今週末いよいよ因島公演を迎えようとしている。
しかしながら、台風10号が接近していることもあり、現在開催について中止の可能性を含めて協議が進められている。
僕は因島のチケット外れたし、何かを書いたところで何も解決しないんだけど、何かしてないと気持ちが潰れてしまいそうなのでこれを書いている。
いつかの日のポルノファンのリアルな心境として残しておきたい。何の解決もないし、途中から荒ぶるけど勘弁してほしい。
ポルノグラフィティと雨
荒天によるライヴ中止。
ファンの頭を過るのは6年前の光景だろう。
2018年の9月「しまなみロマンスポルノ」として尾道で開催された20周年イヤーのスタートとなる野外ライヴだ。
このブログをよく読んでいただいてる方は散々書いてきたことだと思うが、お付き合いいただきたい。
その年の7月、西日本地方で豪雨による災害が発生した。ライヴはその豪雨災害への寄付をするという意義も兼ね行われることとなった。
そして迎えた当日、雨のなか行われた20周年のキックオフ。
しかしながら翌日、2日目のライヴは避難勧告により中止となることが決定した。
この決断を下した岡野昭仁、新藤晴一の表情を忘れることはできない。
細かなことは当時の記事を読んでほしい。
ポルノの2人は自分たちの事ではなく、来てくれた観客へ、このステージをつくってくれた関係者やスタッフへ、申し訳ないと思ったからこそ、あの表情になったのだ。
雨だと2008年のゲリラ豪雨の横浜スタジアムも思い浮かぶかもしれない。
と、まぁ個人的な思い出まで入れればファンには必ず一つや二つ雨にまつわるエピソードが浮かぶことだろう。
何が言いたいのかと言うと、あんな2人の表情をもう見たくないんだよ。
こんなに僕らを思って活動を続けてくれて、少しでも楽しんでほしいと思ってこのライヴを迎えようとしてる2人に。
僕は神は信じているわけではないけど。
もし存在してこんな仕打ちをするのなら、神なんていない方がマシだ。
もしいるなら、全力でぶっ飛ばしてやる。
悔しくて仕方ない。
無力な自分も、無情な天気も。
自分が行くわけでもないのに、感情が押し潰されそうだ。
感情を潰す感情の中身は、行き場のない怒りだ。
メンバーたちの気持ちも、ファンたちの気持ちも全て伝わってくる。
今でさえ「もうメンバーに悲しんでほしくない」という想いがTLに溢れていた。
別アーティストファンの、ライヴに対しての冷笑コメントが混じってたのでソイツはブロックした。
開催してほしい、という気持ちは言うまでもない。
しかしながら、闇雲にそれを求めることもまた違うと思う。
後半はそのことを。
ポルノグラフィティと責任
これを書いている時点(8/28夜現在)で、まだ決定は下されていない。
しかし、今の台風の進路情報でいけば、特に土曜日の初日はかなり厳しいかと見込まれる。
おそらく鉄道で運休もあるだろうし、場合によってはしまなみ海道も通行止めになる可能性もあるとニュースで見かけた。
明日8/29の正午にまた公式より発表が予定されているが、正直かなり分が悪い。
ライヴは人の手で創られる。
ステージはライヴ当日現れるわけではなくて、多くの人の手で一つひとつ組み上げられる。
そこにまた多くのスタッフが音楽を届けるために機材を準備していく。
当然ながら当日ではなく事前に設営をするわけで、台風が迫るなか、もしかしたら設営を続けている方々もいるはずだ。
台風の風でステージセットが壊れるかもしれない。
座席の椅子が吹き飛ばされるかもしれない。
それによって誰かが怪我をしてしまうかもしれない。
それは当日もバラし(片付け)だって同じだ。
もし開催の決断をすれば、ポルノグラフィティはその全ての責任を負うことになる。
一人でも台風によって怪我人が出れば、その決断を背負うことになる。
だから、僕はその決断を尊重するしかない。
もしもの時はせめて横浜だけでも、とは思わない。
なんとか因島だけでも参加できるという方も少なくないだろうから。
それはそれで無責任な気がして。
もどかしい。
ただ、虚しい。
やっぱり僕には何もできなくて、祈るしかない。
じゃあ何に祈れば、すがればいいんだ?
今はただ全てが無事に終わることを祈る。
神とかいうクソ野郎に。
俺たちから解放区を奪うなよ。
SONGS ポルノグラフィティ×密着・20年目のふるさとライブがダメ、本当にダメ
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