそんなエンタメ~テレでようやく放送になったこれ。


ほんとにあった!呪いのビデオ82 ネタバレ感想














【スタッフ】
演出:KANEDA
構成:KANEDA、新津 徳也、美濃 良偲
演出協力:菊池 宣秀、美濃 良偲、藤本 裕貴、細沼 孝之
製作:張江 肇、鈴木 ワタル
プロデューサー:張江 暁、岩村 修
演出補:中田亮、知花はる
音楽・音響効果:久徳亮、ボン

【キャスト】
ナレーション:中村義洋


ナイトサファリ



とある地方のナイトサファリの映像。投稿者は、専用バスの窓からスマホを使って夜に活動する動物達の様子を撮影したという。その映像に、園内にいるはずのない“モノ”が映り込んでいた…。


鹿かわいい。
ナイトサファリって楽しそうだな。

多くの観光客が乗っていたバスで、投稿者のカメラだけに映った姿。

「鹿でした」

違う。

首のない作業員の姿。そして、ライオンの乗った台の下にはその頭部と思しき頭が。

頭が落ちてしまったけどライオン怖くて近づけない幽霊と思うと面白い。




佇む者




ライダーの男性が撮影した映像。女性が雨の降る中、傘も差さず俯いて沿道に立っている。横断歩道を渡る気配もない、不可解な様子の女性の姿。一見、普通の通行人にも思えるのだが…。


バイクを乗っている動画。
生憎の雨。正直、バイク乗らないので雨の中走るバイクを見る方がなんかハラハラする。

雨ではなく霊によって転倒するのだけど、なかなか生々しい。同じ人影が走っていると何回も現れるというのは、以前にもあったけど結構好きな部類。


関係ないんだけど、この間「封印映像41」に、同じようなネタがあったんだけど、ツーリングが趣味という男性の愛車が思いっきり普通の街中走るようなスクーターで大爆笑したのを思い出した。





静止する身体 前編



投稿者の女性が友人の家を訪ねた際の不可解な映像。カメラを向けられた友人の女性の動きが静止し、どこか一点をただ見つめているのだ。投稿者はそれに気づかず会話を続けているのだが…。


もしかして、「夏の三部作」だったっけ?
面倒くせ書き起こしが一気に大変になる。


投稿者、三橋百合子(美人)の友人のマンション。

会話をしているが、投稿者の友人の身体が急に停止してしまう。しかし投稿者は会話を続けているし、友人の声も記録されている。

投稿者百合子の動画を見返していて、それに気づいたという。

投稿者の旦那が「呪いのビデオ」を紹介し、友人にはまだ見せてないという。

後日友人である磯貝さつきにその映像を見てもらう。

さつきは家に人を入れるのはちょっと、と取材を憚れる。
磯貝さつき、なんかどこかで見たことあるようは気がするけど、気のせいか。

インタビューを見ていても、なんか新しいスタッフ微妙に歯切れの悪いコメントが多い印象。なんか探り探りインタビューしているのが気になる。

後日スタッフが映像に、身体が静止してしまう事象の他に、扉のガラスに黒い女性のようは人影が映っていることに気づく。

影の方は事象としては、とても微妙。

そこに電話が入る。

なお、百合子とさつきのインタビュー動画に不可解な映像があったと連絡が入る。サブカメラの映像で三橋の身体が静止していたのだった。


後編へ続く。








初日の出



今年の正月、関東地方に住む男性が夫婦で、とある山の神社に初詣に行った際、高台で撮影したという映像。投稿者のカメラが高台の下の方を映した時、ケロイド状に爛れた顔が写りこんでおり…。


至極どうでもいいが、最近眠くて初日の出はおろか深夜に寝てしまい、だいぶ日が登った頃にしか起きれなくなってしまった。

映像見ててもみんな元気だなと思ってしまう

顔?あぁ、あったあった。



何を呼ぶ



投稿者の男性が恋人ととある温泉旅館へ行った際の映像。仲良く卓球に興じるカップルの後方の窓に青白い少女の姿が…。スタッフは、とあるWEBサイトでこの地域に関する気になる記述を発見する。


温泉で卓球…
まだそんな旅館あるんだな。

ずっとカメラ回してしまうほど浮かれた初旅行ならもうちょっと奮発せーよ。

窓に佇む青白い少女の姿。リプレイで止めてアップにしてようやくわかった。

あるWebサイトでは「声がする」ということや、「呼ぶ少女」の噂が書かれていた。

それを示すようにスタッフが、少女の姿が現れる前に「戻れ こっちへ」という声が入っていることに気づく。

いや、声もわかりづらい…

にしても、呼ぶ少女なら「戻れ」じゃなくて「来い」とかの方が正しくないか。戻れって呼び戻すことになってしまうじゃん。



マジシャン



投稿者の男性が、とある繁華街で食事の帰りに撮影したという映像。駅に向かう途中の路上で手品師の男性に話しかけられたのだという。手品師の男性の背後に髪の長い女性の姿が…。


客のオッサンのベタすぎるリアクションのがホラー。
言うほど道端にマジシャンいるか?

手元映した時になんでカードにモザイクが掛かってるんだろう。

霊らしき者が映っていたということで、投稿者が手品師の男性に後日連絡したというが、どうやって?連絡先交換したの?というかあれだけでなんで手品師に憑いているとわかるの?とそっちのが不思議。

その肝心の髪の長い女の霊がまたわかりづらい。
これでつきまとわれてた女と判別するのは無理がある。というか、手品師はなんでその女が死んだことを知ってるんだ?

いっそカードの図柄にでも化けて出てくれ。



切断



会社員である投稿者が、職場の同僚とヨーロッパのとある国を訪れた際、撮影したという映像。街中に一台の車が通り過ぎた直後、世にもおぞましい奇怪なものが紛れ込んでしまっている。


海外シリーズ。

テケテケ的な霊なのだけど、いやさすがにもうちょっと映像を頑張ってくれ…
CG丸出しなのはいいとしても、酷すぎやしないか。

あれくらいなら菊池D時代くらい吹っ切れてインパクト路線に行ってもいいと思う。



静止する身体 後編



大変な事態になった。投稿者である三橋百合子とその夫が車で移動している際に事故を起こしたのだという。幸い、夫婦ともに軽傷で済んだものの、その時の様子が何とも不可解だったという…。


電話が入り、百合子が旦那の運転する車で事故に巻き込まれていたという。
事故の際に不自然なことがあり、ハンドルが勝手に回ってしまっているような状態になり、ガードレールに突っ込んだという。

さつきの方も同日に歩道橋から何者かに押され転落して負傷していた。

スタッフはインタビュー時の映像を見てもらうことに。
スタッフは再度さつきに部屋の取材の交渉をするが、また断られてしまう。

インタビュー中、百合子の勤め先の大学で不思議な出来事に巻き込まれていた話をする。

スタッフは百合子の大学へ取材に行く。不思議な出来事とは、校内の階段で後方に人の気配を感じたが誰もいなかった。先に進むと、いつも通ってる道の前方に行ってはならない気配を感じ、違う道を行った。

スタッフは再度さつきの家に取材したいと申し出る。撮影しないと言っても、人を入れたくないと頑なに断られる。その態度は不自然なほどに。

大学に調査協力を仰ぎ、百合子が体験した出来事の日の監視カメラを確認させてもらうと、そこに黒い服を着た人物が映っていた。


今回「シリーズ:監視カメラ」ないのかと思ったら、長編でくるという変化球。けれど映像としてはとても地味で微妙。
長編の映像も身体が静止する映像はまずまずいいけれど、影はどちらもわかりづらい。

「驚愕の事実が明らかになっていく」という言葉に楽しみよりも、また三部作らしくこじれていく光景が浮かんでしまう。

わー楽しみ。


全体を通して、地味な映像が多く、良かったのは「佇む者」くらいかな。「ナイトサファリ」も二段構えで悪くないけど、ライオンの方が怖い。

派手にしすぎないでリアリティ路線でいきたいなら映像の出来が良くないし、映像のインパクトの路線でいきたいなら地味だしというどっちつかず。

てなわけで今回はここまで。



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